第10回

ジョー・ジョンストン Joe Johnston
ジョー・ジョンストン

彼の歴史
私的コメント
1950 アメリカ、テキサス生まれ
「スターウォーズ」や「レイダース」の美術等を経て、監督に。魅力的な飛行シーンを撮るの人で、「オールウェイズ」の飛行シーン(だけはすごく良かった)もこの人が手がけているようです。最近では「アイアン・ジャイアント」のロボットデザインも手がけています。

ちょっとコメディタッチで夢のあるアクション映画を手堅く作り上げる監督さんです。ハートウォーミングな物語を娯楽映画にちょっと絡ませるのが上手で、きっと優しい人なんでしょうね。特別大好きな映画というのはないんですが、まずはずれることはないと期待できる監督さんです。男の子映画を作らせたらピカイチだと思いますね。

1989 「ミクロキッズ」監督。
SFXを駆使したアクションコメディー。父親の実験で小さくされた子供たちがジャングルと化した庭を探検するというアイデアが成功。続編もできました。
虫に乗って空を飛びます。けっこう楽しめます。
1991 「ロケッティア」監督。
飛行機好きの青年がひょんなことから手に入れた小型ロケットを背負って大活躍する。とても好きな作品。
青空を飛びまくる姿に憧れました。古きよき時代の、大空に憧れる男の子のSF映画です。
1994 「ページマスター」監督。(実写部分)
マコーレー・カルキン主演のファンタジーアドベンチャー。アニメと実写が融合した映画のようです。実写部分の監督を担当。日本では公開されませんでした。
未見。
1995 「ジュマンジ」監督。
スゴロクでのイベントが本当に起こってしまう、コメディパニック映画。
家族の絆を絡めてます。空は飛びません。手軽に楽しく見れます。
1999 「遠い空の向こうに」監督。
ミニチュアロケット作りに熱中する高校生たちの青春を描いた好きな作品。この物語をジョンストンに依頼したプロデューサはさすがです。
突出したところはないけど、夢への挑戦、父子の物語等、僕の好みにはまった好きな映画です。他の作品と違い、空想物語ではありませんが、古きよき時代の、大空に憧れる男の子の青春映画という点では彼お得意の分野といえるでしょう。映画邦題、失敗だよなあ。
2001 「ジュラシックパークIII」監督。
大ヒットシリーズをスピルバーグから受け継ぎ、お株を奪うほどの楽しい作品に仕上げました。
期待通りの面白さに大満足。スピルバーグがやるよりも成功すると思ったんですよね。大好きだった恐竜達もたくさん出てきたし。この人も相当恐竜好きとみた。