愛媛釣行
12月30日 中泊 ヤブノシタ(中潮)
12月31日 中泊 源氏(小潮)
1月1日 由良半島 沖釣1番、2番(小潮)
1月3日 日振島 2番の横の中(長潮)
| (執筆者;管理人) | ||
| <1日目 中泊 ヤブノシタ> 11月に源氏でかなりやられた。その後、大型尾長がよく釣れているようで、寒波が訪れたが、そこまで水温は下がっていない模様。ダルマさんがいるにしてはめずらしく、凪に恵まれた。 読みとしては、小潮まわりのため、コケ、ノコ周辺でも釣りになり、北西が吹いてもむしろ11月のリベンジもかねて、実績のある源氏に渡りたかったため、長濱渡船にお世話になった。また、ハマチの客を多くの乗せているであろう、えひめ渡船、ひので渡船はノコまで来ないかもしれない、あるいはノコ、コケの後に一旦、ハマチの場所に向かうであろうと。 読みはある程度あたり、ひので渡船は小横島でとまり、えひめ渡船は源氏にとまった。その後、中崎を取りに?行った。長濱渡船は、コケの東から付け始め、インキョの後、北西側に回ると、北西風もそこまで強くはなく、北西側も使える感じだ。ノコの沖、コケ西、コケの瀬戸内におろしている最中に、水道から、えひめ渡船がバーン!と登場、戻ってきた。ということはコケの2階、ノコの岡、源氏の残りの箇所ははもうとられているだろう。自分らはその次に、ヤブノシタにおろしてもらった。ここはギリギリ尾長が出ない場所、あと一組前ならば・・・。残念。 大型尾長は出ないとわかっているため、最初から口太狙いに撤する。一方、不意の大物に備えて、竿は2号を使用。今年の5月に上がった時、唯一、バリ君がグレとカワハギを釣ったポイント、ワンドになっているが浅く根がガチャガチャでサラシが出ている。一方、潮が差し込んでいるため、ここで釣るの?という雰囲気の場所だが狙ってみる。 その前にルアーを放り込んでみたら、数投目でルアーを引き上げた瞬間、ヒラスズキがジャンプしてきた(ように見えた)。その後もルアーを引くが反応はなく、本業に戻る。1投目、横に走るアタリ。40cmほどのヒラスズキ。夜の宴会の刺身ができて一安心。 その後は45cmくらいまでの口太が良い感じで食ってくる。一際大きい当たりがあり、水中でヒラスズキの影が見えた。ハリスは2号、シモリの上をこれでもかというくらい右に左に走られたがようやく浮かすことができた。その瞬間ジャンプ。糸を出す、また走られ、ゆっくり引き戻して、ようやくダルマさんが差し出してくれたタモに入った。前々から釣ってみたかった(ルアーで)魚であったため、かなりうれしかった。 ハマちゃんが隣に来た、ハマちゃんの入れたコマセの下で大型のヒラスズキがエサを食っているのが見える。その後、ハマちゃんにも食ってきた。沖に走られ、止めようとした瞬間ハリが外れたようだ。その後、48cmほどの口太を釣った。反応はすべてボイル、生には食ってこない様子。 正面で粘り続けるダルマさん。正面は黄色いスズメダイに占拠されている。不思議なもので、自分らが釣っているワンドの中には一切入ってこない。なかなかアタリがないダルマさんにようやくアタリ。良い感じで引いている、浮いてきた。これでようやく全員ボーズから逃れたと思ったら、付いているのはイサギ。ここまで来てイサギを釣らなくても、と思っていたら、「夜釣りやってんじゃねぇんだよ!!!」と自分から吠えはじめたダルマさん・・・のセリフは「伝説の名言」に。ハマちゃんと一緒にこの名言をブツクサと繰り返していたら、背中にコマセが飛んできた。「コマセまいてやってんだよ!」とダルマさんお怒りのご様子。 その後もポツポツと続いたが、日が高くなり、サラシも小さくなり、潮もとまると、なんじゃここは?という底まで丸見えな感じであり、気配はなくなった。キビナゴを付けてぶっこんでみると大きなアタリがあったがハリス切れ。走ったため、ウツボではなさそうだが・・・。 |
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| そして下げ潮が入ってきた。またワンドの中に潮が差込み始めた。朝のように奥の方は底まで丸見えであり食ってこないが、シモリの付近に投げればポツポツと釣れ続いた。 その後、再度ダルマさんに大きなアタリ。正面の釣り座で、深めのタナを流していた模様。バレてしまった・・・。 他の客も口太がポツポツ、尾長は見当たらず。今日は自分らが一番釣っていたようだった。ちなみに、翌日から中泊のコケの瀬戸内とコケの水道のところで口太爆釣モードに突入するが、今日はそういった気配はなかった。 夜の宴は、ダルマさんが持ってきた北海道のサケの燻製、ホタテ、ジンギスカン、ハマちゃんのカニやら、釣ったヒラスズキにカワハギに養殖のハマチ、好物のナマコに春菊、わざわざ東京から持って帰った自家製柚子ポン酢、全国の山海の珍味で散々、これがなくては年末という気がしない。 <関連ブログ> |
ヤブノシタ |
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ヒラスズキ |
本日の釣果 |
夜の宴 |
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<12月31日(2日目) 中泊 源氏> |
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| 今日は尾長を釣りたい。コケ、ノコ、源氏にあがりたい一心。今日は、えひめ渡船も沖まで出てきているが、凪に恵まれ北西の磯もすべて使えるようだ。北西側でノコの沖、コケ西周辺の取り合いの後、長濱渡船が源氏方面に走った。コケ東、インキョはえひめ渡船が既におさえていたが、その先の源氏のもっとも良い場所がまだ空いている!ここで呼ばれた。今日は尾長と対峙することができる一日に。「今日は尾長で~!」と船長。 潮も良い感じ、最後の関門、コマセを入れても、スズメダイが浮いてこない、条件はすべてそろった!と思ったら、尾長らしき気配がない。アタリがある時は朝からアタってくるものだが、今日はそこまではない。根の上を流していた水谷さんが口太を釣った。その後、ハマちゃんにも口太。尾長らしきアタリは一向にない。11時頃になってもアタリが出ない。インキョの客の竿は曲がりっぱなし、あの変で潮が溜まるのか、口太が入れ食いになっているようだ。源氏にならんでいる客は口太がポツポツ程度。 12時頃、諦めて口太狙いに撤することに。足元の際から、出っ張っている根のほうに流し、止めて待つことしばし、大型口太のアタリ。非常に粘り強くなかなかタモに入ってくれない。(ここまで粘る口太はいままでいなかった・・・)。ようやくおさまり48cm。 その後、コマセを入れると、大型の口太がわんさか沸いてくる。コマセだけ食っている様子。良いところなく終わった。帰り際にコマセをどかっと捨てたところで、超大物の陰が見えていたようだ。尾長か? 今日、インキョの客の竿がまがりっぱなしであったが、コケの瀬戸内の水道の客など、グループで100匹ほど釣っていた様子。海が口太モードになっている。寒波で水温がさがって尾長には少々寒いのか、しかし18~19℃ほどあるため、寒いわけでもなく、もう数日たてば尾長も水温に慣れて食い始めるのか。(1月3日頃から大型尾長が食い始めた模様、しかし4日から大寒波、ヤクザな釣りだ。) <関連ブログ> |
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凌ぎを削る長濱渡船とえひめ渡船 |
ダルマさん口太を |
同じく |
よく粘った48cm |
釣果 |
北海道産の特注ホタテ |
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<1月1日(3日目) 由良半島 沖釣1番、2番> |
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| 比較的空いている1月1日、小潮の上げ潮、確実な尾長場として沖釣1番、2番を狙った。ここで初日の出を見るのは2回目だ。船の中で船長と話をしていると沖釣に渡る客が8人いるそうで、一瞬やめようかとも思ったが、よく聞けば、一組は板をもってチョボに向かう、もう一組は裏側に入る、とのことでセーフ。 非常に良い感じで、上げ潮の本流が入っている。沖のシモリを抜群に狙える感じだ。連日入っている客から、1番、2番は本当に食わんよ!といわれたが、ここでやるしかない。さっそく、本流の中でアタリ。40cm弱の口太。ここの釣場は、食った後、強引に引っ張ってこなければ根に巻かれてしまう、ダルマさん、強引に釣ったのは、またしてもイサギ。またしても「夜釣りやってんじゃねえんだよ!」の名言が出た。 その後もシモリの周辺を執拗に攻めればポツポツとアタリがでる。エサだけとられてしまうことが多い。 昼になって、潮どまり。際が狙えるようになってきた。短い尾長の時合いだ。早々にハマちゃんにアタリ、竿が海に突っ込んだが跳ね返った。続けてアタリ、浮いてきたのはヘダイ・・・。そのうち、潮が逆に流れ始めてアタリが途絶えた。天気と潮、極少数の勝負磯でのみ、かつ、お魚のご機嫌が良い、その時の一瞬だけ時合いがあり、100回掛けて1匹取れればよい、宝くじをあてるような釣りだ。金がかかって仕方ない。 |
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沖釣 |
初日の出 |
本流を釣るダルマさん |
際を狙うダルマさん |
1番から本流を狙う |
足元の本流 |
板を使ってチョボに渡る客 |
チョボの客 |
チョボの客 |
| <1月3日 日振島 2番の中の横> | ||
| ハマちゃん、ダルマさんが帰京した後、一人で日振に。 寒波で水温が下がってしまい、非常に渋い状況。 2番の客は、ポツポツ釣っているがそれ以外のところは竿が曲がる気配がない。 この日、中泊では口太の爆釣とともに大型尾長が顔を出していた。 しかし、翌日からまた大寒波、姿を消すに違いなく。 猿がいる島になっても良いので、この日は中泊にしておけばよかったと少々悔やまれる。 |
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