2013年3月3日 あれこれ

 ずっと土日が用事があったり、しばらく日本に行っていたりしたので、自宅横の図書館、ドンパレープ子ども図書館にも、久々に顔を出した。
 最近は忙しくて、私も土日フルで図書館にいることが少ないのだが、いつのまにか、図書館スタッフのカオさんの他に、カオさんの知り合いの青年、アナチャックが毎週、顔を出すようになったようで、いつのまにやら仕切り出している。
 どんなもんか、わからないが、毎週来て、一生懸命子どもたちの相手をしてくれているのである。ちょっと不思議な気もするが、ありがたい話だ。
  
 最初から、常連だった子どもたちは、中3になっている。やはり、大きくなるといろいろな事情で、来なくなる子が多い中、ほとんど毎週やってくるのが、ブンスム(上)と、ター。一生懸命、紙芝居を作ろうと、絵を描いていた。絵本のさしえを参考にして、絵を描いている。
 その横で、小3のポックが声を出して、文章を読んでいる。最初は、自分の名前すらよく書けなかったポックが、かなり読めるようになっている。児童の虐待を話題にした物語なのであるが・・・私も一緒に読んだ。


 これは、絵合わせの、神経衰弱。絵をめくって、同じ絵だったらとっていいというもの。子どもたち、やっぱり記憶力がいい。小さい子でも、どんどん覚えていて、とっていく。



 アナチャックくんが、知り合いのお坊さん(小僧さん)を、呼んできて、毎週土曜日には英語を、日曜日には、お説教をしてもらう…ということで、お坊さんが来てくれている。ラオスの子は、やはりお寺の存在が小さい時から近いとあって、いつもはじっと座ってなんかいない子どもたちが、目をつぶって座っている。(途中でやめてしまった子もいるので、あまり行儀がいいとは言えないが・・・)それにしても、ここの子どもたちにとっては、いい機会だろう。
 とても丁寧に、子どもたちに語りかける口ぶりは、まだ若いのに、さすがお寺で修行しているだけあるなぁ…と感じる。
 遠くのお寺から、バスとトゥクトゥクを乗り継いで、来て下さるお坊さんに感謝である。



 どうしたって、自分一人でできることは限られているし、はっきり言うと、無理である。こうしていろいろな人が関わっていって、進んでいけばいいかな・・と思う。

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