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第3回 人にやさしい器展
主催:NPO法人活きる
共催:ひとにやさしい器開発研究会(KDS)
後援:茨城県工業技術センター・窯業指導所「匠工房・笠間」
取手市社会福祉協議会

平成21年7月5,6日


 毎年恒例になりました笠間焼ユニバーサルデザイン食器の展示会を取手市役所内の福祉交流センターで開催しました。

 窯業指導所「匠工房・笠間」の介護食器の研究グループKDSは、今年度から独自の活動をより発展させるために作家さんが主体となってひとにやさしい器開発研究会(KDS)として独立しました。 KDSは「誰にでも優しく使いやすい器を」というユニバーサルデザインの思想を更に推し進め、一人ひとりに対応したユニバーサルデザインやバリアフリーなどを研究しています。 陶芸家だけではなく、医療、福祉、障害者支援団体などを交えて、多くの方に利用していただける工夫をしています。

 昨年同様、KDSから新しいものを含めて多くの作品を提供していただきました。 「楽食しよう」を合言葉に自分に合った食器を見つけて、食べる楽しみをいつまでも持ち続けていただきたいものです。

  今回は市の広報だけでなく何誌かのミニコミ誌に案内記事が載ったせいか、やさしい器を目的に来られた方が多くありました。 また、5日(日)に朝日新聞が取材に来られて、翌日の朝刊に写真入りで記事が載ったおかげで何人かの問い合わせもありました。おかげさまで昨年以上に大盛況で100人以上の来場者が興味を持って器を見ていかれました。5日(日)にはKDSのオブザーバーをされている、歯科医の塙先生が来られ、来場者に楽食の大切さとやさしい器の効果などを説明していただきました。 そして、今回の大きな成果はオーダーメードの注文が何件かありました。活きるオリジナルのオーダーメイド作品を参考に障害を持った方から好みの形状や色で注文をいただきました。 QOL(クオリティーオブライフ)の低い方は機能に応じた食器を使うことで楽食が実現できます。 
 
 NPO法人活きるの活動のひとつとして、今後もKDSのやさしい器の普及に努めていきたいと思いました。
会場入口 活動紹介 やさしい器1
NPO法人活きるオーダーメイド作品 やさしい器2 やさしい器3