2009.11.13 ver1.1  English  index

特設運送船鹿野丸戦闘報告

 相浦誠一海軍大佐の文書を防衛研究所図書館が所蔵している。 「特設運送船鹿野丸戦闘報告」と「輸送船鹿野丸の最期」である。 アジア歴史資料センターのホームページで閲覧できる。
 前者は海軍の正式報告書の控えとメモを個人的に保管していたものであるらしい。 正式報告書のひとつは海軍罫紙に和文タイプで書いている。 日付が昭和17年8月で、キスカ島に和文タイプがあったのかもしれない。
 後者は、其の1〜3の3分冊にしている。原稿用紙に書いて推敲の跡があり、出版原稿のように見える。 出版できないまま逝去したのかもしれない。こちらは原本ではなく、坂本金美海佐によるコピーである。
資料経歴票 JACAR C08030760800

資料経歴票 JACAR C08030760800

関連部
アジア歴史資料センター (JACAR http://www.jacar.go.jp/)  レファレンスコード
特設運送船鹿野丸戦闘報告  C08030762100 簿冊(エントリー)
C08030762300 (1)45ページ 8〜10ページに撃沈記がある。
37ページ 乗組員名簿がある。
C08030762400 (2)43ページ8ページに戦場図海図、
9ページに雷撃図
15ページ中川力丸軍医中尉の証言図
17ページ浜田健二陸軍報道班員の証言図
18ページ 採取したライフブイのかけらの図
20ページ 採取したデッキのグレーチングの図
30ページ 乗組員名簿がある。
C08030762500 (3)38ページ 8ページに撃沈記、33ページに交戦地点の海図がある。
輸送船鹿野丸の最後 其の1 (ミッドウェー作戦)  C08030760800 簿冊(エントリー)
輸送船鹿野丸の最後 其の2 (キスカ作戦)  C08030761200 簿冊(エントリー)
C08030761400 (1)73ページ 37〜43ページに交戦記、 41ページに雷撃図がある。
輸送船鹿野丸の最後 其の3 (キスカ作戦)
 戦歴.名簿 
C08030761600 簿冊(エントリー)
C08030762000 (3)57ページ 45ページに乗組員名簿がある
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全文目次
(出典)アジア歴史資料センター (JACAR http://www.jacar.go.jp/)
レファレンスコード
特設運送船鹿野丸戦闘報告   C08030762100 簿冊(エントリー)
C08030762200 表紙 4ページ p1 特設運送船鹿野丸戦闘報告 1942.08.15
p2 寄贈 相浦誠一
戦史室 1961(昭和36).10.05
p3 原本資料経歴票
p4 署名 相浦誠一
C08030762300 (1) 45ページ
p1 特設運送船鹿野丸戦闘報告 1942.08.15 鹿野丸監督官
p2 鹿野丸戦闘報告 目次
p3 1.鹿野丸戦闘詳報
p.8〜10 撃沈記
p27 2.鹿野丸曳航作業指揮官が曳船菊川丸船長に与えたる覚え
p33 3.鹿野丸戦闘配置
p37 乗組員名簿
C08030762400(2)43ページ
p1 4.関係無線電信写
p7 5.戦闘前の敵潜伏在図
p8 6.戦場図(交戦地点の海図)
p9 7.合戦図(雷撃図)
p11 8.船橋命令第12号写 1941.07.21夜 於大湊 監督官
p13 9.参考資料
1. 部外者の観測したる敵潜水艦撃沈没状況
p15 中川力丸軍医中尉の証言図
p17 浜田健二陸軍報道班員の証言図

2. 撃沈後の海上浮流物状況
p18 採取したライフブイのかけらの図
p20 採取したデッキのグレーチングの図
p22 功績証明書
p22 見認証書 海軍機関兵曹長 勲7等 佐賀正一 1942.07.31 鹿野丸監督官
p27 見認証書 1番8cm砲射手以下6名 小島薫 1942.07.31 鹿野丸監督官 海軍大佐
p28 見認証書 砲台下士官以下5名 (指揮所員を含む) 1942.07.31 海軍運送船鹿野丸監督官 海軍大佐 相浦誠一
p29 見認証書 13mm機銃員6名 1942.07.31 海軍運送船鹿野丸監督官 海軍大佐 相浦誠一
p30 人員(家事号当を含む)名簿 計47名
p30 乗組員名簿
p34 残務整理に関する件報告 佐賀機曹長 1943.02.16
p35 残務整理に関する件 佐賀機関兵曹長殿 1943.02.09
p36 残務整理引継ぎの件報告 佐賀機曹長 号外1943.02.04
p38 残務整理に関する件回答 佐賀機関兵曹長殿 1943.01.30
p39 残務整理に関する件報告 呉海兵団内佐賀部隊 1943.01
p39 特設運送船鹿野丸事故報告 1942.10.01
C08030762500(3) 38ページ
p1 特設運送船鹿野丸事故報告 1942.10.01
p3 特設運送船鹿野丸事故報告 1942.10.01
p8 撃沈記
p27 鹿野丸曳航作業指揮官が曳船菊川丸に与えたる覚え 1942.08.01
p31 菊川丸損傷概要 1942.08.02
p33 戦場図 (交戦地点の海図)
p34 船橋命令第12号
輸送船鹿野丸の最後 其の1 (ミッドウェー作戦)   C08030760800 簿冊(エントリー)
C08030760900 表紙 2ページ p1 輸送船鹿野丸の最後 其の1
p2 複製資料経歴票 1961.10.06 一等海佐 坂本金美
C08030761000(1)48ページp1 輸送船鹿野丸の最期
p3 前書き 1959.9.22
p5 前書き 1960.11
p7 略字と記号解
p11 目次
p22 第一部「ミッドウエイ」作戦
p23 1. 充員召集を命ぜらる
p23 2. 横須賀鎮守府附仰せ付けらる
p24 3. 鹿野丸監督官に補せらる
p25 4. 鹿野丸主要要目
p27 5. 呉軍港に於いて「ミッドウエイ」作戦準備
p43 6. 集合地に向け船団呉出発
C08030761100(2)62ページ p1 7. 集合地「サイパン」泊地に投錨
p4 8. 「ミッドウエイ」作戦の為め船団「サイパン」出撃
p5   第2図 航行隊列
p12 9. 敵潜水艦だにの如く船団に喰い下がる
p12 10. 追尾中の敵潜水艦「ミッドウエイ」宛緊急通信
p17   第3図 警戒航行序列
p19 11. 追尾中の敵潜水艦太平洋艦隊長官宛再度の緊急通信
p20 12. 船団敵偵察機に発見さる
p22 13. 船団爆撃さる
p23 14. 深夜船団列間に怪火見ゆ
p28 15. 深夜敵機超低空を以って船団に魚雷攻撃並びに機銃射を加う
p29 16. 敵有力部隊出現 船団は北西方に避退す
p30 17. 船団護衛中の第二水雷戦隊はその任務を一部駆逐艦に委ね主戦場に進撃す
p33 18. 「ミッドウエイ」作戦中止
p33 19. 船団は敵飛行圏外に出づる為め針路を西に変換
p35 20. 有力なる敵空母並びに水上艦艇 船団を追躡(ついじょう)する
p36 21. 避退を容易ならしむる為め速力近似のものを以って船団を三箇番隊に区分す
p45 22. 船団を固有の編成に復す
p6 23. 敵空母群は船団追躡(ついじょう)を断念す.船団は「トラック」島に向け南下す
p49 24. 鹿野丸「トラック」島に入港
p50 25. 北陸丸に代わって鹿野丸北方作戦に従事することになる
p52 26. 横須賀に向け「トラック」発
p55 27. 鹿野丸は横須賀到着後当分の間5F長官の指揮を受けしめられる
p56 28. 横須賀着
輸送船鹿野丸の最後 其の2 (キスカ作戦)   C08030761200 簿冊(エントリー)
C08030761300 表紙 2ページp1 輸送船鹿野丸の最後 其の二
複製資料経歴票 1961.10.06 坂本金美
C08030761400 (1)73ページ

p37〜43 交戦記
p41 雷撃図
p69 救命浮標の破片
p70 潜水艦上甲板敷板片
p1 第二部 キスカ作戦
p2 (1)鹿野丸「キスカ」行準備
p5 29. 横浜に回航.南北用資材の積み替えを行う
p9 30. 鹿野丸に対する5F長官の指揮を解かる
p10 31. 大阪に回航し北方資材を積む
p12 32. 舞鶴に入港.北方用資材を満載す
p16 33. 「キスカ」行準備を終え大湊経由占守に向かう
p19 34. 海防艦石垣の護衛下に千島発「アッツ」島に向かう
    (本文は 占守島片岡湾に入港)
p23 (本文 35. 占守島を出港「アッツ」島に向う)
p24 (2)「キスカ」港外の悪戦
p24 35. 夜間濃霧の裡に護衛艦と別れ「アッツ」島に独航
p29 36. アッツ島「ホルツ」湾に入港
p30 37. アッツ島「ギリヤーク」人部落
p31 38. 第二十六駆潜艇直衛の下に「キスカ」に向かう
p33 39. 「キスカ」港外に到着したるも濃霧のため入港出来ず漂泊
p34 40. 漂泊中付近海上に不時着の味方水上機乗員共収容
p36 41. 濃霧稍(や)や薄らぎたる晴れ間を捕らえ原速15節を以って「キスカ」港に向かう
p37 42. 突如雷跡2條矢の如く吾に迫る
p38 43. 魚雷 機械室に命中 爆発.航行不能
p38 44. 潜望鏡を発見.8cm砲と機銃を以って反撃す
p39 45. 第2次雷撃(1本)を受く
p40 46. 第3次雷撃(2本)を受く
p41  第四図 鹿野丸合戦図
p42 47. 第84弾敵潜を制す
p43 48. 「キスカ」港外より敷設艇石崎 26駆潜艇来援
p44 49. 雷撃により戦死者2名を生ず
p47 50. 本船現状に対する監督官の所見と尓(じ)後の執る可き処置
p48 51. 鹿野丸曳航準備の為め乗員一時離船し、石崎に便乗.「キスカ」に向かう
p49 52. 「キスカ」第五警備隊司令より菊川丸を以って鹿野丸曳航の区処を受く
p51 53. 鹿野丸第1次曳航を失敗し再挙を図る
p51 54. 第2次鹿野丸曳航準備
p54 55. 傷つける鹿野丸一夜を「ベーリング」海に漂う
p60 56. 菊川丸を鹿野丸に横着けし横抱きによる曳航開始
p61 57. 菊川丸船長深夜曳航中止を申し出づ
p65 58. 菊川丸を以ってする鹿野丸曳航は遂に成功・「キスカ」港に曳き入る
p68 59. 海軍部内外より送り越したる敵潜水艦撃沈に関する見聞書
p69   第七図 救命浮標の破片
p70   第八図 潜水艦上甲板敷板片
p72   (3)便乗の部外者の見た敵潜沈没状況
p72   第八図 当時の位置略図(中川力丸)
C08030761500 (2) 57ページ p1   第_図 魚雷胴体発見(浜田健二)
p2 60. 敵潜水艦撃沈公認
p3   第十図 当時の模様下図の如し(浜田健二) 
p5 61. 「キスカ」港外悪戦余禄
p5 (1) 魚雷爆発時の「ショック」
p9 (2) 魚雷爆発による船体の損害
p11 (3) 敵潜は浮上し砲撃を企図か
p12   第11図  雷撃図
p14 (4) 敵潜水艦乗員の技量に就(つ)いて
p19   第12図  死角図
p20   表  敵潜水艦発射魚雷の効果と其の整備
p26 (5) 敵潜望鏡の所在を機銃弾の水煙を以って8cm砲員に指示
p28 (6) 鹿野丸乗員の一時離船に就(つ)いて
p30 (7) 煙草
p31 (8) 鹿野丸護衛に就(つ)いて
p33 (9) 之字(ジグザグ)運動
p34(3)「キスカ」に於ける傷つける鹿野丸
p35 61(ママ). 日向丸を鹿野丸に横着けして電流の供給を受け荷役開始
p38 62. 敵艦隊「キスカ」港内に向かって猛烈なる艦砲射撃
p40   第13図  キスカ港略図
p48 63. 機銃隊1隊を編成し第五警備隊に派遣
p57   第14図  キスカ港略図
輸送船鹿野丸の最後 其の3 (キスカ作戦) 戦歴.名簿   C08030761600 簿冊(エントリー)
C08030761700 表紙 2ページ p1 輸送船鹿野丸の最後 其の三
p2 複製資料来歴票
C08030761800 (1) 50ページ p13 64. 撃墜飛行機の現場に敵将兵を弔う
p15 65. 戦爆連合の低空爆撃の至近弾により鹿野丸水線下に損傷を受け応急防水処置を施したるも尚お浸水す
p22 66. 野島丸監督官板垣海軍大佐戦死さる
p26 67. 500「キロ」至近弾による船体の損害状況
p28 68. 故板垣海軍大佐の火葬
p32 69. 鹿野丸戦死者の仮葬儀を行う
p34 72(ママ). 浸水による沈没防止の為め鹿野丸を付近海岸浅所に擱座せしむ
p35 73. 天候急変し鹿野丸擱座を離れ港内南岸の暗岸上に再擱座す
p38 74. 擱座による鹿野丸損害
p40    第18図 キスカ島略図
p42 75. 「キスカ」に第五十一根拠地隊を置かれ、司令官海軍少将松山勝二着任
p48 76. 鹿野丸船員駆逐艦若葉に便乗して内地に帰還
C08030761900 (2) 34ページ p2 77. 爆弾の逐次投下
p10 78. 「ツンドラブロック」を積み暫くの間防火壁を造る
p13 79. この日はいかなる悪日ぞや
p26 80. 鹿野丸8cm砲台概ね完成
p30 81. 帰還命令により駆逐艦初霜に便乗内地に帰る
C08030762000 (3) 57ページ p1 82. 「キスカ」港内鹿野丸余禄
p1  (1) 鹿野丸海軍乗員の内地帰還
p5  (2) 不思議に思うは命中しない高空からの敵機の爆撃
p12  (3) 防寒外套の「シェパード」の毛皮
p14  (4) 狐汁
p17  (5) 五重苦の鹿野丸
p20  (6) 鹿野丸臨終の悲鳴
p22  (7) 「キスカ」での貰い湯風景
p25  (8) 糖分と「アルコール」
p27  (9) 戦の門出に洋上餞の志留古
p30  (10) 千島の鰈(かれい)
p31  (11) 往生際のよい鱈(たら)
p32  (12) 底質鰈(かれい)
p34  (13) 味から見た「キスカ」の鰈(かれい)と鮭(さけ)
p40 (4)特設運送船鹿野丸戦歴
p45 (5)特設運送船鹿野丸乗員表 軍人の部
p50 (6)特設運送船鹿野丸乗員表 船員の部
p56 第一図 1942.05.19 呉軍港出撃 06.21 横須賀帰着までの鹿野丸航跡略図

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鹿野丸戦闘報告 目次
1.鹿野丸戦闘詳報
2.鹿野丸曳航作業指揮官が曳船菊川丸船長に与えたる覚え
3.鹿野丸先頭配置
4.関係無線電信写
5.戦闘前の敵潜伏在図
6.戦場図
7.合戦図
8.船橋命令第12号写
9.参考資料

輸送船鹿野丸の最後
第一部「ミッドウエイ」作戦
1. 充員召集を命ぜらる
2. 横須賀鎮守府附仰せ付けらる
3. 鹿野丸監督官に補せらる
4. 鹿野丸主要要目
5. 呉軍港に於いて「ミッドウエイ」作戦準備
6. 集合地に向け船団呉出発
7. 集合地「サイパン」泊地に投錨
8. 「ミッドウエイ」作戦の為め船団「サイパン」出撃
  第2図 航行隊列
9. 敵潜水艦だにの如く船団に喰い下がる
10. 追尾中の敵潜水艦「ミッドウエイ」宛緊急通信
  第3図 警戒航行序列
11. 追尾中の敵潜水艦太平洋艦隊長官宛再度の緊急通信
12. 船団敵偵察機に発見さる
13. 船団爆撃さる
14. 深夜船団列間に怪火見ゆ
15. 深夜敵機超低空を以って船団に魚雷攻撃並びに機銃射を加う
16. 敵有力部隊出現 船団は北西方に避退す
17. 船団護衛中の第二水雷戦隊はその任務を一部駆逐艦に委ね主戦場に進撃す
18. 「ミッドウエイ」作戦中止
19. 船団は敵飛行圏外に出づる為め針路を西に変換
20. 有力なる敵空母並びに水上艦艇 船団を追躡(ついじょう)する
21. 避退を容易ならしむる為め速力近似のものを以って船団を三箇番隊に区分す
22. 船団を固有の編成に復す
23. 敵空母群は船団追躡(ついじょう)を断念す.船団は「トラック」島に向け南下す
24. 鹿野丸「トラック」島に入港
25. 北陸丸に代わって鹿野丸北方作戦に従事することになる
26. 横須賀に向け「トラック」発
27. 鹿野丸は横須賀到着後当分の間5F長官の指揮を受けしめられる
28. 横須賀着

第二部「キスカ」作戦
(1)鹿野丸「キスカ」行準備
29. 横浜に回航.南北用資材の積み替えを行う
30. 鹿野丸に対する5F長官の指揮を解かる
31. 大阪に回航し北方資材を積む
32. 舞鶴に入港.北方用資材を満載す
33. 「キスカ」行準備を終え大湊経由占守に向かう
34. 海防艦石垣の護衛下に千島発「アッツ」島に向かう
(2)「キスカ」港外の悪戦
35. 夜間濃霧の裡に護衛艦と別れ「アッツ」島に独航
36. アッツ島「ホルツ」湾に入港
37. アッツ島「ギリヤーク」人部落
38. 第二十六駆潜艇直衛の下に「キスカ」に向かう
39. 「キスカ」港外に到着したるも濃霧のため入港出来ず漂泊
40. 漂泊中付近海上に不時着の味方水上機乗員共収容
41. 濃霧稍(や)や薄らぎたる晴れ間を捕らえ原速15節を以って「キスカ」港に向かう
42. 突如雷跡2條矢の如く吾に迫る
43. 魚雷 機械室に命中 爆発.航行不能
44. 潜望鏡を発見.8cm砲と機銃を以って反撃す
45. 第2次雷撃(1本)を受く
46. 第3次雷撃(2本)を受く
47. 第84弾敵潜を制す
48. 「キスカ」港外より敷設艇石崎 26駆潜艇来援
49. 雷撃により戦死者2名を生ず
50. 本船現状に対する監督官の所見と尓(じ)後の執る可き処置
51. 鹿野丸曳航準備の為め乗員一時離船し、石崎に便乗.「キスカ」に向かう
52. 「キスカ」第五警備隊司令より菊川丸を以って鹿野丸曳航の区処を受く
53. 鹿野丸第1次曳航を失敗し再挙を図る
54. 第2次鹿野丸曳航準備
55. 傷つける鹿野丸一夜を「ベーリング」海に漂う
56. 菊川丸を鹿野丸に横着けし横抱きによる曳航開始
57. 菊川丸船長深夜曳航中止を申し出づ
58. 菊川丸を以ってする鹿野丸曳航は遂に成功・「キスカ」港に曳き入る
59. 海軍部内外より送り越したる敵潜水艦撃沈に関する見聞書
60. 敵潜水艦撃沈公認
61. 「キスカ」港外悪戦余禄
 (1) 魚雷爆発時の「ショック」
 (2) 魚雷爆発による船体の損害
 (3) 敵潜は浮上し砲撃を企図か
 (4) 敵潜水艦乗員の技量に就(つ)いて
 (5) 敵潜望鏡の所在を機銃弾の水煙を以って8cm砲員に指示
 (6) 鹿野丸乗員の一時離船に就(つ)いて
 (7) 煙草
 (8) 鹿野丸護衛に就(つ)いて
 (9) 之字(ジグザグ)運動
(3)「キスカ」に於ける傷つける鹿野丸
61(ママ). 日向丸を鹿野丸に横着けして電流の供給を受け荷役開始
62. 敵艦隊「キスカ」港内に向かって猛烈なる艦砲射撃
63. 機銃隊1隊を編成し第五警備隊に派遣
64. 撃墜飛行機の現場に敵将兵を弔う
65. 戦爆連合の低空爆撃の至近弾により鹿野丸水線下に損傷を受け応急防水処置を施したるも尚お浸水す
66. 野島丸監督官板垣海軍大佐戦死さる
67. 500「キロ」至近弾による船体の損害状況
68. 故板垣海軍大佐の火葬
69. 鹿野丸戦死者の仮葬儀を行う
72(ママ). 浸水による沈没防止の為め鹿野丸を付近海岸浅所に擱座せしむ
73. 天候急変し鹿野丸擱座を離れ港内南岸の暗岸上に再擱座す
74. 擱座による鹿野丸損害
75. 「キスカ」に第五十一根拠地隊を置かれ、司令官海軍少将松山勝二着任
76. 鹿野丸船員駆逐艦若葉に便乗して内地に帰還
77. 爆弾の逐次投下
78. 「ツンドラブロック」を積み暫くの間防火壁を造る
79. この日はいかなる悪日ぞや
80. 鹿野丸8cm砲台概ね完成
81. 帰還命令により駆逐艦初霜に便乗内地に帰る
82. 「キスカ」港内鹿野丸余禄
 (1) 鹿野丸海軍乗員の内地帰還
 (2) 不思議に思うは命中しない高空からの敵機の爆撃
 (3) 防寒外套の「シェパード」の毛皮
 (4) 狐汁
 (5) 五重苦の鹿野丸
 (6) 鹿野丸臨終の悲鳴
 (7) 「キスカ」での貰い湯風景
 (8) 糖分と「アルコール」
 (9) 戦の門出に洋上餞の志留古
 (10) 千島の鰈(かれい)
 (11) 往生際のよい鱈(たら)
 (12) 底質鰈(かれい)
 (13) 味から見た「キスカ」の鰈(かれい)と鮭(さけ)
(4)特設運送船鹿野丸戦歴
(5)特設運送船鹿野丸乗員表 軍人の部
(6)特設運送船鹿野丸乗員表 船員の部
 第一図 1942.05.19 呉軍港出撃 06.21 横須賀帰着までの鹿野丸航跡略図

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更 新 履 歴
2008.05.06 ver 1.1 資料経歴票を追加
2008.05.06 ver 1.0 初期ページ作成