松本市の国産畳表の店 百瀬畳店

畳選びの3つの基準

畳の表面は“い草”という植物を織り上げたものです。この素材の善し悪しが畳の品質を決めます。良い素材を見分けるには次の3つの基準があります。

1.長いい草ほど均質

いぐさ写真い草は植物ですから、どうしても先方は細く茶色で、根っこは太く白っぽくなります。長いい草だと、均質な真ん中部分だけを使うことができ、色が揃ったきれいな畳になります。一方、短いい草だと両端も使うため、見た目が良くない畳になりがちです。

2.い草本数が多いほど肌触りがよい

畳表は1畳あたり約3500〜7500本のい草で織ってあります。本数が多いと畳表の目がギュッと詰まって、畳表の厚みが増し、肌触りの良い畳になります。い草1本にかかる負荷も少なくなって、耐久性がアップします。また、目が詰まった畳表はゴミが中まで入り込みにくいため、掃除機で吸えば綺麗になり、水をこぼしても染み込みにくいものです。

3.麻糸を使った方が厚くて丈夫

麻糸を使った畳表の説明中級品までの畳は中の糸に綿糸、上級品以上は麻糸または麻糸+綿糸を使用しています。麻糸+綿糸を使っている畳は、地の厚い丈夫な畳になります。見分けるのはとても簡単です。畳の表面のい草を釘などでちょっと寄せれば、中の糸が見えます。是非、お家の畳をチェックしてみて下さい。

◆ 国産の畳表であることも大切です

国産畳表と中国産畳表 安い畳表では中国製の畳表を使用しています。国産に比べて、中国製はい草が軟弱で、使用されている本数も少ないため、傷みが早いのが欠点です。また、色が揃わないため着色してある場合が多く、早く色落ちします。