"新"第1回:'18年3月17日 − 新レイアウト製作着手/近江鉄道ED14増備

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一昨年5月から建設した9mmレイアウトですが、約1年前に完成して以降は車両を増備したりカプラーを交換するぐらいでこれ以上進展が見込まれなかったので、この際、思い切って新レイアウトの建設準備に着手しました。

きっかけは近所の鉄道模型屋で前回も使用したトミーテックのレイアウトボードがAmazon等のネット通販価格の半額以下だったのが決め手で、部屋のスペースの制約、並びに移動の容易さを考慮して前回同様900mm×600mmボードを2枚購入し、それを連結、即ち900mm×1200mmの範囲でレイアウト配置を検討する事にしました。

以前のレイアウト製作時には素人ながら田畑に商店街、池に川、トンネル等を試行錯誤で作ったものの、線路配置は全て平面だったので、今回は高架線を設けて立体交差にチャレンジしたいと思います。早速、模型屋を覗く度にTomixのレールで1本当たり50〜100円のジャンク品を買い漁り、「単線トラス鉄橋セット(赤れんが橋脚付き)」や、モーリン社製「フレキ勾配セット」も購入しました。

勾配セットは20‰、30‰、40‰用等がありましたが、余り緩い勾配ではとてもレイアウトスペース内にレールを引き廻して立体交差部分を作るのは難しいと思われます。そこで40‰用のセットを2つ買い、とりあえず2段重ねにして80‰の勾配を作り、エンドレスにレールを繋いで車両の登坂能力を確かめてみました。

勤務していた頃の実務では、モータ特性、車両重量、起動引張力、走行抵抗等のデータから車両性能や勾配起動能力をまずは事前検討するのですが、模型では実際に勾配区間を作って車両を動かして確認するのが手っ取り早いですね。トミーテックの鉄コレを動力化したM単や1M1T編成なら何ら問題なく上れるのですが、機関車で3〜4両を牽引した客車列車では80‰ともなるとやはり空転しながら何とか上れる程度で、かなり苦しい感じでした。

また、見た目も箱根登山鉄道の如く山岳鉄道そのものの様な感じで、ジェットコースターみたいな線路もまるで模型チックでリアルさに欠ける気がします。幸いな事に橋脚部分は4段に分割されており、もう少し鉄橋部分の高さを下げる事も可能なので、今後、勾配緩和も考慮して色々と線路レイアウトを考える予定です。

おやっ? またまた新車の増備が! 鉄コレの「近江鉄道ED14形EL」の動力化済ジャンク品が安値で売っていたので、つい手を出してしまいましたが、帰宅後に確認するとどうも違和感があります。よく見ると正面デッキの右側の手摺りが両運転台共に付いていません。この部分にナンバープレートも付いていたはずなのですが、車側面のナンバープレートは残っているし格安だったので仕方無いですね。同じく以前に買ったジャンク品のカ3000、ワム50000にツム1000を牽かせてみました。