M-8 GREYHOUND(その3)


その1  キット付属のキャリバー50は非常に素晴らしい出来です。恐らくミニスケ史上最高の出来ではないでしょうか。
で、これだけでも別売りしてくれないかなあと思っていたところ、タイミング良く発売されました。(画像)
しかもエッチング付き。三脚等使えないパーツが入っているのはお約束ですが(笑)
しかし2本入りで1000円越えというのは高いのか、安いのか…。

その2  上のエッチングの弾薬箱。小さすぎてピントが合わない…。
上蓋を除いて箱組み式なのですが、エッチングの厚みを考慮していない為、そのままではピッタリ組めません。接合面のどちらかを厚み分わずかにカッターで削ぐように落としたほうが良いでしょう。
下部表面の文字モールドが見えるでしょうか?
その3  キャリバー50はこんな感じです。若干モールドを追加自作。
後部ハンドルのエッチングパーツは長すぎなので少しカット。
下に見えるのは上の弾薬箱を複製したもの。
その4  自作したドライバーズハッチ。
上部は強度確保の為に真鍮板、前部は透明プラ板。
これらは基本塗装後に取り付けとなります。
これで一応工作作業は終了です。
その5  基本塗装としてMrカラーのオリーブドラブにブラックを混ぜてかなり黒に近くしたもので全体に吹いた後、土草色+オリーブドラブでグラデーション塗装。
その6  デカールを貼った後、ハンブロールのタン系の色(名前を失念)でドライブラシ。
1日置いて油彩のセピアを薄く溶いてフィルターをかけた後、ハンブロールの「サテンコート」にタミヤのフラットベースを若干混ぜたものを吹いて、若干のグロス仕上げ。
装具類及び足回りの汚しはこの後に行ないました。
 ちなみにデカールは薄いは割れるはで苦労しました。失敗した部分は筆でタッチアップしてゴマカシ。(汗)
その7  反対側より。
ミリタリーモデリング誌の作例では同じ小隊の車両をドラブと黒の2色迷彩として仕上げていました。確かに実車写真をみると迷彩のようにも退色のようにも見えます。
まあ私は厳格な考証派ではないのでカッコイイと思う方、従来の解釈通りのドラブ単色 としました。
その8  車体を完全にツヤ消しにしなかったのは、バッグや毛布の装備品(及びフィギュア)との質感の差を表現したかったからです。
布製の装具類の塗装はフィギュア塗装のやり方と同じです。
機銃は黒で塗った後、流行の?鉛筆こすりで仕上げてあります。
その9  車体内部は適当に「それらしく」作ったのですが、ドライバーズハッチから予想以上に内部が丸見えになることに途中で気付き、後悔するも後の祭。ということでフィギュアの登場です。
 ミリキャストのFig.39「American AFV Crew No.4」を少し手を入れて使用。
同社の一連のフィギュアもプライザーを原型に使用しはじめてグッとよくなりました。
特にコイツと英兵「フットパトロール」はスペアヘッドも多く付いていて超オススメです。
犬はプライザーの動物セットのものを首の角度を変えたもの。

その1へ戻る
その2へ戻る
その4へ進む
[HOME]