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表 紙 |
所蔵本の外題は、次の通り。 第一冊 『易鮮 一』 第二冊 『易鮮 二』 第三冊 『周易 諺解 三』 第四冊 『周鮮 四』 第五冊 『繫辭易鮮 五上下』 とあるが、冒頭の内題は本ページ の三～五枚目の写真を参照願う。 第五冊は、第五巻から第九巻 までの五巻分を含んでおり、 全九巻五冊の構成。 但し、外題・サイズ等が各冊 異なる為、同時期、同一の 版行ではない。 【刊行年未詳】 |
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表 紙 の 綴 糸 |
各巻の構成は次の通り。 第一巻 『上經（坤下乾上 ”否”迄）』 第二巻 『上經（離下乾上 ”同人”以降）』 第三巻 『下經（坎下兌上 ”困”迄）』 第四巻 『下經（巽下坎上 ”井”以降）』 第五巻 『繫辭上傳』 第六巻 『繫辭下傳』備考：『文言傳』は含まれていない。 原欠。 第七巻 『説卦傳』 第八巻 『序卦傳』第九巻 『雜卦傳』 |
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巻 之 一 ・ 巻 之 二 冒 頭 部 分 |
所蔵本の仕様は下記の通り。 第一冊 整版、有界、十二行二十三字。 本の縦３１．８Ｘ横２０．７ｃｍ 第二冊 整版、有界、十行十八字。 本の縦３１．６Ｘ横２０．９ｃｍ 第三冊 整版、有界、十行十八字。 本の縦３２．５Ｘ横２１．５ｃｍ 第四冊 整版、有界、十行十八字。 本の縦３３．６Ｘ横２２．７ｃｍ 第五冊 整版、有界、十行十八字。 本の縦３２．３Ｘ横２１．５ｃｍ |
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巻 之 三 ・ 巻 之 四 冒 頭 部 分 |
『周易』は、『易』、『易経』とも言い、占いの書。 五経の一つで、十三経の一つともなっている。。 宇宙間のあらゆる現象を陰陽を基本に説いている。 倫理道徳的内容も含み、且つ、 人生処世にも関与する事象に触れている。 掲載の『周易諺解』は、朝鮮・宣祖命撰の書として知られる『周易』の諺解書（平易解説書）。 漢字・ハングル文字混在の形をとり、 民衆の教化を狙ったと考えわれる。 |
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巻 之 五 至九 ・ 冒 頭 部 分 |
同書の初版刊行は、壬辰の乱（文禄・
慶長の役＝１５９２年～１５９８年）直後の 宣祖３９年 （西暦１６０５年）と言われる。 |
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巻 之 九 ・ 巻 末 部 分 |
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巻 之 九 ・ 巻 末 拡 大 |
最終巻（第九巻）、巻末部分の拡大。
『全州府河慶龍藏板』という文字が見える。 |