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【ダンジョン日報】 第27号 06年04月04日

『【神々の力】の封印、解放される』



 ザトンが倒されてから、彼が封印していた【神々の力】が解放されてしまった。
 それにより、封印を解かれた魔物たちが迷宮深くを闊歩し始める。
 これから一体何が起きようとしているのか、誰も知らない。
 そしてそれは、かつてない長く苦しい戦いの始まりだった。




今回のトピック 『敵に回すなセニアがいっぱい』

 ザトンを倒したセニア御一行様。しかしその後の穴があったら入りたい展開により、彼女らは再び穴蔵にいた。
 シノビが通る狭い道。風がセニアの影を斬る。ここは深層11層。
 ……そこは、シノビの楽園だった。

セニア : 「こんなところにニンジャ部屋があるなんて。あたしもここで修行しなおそうかなぁ」





今回の参加メンバー


セニア
忍者/レベル8

ジーナ
侍/レベル7


イスト・デインハイム
魔法剣士/レベル6

シーマ
賢者/レベル7

テオ
侍/レベル8

 



◆開始前の風景◆ ファーストメンバーその後
GM : せっかく人が揃ってるし、 何かしたいなーと思ったんですが…っていうか何がいい?  セカンドキャラって、フレイムさんが参加不能。戦士がいねえ。
GM : で、ザトンはもう倒しちゃったから… 護符はゲットできなかったけど(笑)
GM : 現存するメンバーで、地下11階以降やってみる?  以前、デルフが禁断の魔法陣でバジリスク呼び出してた事あったでしょ。あいつらがいる階層(笑)
セニア : バジリスク実装装備!?
イスト : 「正直奴らとは、あんまり戦いたくないなあ」
ジーナ : 「ああ、あれらは11層以下の魔物だったのね」
GM : はっはっは。言っておきますがバジリスクなんて可愛いもんですよ?(笑)
ジーナ : 「雑魚戦だけで楽しめそうね」(苦笑)
テオ : 「それこそメンバー的に大丈夫なのかそれは!?」
セニア : 「専業僧侶もイナイシネ!」
ジーナ : 「いえ、大丈夫なんじゃない? 私達が誰抜きでザトンを倒したと思ってるの?」(笑)

 ちなみに、司教のブレイズ抜きで、である。


GM : これをエクストラデータと呼称します。階層は全部で4つ。追加雑魚は12体。ボスはラスボス含めて5体設定されています。
ジーナ : 「ボス、いるのね、やっぱり…(苦笑)」
イスト : 「さらに深いところに興味が無いといえば嘘になるが…」
セニア : 「バジリスクが5匹ぐらいの世界…、モンスター×モンスターで出たらじゅっぴき…」
GM : エクストラデータの雑魚は、人数に関わりなく2〜4体で縛られています。挑戦したくなければそれでもいいよ?w
セニア : 「お宝あるかな…」
ジーナ : 「行くなら行きましょう。最近の私は限界時間が早いから、行くなら早い方がいい」
テオ : 「ボスに興味がある(笑) …データは見えないんだろうな」
セニア : 「やばくなったら切り上げようね」
GM : で、シーマは連れていくの?
セニア : 「つれてくさ!」
ジーナ : 「連れてかないでどうするのよ」
イスト : 「来てもらわんと困るぞ」
シーマ@GM : 「ちぇー。楽隠居ー」(何)

ジーナ : 4月以降のデータ更新、あるかしら?
GM : 特に大きな変更点はなし。まあ、HPやMPが何の略か知りたければDLしてみて。
ジーナ : 了解。笑える予感がひしひしとしつつ。……(見ている)……フンバリポイントにマジカヨポイントだったのね(笑)





◆玄室A◆ 神々のトラップ

 《飛行》《魔法の盾》《経費節約》等のダンジョンに潜る前の魔法一式をかけ、いざ地下11階へ。


セニア : 「久々現場ふっきぃ!」
GM : じゃあ、セニアからダンジョンダイスをどうぞ。
セニア : (コロコロ)3で出口2つの玄室だよん。イベントは、2だよん。
GM : ザトンが倒されてから、彼が封印していた【神々の力】が解放されてしまった。それにより…トラップだねw
イスト : 「【神々の力】なのに、いきなりトラップなのか」(笑)
セニア : 《七つ道具》ですっ。
GM : 底なしの縦穴。《飛行》で回避できるよ(笑)。 セニア、無駄に宣言したのでMP減らせ?
セニア : 「……(ぐあ)」
ジーナ : 「底なしって、1階下に落とされるとか?」(おそるおそる覗きこみつつ)
イスト : 「石を落としてみるか…」
GM : 石が地面に落ちた音がしない。
テオ : 「即死トラップな気がする」
イスト : 「より一層気を付けて進まなければならないな…」

 自動的に回避できたとはいえ、いきなり登場した未知のトラップに、緊張感の高まる一行だった。





◆玄室B◆ それでも神々のトラップ

 さて、次のダンジョンダイスだったが。


テオ : (コロコロ)右で1−1。いつもの調子だ!
GM : またトラップですかいw
ジーナ : しかも行き止まった。
イスト : 何のトラップだ?
GM : ディスペルマジックの罠です。これが発動すると、かかっていた魔法が全部解けます。
テオ : 単にかけなおせば…って、ああ、敵が一緒に出ると困るなあ。
GM : 今回、敵はいませんけどね。
ジーナ : 場合によっては地味に嫌なトラップね。

 というところで、珍しくセニアがトラップ解除に失敗。TPを消費して振り直し、何とか回避できたのだった。さすがに階層が深いと難度も高いようである。

 なお、ボーナスは、玄室Aでは英雄の鎧。玄室Bでは大魔導師の杖。
 やはり深い階層ではかなり良いものが期待できるようだ。





◆玄室C◆ 神々の1−6コンボ

 玄室Bが行き止ったため、反対側に向かう。ダンジョンダイスはイストの番。そして振った出目は……1と6だった。


テオ : おおう、1−6コンボだ。さあいつものダイス目だ(笑)
イスト : いつもの出目だな(笑)
ジーナ : えーと…12層へ!?(爆) 危険すぎ。

 行き止まりの玄室にモンスター×モンスター。最も恐るべき組み合わせである。しかし今回はそれだけでは済まなかった。


GM : ありゃりゃ。これはやばいぞー。えーと、部屋が終わりだと、そこでボスに遭遇しますw
ジーナ : ……ボス+モンスター×モンスターなの!?
セニア : うあー(大汗)
テオ : 死ぬ予感でいっぱいだ。



◆玄室C◆ ザ・ハイマスターあらわる
GM : えー。この部屋には、灰色の装束を纏った忍者がいる。
セニア : 「あ、同業。なんでここに居るの? 同業さん」
ハイマスター@GM : 「我が名はザ・ハイマスター。忍びの道を究めし者なり」
ジーナ : 「こんな階層にずっと潜んでいるなんて、見事なシノビね」
イスト : 忍びなのにハイマスターか…(笑)
ハイマスター@GM : 「だが安心致せ。雑魚どもと一緒に襲いかかるなどという、下劣な真似はせぬ」
イスト : (雑魚と戦って弱ったところを叩くのよ〜)
ハイマスター@GM : 「貴様らにはまず、雑魚どもを倒してから、続けて我らの相手をしていただこう!」
イスト : 「予想通りだ」(笑)
テオ : 「連戦ってことだな」
GM : という訳で、まずはモンスター×2で出てきた雑魚2グループと戦ってもらいましょう。
ジーナ : 「…それはそれで下劣な真似な気がするけど」(苦笑)

 こうして、激戦の幕は開いた。





◆玄室C◆ 真の【神々の力】
セニア : で、雑魚はなんでござんしょ?
GM : 敵はバジリスク×4、エンジェル×4です。
セニア : エンジェル?
テオ : 名前の時点ですごいイヤなのが来た。
ジーナ : 天使? 羽根とか生えてる?
GM : 生えてますよ。でも襲ってくるw
ジーナ : バジリスクとつるんで襲ってくる天使なんて天使じゃなーい!
セニア : ジーナとテオをくっつけようと襲ってくるんだね。えんじぇる。
ジーナ : そういう攻撃方法なのか!?(爆)
GM : では戦闘開始。敵の行動ですが、バジリスクは【竜の力】を使っての【石化の視線】。エンジェルたちは【神々の力】を使っての《破邪の光》の予定です。
ジーナ : 神々の…力?

 神々の力。ザトンが倒されたことにより解放されたという力である。

【神々の力】……神族。1ターンの間に敵にかける魔法と白兵戦を行える。魔術判定は3D6+ZLで計算する。またこの能力を持つモンスターは、すべての判定ダイスが「強打」扱いとなる。


セニア : 「……帰ってきてザトォォン!」
テオ : ドラグニルと同じかよ。
GM : ドラグニルより強いよ?(笑)

 具体的には、すべての判定ダイスが「強打」扱いなところとか。


イスト : エンジェルのMRとZLは?
GM : 戦ってのお楽しみ。
ジーナ : えーと、過去の経験から、バジリスクのMRとかはいくつだったっけ? いえ、私は経験してないわけだけど(苦笑)
GM : バジリスクは雑魚レベル14。MRは30。【竜の力】【猛毒】【石化の視線】持ち。
テオ : 石化、抵抗の目標値は21。前石化したよな、抵抗しきれなくて。
シーマ@GM : 「さーて、やばいわねー。どうしよかっか」
テオ : 「《神の衣》、《神の衣》、これしかない、《神の衣》」
セニア : 「退却を提案。退却を提案。そしてあたしとシーマで《かじどろ》」
イスト : 退却したら、例の結界が効くんじゃないのか?
GM : スタートに戻されますね。
イスト : 「例によって、攻撃呪文で数を減らしていくか…」
ジーナ : 「数を減らさないことにはどうにもならないわね」
セニア : 「でも、なんかやばい感じビリビリだよ? 1ターンだけやってみて、TPで生き返る前提ならともかく…」

 しかし戦うことだけは、すでに固まっているのであった。





◆玄室C◆ 第1ターン 貫通ダメージ+【猛毒】コンボ
GM : えーと、ターン開始時に《神の衣》でいいのね?
テオ : うん、もう唱えた。戦うか決める前に(笑)
シーマ@GM : 「どうする? やっぱ《爆裂究極》しかない?」(笑)
イスト : 「そうだな」
シーマ@GM : んじゃ、TP2点入れて《爆裂究極》の予定。
イスト : 俺も2点で《爆裂究極》だな。どっちを先に潰すかだが。
シーマ@GM : じゃ、シーマの《爆裂究極》(コロコロ)…うー、クリティカルしねえ。26×2=52ダメージ。どっちを先に潰す?
テオ : 「【石化】と【猛毒】」か、「強打」かだな。
セニア : エンゼルさんがやばいんじゃないかなと。
シーマ@GM : じゃあ、エンジェルに全ダメージ叩き込むわね。エンジェルが1体潰れた。
イスト : 52で一体しか倒せないのか!
ジーナ : バジリスク同様、30かそれ以上…。
GM : ちなみにエンジェルのMRは32です。
イスト : 《爆裂究極》。全然クリティカルしないし…21×2で42点。
GM : 12点、30点と割り振って、エンジェル×2残ってる。1体は瀕死だね。
テオ : セニアでトドメさせそうだな。
ジーナ : 残りMR2ね(笑) それは、潰すしか。
セニア : 《狙撃》いってくる。TPはいらなそうだね。(コロコロ)20。
GM : じゃあ、潰れたって事で。

 結局魔法で倒せたのはエンジェル3体であった。バジリスクが4体、エンジェルが1体健在である。
 そして、バジリスクの【石化の視線】が4回飛んできた。抵抗の目標値は21。《神の衣》で抵抗判定ダイスが+1されていても、かなり苦しい。
 イストはTPも使って抵抗に成功したものの、シーマ、ジーナ、テオが【石化】してしまった。【石化】すると、全てのダイスにペナルティが−2個で、しかも魔法、アイテム等の使用ができなくなってしまうのだ。


セニア : セニアも【石化】しました。ダイス減るんだよね。
GM : あ、セニア。抵抗する必要ないよ。手裏剣持ってるでしょ?
セニア : あー、そうだったー! 状態異常を受けない。便利だ手裏剣。
イスト : すごい効果だな。

 だが、敵の攻撃はまだ終わらない。そこに生き残ったエンジェルが《破邪の光》。
 しかしこれは出目にも恵まれ、大したダメージにはならなかった。


GM : では、白兵戦に突入です。敵はバジリスク×4、エンジェル×1。
ジーナ : 合計、普通に数えればMR152のはず。
セニア : 「皆、ボスはいかないよね? もちろん。これ乗り切れたらの話」
テオ : あーTP配分か。
GM : 雑魚を倒して、撤退した場合、雑魚の分も宝物判定できませんけど?
テオ : 「まあ、せっかくだし頑張ってみるのもいいんじゃないか?」
ジーナ : 「ここで雑魚だけ倒して逃げ帰っては、サムライの名が泣くわ。ハラキリものよ」
セニア : 「……はう、じゃあ、TPは入れないよ」

GM : セニア一人だけホント、チキン野郎と化してるね。
セニア : たぶん、一番死に目を見てるからかしら…



 そして振られる白兵戦ダイス。合計は136だった。


ジーナ : 惜しいところまで迫ってるわね。次のターンには潰せる。
GM : 136対152で、さらにエンジェルは【吸精1】を使用。
イスト : 【吸精】までついてやがる。
GM : 4点奪って、132対156で、24点アップ。お一人様6点の貫通ダメージ。バジリスクの【猛毒】もおまけでついてくるよ。ターン終了時に【猛毒】の人は3ダメージね。
ジーナ : 嫌なコンボね。貫通ダメージ+【猛毒】って。

 鎧で防御しきれば、【猛毒】によるダメージは来ないのだが、ダメージが貫通になっているため、鎧の防御力を無視してダメージを受けてしまうのだ。これにより、状態異常に耐性を持つセニア以外は全員【猛毒】となってしまったのだった。





◆玄室C◆ 第2ターン 【石化の視線】
GM : では、次のターンです。
シーマ@GM : 「魔法で押すためにはセニア、《先手必勝》であたしに万能薬を下さい」(笑)
シーマ@GM : 「【石化】が解けないと魔法も撃てやしねえ(汗)」
セニア : 「せんてひっしょー(棒読み)万能薬を、だれにだっけ?」
シーマ@GM : 「蹴るしかなさそう…」(恨めしそうな目で)
セニア : うん、シーマに投げましたよ?

イスト : 《狙撃》だ(何)>投げる
セニア : 空き瓶じゃないから、《狙撃》ではない(笑)
テオ : 中身入ってる瓶か(笑)



 そしてシーマとイストの《爆裂究極》が飛ぶ。エンジェルが全滅し、バジリスク2体を仕留めることができた。


テオ : 回復魔法が使えないんで敵の攻撃の後に薬でも使おうか…
ジーナ : 私も万能薬でも使いましょうか。
GM : 【石化】してなかったっけ? 万能薬も使えないよ?
ジーナ : な!(爆)
テオ : アイテムもダメなのかー…
GM : ダメでそ。フツーに考えて。【石化】してない仲間からかけてもらえ。
ジーナ : いえ、白兵戦できるみたいだしー(笑)
GM : 白兵戦できないと全滅しそうだものw
ジーナ : そっちが特別ってことね(苦笑)

 残る敵はバジリスクが2体。白兵戦で充分に倒せる範囲内である。しかしその前に、【石化の視線】が飛んできた。これでイストが【石化】してしまう。


セニア : 「もう、シノビと戦うのムリだよ」(笑)
ジーナ : 「いえ、TP全部温存してるけど、私」
GM : んじゃ、そのまま白兵戦突入。敵はバジリスク×2。

 【石化】でダイスの数が大幅に減らされているとはいえ、相手は残りバジリスク2体のみ。白兵戦で決着はついた。しかし、それで終わりではない。


ハイマスター@GM : 「くっくっく。お疲れのところ悪いが、弱った敵を仕留めるのもシノビの戦の習い。ここで死んでもらうぞ!」
セニア : 「まぁ、確かに心得にあるね」(笑)<弱った敵を仕留める
テオ : 「やっぱり回復はさせてもらえないのか」(苦笑)

 そして、3人が【石化】した状態のまま、ハイマスター戦へと突入した。
 そう、ここからが本番なのだ。





◆玄室C◆ 第3ターン シノビ軍団、《狙撃》
GM : 敵はハイマスター。マスターニンジャ×4。 なお、ターン的には1ターン目で扱うので、《狙撃》は可能です。
ジーナ : 「って、他にもいたの!?」(笑)
イスト : 「忍者は5メートル四方の部屋に20人くらい隠れられると、なにかの文献で読んだ事がある」
GM : んで、敵の行動ですけども、マスターニンジャ達は全員《狙撃》を使いますw
セニア : 「やはり、同業かよ!?」 《間一髪》を使う!
GM : いいの? 使っちゃって。では、ターン開始時です。
イスト : セニア、《先手必勝》で万能薬を頼む。《爆裂究極》で吹き飛ばす方が早い。
セニア : あ、それもそうか。よし、《先手必勝》で万能薬をイストに。
ジーナ : 戦士ズは、誰かに回復してもらわない限り石化ギシギシ言わせながら戦うしかない。
シーマ@GM : 「あたしはどうしよ? 《爆裂究極》しとく?」
イスト : 「《狙撃》でちまちま撃たれるのは願い下げだな。頼む」
ジーナ : 「敵を減らさないと、ヤバそうだしね」
シーマ@GM : 「了解。じゃあ、撃ちましょう」
GM : しかし、ザ・ハイマスターがシーマの《爆裂究極》に《目眩まし》を使用! 打ち消します。
シーマ@GM : 「ガーン」
セニア : 「あはは、あたし量産型がいるよ!」(笑)
テオ : 「やられると腹立つなこれ」(笑)
ハイマスター@GM : 「GMの気持ちが分かっただろう!?」(爆)
ジーナ : 「敵の特殊攻撃を1回使わせた、と前向きに考えておきましょう」
イスト : くそ、3点突っ込んでこっちも《爆裂究極》だ。(コロコロ)やばい、今日は爆裂が回らない。31×2で62。
GM : マスターニンジャを2体潰した。残ったマスターニンジャ2体から、《狙撃》が2回飛ぶ。イストとシーマにだ。ギャー(爆)
テオ : 「よりによってなんでそっちなんだよー!」
イスト : 「さすがに忍者は弱い部分を狙ってくるな」(笑)
ジーナ : いちばん行ってほしくないところに。「がんばって防ぎきって!」
セニア : ……きたなぁ。
GM : イストに26の物理ダメージ。シーマに23の物理ダメージ。
イスト : 鎧が壊れた。20から盾分の2引いて18ダメージ。「くっ、効いたな…」(残りHP12)
シーマ@GM : 「ぐふっ…虹色ローブ壊されたくないから《素通し》」(汗)
シーマ@GM : 「ギャー、死ぬー死ぬー」(残りHP12)

セニア : 「テオ、《全治癒》の出番のようだ……」
テオ : 「無理。【石化】してるから魔法唱えられないんだ」





◆玄室C◆ 第3ターン シノビ軍団、《死毒の刃》

 騎士テオと侍ジーナの【石化】【猛毒】が解けないまま、白兵戦に突入。かなり苦しいところである。


GM : では、白兵です。敵はハイマスター、マスターニンジャ×2。

セニア : TP4いくよ。(コロコロ)回らない!? 39発。
テオ : さーて、TP4つぎ込むか。(コロコロ)うわ、こっちも全然回らない、32だ。
ジーナ : ここで行かないわけにはいかないわね。私も4点つぎこむわ。(コロコロ)ぴったり50。最後が1ゾロってのが不吉ね。
イスト : (コロコロ)平目で振って、21だ。
イスト : 21+39+50+32で、こっちは合計142。


GM : ハイマスターもBPを、とりあえず4点ほど使おう(笑)(コロコロ)……

セニア : ……GMのダイスが200を超えております。
テオ : なんか待て、見たことない数字が。


GM : 142対203か。敵の61アップですね。16、15、15、15の物理ダメージ。
イスト : 16点を引き受けて、TP使用でなかったことに。
ジーナ : 15点。で、鎧の耐久度と《魔法の盾》の防御2点があって、ダメージは1点。でも鎧は破壊されたわ。
セニア : 《素通し》いく。HPひとけた…
GM : んで、ターン終了時にニンジャ3人とも《死毒の刃》を使用!
セニア : 「きましたー!?」
テオ : 「盗賊って嫌だなーオイ」(苦笑)
ジーナ : 「嫌すぎる。。。」

 《死毒の刃》。そのターンに最後に雑魚1体を仕留めるという恐るべき即死系攻撃である。抵抗に失敗すると、問答無用で仕留められてしまうのだ。


GM : 標的はハイマスターがジーナ、で、マスターニンジャがセニアとシーマを狙います。
GM : ジーナは目標値21に抵抗して。セニア、シーマは目標値20。
ジーナ : 【石化】状態で目標値21に抵抗なんて…ふ…(遠い目)(コロコロ)失敗。TP1使用で復活。
シーマ@GM : 「くー。案の定死んだ。TP1点使って生き返る」(笑)
セニア : あたしは使えないんだっけ。《死毒の刃》。
GM : あ、セニアも使えるよ?
セニア : じゃあ《死毒の刃》で返すよ。マスターニンジャいっぴき。こっちはTP1点つかって20。きいたかな?
GM : 20もあればマスターニンジャは死ぬ。じゃ、セニアも《死毒の刃》の抵抗判定して。
セニア : わかったぁ(コロコロ)げ、18。相打ちだよー!? あ、でも《間一髪》きかない?
GM : 《間一髪》か…しまった。セニアは外しとくべきだったな(汗)
セニア : よしよし、乗り切ったぞ。
イスト : 毒ポーション空き瓶VS毒ナイフ(笑)
GM : では次のターンです。【猛毒】の人は3ダメージだよ。
テオ : ……回復魔法を使わせろー!?

 TPを使った復活は1セッションに1回しか使えない。いきなりイスト、ジーナ、シーマの3人が使う羽目に陥ってしまい、かなり厳しい状態なのだ。





◆玄室C◆ 第4ターン 《神の衣》の奇跡

GM : で、敵は特に何もせず、全員白兵戦の構えですね。
ジーナ : 最初にあれだけ大盤振る舞いしたものね、1回だけの攻撃を。
GM : うん、大きな花火を打ったらもう終わり。それがシノビ(爆)


イスト : 「テオの【石化】を治さないことにはどうにもならないな」
シーマ@GM : 「じゃあ、あたし攻撃魔法やめて《先手必勝》! 万能薬をテオに使うわね」
テオ : 「シーマの魔法が一発減るけどいいの?」
シーマ@GM : 「どうせ、もう敵はハイマスターとニンジャ一人でしょ」
ジーナ : イストの分だけで雑魚は減らせると思うけど。
テオ : OKわかった。

 甘かった。


イスト : 《爆裂究極》を撃っておく。(コロコロ)いかんな、12×2で24しかない。
ジーナ : 「それは真剣にダメよ!」(汗)
セニア : 「うっわぁ」
GM : ひく。マスターニンジャも死なないよそれw
ジーナ : この、ここぞという時に低い出目こそ、むしろイストの本領発揮なのね(何)

 だが、これでようやくテオが回復魔法を使える状態に。テオの《全治癒》が飛んだ。


テオ : 《全治癒》ー。(コロコロ)あ、平均的だ。回復量は、セニア15、イスト13、シーマ14、ジーナ15、テオ15。
セニア : 「いきかえったぁ」
シーマ@GM : 「だいぶ助かった」
イスト : 「これだけあれば、何とかなるか…」
ジーナ : ひとりHPが満タンに(爆)


GM : では、白兵戦でっす。ハイマスターはBP5点つぎ込みます。(コロコロ)ぶ、一回もクリティカルしねえ。合計で151。
ジーナ : TPをどうするか……ここは…やはり入れるしか、ないわね。2点入れましょう。
セニア : 残り2点、ぶっこむ。加えて、今回は《不意打ち》が使えるぞ!

セニア : (コロコロ)激しく《不意打ち》の意味が無い!? 32発。
テオ : もう死ななさそうだし全部行く。(コロコロ)回らない…36しかない。
ジーナ : (コロコロ)全然回らないで42止まり。
イスト : (コロコロ)うわ、17だよ。


GM : 合計で127かぁ。
セニア : 届いてませんよ!?
GM : 127対151で、こちらの24アップ。6点ずつ物理ダメージね。 加えて、ラウンドの最後にハイマスター、マスターニンジャが再び《死毒の刃》を使ってきます。標的は、テオ、イスト。ひでえ(汗)
ジーナ : 「…な! それは!」
GM : 《死毒の刃》は1セッションに3回使えるのですよ。
テオ : 待てー! それはヤバイそれはヤバイ。

 イストは先のターンの白兵戦で受けた物理ダメージで、TPによる復活をすでに使ってしまっている。そしてテオはこのターンの白兵戦でTPを全て使ってしまったのだ。ここで抵抗に失敗して《死毒の刃》に仕留められたら復活はできないのである。


GM : イストは目標値21。テオは目標値20で抵抗してね。
テオ : 忍者ってこんなに怖かったか…?
セニア : 敵に回ると怖いね(汗)
テオ : (コロコロ)あ、ダメだ、死んだー!
イスト : 目標21か…《神の衣》あったっけ?
GM : ありますよー。戦闘はいちおう続行扱いなんで。
イスト : (コロコロ)23! 避けた!!
テオ : え、《神の衣》継続してた? 《神の衣》の分1個振りたしOK?
GM : いいよ。
テオ : (コロコロ)やったあ生きてる、生きてはいるぞ。
ジーナ : 奇跡が起きた!
GM : うお、すげえ。二人とも抵抗したか(汗)
ハイマスター@GM : 「馬鹿な。必殺の死の刃が…」
テオ : 「弱ったところを狙ってなお負けたことになるぞ、あんたら」
イスト : 「《死毒の刃》…そのターンに白兵戦に参加していた雑魚1体を仕留める。俺たちゃ雑魚かYO」(笑)
GM : あ、白兵戦参加者オンリーか。間違えてた(汗)

 今回、白兵戦参加者のみが狙われていたら、それはそれで危険だったと思う今日この頃。





◆玄室C◆ 第5ターン 最後の切り札《目眩まし》
シーマ@GM : では次のターンです。シーマはTP全部ぶっこんで《爆裂究極》しまっせ!
シーマ@GM : (コロコロ)ひくい…19×2=38ダメージ。マスターニンジャは倒して、ハイマスターに10ダメージいった。「……っていうかセニア、あんたは《死毒の刃》使わないの?」w
セニア : あ。

 しかし、すでに手遅れだった。


ジーナ : …マスターはつぶせるとして、もう1回、ボスの《死毒の刃》は来るんじゃない?
セニア : そういえば、《死毒の刃》って《めくらまし》できる?
GM : うーん…タイミング的にどうなんだろ。ちょっと分からんなぁ(汗) まあ、今回はできるって事で。
ジーナ : 微妙にGM判断っぽいグレー部分よね(笑)
セニア : よし、じゃあ《不意打ち》せず《死毒の刃》にそなえてみるよ。
シーマ@GM : イストは《弱体化》のほうがいいんじゃ?
イスト : んー、MRを2D+6下げるより、達成値ダメージを与えた方がいい気もするんだが…お、そうだ。今回は《光の鎧》を使っておくのはどうだろう?
テオ : このターン、HP回復要らないよな? 味方タイミングでジーナに《快癒》。
GM : ジーナのHPが全快し、状態異常もすべて回復した。
ジーナ : ダイスが戻ってきたわ!←ここまでずっと【石化】していた
イスト : 同じく味方タイミングで《光の鎧》。(コロコロ)だからなんで出目が1なんだ…7点耐久度アップ。

 そして残るただ一人。ハイマスターとの白兵戦。


ハイマスター@GM : 「拙者一人と言えど、貴様らも虫の息。その首もらった!」
GM : ハイマスターは最後のBP5点をつぎ込んできた!

 すでにTPは使い果たしているので、平目で振っていく。その合計値は、しかしまだハイマスターに4ポイント及ばなかった。


GM : 126対130…ハイマスターの4アップ。全員1ダメージずつね。
ジーナ : すごく惜しい。
GM : で、ハイマスターが最後の《死毒の刃》を使用!
テオ : 「これさえ凌げば勝てる!」
セニア : 「それ、《目くらまし》」(笑)
GM : はい、打ち消されたw



◆玄室C◆ 第6ターン 長き戦いの結末

 そして、長い戦いにも、ついに決着の時が来た。


GM : 次のターンです。
シーマ@GM : 「こーなったら、みんなで一斉に魔法撃たない?」(笑)
テオ : そんなに俺の「2D6+11」に期待したい?(笑)
イスト : 「白兵戦で持ち堪えてる間に、俺とシーマが《雷撃》で削っていけば良いんじゃないのか?」
シーマ@GM : あ、そうか。《雷撃》のがよさそう。シーマは《雷撃》いきまーす。(コロコロ)とりあえず《雷撃》で23ダメージ。
イスト : (コロコロ)同じく《雷撃》で15点。
GM : 合計で38ダメージ。最初のとあわせて43ダメージ当たってる。じゃ、味方にかける魔法どうぞー。
セニア : 自分にハイMPポーション。(コロコロ)3!?
GM : なお、ハイMPポーション使ったので《不意打ち》できないよ?(笑)
セニア : あ。
テオ : 《聖なる刃》、対象はセニア
セニア : 「テオ、あたしはやめとけ! うん!」
テオ : 「もうかけたから素でのダイス目に期待する」w
ジーナ : 《超高揚》。全員にダイス+1。ただし受けるダメージは2倍。
GM : では白兵。ハイマスターのBPはもう、ない(笑)

セニア : (コロコロ)最近調子悪いよー? 34発。
テオ : (コロコロ)33かよー、クリティカルが全然でない。
イスト : (コロコロ)《超高揚》の効果が出てる。32(笑)


GM : 34+33+32=99…あとジーナは…。
ジーナ : (コロコロ)41。
GM : 140か。140対110。30ダメージで吹き飛ばしました。
イスト : 「《間一髪》とか…は無いようだな」(何)
GM : さすがにないよ(笑)
ハイマスター@GM : 「あ、アブドゥール様…不覚…」(死亡)
セニア : 「え、今なんつった?」(汗)
テオ : 「勝った…ちょ、待てなんだそれは
GM : はい。お疲れ様でしたーw

 こうして、最後に気になる一言を残し、セッションは終了したのだった。



GM : と、いうわけで…いかに盗賊がイヤらしいか分かったでしょ?(笑)
テオ : 「すーーーんごいよくわかったよ」
セニア : 「皆、あたしを大切にネ!」
ジーナ : 「効果的に使えばいやらしいということがわかったわ」(何)
セニア : 「ぐは」





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