ヘッヘ                                  2012年4月16日

 これまでゴンタのことばかり書いてきたのだけど、他のきょうだいのことも紹介しましょう。
 実は、同時に生まれた5匹のうち2匹は、もう里子に出した。1匹は友達、1匹はダンナのお兄さんの家に。
 残っている3匹のうちの、1匹が「ヘッヘ」
 なぜ、「ヘッヘ」かというと、へっへっへっへと息が荒いから。まるで丸くて脚が短くて、竹ネズミ(ラオスで、竹を食べるネズミで、ト・オンと呼ばれている)によく似ている。
 ヘッヘは、私が日本から帰ってきた時、まるで寄ってこようとしなかった。歩けなかったゴンタはもちろんだが、ヘッヘも歩けるのに、家の裏から出てこようとしなかったのだ・・・・気が弱いのかと思っていたが、よく見ると、びっこを引いている。ヘッヘもきっとお腹に虫がいて、力がでなくなっていたのだろう。
「これは、このままじゃ、ゴンタみたいに歩けなくなってしまうかもしれない・・」と、ゴンタと一緒に病院に連れて行って、薬をもらって、ビタミンを飲ませてもらったのだ。
 なぜか、その日から「ヘッヘ」は急に積極的になって、うちの中にどんどん入ってくるようになった。ほうきで掃いて掃除をしようとすると、ヘッヘは、へっへっへと言いながら、ほうきにまとわりつくので、まったく掃除なんかできたものではない。「こら、ヘッヘ。ダメ、ヘッヘ」などと怒りつつも、ヘッヘの姿がユーモラスで、笑ってしまうのである。
 うちの犬にしては、珍しく、ヨーロッパ風の名前(どこが? ドイツ語っぽくない?)がついた。まぁ、モン語でも、ヘッヘには意味があり、「(妖怪などが)脅かす」という意味なのだけど・・・・・ヘッヘは、どう見ても怖くない。



ヘッヘにとっては叔母さんになるパンダとじゃれる。 前のページを見る

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