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三十糎艦船連合呉支部

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JR呉駅

現在の駅舎は、1981年(昭和56年)7月7日に営業開始した四代目である。 初代の呉駅は、山陽鉄道(当時)海田市−呉間を結ぶ官設鉄道の終着駅として、1903年(明治36年)12月27日に開業した。

呉線の営業は、1904年(明治37年)12月より山陽鉄道に委託されたが、 山陽鉄道の国有化により1906年(明治39年)12月1日 、再び官営となった。 1935年(昭和10年)11月24日、呉線三原−海田市(三呉線を改称、呉線を編入)の全通により、途中駅となった。 なお、三呉線とは、1922年(大正11年)4月11日に法律第37号で公布された鉄道敷設法において「政府ノ敷設スヘキ予定鉄道線路」として別表に掲げられた「広島県三原ヨリ竹原ヲ経テ呉ニ至ル鉄道」に相当する。

二代目の駅舎は鉄筋コンクリート造で、1923年(大正12年)8月13日に竣工したが、1945年(昭和20年)7月2日の空襲により、駅舎は全焼した。 1946年(昭和21年)4月30日、木造平屋建の駅舎が三代目として竣工、5月6日に竣工式を挙行し、翌7日より使用開始となった。

呉駅

呉駅

呉駅

呉駅

二代目呉駅

戦前の絵葉書に見る二代目駅舎。

参考資料

  • 呉市史編纂委員会編.呉市史第4巻.呉,呉市役所,1976,p66-70
  • 岡田裕雄編.呉と鉄道:呉駅からみた史的現状分析とその対策.呉,呉駅開設50周年記念誌出版後援会,1950,p357-369
  • 三宅俊彦.改正「鉄道敷設法」別表を読む.東京,JTB,1999,31-32p,旅.1999年11月号別冊付録 第73巻第11号 通巻874号