第8回:'16年7月15日 − 河川製作

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製作手順:1) 製作手順:2)〜4) 製作手順:5)〜8) 製作手順:9)〜12)

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先々月5月から建設している9mmレイアウトですが、小さな石橋の架かる川の部分を加工して、塗装したり緑を植えたり水を貼ったりしてみました。

先日、三宮に出掛けたついでにKATOの「シーナリーセット 滝・川製作」を買って来てそれを試す事にしました。色々と必要な材料類が全て揃った"オールインパッケージ"なのは良いのですが、簡単な説明書が1枚切りで、初めて見たり聞いたりする素材や用語ばかりで、全くド素人の小生にはとても難度が高そうです。

以前に購入した「鉄道模型の教科書」に記載有る説明とも手順や製法、材料が異なるので、ネットで各種ジオラマ製作のページを検索して、自分なりに勉強してから取り掛かりました。
実施した手順は以下の通りです。

1) 掘り下げていた川の部分に、暗渠から水が急流の様に流れ出て来る様に追加加工
2) 後の工程で線路やポイント部分に接着剤や塗料が付着しない様、マスキングテープや紙でマスク
3) ティッシュを濡らして、川の周辺に土手を追設
4) 土手、河岸、河床全体に、石膏を付着させたプラスタークロスを水で濡らして貼り付け、整形
5) 全体にアクリル塗料を何色が使って適当に塗装
6) 石橋に両面テープを貼って、レール底面に接着
7) 石橋と川岸とに僅かに隙間が生じるので、その部分を紙粘土で埋めて塗装を追加
8) 線路の両側にバラストを撒いて、木工ボンド水で固着
9) 河床の適当な箇所等に石を撒いて、木工ボンド水で固定
10) 全体的に適当な箇所に木工ボンド水を塗り、その上に緑色のターフを撒いて、草を表現
11) 河床にリアリスティックウォーターを注いで、水面を作成
12) 急流の部分にウォーターエフェクトを塗って、水飛沫を表現

プラスタークロスを貼る加工方法は難しく、河岸のいたる箇所に網状のガーゼ模様が残ってしまいました。付属した材料類はホンの小さなジオラマ程度用のお試しセットみたいなもので分量が僅かで、塗料も黒中心で暗かったので、明るい茶色や青色を追加で買って来て塗りました。
ターフは濃い緑色の粉みたいのしか付いてなかったので、若草色のフワッとしたのを追加購入して混ぜて使ったので、それなりの雰囲気が出せたと思います。

茶色のバラストを買って来て線路の両側に撒きましたが、トミックスの線路で表現されている道床の色と異なるので、少々ミスマッチとなりました。枕木が隠れる程度までレールの間にも撒かないと実感的な雰囲気が出ないですね。

塗料や各材料類は夫々乾燥に24時間以上を要し、最終工程まで順番に仕上げるまでには結構な時間が掛かりました。
リアリスティックウォーターは2回に分けて重ねて投入し、注いだ時は2〜3mmの厚みがあったので滔々と流れるシーンを表現したつもりが、乾燥させるとかなり水量が低下してしまいました。川底にうっすらと溜まる程度なので、追加投入が必要かも知れません。

ウォーターエフェクトは暗渠から滝の様に流れ落ちて来たり、急流でほとばしる水飛沫を表すはずでしたが、どうやって表現して良いのか判らず、上手くいきませんでした。更に、ベッチョリと塗り過ぎたのか、それとも梅雨の高温多湿シーズンのせいなのか、乾燥しても半透明にはならず白濁したままの箇所が多いので、青い塗料で表現し直すか、剥がしてでも再作成したい所です。