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【ダンジョン日報2】 第24号 06年08月16日

『さらばフンバリの薄き者よ』



 錬金術師見習いティアの発明した転送装置。
 今、その装置は、本来の目的地ではない、異界の地へとその道を開いていた。
 そして装置のピンクのドアの前に立つ1人の若者。それを取り囲む冒険者達。

「……居なくなってしまうのですか?」
「俺の目的と役目は終わったッス。これからはみんなで…一人立ちの時ッスよ」

 若者はそのドアの中へと、消えていった。1クレスポ6点の思い出を残して。




今回のトピック 『サッキュバスのお色気うっふん大作戦2』

 紅のチョコレートは手に入らなかった。
 手に入れるためには、再挑戦が必要だ。
 しかし転送装置は調整中。今度は自力でダンジョン攻略。
 今度こそ紅のチョコレートを、再び!

 ところが……?







今回の参加メンバー


トリガ
侍/レベル6


ジン
侍/レベル7


タック
魔導師/レベル6

クレスポ
怪盗/レベル5
   



◆ドルアーガの酒場◆ 快楽の夢 レベルアップの夢
GM : さて、トリガさんがあと経験点52点でレベルアップですか。
トリガ : ええ、夢の怪盗までもうちょっと?です。
ジン : 「今日は3人ですか…」
GM : どうします? 3人だけならクレスポをくっつけても問題ない気もするけど…。
トリガ : 「クレスポさんに来てもらわないと、罠でやられますね」
ジン : じゃあ呼んでみましょう。「クレスポカッコイー」(棒読み)
クレスポ@GM : 「呼ばれて飛び出て参上ッス!」
クレスポ@GM : 「貴様もNPCに頼るクチか……? それで果たして真の修羅と言えようか……ッス! さあ、選ぶが良い、死出の旅路を……ッス!」


タック : 「でさでさ! 今日はどのへんに潜る?」
トリガ : 「そうですねえ。裏の4階か5階くらいでしょうか?」
ジン : 「アブダラに会うもよし、チョコに挑むもよし、ですな」
GM : ま、昨日は信じられない事態が発生してチョコレート作れなかったしなぁ…(笑)
ジン : すいませーん(汗)
タック : 「気にしない気にしない。ヴァレスさんは喜んでたみたいだし」
ジン : 「なんで喜んだんでしょうねぇ?」
タック : 「そ、それは…ねーなんでだろーねー」(////)(そっぽ向く)
トリガ : 「そういえば、昨日はジンさんは何を見つけていたんですか?」
ジン : 「本です。女性の絵ばかりの本でした」
トリガ : 「そうなんですか。変なものが落ちてるダンジョンですね」
ジン : 「そうですね。知識の類でもなさそうでしたし、ゴミですかね」

 それを《舌先三寸》して、2倍の価格でヴァレスに売りつけたのはトリガである(笑)


トリガ : 「じゃあ、裏4階に潜って、降りてしまったらその時考えるで、進みましょうか(笑)」
タック : 「よーし、じゃあ、みんなで呼ぼう、キルケさーん!!」



◆玄室C◆ 囮は2人?!
キルケ@GM : 「はーい。キルケのお姉さんですよー。みんなー。魔石は300Gまでよー」
トリガ : 「はーい。分かりました〜。」(笑)

 そしてダンジョンに潜り始める一行。


タック : そして僕が1で行き止まり(笑)
トリガ : 前にT字路がありますから、まだ続きますよ。
タック : そんで、1−6コンボだよー(笑) モンスター×モンスター(爆)
クレスポ@GM : 「いきなりッスね(笑)」
GM : フェアリーが3体、コモドドラゴンが4体。で、コモドドラゴンが奇襲。
トリガ : 「クレスポさん《囮の達人》お願いします」
クレスポ@GM : 「めんどくさいッスねー」(笑)
タック : 「そんなこと言ってる場合じゃないよー!【毒の息】がきちゃう!」
GM : 24出さないといけないんでTP1点使って《囮の達人》ッス。(コロコロ)ぶ。なにげに低い…14だから、2体だけ奇襲を防いだッス。
トリガ : じゃあ、私もTP使って《囮の達人》を使いましょう。
GM : 2人してか…それは想定してなかったな…
トリガ : どうします?
GM : ち。ルールにそういう事書いてないから、今回だけいい事にしましょう。次回から「全体で1ターンに一回しか使えない」と但し書きを入れよう(笑)
ジン : やった(笑)

 こうしてトリガも《囮の達人》を駆使し、奇襲は防いだのだった。しかし、これでようやく奇襲を防いだに過ぎない。本当の戦いはここからだ!……ったはずなのだけど。





◆玄室C◆ 転がるアルティメット
GM : では奇襲ターンはなしで第1ラウンドです。ターン開始時ですが…フェアリーの2体が【魅了】を使用!
タック : うわ!
トリガ : フェアリーだと、目標値は13ですか…
タック : 13なら、なんとかなるかな。
GM : 標的は、トリガとタックです。抵抗の目標値は13。サッキュバスに比べたら大した事ないな。
タック : みかわしのローブ分で+1Dあるから、抵抗は3D+6。(コロコロ)全部回って、34で抵抗したよ(笑)
トリガ : 用心のためにTP1点使って、3D6+6です。(コロコロ)23で抵抗しました。
GM : では敵にかける魔法。フェアリーの1体が【神々の力】で《疾風の刃》、コモドドラゴン4体が【毒の息】の予定。
タック : もう《爆裂究極》しか、って思うんだけど、コモドドラゴン潰す方がいいよね?
ジン : そうですね。ブレスは怖いです。
タック : けっこうMR厳しいから、TP入れてく。
クレスポ@GM : 「撃ち漏らしても1体だけなら《狙撃》できるッスよ」
タック : (コロコロ)《爆裂究極》! 6ばっかいっぱい出た(笑) 達成値71を倍にして、142!!
ジン : ナンダッテー(笑)
タック : ちょっと6の数が異常(笑)
GM : ん、ちょっと待て、それは…全滅してないか?(笑)
トリガ : コモドドラゴンどころか、フェアリーも壊滅してる?
GM : 72+51=で、こっち合計MRが123しかないよ。全滅だ(笑)
トリガ : スゴイですよ! タック君。
タック : ふう、よかったー。運が。
ジン : さようなら、コモドドラゴン…

 宝物判定でも、順調に全部の敵からドロップ品を手にいれ、揚々と次の玄室に向かう一行だった。





◆玄室D◆ クロスボウが狙ってる

 玄室Cは行き止まりだったため引き返し、反対の通路へ進む。そして次の玄室に入った。


クレスポ@GM : 「お、扉2つある玄室。やったッス」
トリガ : (コロコロ)イベントは1。
GM : トラップか(笑)
クレスポ@GM : 「クロスボウの矢の罠ッス」
ジン : 「クレスポカッコイークレスポガンバッテー」
クレスポ@GM : 「その投げやりな声援、正直萎えてきたッスけど…」 《七つ道具》使うッス。
ジン : 「いけない。逆効果だ」(汗)
タック : 「やっぱり、リコルさんとか女の人がいないと、駄目なのかな?」
トリガ : 「そ、そうですよねえ。やっぱり女の人がいないと…」(汗)

  註 タックはトリガが女性ということに気づいていない。


クレスポ@GM : (コロコロ)15で解除したッス。ボーナスは535で良い短剣(1500G)ッスね。
ジン : いいとこいきましたね。
クレスポ@GM : 「どうでもよい短剣ゲットッスー!」
ジン : 「資金源! 資金源ですよ!」(笑)
トリガ : 「最強の短剣を持ってる以上、確かにどうでも良いですね」(笑)



◆通路E−F◆ ジンはS字カーブが苦手?
トリガ : じゃあ、次ジンさん。ダイスをお願いしますね。
ジン : (コロコロ)5です。
クレスポ@GM : 右に道が折れたッス。
タック : (コロコロ)次、僕も5で、また曲がってる。
クレスポ@GM : 曲がり道くねくねッス(笑)
タック : S字カーブの練習ー(何)
ジン : ぎゃー!?
タック : ジンさん、曲がり道、苦手?
ジン : ……(遠い目)
トリガ : ジンさんは、思い込んだら一直線ですからね(笑)

 当時、ジンの中の人が自動車教習所に通っていたことを付記しておこう。





◆玄室E◆ ジン、スケベを欲す

 そして次のスタナーの罠の部屋もクレスポの罠解除で難なくクリアし、一行は早くも最後のボス部屋にたどり着いた。


クレスポ@GM : 「……次がボスの部屋ッスよ」
タック : 「あれ? ドアになんか書いてあるよ? 『前に倒したボスだけど戦う?』って」
トリガ : ボスを倒さないと、経験点が微妙な気がしますね。
クレスポ@GM : 「トラップ続きで、あんまし雑魚が出なかったッスからねー」
ジン : 「どうします?」
トリガ : 「私としては、ボスと戦いたいですね」(笑)
タック : 「男ばっかでサッキュバスに挑むの?」(笑)

  繰り返すが、タックはトリガが女性ということに気づいていない(笑)


クレスポ@GM : 「サッキュバスッスか! お色気たっぷりのおねーさんッスか!?」
トリガ : 「ど、どうしたんですかクレスポさん?」
クレスポ@GM : 「くっくっく…なんだかよく分からない世界のてきとーな、しかも街の名前さえも決まってない手抜きの世界に紛れ込んではや数ヶ月…ついにクレスポ様の、崇高なる使命が成就される時が来たッス!」
タック : 「あ、クレスポさんが燃えている」
トリガ : 「ボスと戦いますか」(笑)
ジン : 「召喚してもらうという手もありますけどね。アブさん部屋に行ってからサッキュバスと戦うことも可能ですね」
GM : まあ、確かにね。
トリガ : それだと、サッキュバス、親衛隊、この階層の雑魚ってことになりません?
クレスポ@GM : 【親衛隊】はつかないッスよ。というか、追加雑魚が【親衛隊】扱いじゃないッスか? バンシーもこの階層の雑魚だから、別に条件は変わらない(笑)
ジン : 「私、火竜の牙欲しいんですけど」(笑)
クレスポ@GM : 「そんなにスケベが欲しいんスか?」(笑)

 火竜の牙はスケイルベインの融合アイテムなのだった。


トリガ : 「クレスポさんが言うと、すごくいやらしく聞こえますね」(笑)
タック : 「すけ…べい? なんかそんな名前の研究所があったような…」

 スケイルベイン info:略して…やだなぁ、皆まで言わせないで下さいよ


トリガ : 「じゃあ、アブドゥールさんに会って、買い物してから召喚モンスターと戦いましょうか」



◆玄室E◆ アブドゥール、七色の声を持つ男
アブドゥール@GM : 「俺の出番は…明日らしいな…やっとか…」(ぶつぶつ)
ジン : 「…アブさんは、最近変です」(汗)
アブドゥール@GM : 「出番がないんだよ過去編! つーか何だあの扱い」

 詳しくはもーじょさん執筆の【適当ノベル】「魔法使いの弟子」参照。(mixi内にリンクしています)


タック : 「でも、明日出番があるんだね? よかったね? いいのかな?」(笑)
ジン : 「ご愁傷様です…」(汗)


アブドゥール@GM : 「で。今日は何の用だ? 少年の声つくるのけっこう大変なんだから手短にな」
ジン : 今まで少年の声だったのか!?
アブドゥール@GM : 「そーじゃなくて、明日のアフレコの関係上な」(笑)
タック : 過去編と声優、変えないんだね。

 詳しくは少年時代のアブドゥールも登場する、もーじょさん執筆の【適当ノベル】「魔法使いの弟子」参照。(mixi内にリンクしています)


ジン : 「火竜の牙くださいー」
クレスポ@GM : 「ギャルのパンティーおくれー」
アブドゥール@GM : 「(するっとクレスポを無視)またか…えーと、6000Gな」
アブドゥール@GM : 「火竜の牙なら、この二階層下のボスのヒドラが持ってるのに、わざわざ高い金出して買うんだな。ご苦労なことだ(笑)」
ジン : 「まぁ、いいんですよ」(笑)
GM : では、ジンは火竜の牙(600G)を手に入れた。



◆玄室E◆ サッキュバス召喚!
トリガ : 召喚ボスはどうします? ブロッブだと5Fの雑魚が付いてくるんですよね?
ジン : いえ、この階層のですよ。
アブドゥール@GM : 「断言してもいいが、ブロッブと再戦するメリットはないぞ。あの渋いキャラをもう一度ってんならともかく(笑)」
クレスポ@GM : 「ドロドロの渋い親父なんて興味ナッシングッス!」
ジン : 「ではどんな方に興味が?」
クレスポ@GM : 「ムチムチのプリンプリンなおねーさんに決まってるじゃないッスか! 他に何があるっていうんッスか!?」
ジン : 「…ムチムチのおにーさんとか?」
クレスポ@GM : 「死にやがれ」(《アットピンホール》→ジン)
ジン : 「いや、適当に言ってみただけなんで《狙撃》しないでくだ……ぐはっ!?」
タック : 「戦う前から1人減っちゃった…(爆) ムキムキならわかるけど、ムチムチのおにーさんって……」
ジン : 「だ、大丈夫です。私は《狙撃》では死なない仕様なのです…」
GM : 鍛えられたんだね(笑)


アブドゥール@GM : 「…で、サッキュバスでいいのか?」
タック : 「チョコケーキ狙った方がいいのかな。クレスポさんも喜びそうだし」
トリガ : 「はあ、サッキュバスにしましょうか」(笑)
ジン : 「ちなみに、紅のチョコレートを手に入れてチョコケーキを作った暁にはトリガさんに差し上げる予定ですので。ちゃんと食べてね」
トリガ : 「では、サッキュバスを召喚してください」>アブドゥールさん
アブドゥール@GM : 「へんだららった、ほんだららった、どんがららった、ふん♪ ふん♪」
タック : MPが吸い取られそうなふしぎなおどりだー。
アブドゥール@GM : 「おや、今回もサッキュバスバンシー×4か。つまらんな」

 しかし今回こそがサッキュバスがその真価を発揮する戦いになろうとは。





◆玄室E◆ アブ様が見てる
サッキュバス@GM : 「ばっかね〜ん。お米がないなら点心を食べればいいじゃな〜い♪」

 相変わらず最初から飛ばしているサッキュバスの登場である。


トリガ : タック君の《爆裂》と、私とクレスポさんの《狙撃》でバンシーを減らしましょう。
GM : では戦闘開始。ターン開始でサッキュバスは【魅了】を使います。
サッキュバス@GM : 「そこの坊やには、わらわの魅力が分かるわよね〜ん?」 抵抗の目標値17です。
タック : (コロコロ)あれ? 16。ふらふらー、っと、TP使って振り直しする。
ジン : 「タックくーん!?」
GM : ありゃ?(笑)
タック : (コロコロ)13。やっぱり駄目だったー!(爆)
ジン : 「……タック君が行ってしまうー!」
クレスポ@GM : 「羨ましいッス! あんなおねーさんに【魅了】されるなんて! 俺と代わって欲しいッスー!」
タック : 「ああー、なんだかママみたいな人かも〜」(ふらふらー)
ジン : 「あんなママなんですか!?」
トリガ : 「わ、わ、わ。マズイですね」
GM : うわー。ヒー師匠には通じなかった【魅了】がタックにかかった(笑) タック君、このターンは行動不能です。
タック : (ていうか、サッキュバスの趣味って……ししょーに僕…って…(汗))
アブドゥール@GM : 「くっくっく、くっくっくっく…これだから観戦というのはやめられんな」(にやにや)

タック : アブドゥールさんが見てると、いっつも何かやらかしちゃってる気がする…
ジン : あがり症なんですね。我々。





◆玄室E◆ 実力拮抗

 タックの魔法の援護が期待できなくなった今、頼れるのはクレスポとトリガの《狙撃》しかない。2人ともがんばって1体づつのバンシーを屠った。


クレスポ@GM : 30ダメージでバンシーを一撃ッス! 「おねーさーん、見てるッスかーこのクレスポ様の大活躍をー!!」
トリガ : では白兵戦ですね。
GM : 敵はサッキュバス、バンシー×2。
タック : 「だめだよー、あの女の人、攻撃しちゃ駄目だよー」(ぽやぽやーん)
ジン : 「タックさんしっかりなさい。……ヒーさんを、み、みならって」(ガクガク)
クレスポ@GM : いちおう《不意打ち》入れとくッスか。TPは1点だけ入れるッス。(コロコロ)「ふっふっふ、おねーさんが俺のハートに火をつけて49点ッスよ!」
ジン : (コロコロ)なかなか回りませんね。35点です。
トリガ : 今回は《不意打ち》だけで。(コロコロ)1回回って、35点でした。3人合わせて、119ですね。
GM : 合計119か。敵は素の状態で98。サッキュバスはBP2点使用。(コロコロ)105。さらに【吸精2】が3つ。1個が水晶で打ち消されるが…それでも126。
GM : 21点吸われて98対126で、敵の28アップ。参加者3名に10点、9点、9点の物理ダメージをプレゼントです。
ジン : 9点弾いて1ダメージ。
トリガ : 《光の鎧》があるから9点から通常通り5点引いて4点ダメージ。
クレスポ@GM : う、4点来たッス。
クレスポ@GM : 追加効果が何もないのが救いッスね。次のラウンドッス。



◆玄室E◆ サッキュバス魅惑の……?
タック : 「……あれ? 僕……?! あ!もう戦い始まってる?!」

 【魅了】の効果はそのターンのみ。正気に戻ったタックだが、すでに次の【魅了】が飛ぶ直前。


トリガ : ターン開始時に魔石をタック君に使います。
GM : ターン開始時にサッキュバスが【魅了】! 標的は…トリガ。
タック : ありがと。でも僕に使ってる場合じゃなかったみたい。
サッキュバス@GM : 「今度は貴方のハートにマジカルチェックイン♪」
トリガ : 17かー。TP2点使って、抵抗します。(コロコロ)22で抵抗しました。「大きな胸には少しあこがれますが、負けません。」(ボソ)
ジン : 「…むね?」
サッキュバス@GM : 「いっや〜ん、褒めても何も出ないわよぉ〜ん」
クレスポ@GM : 「何でこの俺を避けるんスかー! おねーさーん、俺を見てくれッスー!」
タック : クレスポさんに向かったら、……抵抗、するのかな?(笑)
GM : では敵にかける魔法のタイミング。
トリガ : では、タック君お願いしますね。
タック : あ、僕、《爆裂究極》!! 挽回するよ! TP3点全部入れて!
ジン : タック君がんばって!
タック : (コロコロ)45!の倍にするけど【魔法障壁】で半分になるからそのまま45。
GM : 28点が割り振られてバンシー全滅。んで、残った17点は…BP2点入れてみよう。(コロコロ)ダメだ、抵抗できない。サッキュバスに17ダメージ……じゃなくて、サッキュバスには【魔法障壁】がないから34ダメージだね。
タック : 「やった! ごめんねおねーさん」(【魅了】の後遺症?)
サッキュバス@GM : 「こんがり焼けちゃって小麦色の肌になっちゃう〜ん♪」
タック : 「なんか、喜んでるみたいだし、いっかー」

 そしてジンが自らに《精神高揚》をかけ、白兵戦へと移行した。


クレスポ@GM : 「ふっふっふ、おねーさん、覚悟するッス! このクレスポ様の鞭で絡め取ってやるッスよ!」

 残る敵はサッキュバス1体のみ。


クレスポ@GM : (コロコロ)ぶっ…《フェイク》使うッス。
タック : クレスポさん、手加減してるでしょ(笑)
トリガ : (コロコロ)4つも一度に回ったのに、スペアの後にガーターしたみたいな気分です。47点でした(泣)

 出目についてはいろいろあったが、もはやボスに勝ち目のあろうはずもなく、この白兵戦だけで、見事に吹っ飛ばしたのだった。


サッキュバス@GM : 「あん♪」
トリガ : ふー、なんとか勝てましたね(笑)
アブドゥール@GM : 「ほう…一時はどうなる事かと思ったが、見事だ」



◆玄室E◆ ちよこれいと

 宝物判定の時間がやってきた。


ジン : 今日こそアレです。チョコです。
GM : そして今日もジンはなぜか3D入れて失敗するんだね?(笑)
ジン : 2Dでいきますて!

 ダイス目は、3だった。


ジン : サッキュバス、TPでふりなおしてきます…。

 ダイス目は、1ゾロだった。


ジン : 3Dならっ、ならー…(汗)
クレスポ@GM : 今日は超ダメダメッスね。ジン。
ジン : 呪いですかこれ?

 こうして、ボスは倒したものの目的は達成することなく彼らは帰途についたのだった。





◆ドルアーガの酒場◆ 戦闘ってどきどきする

 帰還すると、そこにはリコルが待っていた。


リコル : 「おつかれ。どうだったの?」
タック : 「あ、リコルさん。まだちょっとぽやぽやしてる……」
トリガ : 「今日はヒヤヒヤしましたね。タック君が、胸の大きな女性に弱いことが分かりました(笑)」
タック : 「……あ、サッキュバスのおねーさんを思い出したらちょっと鼻血が…」(爆)
リコル : 「苦戦したの?」(笑)
トリガ : 「と、言うほどの苦戦ではなかったのですが」
ジン : 「なんか変なんですよね、タック君が」
タック : 「でも、今日のは楽しい戦闘だったよね、どきどきして。どきどき、して?」
リコル : 「あ、いいなーちょっとスリルのある戦闘ー」

 だがタックのどきどきは多分、スリルのせいではない。





◆ドルアーガの酒場◆ 盗賊補完計画完了、そして別離の時

 今回の冒険で手に入れた経験値で、トリガは無事7レベルに上がることができた。


トリガ : 「では7レベルになりましたので、かねてから計画通り怪盗に転職ですね」
クレスポ@GM : 「俺もレベルアップッス! きれーなおねーさんとも戦ったし、もう思い残すことはないッスよー!」 クレスポは6レベルになりました。

 そして。


クレスポ@GM : 「ふっ…じゃあみんな、長い間お世話になったッス」
ジン : 「クレスポさん……居なくなってしまうのですか?」
クレスポ@GM : 「俺の目的と役目は終わったッス。これからはみんなで…一人立ちの時ッスよ」
リコル : 「今までありがとね、やっぱ頼らないで頑張らないと」
トリガ : 「どうも、色々とありがとうございました」
ジン : 「今までありがとうございました…」
クレスポ@GM : 「俺は今月のDMにも出演依頼が来てて忙しいのでこれにてオサラバッスー!」
タック : 「あ、もしかして、ティアさんのあのドア使ったら、『あれくらすと』ってとこに帰れるの?」
GM : クレスポは去っていった。ど●でもドアによって、仲間たちの下へと。クレスポは、みんなの心の中に生き続けるのです。1クレスポ6点として……
タック : 1クレスポレベルまで上がったね(何)
GM : では今日はここまでです。お疲れ様でした(笑)



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