平和への権利とスペイン

平和への権利とスペインの関わりは、2006年のスペイン国際人権法協会(SSIHRL)の「平和への権利国際キャンペーン」が始まりである。平和への権利国連宣言をめざしてー国連人権理事会(これまでの経過)
スペイン議会は、平和への権利支持決議をした。ゲルニカ爆撃も、スペインが平和への権利に関与している遠因であろう。

平和への権利、これまでの道のり

  1. 2006年 スペイン国際人権法協会(SSIHRL)が「平和への権利国際キャンペーン」を始める。
  2. 2010年12月 スペインの「平和への権利国際NGO会議」で、サンチアゴ宣言が採択される。
  3. スペイン議会による平和への権利支持決議(2011年9月14日)
    「2011年9月14日にスペイン議会によって採択された、平和への権利を支持する決議において、議会はスペイン政府に対し、個人と人民の平和への権利を入れるべく国連での平和への権利の公式な法典化プロセスを支持するよう強く促し、「平和への権利に関する法典化プロセスの友好国グループ」に加わるよう強く促し、同決議をスペインが当事国となっている全機関及び国際組織に送付するよう強く促した。」 スペイン議会による平和への権利支持決議にスペイン議会での議事録が書いてある。バスク、カタルーニャ地方の議員が決議案の提案をした。

スペインのゲルニカ爆撃

ゲルニカ爆撃は世界初の無差別都市攻撃だった。この事と、スペイン国際人権法協会(SSIHRL)が「平和への権利国際キャンペーン」は無関係ではないと思う。

無差別都市攻撃は平和への権利に反する

  1. 1937年、スペイン、ゲルニカへのドイツ軍の空爆。焼夷弾が本格的に使用された世界初の空襲であり、「史上初の都市無差別爆撃」とされることもある。
  2. 1940年代、重慶への日本軍の爆撃。
  3. 1945年2月、ドレスデン(ドイツ)への連合国軍の爆撃。
  4. 1945年3月10日、東京大空襲。焼夷弾が使われた。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。