"新"第12回:'21年3月26日 − 鉄道公園設置/北陸6000系・関東キハ751形増備

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3年前から新たに建設着手した"新"9mmレイアウトですが、昨年は僅かに高架橋部分を製作した以外は動力化改造した増備車を導入した程度で、猛烈な厳冬が続いたため、またまたその後の整備が中断してしまいました。

漸く暖かくなって来たので、これまでの反省を込めて発奮努力して、今回は三線式終端駅(いずみ台駅)周辺の整備を行いました。
まずは、隣接している三線式中間駅(愛桜駅)との間の更地を緑地化し、ホーム脇にもう線路も埋もれてしまった貨物用引込線跡を作り、更には少し駅の外れに「鉄道公園」を設置しました。
"鉄道公園"は以前の旧レイアウト製作後にやる事が無くなってしまった際に、暇潰しにポポンデッタ製ミニジオラマ製作キットの中から「段々畑と踏切」を製作した事があったので(この9mmレイアウト製作記の第29回を参照)、それを利用しました。ベース面を削って高さを下げて、郊外の線路脇に設けました。もう廃車となった過去の名車を期間毎に置き換えて展示する事とし、入口には階段を作ってこの場所に自由に出入りして見学出来る様にしました。

おやっ? またまた新車の増備が! まずは鉄コレ「北陸鉄道6000系」のクモハ6001+クハ5051の2両編成で、新古品を購入して動力化改造しました。地方鉄道としては意欲的な観光電車でスマートな非貫通前面形状をしていますが、中間連結面が非常に開放的でそのままではガラ空きで不細工です。全周幌なんて部品を作る技術も無いので、適当な部材で妻面を塞いで広幅幌を付けて対処しました。

もう1両は同じく鉄コレの「関東鉄道常総線キハ751形」で、この車両は御殿場行"特別準急"として活躍した元小田急キハ5000形です。エンジン2基搭載の堂々たる20m車で、動力化していなかった同じく関東鉄道のキハ411と連結運転させれば、その貫禄ある姿にとても似合っていました。