ゴンタが歩けるようになりました                   2012年4月11日(水)

 歩けずに、亀の子みたいに這っていたゴンタが、お医者に飲ませてもらった虫下しが効いたのか・・・それで、急に食べ物の栄養が回り出したのか・・・・こっちも、食事に気をつけて、なるべく、あれこれ食べさせようとしたのが、よかったのか・・・わからないけれとも、昨日の朝、一瞬、立ち上がった。あれ?っと思って、壁に寄りかからせるように、立ててみると、なんとよちよちよ歩きはじめた。2,3歩歩いては転び、2〜3歩歩いては転び・・・・でも、なんと、歩けるようになった。生まれたての子牛や、仔馬がよろよろと立ち上がるように、本当に、よろよろと立ち上がり、歩きはじめた子どもみたいに、よたよた歩いては転び・・・・・でも、歩けたのがうれしくてたまらないのだろう。一生懸命歩く。草むらに、トコトコ入っていったと思うと、うんちをして、そして、また戻ってきた。

これまでは、うんちもおしっこも、床に這ったままやっていたから、お腹が濡れてしまって、なんだか汚らしくなっていたのだが、それは、自分だって気持ち悪かっただろう。おしっこもうんちも立ってできるようになった。さすがに疲れたらしく、午後はずっと寝ていたが、急に他の子犬たちも、ゴンタのところによってきて、遊ぼうとするようになった。まだ追いかけられないが、一生懸命、噛みかえしている。


 今日、朝は、人間たちが起きて2階から降りてくると、よちよちと立ち上がって歩いてきた。その上、玄関前の階段まで上れるようになったのだから、すごいじゃないか。また、後ろ足で、頭を掻くこともできるようになった。犬は、しょっちゅう、後ろ足でいろんなところを掻いているが、これまではそれもできなかったのだから・・・・本当に、ハンディがあるということは、いろいろなことができない・・ということなのだ。その上である。これまでは、他の子にいじめられて、キュンキュン悔しそうな唸り声は出していたが、ワンワン吠えるのは聞いたことがなかったが、今日、はじめて、他の犬と一緒に、ワンワンと吠えた。
 まだまだ、他の子みたいに、走れないし、跳びあがったりなどはできない。前足が、外に向いているので、まるで、人間の足みたいで、まるでチャップリンが歩くみたいに歩くのであるが、これも、じきに、犬らしくなってくるだろう。ひとまず、一安心。ゴンタ、よかった。これからだ。がんばれ!




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