過去の弓状岩壁情報



2006年12月〜07年5月までの二子の状況

2007年5月下旬
@岩壁の状態:
この時期としては最高の状態、というよりは最高。
A天気の状態:晴れ。昼頃は日差しが強よく「暑さ」を感じたが、この日は気温はそれほど高くはなかった。
B日差しの状態:上部スラブ帯に日が当たる。昼過ぎは弓状岩壁は日が差すような状態で、気温が高くなることもあり、クライマーは休憩時間となる。朝と夕方にトライする状態。マイライフ周辺は夕方は残照の影響で岩の温度が高くなる。広場も一日中日陰状態。ただし、トライ中もビレー中も上を見ると太陽光線が目に入る。
C気温の状況:この日は気温は低かったようだ。でも暑い一日。
E各ルートの混雑状況:比較的空いていた。仕事を終えた人、精神的に一段落してしまった人様々。ヌンチャクヲ一旦回収してしまうと急速にモチベーションがなくなる。
F坂本での温度表示:
坂本の気温、朝26度、夕方19度。この気温のわりには岩場では過ごしやすかった。
Gトピック:
この日、K野氏が「任侠道」をRP。便数かなり少ないはず。流石。また「振り返るな」でもRPがうまれている。

2007年5月中旬
@岩壁の状態:
久しぶりの二子。岩場の乾燥状態は良好。ほとんど浸みだしなし。5月のこの時期、梅雨前には良好の状態が出現するが、まさにその状態。上部の傾斜がゆるい部分は日が当たるが、中間部から下部は岩壁に日が当たらない。ただし、上部を眺めると太陽が目に入り非常にまぶしい。今後の雨の状態でどうなるかは判断できない。日が当たらなく、風が通らない状態では乾きは遅いと思う。この時期は岩場の下に行ってみて始めて状態が分かると思っていた方が良いだろう。
A天気の状態:この日は非常に暑かった。快晴。
B日差しの状態:深緑のために日陰部分が多くなっている。その分風通しも悪いが。写真を見て判断して欲しい。
C気温の状況:この日は、関東各地で30度を超えたとのこと。確かに暑かった。岩を持つとぬめる。しかし木陰にはいるとそれほどの暑さを感じない。深緑の影響かもしれない。緑か綺麗。岩場では暑さを感じないが、登り始めると手に汗が出てくる感じ。私の場合、この日は岩場の途中でレストしても体感温度が下がらず困ってしまった。微熱があったのかもしれないが。
E各ルートの混雑状況:3パーティ7人のみ。とても静か。
F坂本での温度表示:
坂本の気温、朝から25度。帰り15度。
Gトピック:
私事ですが、クレーターで2回もテンションをいれてしまった。いやーきつかった…。

2007年5月上旬
@岩壁の状態:
連休の時期としては良好の状態で、任侠やSVPなどホール部分に浸みだしがある他は快適な岩の状態。ただし両日とも天候が良かったせいか、暑くまた湿気が多いような状態であった。
A天気の状態:両日とも晴れ。午前中は快晴で、午後になると雲が湧き、時々日差しが遮られるが、日射の直撃を受ける午後の時間帯は、すべてのクライマーはぐったり状態。中には元気な人もいたが。
B日差しの状態:午前中は岩は冷えていた快適。午後になり日差しが差し込むと、辛い。若葉が目にしみて心地よいが、日差しを遮ってくれるまでにはなっていない。ただし、日ごとに緑が濃くなっていくのがわかる。この1週間で新緑が深緑に変化していくのが目に見えて感じる
C気温の状況:ともかくも、日中は23度前後。両日とも上半身裸で登っているクライマーが多かった。ただし、ペトルーシュカ周辺は谷からの吹き上げる風もあり、涼しく感じた。ブヨがではじめている。
E各ルートの混雑状況:静かな二子。人数的には手頃。自分のペースで本数を出せるのが嬉しい。常連は他のエリアへ遠征中だったこともあるようです。金と暇のない忙しい、また二子に情熱をかけている常連はさびしく二子通い(失礼)でした。
F坂本での温度表示:
4日は朝22度度、帰り17度。5日は朝23度、帰り19度。やっぱり暑かった。
Gトピック:
北海道からジュニアチャンプのSくん(高校1年生)が登りまくり。12c数本をOS。任侠道は惜しくもOSを逃したが、RP。実力を遺憾なく発揮。K氏おいししよ〜をRP10便以内(これはすごい)、粘りのあるクライミング。また若者もちょろっと「おいしいよ」をRP。また大阪からの遠征の人たちも楽しくトライしていました。いやはや見応えのある連休中の二子でした。

2007年4月下旬
@岩壁の状態:
前半は、任侠から真珠入り、ホテル二子にかけて上部が濡れていた。先週の雨の影響だと思う。この日は午後になって唐獅子上部はトライ可能になった。日曜日にかけても、この濡れは解消しなかった。二段岩壁の振り返るなもトライ不可能。SVPも一部ホールドが濡れていて、トライは可能だが覚悟が必要だった。広場は問題なし。
 後半には、状態から判断して浸みだしが始まるのではと思いきや、岩場の状態は良好。任侠中間部のコルネやホール、SVPの中間部など一部濡れている部分もあるが、全体的には乾いていた。乾杯下部が少々黒くなり、水分がさがっている様子がみられたが、弓状岩壁下部はまだ黒ずんでいない。
A天気の状態:土曜日は朝は暖かったが、すぐに曇り雷とともに雨が降り出し、また極端に気温が低下。非常に寒かった。手がかじかみ焼き石が必要だった。風が吹き抜け、羽毛服がなくては我慢できない状態。日曜日は逆に気温が上昇し、暑くていられない。土曜と日曜では両極端。とくにこの時期、新緑が始まったばかりで、木に葉が開き切らず、日陰がないため、太陽光線をまともに受けてしまう。岩場の真下のわずかな日陰を求めて移動することになった。4時過ぎに雲が出て、涼しくなった。
B日差しの状態:日曜日。午前は良好だが、午後にはいると太陽光線が直射。逃げ場所がない。
C気温の状況:暑い日と、丁度よい日との差が大きい。7度前後と思いきや次の日は、気温上昇。気温の較差に体がついて行けずに、午後に入ってダウンの日も。広場で4時頃まで避難というか、動かずに様子見の状態だった日もある。
E各ルートの混雑状況:土曜日はガラガラ。日曜はそれなりに混雑。
F坂本での温度表示:
土曜日朝15度夕方8度。日曜日朝19度夕方15度。
Gトピック:
寒かったり暑かったりで自分の事に精一杯で周りを見渡す余裕がなかった。二子林道がトンネル出口(股峠方面)過ぎの場所で崩落堆積で通行不能のため、坂本方面から入山できず入山は合角ダム経由。という事態が発生。二子林道は27日に開通。詳しくは「埼玉県庁ホームページ→組織と仕事→農林部→秩父農林振興センター→森林管理道路通行制限情報」で検索してください。「はおいしいよ」・「唐獅子」・「私生活」などでRPが生まれた。
 
2007年4月中旬
@岩壁の状態:
股峠周辺の様子から二子山全体はかなり水分を含んでいるようにみえるが、弓状や二段岩壁には影響が見られない。浸みだしの様子がない。この所の雨の影響はどうなっているのだろうか。
A天気の状態:日曜は晴れ。ノースマウンテン周辺は日だまりで暑すぎ傾向。しかしペトルーシュカから上は風が吹き抜け快適な状態。土曜日は風が強く吹き抜けていたようだ。
B日差しの状態:ともかくも、午前中は岩壁下部は日が差さない。午後は岩壁全体が照らされる。混雑している状態でムーブを探るには、クライマーが暑さで休止状態にはいる暑い時間帯をねらうのが良いのかもしれない。
C気温の状況:羽毛服も焼き石も必要なし。でも羽毛服を着ているクライマーもいる。まあ、個人の体調は不明だから。
E各ルートの混雑状況:ともかくも非常に混雑。二子の許容量を越えている状態だ。
F坂本での温度表示:
坂本の気温は不明。というのも、坂本ルートからは入山できない。
Gトピック:
トンネル出口(入山時)で土砂の崩壊があり、現在通行不能。クライマーは吉田方面から入山している。日曜日には群馬のT氏振り返るなをRP。Y子嬢、穴ムジをRP。おめでとうございます。

2007年3月下旬
@岩壁の状態:
岩場の乾燥状態は最高。天候の崩れの影響は今の所出ていない。この4年間ぐらいは4月は登れる状況だった。一般的には、春の長雨により、4月は濡れることが多かったが、今後の雨の状況により、どう変化するかは全く読めない。
A天気の状態:暑い陽気。短パンで登れた。快晴で一時雲がかかると、涼しい。午後には 「雲かかれコール」が出た。と土曜日は終日曇りで気温は4〜5度前後。ともかくも底冷えがした。岩も冷たかった。そして、午前は晴れ、午後から曇りだが、この日は前日と比較して暖かく快適。曇っても暖かった。という状況。3月下旬は波がある。
B日差しの状態:午前は岩壁上部に日が差し、午前中は岩壁下部は日が差さない。太陽高度と岩壁の傾斜が逆転したようだ。ただし午後になると弓状岩壁も太陽に照らされる。
C気温の状況:「天気の状態」参照。土曜日は羽毛服と焼き石が必要だったが、日曜日は羽毛服も焼き石も必要なし。日曜日から月曜日にかけて車が非常に汚れた。黄砂の影響かもしれない。
E各ルートの混雑状況:ともかく混雑。日曜日は非常に混雑。弓状岩壁はどのルートもにぎわいが絶えなかった。
F坂本での温度表示:
坂本の気温朝15度。帰り10度とおもえば、坂本の気温土曜日朝5度。帰り8度。日曜日朝15度帰り10度。と大きく変化
Gトピック:
岡山・四国から遠征した女性二人はばりばり登っていた。ノース・モダンラブ・ペトリューシュカをのきなみRP。ちょっと驚き。最近女性陣の進出が目立っている。この日も大工氏が撮影で登場。フリークライミング史のDVD発売が楽しみ。飯山氏はジュニアの初登りに目を細めていた。子どもは本当にカワイイ。「振り返るな」と「真珠入り」13aでRPがあった。振り返るな・SVP・穴ムジ・おいしいよ〜・任侠道など軒並RPが生まれた。これだけ混雑するとRPも多くなるのは当たり前なのかもしれない。

2007年3月中旬
@岩壁の状態:
今週は全くの」最高の状態。カラカラ。ホールも湿気がほとんどなし。3月に入って気温が低い日が続くが、二子クライマーとしては願ってもない気温。日差しがあるため、体は温まり指が汗ばむことはない。RPをねらうチャンスかもしれない。でも2月にかなりのRPが出てしまったから、現在はムーブ作りの人が多いのだろう。
A天気の状態:両日とも、気温は低かったが、日差しがあり、クライミングには絶好の状態。曇ったときは流石寒い。風も適度。ちょ うど東岳に風があたって、二段岩壁には影響がない状態。悪いだろうと予想しがちな天気予報だが、やはり岩場に来てみなければ本当のことはわからないことを痛感した。
B日差しの状態:午後には日差しが行き渡って、非常に良好。夕方はペトルーシュカからマイライフあたりが残照で照らされる。夕方は6時頃までトライ可能。でも日曜日は皆さん帰宅が早かった。
C気温の状況:両日とも寒気の南下で気温は低めであった。朝夕は焼き石が必要な気温。昼はやはり少々岩が冷たく、指がかじかむ。
E各ルートの混雑状況:土曜日は混雑、日曜は非常に混雑。休むスペースを探すのに苦労した。この所、常連さんが休憩スペースを普請してくれているので、助かります。アリガトサン。ビレーヤの後ろを通るときは特に注意。先日も唐獅子のビレーヤーが後ろにさがらざるを得なかったために、通行人が谷に転落の危機に。通行人が注意を。ビレーヤーはトライ者の安全しか確保できないものです。はい。
F坂本での温度表示:
土曜日朝5度夕方3度。日曜日朝3度夕方3度。
Gトピック:
土曜日にはノースで。日曜日はモダンラブ・穴ムジでRP。日曜日はたくさんの懐かしい人と会った。元気でなにより。群馬のM女史は火の鳥(2日目で)RP。これはすごい。またノースでもRPあり。

2007年3月上旬
@岩壁の状態:
岩の乾燥状態は最高に近い状態となった。
A天気の状態:午前中は薄曇りで、風も冷たく寒かった。午後から日が当たり暖かくなる。
B日差しの状態:まだ10時頃にノースマウンテンに日が当たる。日は徐々に長くなるが、日差しが良く当たるようになるには、もう少しまたねばならないだろう。
C気温の状況:午前はひどく寒い。アップを3本入れたが、体がこちこちで動かない。昼にひなたぼっこができて、やっと筋肉がほぐれた。筋肉がほぐれても動きがぎこちないのは、もちろん…歳のせいだろう。悔しいが仕方がない。
E各ルートの混雑状況:日曜の天候の悪さを予想しているのか、かなり混雑。
F坂本での温度表示:
朝6度夕方7度。
Gトピック:
傾斜の強い12aマイライフをきんさんがゲット。詳しくは彼のHPを。おめでとうございます。先週には原田さんが14cの乾杯をRP。第5登。これはすごい。現在私もチャレンジ中だが、なんせ年寄りは筋肉がないもので下部がこなせない。

2007年2月下旬
@岩壁の状態:
夜半からの強風のためか、岩の乾燥状態は良かった。最高までは行かないが良好の状態
A天気の状態:この日は快晴から薄曇りへ。風もそれほど強くはなかった。午後には一時雲が生まれるがすぐに太陽が。夕方、長野方面に雲が出るが、影響なし。飛行機雲は発生したがそれほど尾を引かなかった。
B日差しの状態:10時頃にノースマウンテンに日が当たる。暖かくなるのはまだ先のようだ。
C気温の状況:土朝は0度前後昼に3度。午後に5度。比較的空気は冷たかったようだ。というのは、当の私本人が熱があったようで寒さを感じなかった。この日の夜より発熱が悪化。
E各ルートの混雑状況:それなりに混雑。
F坂本での温度表示:
朝3度夕方5度。
Gトピック:
状態が良かったのかRPまであと一歩という人がたくさん。TさんリビングRP。IさんピヨピヨRP。おめでとうございます。
2007年2月中旬
@岩壁の状態:
土曜日10日は曇りのため、湿気が強かった。12日は乾燥していたが、天候が良すぎて手が汗ばんでしまう。岩の状態は最高の状態に近い。
A天気の状態:土曜日は一日中曇り。気象庁の予報が当たったのかはずれたのか。月曜日は上天気で晴れ。午後に雲が出たが日差しを遮ることはあったが、太陽はすぐに現れる。両神山方面に雲が浮かぶ状態。
B日差しの状態:10時頃はやっとノースマウンテンに日が当たる。太陽高度が少しずつ高くなる。
C気温の状況:土曜日は曇りの割に、気温が高かった。昼で5度前後。寒さは感じない。ただし湿気が多い。日差しがないため岩の状態は湿り気が蒸発しない状態で良くなかった。月曜日は午前中は風があり3度前後でRPねらいの状態であったが、午後から気温が上がり汗ばむ陽気になった。筋肉が暖まり動きやすいが指は汗ばむ。
E各ルートの混雑状況:土曜日はそれなりに混雑。月曜日は空いていた。3日間連続は体に応えるはずだが、ものともしない強者が何人かいた。うらやましい体力だ。
F坂本での温度表示:
土曜日は朝8度夕方6度。月曜日は朝6度夕方気温4度。
Gトピック:
土曜日は3本RP。サバージュ・真珠入り・ノースマウンテン。

2007年2月上旬
@岩壁の状態:
一部コルネの裏側に湿り気が残るが、ほぼ浸みだしは解消した。ただ、昨年のこの時期と比較すると最高の状態とはいえない。「ようこそTウオール」周辺は若干湿気があり、その部分は緑色のコケが浮き出している。
A天気の状態:この日は快晴。雲も生まれなかった。ただし、風が強く、南からの吹き上げるような、いつもの吹き下ろす風とは、風向きが違った。それに冷たさを強く感じた。夕方には、皆さんあまりの寒さと風の冷たさに、早々退散。
B日差しの状態:10時頃はやっとノースマウンテンに日が当たる。あとはとくに大きな変化はなし。
C気温の状況:朝10時、ノース前の寒暖計で1.5度。寒い冷たい状況。昼に7度。ただし、風が冷たい。岩壁下部で岩に張り付いていると暖かいが、上部に出ると風をまともに受けて、寒い状態。気象庁は「高気圧が張り出し…」といっていたのに〜 。
E各ルートの混雑状況:それなりに混雑。
F坂本での温度表示:
坂本の気温4度。帰りも4度。そんなに気温は下がっていないのに非常に寒かった。風による体感温度が低かったといえようか。
Gトピック:
前日土曜日はRPのラッシュとのこと。振り返るな・ジョナサン・任侠道・真珠・乾杯・セリーヌ他。歴史的なRP増産デーだったようだ。そのような日に立ち会えなくて残念。乾杯14cをRPした新田君は中学生。流石。また5日日曜日も・ジョナサン・ノース・任侠・火の鳥・ホテル二子とこれもRP続出。皆さん本当におめでとうございます。努力するものに女神は必ず微笑みます。二子大明神にもお礼を。

2007年1月下旬
@岩壁の状態:
浸みだしはかなり解消している。コルネの裏側に湿気が残る状態で、コルネ表面には出ていない。また、岩の黒さからすると、弓状岩壁下部に水分が移動していると思われる。唐獅子はほぼ完璧の状態。SVPは下部から中間部にかけてのコルネ裏側がぬれている。ノースマウンテン出だしの一手右手アンダーで手のひらが少々ぬれるが、上部のコルネは乾燥状態に戻った。条件が良くなりつつある。
A天気の状態:天候は、猫の目変化。よくも悪くも、天気予報ははずれる。気象の変化が激しい証拠。
B日差しの状態:朝、10時過ぎにノースマウンテンに日差し。それからゆっくり広場方向に日が移動。この10年くらいに林の木々が成長したのだろうか、木の影がやけに気になってしまう。この日は夕方5時頃まで登れた。日が午後方向にずれ込んで来ている。とってもうれしい。夕方、暖まった岩は、ワークアウトに都合が良かった。この日も5時30分近くまで稼働可能だった。
C気温の状況:非常に寒い日もあれば、非常に暖かな天候もあった。27日には関東平野部では3月下旬の気温とのこと。二子のノース下部で、この日は7度をキープ。午前中吹き出しの兆しが見られ、風が吹き下ろしたが、それは一時的な現象で、後は暖かな一日となった。一般的には、2月中旬から気温が上昇してくる。今年は、温暖化の影響が出ているのかも知れない。
E各ルートの混雑状況:それなりに混雑。といっても、大きな順番待ちはないが、マイライフあたりが混雑。
F坂本での温度表示:
気温9度前後で変化(朝9時30分頃)。jinさんの情報によれば、約1時間前には3度とのこと。日が当たりの関係かも知れない。当方の情報は「9時30分頃」と従来のものも含めて理解してもらいたい)、夕方6時には2度。昨日(金曜)の夜に、雪がちらついたようで、二子林道に入ってすぐの南側に面した路上にも雪があった。しかし帰りには解けてなくなっていた。北面の林道は、氷化した路面に雪が乗っている状態と思われる。
Gトピック:
おいしいよ〜とペトルーシュカでRP。曇って寒いのにご苦労様でした。二子林道の北面の積雪と氷化状態は、先週から引き続き変化無し。ハンターが山に入っている。流れ弾に注意?。民宿「登人」手前の道路側壁工事は終了ししたため交通規制はなくなっていた。1ヶ月の工事が1週間で終了!仕事がはや!。オラも早く仕事を終わらせのんびりしたい。この日のRPはノースマウンテンとミラージュ。それと小西君が「おいしいよ〜」をOS。恐るべし若者。「おいしいよ〜」のOSは、3〜4年に一度くらいの快挙と言って良いかも知れない。その登りをみることができたのは貴重な体験であった。今日のように状態が良いのに、われら努力家のRPの数が少なかったのは、ムーブがまだ固まっていないためか。

2007年1月中旬
@岩壁の状態:
この1週間で浸みだしはかなり解消した。午後暖まると、若干浸みだしが観られるが、とくに問題はない。ただしルートによってはコルネの日陰の部分はまだ湿気が多いし氷化していてトライに支障を来す場合がある。ムーブを作るにはまあまあ許せる範囲の湿気と言えるかもしれない。ただしレッドポイントとなると気になる湿り気かもしれない。この日の乾杯やSVPを触った経験からするとコルネやホール部分はかなり気になる湿り具合と結論づけられようか。
A天気の状態:
この日は快晴。本当に雲一出てこなかった。両神の夕日も綺麗。両神のシルエットがくっきり。申し分なし。久々の二子の冬という感じ。前日は午後から雲がでで底冷え状態であったとのこと。ご苦労様です。2月下旬まではやはり厳冬期。入山するからには多少のリスクを背負うことは仕方ないですよね。1週でも明けるとムーブに疑問を感じ登りがぎくしゃくするし、かといってムーブを維持するには寒さ冷たさを我慢しなければならない。このジレンマに陥ってしまうのが、この時期の二子の特質。若いなら(気持ちも含めて)少々の寒さ冷たさを我慢して、継続してルートをトライする事がRPへの最短距離かもしれません。でも楽しむなら底冷えの中で我慢することもないですよね。日差しのある二子はやはり楽しいと思います。ハイ。「フリー」クライミングなんですから。RPめざしたいし、また楽しみたいし、クライマーの心境は複雑ですよね。ほんとはね暖かくて筋肉がうごいて、でも手に汗をかかなくぴたっと岩に指が吸い付いてというのが最高なんですよね。これって相反する矛盾する要素なんですよね。でもこのような条件は年に数度来るんです。神は私たちを見捨てませんから。
B日差しの状態:10時頃ノースマウンテンが日差しで暖まる。11時頃やっとホテル二子あたり。それより右手方向のルートは木立の陰で、はっきりしない日差し。特徴的にはこの時期の「おいしいよ〜」周辺は午前中はかなり冷え込む。ただし夕方5時頃までは登ることができるようになった。
C気温の状況:
10時頃、ノースマウンテン前の木にかけてある温度計では3・5度前後。先週の8日より0・5度高め。昼には4度前後。この日はあまり風もなく穏やかであったが、そこは厳冬期、気温の上昇はみられなかった。この日は4度が最高気温。ただし日差しがあったため、快適な1日と言えようか。
E各ルートの混雑状況:
おおざっぱに10数パーティ・20人前後。混み具合といい、気象条件といい、岩場の条件といい、RP日和だったと思う。しかしやはり現実は厳しいですね。
F坂本での温度表示:朝3度・夕方0度。朝は日が当っていて3度は低めの気温。この時期としては平年並み。

Gトピック:
道路状況として、先週8日の状況と大きく変化無し。ただ日陰部分は氷化が進んでいるようだ。とくに二子トンネル前の両神山が眺望できる場所に出る部屋ピンカーブ前(ここはいつも凍っている)部分。それから二子トンネルを出口とその先のカーブ先日陰部分の氷化が激しい。その先二子の北面は日が陰っていて、積雪が多く残っているがここは圧雪状態。ともかくもスタットレスは必携。また「行きはよいよい返りが怖い」状態(返りは傾斜が急であるため)。あぶないと感じたら滑り止めを巻くことをお勧めします。

2007年1月上旬
@岩壁の状態:
浸みだしは落ち着いてきた様相を見せ始める。相変わらずコルネから浸みだしが出ているが、下部にさがってきたようだ。大まかな浸みだしは、悪魔のツメ周辺・ノースでは出だしのコルネしたとその上のレストポイントのコルネ。唐獅子は核心部の棚・任侠は3本目ヌンチャク上のコルネ(アンダーから上部にかけて)。真珠は下部の核心上のコルネ。二子は出だし2本目ヌンチャク周辺のコルネ。SVPはレストポイント周辺(日陰部分は凍っている)。おいしいよーは核心部に入る前の右上部コルネ。もちろんガバホールド内部はぬれている。1週間の浸みだし状態には変化がない。相変わらず日の当たらないコルネの裏側やホールの中は湿気っている。ところによっては氷が張り、始末が悪い。氷を落としても再び氷結してしまうため、その分浸みだしが収まらないのかもしれない。ともかくも快適な状況への復帰には時間がかかりそうである。曇ると乾燥が進まず、濡れが解消しなかった。晴れて風が吹くという天候状態と浸みだしのせめぎ合い・バランスで、岩の乾燥状況が決まってくる。
A天気の状態:午前中は快晴。雲一つない。昼頃に雲が出始めたと思ったら、2時頃には一面曇り空。4時頃には長野方面に青空が広がり始めたが、両神方面の厚い雲はどかずに、結局太陽は顔を見せずに日没。4時頃には、皆さん早々に引き上げてしまった。本当はもう一本ダウンで登りたかったけれど…。家に帰ってフィンガーボードに30分ほどぶら下がった。
B日差しの状態:太陽高度には大きな変化無し。日没が4時40分頃か?5時近くまで明るい。これから日が長くなるのがが楽しみ。もう一本だせるから。ノースマウンテン下部にいると、広場方向から太陽が、木立の中を移動して、午後には両神山方向に向かう。太陽高度はまだ低い。これからの時期は、やはり厳冬期。
C気温の状況:
10時頃はノースマウンテン前の木にかけてある温度計では3度前後だった。アップでノースマウンテンを登っていても、極度に手が冷たくなるというような事はなかった。午後、太陽が時々隠れるようになって、2度くらい。ところが雲が厚くなるにつれて気温が低下して3時頃には0・5度。吐く息が白くなった。3時頃は耐え難い寒さに。冷凍庫で仕事している人はいつもこのような感覚になるのかしら?。聞くところによると昨日(7日・日曜日)は午前中は穏やかだったが、昼頃に天候は急変し急激な気温低下と吹雪で、ほとんどの人が退散したとのこと。
E各ルートの混雑状況:
連休の最終日および天候の回復ということもあり、それなりの混み具合だったかな?。
F坂本での温度表示:朝6度・夕方0度。朝は日が当たり気温が高めだったようだ。

Gトピック:
カネゴン、トレーニングモード全開。藍より青くからジョナサン上部(これは登りがいのあるオリジナルルート)、任侠、おいしいよ〜他たくさんのルートを登りまくり。見応えたっぷり。カナちゃん藤娘2撃でRP。藤娘は12bだけどムーブが極端に難しい。雪の影響で、二子林道の北面には積雪がみられた。また圧雪と気温の低下で、林道は所々氷化している。スタットレスでないと入山は厳しいと思われる。ノーマルの場合はもちろん滑り止めが必要となる。また猟師が入山するため、対向車には注意が必要かもしれない。昨年、積雪があった日の前後に「クイックドローの大量盗難騒ぎ」があった。ご注意を。

2006年12月下旬
@岩壁の状態:
27日の大雨による浸みだしが、寒波の到来により、氷柱となって弓状岩壁を覆った。29日・30日とも氷柱をまとった華麗な姿をあらわした。二段岩壁は、「振り返るなのハング」とその下部のみ氷柱が発達していたが、ここより左側ババージュ方面は全くの影響なし。からから。厳冬期には局部的な氷柱の発達がたびたび見られたが、今回のような氷柱の発達状況はここ10年では始めて。大雨が冬季に降るのも珍しいがそれ以上に今回の様相は特殊。ともかくも華麗な姿であった。
A天気の状態:
29日はともかく寒い・冷たい1日だった。そのため4時にはクライマーは岩場から退散。祠が暖かいということで非難したクライマーも存在した。朝9時ごろ両神山方面は雪雲でかすんでいた。10時には晴れたものの寒風には耐えられなかった。昼には持ち直したがやはり、クライミングするには寒すぎた。30日は幾分寒気はゆるんだが、午前中は氷柱の処理でクライミングにはならなかった。天候はこの日は快晴。
B日差しの状態:朝10時頃にノースマウンテンまで、日が当たる。それより広場側は木立に遮られて、貧弱な日差し。葉がないぶんましかもしれないが、弱々しい日差しは気分をちょびっと寒くする。木立の陰があるが、日差しは良好。太陽高度はまだ低い。二段岩壁は最高。
C気温の状況:
20日前後は、クライミングに丁度よい気温状況。日差しの暖かさと風の冷たさが混じったほどよい感じ。私としてはちょっとぬめるかなという一日だった。でも焼き石はしっかり持参してのぼりましたよ〜。「必要だけどそんなに重宝ではないでも、やっぱり必要」なんていうかなり微妙な状態。経験者はわかっていると思うけれど、半袖で登るには寒くて指がつめたいが、長袖では暖かすぎて指がぬめるとき、半袖に帽子の組み合わせはぴったりなんですよね。それで、半袖で帽子をかぶるかかぶらないか悩むときもあるのです。試して下さい。一転下旬になると昼で−2度。午後も0度前後。ともかくも寒くていられない。体を動かしていなくてはならない状況だった。昼頃に乾杯の氷柱を落としてルート整備して、1時間後に様子を見に行ったら、細い氷柱がもうできていた。この日家に帰って、顔面がかさかさヒリヒリであることに気づく。しもやけ状態か?。30日は昼に2度前後。厳冬期の気温状態になる。長袖と帽子着用で登るクライマーが多かった。数人は半袖。
注意事項として一つは氷柱の落下。事故はなかったが、29日は強風による落下が、30日は気温上昇による落下があった。突然降り注いでくる。上部に見える氷柱は落ちる場所を予測できるが、任侠や唐獅子の最上部で生まれた氷柱の落下は視認できないため危険。ともかくもどこに落ちてくるかわからない。また朝方には、表面に土が乗っている氷結地面に足を取られるため、これも危険。
D日没時間:4時30分ごろ日没。空気が澄んで両神稜線と夕焼けのコントラストがくっきり。
E各ルートの混雑状況:
中旬はいつもの混雑。しかし年末の29日は混雑まったくなし。30日は、唐獅子・任侠は、寒さとルート整備で朝方時間がとられ、時間が押して、午後に順番待ち有り。また唐獅子・任侠は午後になり、浸みだしがみられた。真珠入りより右側各ルート(ホテル二子はのぞく)は、氷柱落としで苦労したようだ。SVPをトライしてみたが、下部で氷柱に無理なムーブを強いられ、中間部のレストポイントのコルネ内部は凍っていて、氷に抱きついた。その上は氷柱に遮られ、仕方なくヌンチャクA0で抜けた。フレーク手前から上部は問題なし。火の鳥では下部からから氷柱落としで苦労しているようだった。私生活は氷柱だらけで、それは見事。壁の傾斜がこんなにも強かったのかをみせられた。乾杯はどうしてか暖かい(ような気がした)。
F坂本での温度表示:24日朝5度C。帰り、5時半ごろ2度C。29日朝−1度・夕方2度。30日朝2度・夕方朝1度C

Gトピック:
24日は何といっても、ワタナベさんがSVPをレッドポイント。63歳?の高齢でのチャレンジとRPはやはり私たちの好例になります(ごめんなさい)。「SVPをクールダウンで行う人の気が知れない」と広場で叫んだあとでのRPでした。気合いの入ったお言葉とRPありがとうございました。夕方握手をさせて頂き、すっご!!。指の関節の太さにおどろきました(職人さんの手でした。クライミングのことしか考えていない自分がちょっと恥ずかしくなりました、でも1分後には今までの自分にもどりました)。モチベーションをたくさん頂きました。ごちそうさまです。
30日、日本を代表するクライマーであるタナカ氏が来ていた。藤娘オンサイト。細かいホールドを利用してスタティックに登る姿は華麗さと力強さが調和したスタイルであった。この日は予期せぬプレゼントをいただいた気持ちです。本年はお疲れ様でした。健康と怪我に注意して、来年も楽しくクライミングしましょ。

2006年12月中旬
@岩壁の状態:
コルネの浸み出しは解消するどころか、先週日曜日より若干多くなったような気がする。今週の天気の影響があるかも知れない。冬型が続き乾燥が強くならなければ、絶好のコンデションとはならないだろう。RPねらいの人はヤキモキする状態だろう。一方、ルートを探る段階の人は、「良い機会」くらいの気持ちを持った方がよい。ムーブを探って、RPねらいの時には絶好の状態になるかも知れないのだから。RPねらいの人は1日の内で好条件が出る瞬間を見逃さずに。今までの経験からすると、今シーズは氷柱が多く見られるだろう。朝の1便は雑巾で拭く様子が見られた。ほほえましい様子だ。でもこれが本来の二子の状態。手ぬぐいをぶら下げて登る姿は、5年くらい前の「私」と重なります。ご苦労様です。
A天気の状態:
午前中は晴れ、午後から曇りとなった。朝方、両神山方面にかぎ絹雲がみられた。その後雲がどんどん厚くなっていって、午後は完全に曇り。ただし谷からのつめたい吹き上がりはなかった。午前中の日差しで岩が暖まり午後に日が陰っても登りやすかった気がする。
B日差しの状態:木々の葉は落ちて、どこでも日があたる状況となった。二段岩壁は朝10時には、日が当たって暖かな様相。11時頃にホテル二子方面に日差しあり。本来は「おいしいよ〜」は午後からが日差しの関係で岩が暖まる状況だが今日は曇ってそれほどでもなかった。
C気温の状況:
今日も比較的暖かい一日だった。朝方の岩の冷たさは、焼き石が必要だがそれほど重宝するというような状態まで冷え込んでいなかった。ただし、午後から曇った関係で、細かいホールドを持つとパワーが吸い取られてしまう状況でもあったようだ。しかしこれも個人差があって一般的にはいえない。
D日没時間:この日は曇っていたこともあり、4時過ぎには薄暗くなってしまった。それでもトライするクライマーがいた。ライトをつけて車に急ぐクライマーが多く見られた。私は「電池がもったいない」とケチって暗い山道を歩いて股峠を越えたが、ぬかるんでいて恐ろしかった。転んで足首でもくじいたら、今までの積み重ねはなんだったかぁ〜と嘆くことになると思ったので、ゆっくり降りた。車に着いたらほっとした。ケチもほどほどに。
E各ルートの混雑状況:
天気・曜日の関係か、それほど混雑してはいなかったった。どのルートも3巡は確保できたようだ。二子への入山者を制限でき以上、前のクライマーのザイルが抜かれた時にはすぐにスタートできるように準備をしておくなど、密度を上げていくしかないのかも知れない。クライミングも周りへの配慮に気をつかわなければならない時代に入ってしまったのかも。
F坂本での温度表示:朝9度C

Gトピック:
各ルートには[RP]間近のクライマーが一人以上いることが判明。これはすごいことだ。怪人ダンス1名・セリーヌ1名・乾杯2名・私生活1名・ペトリューシュクワー1名・穴ムジ2名・おいしいよー1名・任侠3名・唐獅子3名等。あくまでざっと見た感じであることをことわっておきたい。先週、小野寺さんが新ルート(13c以上)を設定・RPした。これは乾杯の上にあるハングを登る超ロングルート。名前はまだない。発表待ち。今日は何故か赤・オレンジ・黄色系統のTシャツを着ている人が多かった。何故だろう。

2006年12月上旬
@岩壁の状態:
午前中はコルネに浸み出しがある。ただし昨日の雨の影響は見られない。午後になると乾いてくる。股峠を越えてくると、地面が相当しめっているため、コルネの浸みだしはこれからも続くかも知れない。ただし、浸み出しの規則性はつかめていないため、結局は当日、二子に来て判断するしかないだろう。
A天気の状態:
暖かい一日であった。天気予報では冬型の吹き出しがあるようなことがいわれていたが、比較的暖かな一日だった。でもやっぱり夕方から寒気の流入に伴う吹き出しがあり、冷え込んできた。
B日差しの状態:完全に木々の葉は落ちて日差しの差し込みは良好になっている。
C気温の状況:
暖かい一日で、任侠道周辺では裸で登っていたクライマーもいた。状態としてはレッドポイント日和だったかも知れない。午後から若干気温が下がったように思う。岩の冷たさは個人差があるようで、夕方には焼き石が必要だった。
D日没時間:この時期はいつものように日照時間が少ない。4時30分頃日没。
E各ルートの混雑状況:
非常に混雑。どのルートにもクライマーが取り付いていた。特に任侠道と唐獅子は、集中度が高い。2巡すれば御の字という盛況ぶり。両ルートも人気ルートであるため仕方ないかもしれない。暗くなって取り付くか、天気の悪いときにしかハングドックはできない。これから参入する人には試練かも知れない。また土日しかトライできないクライマーははRPに時間がかかるだろう。二段岩壁の「振り返るな」と「ミイラ」はトライ者がいない。乾杯も今日は4人も入っている。
F坂本での温度表示:朝5度C

Gトピック:
アキトくんのDNAを受け継いだ松島パパが「からぴ〜」をRP。ホールドごとに手をシェイクしながら、華麗に登った。クライマーにはこのリラックスした登りは目に焼き付いたと思う。できればビレーしていた奥様に真っ先に抱きつき、クライマーに「妻愛」を見せ、「夫婦愛とはかくあるべき」ところも焼き付けさせて欲しかったですはい。その他若造がモダンラブをOS。ものすごい。中学生が乾杯を血だらけでトライしていた。将来が楽しみ。他にもRPが幾つか。おめでとう。ちなみに唐獅子・任侠では熟達者が多くいるようで、12月中には数名RPが出る模様。ここが踏ん張りどき。切磋琢磨して正しい意味での競争心を燃やし、一抜けを果たしてほしい。このようなお互いを高める競争心は必要ではなかろうか。この日は女性陣が頑張ってRPが出た。モダンラブと火の鳥。どちらもKさん。「KーK」コンビとなるか。今後、持久系をトライしたいとの抱負をいただいた。RPは嬉しい。モチベーションをもらったような気がする。お互い楽しみましょう。また「自分の入れ込んでいるルートに、空手形を振り込んでいるのではないのか」という不安を、一瞬吹っ切らせてくれた。ちょっと格好いい言い回しか?
 

2006年11月
@岩壁の状態:
中旬はこの時期にしては非常に良い乾燥状態。浸みだしは見られません。下旬には、二段岩壁は良い乾燥状態。弓状岩壁の各ルートではコルネに浸みだしあり。特に任侠周辺は顕著でした。
A天気の状態:
中旬は終日暖かく、ホールドが若干しめってしまう状況。下旬になると、寒気の影響が出て終日つめたい風が谷から吹き上げ、ペトルーシュカより広場方面は寒くなる。
B日差しの状態:紅葉が真っ盛り。マイライフや乾杯のあたりは、日陰になるが、他は日差しが差し込む。ホテル二子に日差しが差し込むのは11時以降。
C気温の状況:
中旬は17度前後の気温。朝と夕は冷え込んだが、昼は羽毛服を必要としない1日であった。下旬になると、冷え込んだ。弓状岩壁中央部では「気温が低く、日差しあり」という好条件であった。
D日没時間:5時頃日没。両神の夕焼けが美しい。
E各ルートの混雑状況:
混雑。
F坂本での温度表示:中旬は朝16度C前後
下旬になると朝7度C。

  

05年11月〜06年5月の二子弓状岩壁情報
2005年11月の岩場状況
@岩壁の状態:
最高級の部類に入るくらいの乾燥状態。浸みだしは見られません。どのルートも乾いていました。
A天気の状態:
晴れの日が続き、冬型となり相対的に寒い日が続きました。
B日差しの状態:2段岩壁方向から、日差しが差し始めます。10時前には2段岩壁。ノースマウンテンは10時頃。唐獅子には11時頃、ペトルーシュカは昼頃に日が差し込みました。ペトルーシュカから乾杯方面は木に葉が残り、日陰状態となっている。
C気温の状況:
ほぼ平年並みで、時には12月上旬になることもありました。
D日没時間:
4時すぎに日没
E各ルートの混雑状況:
ミイラ方面はなし。だいたい各ルート2〜3名程度。ただし非常に混雑。不思議なものでペトルーシュカはぬんちゃくなし。
F坂本での温度表示:
4度Cから10度前後

2005年12月の岩場状況
@岩壁の状態:最高の状態。
A天気の状態:寒波の影響があり、寒い日が続いた。気温は2度前後。朝夕は焼き石が有効。
B日差しの状態:正面の樹の葉が落ちて、日差しが入るようになった。冬至後、夜明けが遅くその分日没が遅くなる。
C気温の状況:気温状況は平年並み。岩は冷たい。とくに雲に太陽が隠れたり、日没後は岩が冷たい。
D日没時間:4時すぎに日没。
E各ルートの混雑状況:ほぼすべてのルートにトライ者存在。非常に混雑。
F坂本での温度表示:4度C
Gその他:林道に雪がのり、スタットレスでないと危険な日があった。

2006年1月の岩場状況
@岩壁の状態:引き続き最高の状態を維持した。完璧な感想状態。
A天気の状態:上旬に雨や雪の日があった。これらの影響はまったくなし。
B日差しの状態:良好。
C気温の状況:寒波の影響で非常に寒い日と、南風が吹き込む暖かい(予報通り3月中旬)日があり、変動が激しかった。
D日没時間:4時頃20分ごろ日没。その分、朝の岩場にさす日照時間が遅れる。
E各ルートの混雑状況:ほぼすべてのルートにトライ者存在。非常に混雑。とくに唐獅子と任侠は混雑。
F坂本での温度表示:−3度C〜8度C
Gその他:前日の雨で冷え切った大地影響と放射冷却で凍り、秩父盆地内各地の日陰部分でスリップ事故が多発した日があった。またこの時期には、猟師が山に入るため、二子林道での対面事故なども過去   にあった。林道内での対向車には注意が必要。林道の雪が消えたのち、路面に氷が残り注意を要する    日もあった。
 ※1月下旬から2月上旬にかけての雨・雪の日に木曜日を中心に2回ヌンチャクの盗難発生

2006年2月の岩場状況
 @岩壁の状態:雨および雪が降ってもその影響は全く出ない。最高の状態が続いている。ここ8年間でこのような状態はなかった。
 A天気の状態:基本的に晴れの日が続いた。しかし、岩自体が冷えて耐え難く冷たく、アップ時はとくに感 覚がなくなり、焼き石が活躍する日があるかと思えば、非常に暖かく3月上 旬から下旬の状態もあった。さらに雲で太陽が隠れると風も冷たく、最悪 の状態の日もあった。
B日差しの状態:日照時間は少しずつ延びているが、10時過ぎにノースマウンテンに日が差す状態。
C気温の状況:日中の気温は7度前後。
D日没時間:5時頃日没。暗くなるまでトライを続ける人が出始めた。
E各ルートの混雑状況:天候が安定しているため、混雑が激しい。特に唐獅子・任侠に人気が集中。
F坂本での温度表示:−2度〜6度C。平均的な温度。
Gその他:2月上旬には二子林道の日陰部分に油氷が発生したが、下旬にはど溶けてなくなった。

2006年3月の岩場状況
 @岩壁の状態:上旬には湿り気が感じられた。二段岩壁「振り返るな」の上部ハングはぬれていて氷柱が発生し、この日はトライ不可能だった。少しずつ浸みだし傾向が現れつつあると感じられたが、中下旬には解消した。からからの絶好調に逆戻り。
 A天気の状態:低気圧の通過に伴い雨の日があり、三寒四温状況が生まれたが、低気圧通過後は冬型に戻り、風が出てさらに乾燥が進んだ。天気変化と寒暖の差が激しい月であった。
 B日差しの状態:良好。木々は芽吹いていないため非常に良好。
 C気温の状況:寒暖の差が激しかった。真冬のような寒さは峠を越す。「おいしいよ〜」より上部は、風の通り道でやっぱり体が冷えてしまう。低気圧が北海道沖で急速に発達したときは、寒気の流入があり−2度前後に下がった時もある。
 D日没時間:5時30分頃日没。6時近くまでクライミングが可能。
 E各ルートの混雑状況:混雑度は増加傾向。暖かくなると訪問者がやはり増えるようだ。
 F坂本での温度表示:5度(平均的な温度)〜15度C
 Gその他:二子林道は完全に氷は見られず。雨や風の影響で、路上には大小の岩石が散乱。

2006年4月の岩場状況
@岩壁の状態:乾燥状態が維持され、快調そのもの。天気の日は快適だが、曇りの日は日が差さず、かなり寒いという状況。
A天気の状態:例年に比べ晴れの日が多い。例年発生する「菜種前線」が顕著に発達せず。三寒四温状態が続き、4月中旬では前日に雨でも当日は岩場は乾燥そのものという状態が続いた。
B日差しの状態:上中旬では木々の根っこが水を吸い上げているが芽吹いていないため非常に良好。ただし太陽高度が高くなり、弓状岩壁に日が差すのが10時以降となっている。従って、朝のアップは少々冷たい。
C気温の状況:気温は低めだが日差しが気持ちよく、風も適度な強さ。このようなRPの絶好なコンデションが何回か出現した。上旬には日だまりでカタクリの花が咲いた。天候により気温は−0度以下から夏並みの気温まで、大きくぶれた。
D日没時間:6時過ぎ頃。ホールドが見えなくなるまで登り込み可能。
E各ルートの混雑状況:混雑している時と逆に新宿渋谷状況の日があった。天候の読みで入山するらしい。上旬には天候に味方  されて多くのRP者が生まれた。
F坂本での温度表示:上旬は7度〜11C。中下旬は15度C前後。
Gその他:二子林道は雨や風の影響で、路上には大小の岩石が散乱。

     
2006年5月の岩場状況
@岩壁の状態:上旬は最高の状態が維持された。秩父では新緑が真っ盛りなのに、岩場周辺では、まだ葉は開ききっていない。二子林道では山桜が満開となる。コルネなど出張って入るところに浸みだしが見えた。中下旬は天候の状態で岩場が影響を受ける。5月下旬には梅雨模様となり、結露が生まれる。
A天気の状態:ともかくも低気圧と高気圧の影響を受ける。高気圧に覆われると、から吹き下ろされる下降流のためか、さわやかだが、午後には日差しを強く受け条件的には汗ばむ感じ。前日まで雨が降っていても、前日や当日午前に風が吹くと岩は乾くようだ。  二子の浸みだしは本当に読めない。今シーズンはあまりにも岩場が乾燥して、少々の雨でも浸み出しは見られなかった。普通は冬  場は氷柱・春先は浸みだしで、岩を拭いてトライが一般的。
B日差しの状態:太陽高度が高くなり、弓状岩壁は下部はほとんど日陰の状態。上部スラブは日差しがあたり、指がぬめってしまうかもしれない。3時頃には、太陽は「即神仏」に隠れてしまう。ただし弓状の上部は日陰とならない。この時期は日差しが強い。また完全に芽吹いていないため、日差しを遮る場所がない。岩壁の基部がベストだが、限定される。
C気温の状況:ノースマウンテン近くでは、日差しが強くあたるためか、かなり暑い。一方おいしいよ〜より上は、谷風の吹き上がりの影響で、涼しい。ひなたぼっこして身体を温めすぎてトライすると発汗が激しく、ホールドがぬめってしまう状況。
D日没時間:6時すぎ頃。夕方は冷え込んで登りやすくなる。強欲がすぎて、家庭サービスをないがしろにしないようにしましょう(私の事です)。
E各ルートの混雑状況:天候の読みに影響を受けた混雑状況が生まれる。
F坂本での温度表示:17度C前後。
Gその他:ハイカーの車が多く、朝方は駐車に苦労する。

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