大潟村木炭水質浄化研究会 2008年度    トップページに戻る
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  代表者        小林 信男
  目的         黒松等のマツクイムシによる被害木に困っていることを知り再利用出来れ
              ばと仲間を集めて会を設立した。
  設立         2004年
  会員数        30人
  活動         炭焼き窯を作った。 大潟小学校6年生と浄水に挑戦した。 
              土壌改良に使ってみた。木酢液を農産物の除菌に使った。 
  計画         八郎湖の水質浄化に取り組みたい。木炭成分、木酢液の効果ををさらに
              追求する。

       




          炭の会今年最後の窯出しと忘年会
                                    2008年12月20日


 今年最後の釜だしが20日行われました。作業はい
つも通り順調に進み、焼いた炭を販売用のダンボー
ル箱や保存用のビニール袋に詰めました。
引き続き空いた窯に原木を運びいれ、火入れをし
早々に作業を終えました。

一風呂浴び、真っ黒な炭の粉を洗い流した後は
「ふれあい健康館」で忘年会です。
鍋を囲んで、この1年ともに炭焼きで汗を流した
仲間との愉快な宴となりました。


  右上は、炭の原材料となる伐採されたアカシアが積まれた炭窯の内部。左は窯に木材を入れる様子。そして忘年会で乾杯






    大潟村小学校6年生が炭をテーマに研究発表
                                2008年12月8日


 私たちの炭窯で今年炭焼きを体験した大潟村小学校6年生
の「炭に関する研究発表会」がありました。
                                      
 同校では、総合学習の中で炭焼きや窯出し、袋詰めなどを
体験する授業をしてきました。その様子は私のホームページ
でも紹介しています。生徒たちは、その炭が八郎湖の水質浄
化に役立っていると聞き、炭の色々な働きや効果を調べるこ
とにしました。テーマごとに3〜4人のグループを作り、インタ
ーネットで調べたり、水の調査や料理をつくるなどして確認で
きたことや判ったことをパソコンに入力、写真やイラストを入
れてまとめ、プロジェクターを使って発表をしました。
                                      
 テーマは「水の浄化」、「畑にまいた場合の効果」、「炭せっ
けんの効果」、「調理にはどんな効果があるか」、「炭の消臭
効果」などでしたが、中には「炭は電磁波を防ぐことが出来
るか」という難しいものもありました。

 水質浄化の実験では、炭を入れたものと炭を入れない汚



 
れた水の変化を時間をおいて比較し、水がきれいになった
ことを確認。炭せっけんでは、普通のせっけんを溶かし炭
の粉末を加えて固め、手の汚れの落ち具合と肌が滑らか
になることを確かめた。調理では、竹炭を入れてご飯を炊
くとおいしくなるという結果や、油に竹炭を入れて天ぷらを
揚げるとサクサクした、など自分たちが直接確かめた成果
をグループごとに発表していました。

 マツクイムシ対策のため、村の有志によって始められた炭
焼きが、八郎湖の水質浄化や畑で土の改良にも役立つ一石
二鳥の働きがあることを、調査や実験で確認する小学校の
授業は有意義な取り組みだと思いました。
                                     
 研究発表会に耳を傾けていた小林会長(大潟村木炭水質
浄化研究会)は「立派な発表でした。笑顔に包まれた大潟村
を作りたくて炭を焼いています。これからも手伝いをお願いし
ます。松炭は調理には向かないが消臭には最適です」とあ
いさつをして発表会を終了しました。







         炭を使って水質浄化
                                  2008年10月27日


    私たち「大潟村木炭水質浄化研究会」は「大潟村農
   地、水、環境向上対策推進会議」に参加しています。
   今回は、これまで総合学習の一環として炭焼きを体
   験してきた大潟村小学校6年生の生徒と一緒に炭の
   ネット入れ作業をしました。

 松クイムシの被害にあった樹を炭にし、八郎湖の水質
浄化をするためネットに入れた炭を八郎湖に投入します。
炭の粉が舞い、顔も手も真っ黒にしながら参加した約40
人の生徒たちは嬉々として作業に取り組んでいました。
約1時間、会員と生徒合わせ約400袋のネットを準備し
ました。来春には八郎湖の「いかだ」に投入されます。

    販売以外の炭は1年分をブルーのネットにつめる。手前は会員、奥で小学生たちが作業をする。




      
   湯沢市の「ガンコーランサポート委員会」が窯出し見学

                                         2008年8月9日


   湯沢市の地域福祉課題に取り組む「ガンコーランサポー
  ト委員会」メンバーの中で炭焼きに取り組む一行約10人
  が、炭焼き窯を見学に訪れました。
                                      
   主に山間地で、家に閉じこもりがちの元気がない地域
  住民のために生きがいを、と呼びかけたところ、炭焼きを
  して暮らしていた人たちが、「炭焼きを復活しよう」と積極
  的に 活動に取り組みました。


 これまでは趣味程度でしたが、今後は販売にも力をい
れ活動資金にしようと計画しています。そのため炭焼き
を見学、参考にしたいと村を訪れました。
                                    
 大潟村小学校の生徒たちが炭焼き体験をする様子等
を見て「若い母親が参加している」、「わきあいあいで楽し
そう。感動しました」と見学の印象を話してくれました。




     「ガンコウランサポート委員会」のメンバー。       大潟小の6年生が炭の窯出しをする様子も見学。
      窯から炭を運ぶ小学生たちの働き。                    箱詰めをして重さを確認。
   スチールカンに野菜や竹などを入れ、炭のもとになる木と一緒に窯で焼くと元形をとどめて焼きあがる





         大潟村小学校の児童が炭焼き体験
                                         2008年7月14日


    大潟村小学校6年生44人が、総合学習の一環として
  私達の炭窯で炭焼を体験しました。朝から小雨が降るあ
  いにくの天気でしたが、ビニールカッパに身を包んだ生徒
  たちは初めての炭焼きに挑戦しました。

   炭の窯出し、原木の運び入れから火入れまで一連の
  作業を一通り体験しました。舞い上がる炭の粉と汗で顔
  もマスクも真っ黒。窯の中まで入る子、2人がかりで重い
  
  
木材を運ぶなど積極的に取り組んでいました。

 感想をたずねると、「おもしろかった」、「どんな炭になる
か楽しみ」と答えてくれました。最後に会が差し入れたア
イスクリームをほおばる姿を見て、将来村に残るのは何
人いるだろうかと考えていました。

 秋には、この炭でキリタンポ鍋を作るそうです。


  炭窯の前に集合、小林会長から「元気だね」とあいさつ。
  窯から運び出された炭はシートに。  協力して袋に詰める。     出来上がった炭を運ぶ
  いったんビニールシートに置き、袋に詰める。             炭を窯からビニールシートまで運ぶ
  窯には生徒たちが用意した色々な品物をカンに入れて焼き上げる。  女の子たちも窯に入れる木材を運んだ
  会員の一人がチェン・ソーを使うと珍しそうに人だかりが出来た。  いよいよ、窯に日が入った





          恒例の窯出後は周辺の整理整頓

                                            2008年3月18日
 春のようなポカポカ陽気に恵まれ、村ではそろそろ農作業の
準備も始まりそうな気配です。今日はいつも通り窯出しを終え
た後窯のそばにシートを広げ昼食、仕出し弁当でした。

 その後有志で炭焼き小屋の周辺をキレイに片付けました。
日頃の運動 不足がたたり私は体がクタクタでしたが、結果は
下の写真でお分りのように実にキレイになりました。小林会長
所有のユンボが力を発揮して大助かりでしたが、これが無かっ
たらと思うと・・・・・・。





       恒例の窯出しと総会、懇親会
                                       2008年3月1日
 今年の大潟村は寒い日が続きました。降雪も多く、
秋田らしい冬を過ごしています。恒例の窯出しを終え、
この日午後から、村の保健センターで年度を締めくく
る総会と懇親会がありました。


 朝からの窯出しは雪の中の作業でしたが、手際よく



袋詰めをして終了。その後、温泉で汗と炭の粉を流し総会。

 恒例の事業報告と決算、新年度の事業案と予算案を承
認しましたが、一番大きな決定は役員改選でした。しかし
参加全員の総意で小林会長以下役員も含めて留任が決
まりました。大きな拍手で承認され懇親会に突入しました。






           今年、初の窯出しは雪の中で

 今年初めての窯出しは、雪が舞い、凍るような冷たい中で行われました。作業前に炭火を囲み、正月休み
で帰省した家族の話題など、久し振りの再会を楽しむことが出来ました。運動不足が続いていたので、一生
懸命に体を動かしました。

 新しい窯の具合が悪く、一部に炭化しないままの原木が見つかりました。それでも通常通り作業をこなして
恒例のお茶の時間。今回のメインは郷土が生んだハタハタ寿司でした。ん、さすがに美味い。そして彩りも鮮
やかなたくさんの漬物。時折激しく降る雪の中で、優雅でぜいたくなひとときした。

                                                1月12日
     ハタハタの飯寿司(左)ニンジンが彩りを。漬物はカブ、タクアン、にんにく。右は燻りタクアンの醤油漬け


 


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