第16回:'16年10月18日 − トンネル建設工事

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@ ポータル・内部工作 A 屋根作り B 山の形作り C 塗装

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D 緑化・完成




5月から建設している9mmレイアウトですが、今回は沿線開発の中でも最大の難関であるトンネル建設工事に取り組みました。

本日、竣工して無事に開通しましたたので、代表的な光景を貼っておきます。トンネル建設は自分の思いつくまま独自の手法で実施したので、工程が進捗する毎に工事写真を残しておきました。

小生の呆け防止の記録のためにも、順を追って工事手順を説明しておきます。

@ トンネルポータルはTOMYTEC情景小物シリーズから「レンガ」を選び、入口付近のトンネルライナーには ウレタンで出来たGM製を購入しました。発泡スチロールの板を購入して来て、高さを揃えて カットしたものを周辺に並べました。レイアウトの周囲の保護板として以前買っていた厚さ 3mmの板が余っていたのを使って、トンネル側面の保護壁として釘で打ち付けました。
脱線時の復旧用やレールクリーニング用の非常用として、片手が入る程度の穴も設けました。
内部は黒色に塗装しています。

A トンンネルポータル部の隙間を埋めるため紙粘土を詰め、ダンボールを屋根として載せました。
山や斜面の形状に合わせて発泡スチロール を適当な大きさにカットして、配置しました。

B TOMIXのシーナリープラスターを水で溶いて、それに濡れティッシュやティッシュを充分に浸したものを 全体を何重にも覆う様に載せました。ティッシュの継ぎ目部分等、不自然な箇所はシーナリープラスターをその上から補充して、なだらかな山やゴツゴツした岩肌を表現しました。

C アクリル塗料の茶色系や緑色系を何色か用いて全面を塗装し、山肌が見える部分や緑で覆う部分等をある程度区別しました。

D 緑色の部分に、これまで各所に使っているKATO製の明緑色や緑色のコースターフ、並びに草色のターフを撒いて、それなりに表現しました。木を1本1本植樹すると結構高くつくので、この方が安上がりです。山頂部は禿山では寂しいので、白い花を植えました。
この後、ボンド水を塗ったりスポイトで垂らしたりして固定しました。
更に、白い発泡スチロールのまま残っていた周囲の地面に土を撒いたり、砂利を撒いたり、草地に整備したりして完成です。

山の斜面に緑を表現するのは、固定がかなり難しいですね。かろうじて止まっているだけの部分が多く、風が吹けば飛びそうなので、車両のギヤや車輪に絡まらない様に今後、定期的にボンド水の補充や清掃が必要と思います。
これでレイアウトの7〜8割がたは工事完遂し、残す所僅かとなってしまいました。