"新"第10回:'20年7月6日 − 高架橋建設/伊豆急100系・島原キハ4501増備

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一昨年3月から新たに建設着手した"新"9mmレイアウトに関し、半年以上の空白期間を経てやっと先月から建設再開しましたが、今回は高架線部分の建設とその周辺の整備に漸く着手しました。

これまでは高架部分を連続高架橋にするか、それとも築堤にするか決めかねていましたが、線路の両脇に防護壁が付属した高架線用の単線レールをジャンク品で格安に入手出来たのがきっかけとなりました。これで、立体交差する単線トラス鉄橋までの部分を今回高架橋方式で建設し、残りの部分は今後、盛土の築堤方式で製作する事になりそうです。

手に入れた高架橋用レールがR280とR317の2種類あり、これと直線レールも組み合わせてトラス鉄橋に接続するルートをレールを繋いだり外したりしながら色々と熟考した結果、やや下部のベース面からはみ出す部分があるものの、何とかそれなりに線路配置を構成出来ました。これまでの仮ルートからは多少逸れて下の線路の真上を行く部分があったりして不自然ですが、そこは目を潰らなければなりません。

橋脚は以前に購入しておいた赤レンガ色の「TOMIX製高架橋脚セット」をそのまま使用しましたが、高架線直下に線路があって橋脚を置けない部分は2個の橋脚を平行に並べてその間に梁を渡してその上に線路を載せるという、苦肉の策をとらざるを得ませんでした。
勾配区間へのアプローチ部分は、当初に購入した「モーリン社製フレキ勾配セット」の一部を線路の下に細かく連続で並べて敷き、水色だったスポンジ状の材質を橋脚と同じく赤レンガ色に塗り替え、両側にガードレールを設けました。レンガ積みのガード下の雰囲気を出そうとしたのですが、奇妙で不細工な格好になってしまいました。

最後に周辺に田んぼや畑、緑地を作り、土を撒いて草を生やしたり花を植え、更には池の土手を作り水を張って完成させました。池の中には前回レイアウトの製作時に使用した「KATO製リアリスティック・ウォーター」がたっぷり余っていたので注ぎましたが、直ぐに乾燥して水量は減ってしまうし周辺の草はグチョグチョに濡れてまるで湿地帯みたいになるし、どうも見栄えが良くありません。

おやっ? またまた新車の増備が! 鉄コレ「伊豆急行100系 高運転台タイプ」のMcとTcが各々ジャンク品でバラ売りしていたのを購入し、動力化改造すると共にカトーカプラーに変更、幌の取付を実施しました。
もう1両は同じく鉄コレの「島原交通キハ4500形」で、ジャンク品で購入した無動力のまま、これまで組む相手がいなかった島原鉄道キハ20形と連結させて走らせる事にしました。でも動力ユニット組込のジャンク品を以前に購入したこのキハ20形は、連結させると勾配登坂能力が足りず空転しながら何とか上れる程度である事が今回判明しました。どうも両軸モータからは片台車側しか駆動しておらず、ギアの噛み合わせが悪いのか何処か外れているのか不明ですが、下手に触って壊してしまうのが怖くて分解調査を躊躇しています。