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コメント紹介ページです。ギンザめざましクラシックス プロデューサー高嶋ちさ子さんのご厚意により、これまでのめざクラを振り返ってのコメントをいただく事ができました。 |
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■ 〜めざクラと私〜 |
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私が初めて軽部さんにお会いしたのは「めざましテレビ」の“クラシック界の美女達”という特集の収録の時でした。
私はその時、他にどんなクラシックの演奏家が出るかも知らずに、いつものようにバカを言いまくっていました。
オンエアーを見たら、なんと、かたやバリバリにクラシックの王道をいく諏訪内晶子さんで、その直後にお笑い芸人のような私…。
すごくショックだったのですが、その時がご縁で軽部さんと仲良くなったのでした。
その後、美味しいものを食べに行ったり、音楽の話をしたり、で、その中で「いつか、一緒にコンサートやりたいですね」どちらからともなく、そんな話がでたのでした。実現するかしないかもわからないうちから、やりたいことをお互い話したりして。
そこに、私が4才の時から知ってるおじさんが「やるか!!姫のために」と重い腰を軽々とあげてくれたのでした。
1997年当時、そのおじさんはキョードー東京の副社長でした。そんな山崎さんも今や、社長。
そんなキョードー東京の方々のおかげで、スタッフは超一流の方々ばかり。音声に、三大テノール公演を担当しているベテラン勢。
照明にはサラ・ブライトマンなどを手がけているこれまた大御所。ひょうたんから駒とはまさにこのことでした。
自分と軽部さんの夢がこんなに簡単に実現していくなんて、思っても見ませんでした。人生を甘く見ていたのはこのころだったのかもしれません。
第一回目に出演者を張り切って集めたので、第二回目以降レベルを落とさないようにと、どんどんすばらしいゲストを集めるために、
それはそれはものすごい苦労をスタッフ全員でしてきました。毎回、終わると同時に次の回のことを考え、余韻を楽しめるのはほんの数日かもしれません。
コンサート直前は、「もう、だめだ、間に合わない」とか「今回はゲスト無しだ」とか、もう崖っぷちなことはしょっちゅうで、
自分でも「何でここまでやるんだろう、もう今回でおしまいかもしれない」などと、投げやりになりそうになったりして。
それでも、ここまでがんばってこれたのは、このコンサートを作っているみんなが「自分のコンサート、自分たちのコンサート」というそれぞれの責任感にも似た意識と、
お客さんからの「楽しかった、おもしろかった、泣いちゃった」などなどの感想と「次が楽しみです」の言葉があるからだと思います。
クラシックのコンサートで、10回も続くほどの人気の物って本当にまれだと思います。
我々も本当にここまで続くと思っていませんでした。
これからも一回一回に全勢力を注いで、がんばっておもしろいコンサートを作っていきたいと思っています。
あと最後に。
コンサートで表に出ているのは軽部さんと私と他の演奏者だけだけど、舞台の上には出ていなくても、私たちと同じくらい、
いやもっとこのコンサートのためにがんばっている人達がたくさんいることもみなさんにちょっと知っておいてもらいたいです。(みなさんを“めざクラ”フリークとみこんで)
まず、
アレンジャー : 荻野 清子さん(最近の編曲は全部この方にお世話になっています)
音楽監督 : 清水 恵介さん
舞台監督 : 嶋 健さん
音響 : 根本 吉昭さん
照明 : 大岸 一博さん
構成 : 山下 雅民さん
製作 : 山崎 芳人さん
制作 : 川元 祐弘さん、中島 真由美さん
すべてを統括している 渡邊 和雄さん
そして、この公演に協賛してくださっている株式会社ブルボンさん
こんなに沢山の方々に支えられ“めざクラ”は成り立っているのです。
この場を借りて、みなさん本当にありがとうございます。
そして、今後とも我々のコンサートをよろしくお願いします。
2000年3月21日
ギンザめざましクラシックス プロデューサー 高嶋ちさ子 |
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