The Mifa official visitor`s guide to Germany 
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ドイツ、というよりはヨーロッパ名物の縦列駐車。
この風景を目にすると、「ヨーロッパに来たなぁ〜」
っと改めて実感します。
Dreizehn/Januar 2006
Vitied in Germany/In heidelberg
 腹ごなしをし、レッドブルをグビっと飲み、ガソリンも満タンした後、一気に車をアウトバーンを走らせます。途中、長い下り坂で背後から、おじいちゃんがドライブする500馬力以上を誇る現行のBMWのM5にあおられ、今回の最高速度205キロをマーク。このような高速域においてもズシっと安定し続けるオペルメリーバの潜在性能には驚かされるばかりでした。
 その甲斐もあってか??予定よりは一時間近くも早く、ハイデルベルグには到着します。ハイデルベルグといえば、ドイツ最古の大学ハイデルベルグ大学があり、またゲーテが書いた「アルト・ハイデルベルグ」の舞台になった場所でも有名らしいですが、僕はそんな知的なことは一切知りませんでした。まっ、言うならドイツのケンブリッジ、もしくはオックスフォードのような街なんでしょうか!
 でもとにかく何ていうか、落ち着いた雰囲気の街で居心地もよく、結局二泊もしてしまいました。

ドイツの二之宮金次郎??です。
街中のそこらじゅうベンチに座っています。

ここの人口の3割が学生なんだそうです。
多分、みんな賢いですね!


ケーブルカーの駅を出たところです。
一面、辺りが雪化粧されています。
 ハイデルベルグでもう一つ有名なのはハイデルベルグ城(上の大きな画像)。詳しい歴史は旅行書に譲りますが(っていうか知らない!!)、ココにたどり着くまでが結構大変!!。小高い丘or山の上にあるのですが、パッと見上げるだけで行く気が失せるほど急に山の上にそびえ立っているわけです。仕方なく、テクテク歩いていると、なんと山のふもとからケーブルカーが運行しているではありませんか!迷わずの往復チケットを買い、ケーブルカーに乗り込むと、静かにそれは走り出し、五分とかからずに山頂に到着。
 駅から外へ出ると一面は銀世界で、うっかりしていると足を滑らせドイツの世界最高水準の医療を受けないとイケなくなります。もっとも、そう思っていたら、目の前のオバちゃんが、スッテン・コロリンっと思いっきりひっくり返っていました。もっとも、僕も二日前にニュルブルクリンクサーキットのパドック裏で雪で足を滑らせ、腰を強打したのですが・・・・・。ほんと、あまりの痛さに唸りましたね。あと、それを見たスタッフのオバちゃんがビックリして駆けつけてくれたことで、ドイツ人の皆さんの優しさを感じたりもしました。

断崖絶壁のような所に廃墟が突っ立っているので
かなりイカツイ様相です。
 さてさて、肝心のハイデルベルグ城ですが、パッと見は普通の廃墟です。プファルツという人の居城でバロック、ルネッサンス様式のその建築様式には歴史的にも目を見張るものがあるらしいですが、どうみても私には中世ヨーロッパの姉歯物件のようにしか見えないですねぇ〜。こりゃ〜即秒で裁判沙汰になってしまいますね。
 ただ、こんな僕でもちょっと面白いと感じたのが、中にある薬物博物館と地下にあるワインの大樽です。この薬物博物館にはヘロインやマリファナなど、世界の麻薬が展示され、実物大の薬物中毒患者が展示されている!っていうのはウソで、医療先進国らしく、中世にはすでに西洋医学が発達していたことを覗かさせられるような医療機器をはじめ、天秤や薬を煎じて粉末にするための機器や書物が多数展示されています。
 また、別塔の地下にある大樽には22万リットルのワインが貯蔵されているそうです。確か試飲も出来るそうなんですが、この日はスタッフの方は誰もいてなくて、大樽、小樽がボヨヨ〜ンっと置いてあるだけでした。

↑上の写真:ワイン作りにかかせない??
ぶどうをつぶすためのガラガラだと思いますが、
詳しいことは知りません。
←左の写真:ウチの母親と大樽です。うちの母親がデカイのでは
ありません。樽がデカイのです。あしからず!!

地下の様相。奥行き間口はかなりありますが、
天井は思いのほか低く、多少の圧迫感を感じます。


帰りの坂道。雪で滑ってめっちゃ危ないの!
ケーブルカーの往復チケットを買っていたにも関わらず
怖い目して歩いて下りました。アホみたいですよ。


かなりの老舗の有名ホテルらしいですね。
ただ、ランチは即効で断られました!!
 下山??して、あまりの空腹から、昼ご飯を食べていないことに気付きます。ふもと近くにあるホテル・リッターという老舗有名ホテルで昼食をとろうと、フロントに伺いを立てますが残念ながら、ココのレストランはディナーのみ!仕方なく、メイン通りをテクテク市内中心部に向けて足を進めると、通り両側にはタイや韓国のレストランがやたらと目に付きます。特に多いというわワケでもないのですが、普段からタイによく行ってるせいか、とりわけタイ料理店には目が行くワケです。確かにドイツとタイは仲が良く、バンコク市内でも多くのドイツ人をよく見ますし、確かBTS(スカイトレイン)やMRT(地下鉄)の車両もドイツのシーメンス製だったと思います。ちなみに私も以前、ヨーロッパ&タイで使うGSM方式の携帯電話はシーメンスを使っていましたが、すぐに潰れました!!
 さすがにドイツまで来てタイ料理を食らうのも、嫌なので、何がなんでもドイツ料理店を探します。そんなことをしているうちに、一件の小洒落たレストランを見つけ入ることに。もっともヨーロッパのトラディッショナルなレストランはアジア人である私等にはどこも洒落た感じに見えるのですが。
 ところが何気に入ったこのレストラン。味はメチャ美味い!!それにウィイトレスのお姉ちゃんもメチャかわいい!!ソーセージもオーソドックな焼いたものから、茹でたもの、さらには生のタルタルステーキみたいなヤツ、パンに塗って食べるらしいですが、そのときはあえて豚肉ではなく、ラム肉のソーセージをオーダーすることにしました。
 
 もしかして、めっちゃ臭みがあるのかな!っという不安はよそに、実際、食べてみるとそんな臭みなんか皆無。ただ、歯ごたえは種類にもよるんでしょうが、豚肉のと比べてもやわらかく、パリッとした食感が好きな僕には若干の物足りなさを覚えました。
とはいえ、何をオーダーしても美味しいし、ウィイトレスのお姉ちゃんも親切で可愛いし、そういうわけで3日間の滞在中、毎晩、計3回ほど通うことになりました。

 余談ですが、ドイツ人はヨーロッパの中でも、かなりベッピンさの部類に入ります。アングロサクソン系であるアメリカ人やイギリス人は、「ボテッ」っと肥えた人が多いのですが(あくまでも僕の主観ですが!!)、ゲルマン民族のドイツ人の女の子はみんなスリムで(そうでない人もいますが)小顔でメチャ良い感じです。一般に東ヨーロッパの女の子はベッピンさんが多いと言われますが、すぐお隣が東ヨーロッパであるドイツも、この影響を大きく受けているのかも知れません。さすがに写真を撮るとセクハラになるので出来ませんでしたが・・・・・・。

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