第14回:'16年9月8日 − キハ35系2連増備

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5月から建設している9mmレイアウトですが、今回は沿線開発や駅前整備は一旦お休みして、新車「キハ35系2連」を増備したので紹介します。

以前にジャンク品で動力無しのキハ30を購入しキハ25等と併結して走らせていましたが飽き足らず、先月、ジャンク品で動力付きのキハ30を見つけ、早速購入!
しかし、カプラー交換のため台車を無理に外そうとした所、車体と台車間を保持する小さな突起を折損させてしまい、台車はグラグラで直ぐに外れるし、通電接触不良で少し走れば停まってしまう状態に・・・。

TOMYTECの鉄コレシリーズから各種「動力ユニット」が発売されており、これに換装して復旧を検討していた所、偶々、家電品購入に行ったジョーシンで、仕様に合う動力ユニットを見つけました。センターベース実測約90mmに対し91mmで、台車枠として現車と同じDT22が付属する動力ユニットTM-15(20m級A3)が型落ち製品だったのか、激安で販売されていたので早速購入しました。

動力ユニットはそのままでは車体へ装着不可で、車長方向は付属のスペーサー3種の内1つを用いて密着させ、車体幅方向はかなり隙間が生じておりプラスティックの薄い板を数枚調整して接着剤で固定しました。高さ方向は、車体内部の枠に当たり動力ユニットが正規の位置まで組み込めず、動力ユニットの黒い枠部分が車体より下部にはみ出して少々腰高の外観となってしまいました。

床下機器は、元のジャンク品に付いていた床下枠をカッターを用いて数個のブロック毎にカットしましたが、そのままでは機器高さが高過ぎてレールやバラストに当たり走行不可な状態でした。仕方が無いので、ヤスリを用いて床下機器を無理矢理ゴシゴシ削り、何とか走行可能な高さまで削減し、動力ユニットの下に接着材で固定しました。床下機器は歪んだり取付が曲がったりとても不細工な状態ですが、何らかの機器が艤装されておれば良い程度と考え、OKとしました。

動力付き車両の方が車高が若干高いが大して目立たず、それなりに編成美も保たれており満足です。ジャンク品の動力部分を損傷させた時は困りましたが、鉄コレの動力ユニットも組み込め、新品購入よりは安上がりでホッとしました。