自筆遺言書の書き方のアドバイス |
1: |
ボールペンや万年筆を用いて、必ず自分で書いて作成します。ワープロを使用したり鉛筆で書いたり他人に代筆してもらうと無効になります。 |
2: |
遺言作成の日を必ず記入します。○○年○月吉日というような書き方は日付の記載のないものとみなされます。内容の相互矛盾する遺言が別に発見されると最新のものが優先します。 |
3: |
最後に署名(サイン)押印しますが、署名は戸籍上の氏名とし、押印は実印でなくても認印や拇印でもいいことになっています。 |
4: |
どんなに仲の良い夫婦でも同一遺言書に連名してはいけません。 |
5: |
財産目録を別紙で添付する場合も自筆で作成します。 |
6: |
遺言は何度書いても書き直してもかまいません。毎年自分の誕生日や元旦に書きなおしたり、毎回満月の日に夜空を見上げながら書いても楽しいかも知れませんね。 |
7: |
遺言執行者の指定は任意ですが、遺言をスムーズにすすめるには指定しておいたほうがいいでしょう。 |
8: |
遺言が無効だと争っているケースも多いですから中途半端な書き方は避けましょう。 |