お子さんが生まれると、多くのワクチンを短期間に接種するスケジュールに驚く親御さんが多くいらっしゃいます。「こんなに打って大丈夫?」という不安は当然ですが、接種タイミングにはきちんと医学的な根拠があります。
① なぜ予防接種が重要なのか
生後すぐの赤ちゃんは免疫が未熟で、感染症にかかると重症化しやすい状態です。ワクチンで免疫を作ることで、重い合併症・後遺症・死亡を防ぐことができます。また社会全体での接種率を高めることで「集団免疫」が生まれ、接種できない乳幼児も守られます。
② 年齢別おすすめ接種スケジュール
📋 主なワクチンと時期(定期接種)
- 生後2ヶ月〜:ヒブ・小児用肺炎球菌・ロタウイルス・B型肝炎
- 生後3ヶ月〜:4種混合(DPT-IPV)
- 生後5〜8ヶ月:BCG
- 1歳〜:MR(麻疹・風疹)・水痘・おたふくかぜ
- 2歳〜:日本脳炎
- 小学生:MR第2期・日本脳炎第2期
- 中学生:二種混合・HPV(子宮頸がん)
③ よくある疑問Q&A
Q. 複数のワクチンを同時接種しても安全?
はい、安全です。同時接種は世界標準であり、赤ちゃんの免疫系はたくさんの抗原に同時に対応できる能力を持っています。むしろ接種を分散するとスケジュールが遅れ、感染リスクの期間が長くなるデメリットがあります。
Q. 熱が出たら接種できない?
37.5℃以上の発熱がある場合は接種を延期します。鼻水・咳だけなど軽微な風邪症状であれば、医師が問診で判断します。
④ 当院での接種の流れ
当院では予防接種専用の時間帯を設けており、待ち時間が少なく安心してお越しいただけます。接種後は院内で15〜30分経過観察を行います。Web予約・電話予約に対応しています。