2007年02月04日

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適当RPG【修羅の力】リプレイ


第二話 『憑依槍』


◆はじめに◆


 適当RPG小説『修羅の門』とのリンク企画第2回。
 今回は、 適当RPGシナリオ『修羅の門』第二話『憑依竜槍』【mixi】 にまつわるセッションです。
 前回の事件から2日。 幕間T【mixi】幕間U【mixi】 を経て、『修羅』は竜の力を持つ武器「ドラグニル」に狙いを定めた……。



今回の参加メンバー


イスト
魔法剣士/レベル8
HP41 MP63 TP 9

テオ
騎士/レベル11
HP68 MP42 TP12

ジル
戦士/レベル7
HP38     TP 8


シーマ
怪盗/レベル8
HP34 MP53 TP 9

タック
魔導師/レベル9
HP32 MP57 TP10

フレイム
戦士/レベル9
HP50     TP10

チャック
ファミリア/バニー
 
 



◆プレイ前の風景◆ 間奏
GM : 皆さんに質問してもいいですか? 前回から2日経ったぐらいで何をしてたか。
イスト : 2日といえば、リコルに忠告をした日?(笑)
GM : その次の日ですね。
イスト : 次の日か……。
ジーナ : 「ダンジョンを巡る事件がひととおり解決したんだから、貴方はそろそろ学園に戻りなさい」
タック : 「う…うん…けど…(ごにょごにょ)」
タック : こんな話があって、僕はママに前の事件の話を切り出せずにいる。だからジーナはこの話には今のところノータッチ。何も聞いていない。
テオ : こっちは小説で書いたとおりですね。テオはジンのところに。
イスト : リコルはムスカのところだったか?
リコル : リコルはムスカのところに一人で。ちょっと思いつめてるから一人で(笑)

ジル : ジルは……普段なにしてるんかなあ。殺しまわってるイメージしかない。
イスト : 辻斬りか(笑)



 第一話から第二話の間のテオとリコル、そしてイストが「リコルに忠告をした日」についてはこちらを参照。【mixi】
   赤い闇の夜に<1> 〜ドラグニル〜
   赤い闇の夜に<2> 〜伝言〜
   赤い闇の夜に<3> 〜灰の感触〜
   赤い闇の夜に<4> 〜スケイルベイン〜
   竜槍に落ちる影<1>
   竜槍に落ちる影<2>






【シナリオフェイズ】
◆01◆ リコルの受難
GM : その日、リコルさんはムスカさんに会うために道を歩いていた。
リコル : うん。槍抱えて歩いてるね。ムスカに会いに。
GM : ムスカの元へ向かう彼女に、ふと一人の女性が声をかける。
???@GM : 「もし。貴方はもしや魔法剣士の方では?」
リコル : 「…そうだけど…?」
GM : 冒険者の身なりをした赤い髪の女性。彼女はリコルのやりをいぶかしげに見て。
赤い髪の女@GM : 「よろしければ、その槍を見せてはいただけませんか?」
リコル : (うわ。今それ、やなかんじ)「ん……まあ、いいけど…」(気乗りしない様子で)
GM : 女は槍を手に取り、しばらく見つめ。

ジル : 「いい仕事してますね」と(何)
イスト : ボキッと折られるんだ(笑)


赤い髪の女@GM : 「貴方は、無念を抱えた竜を手にしているのですね」と呟いた。
リコル : 「……!」
赤い髪の女@GM : 「このままでは。その全ての力を、引き出せはしないでしょう?」
リコル : 「やだ…やめてよ」
赤い髪の女@GM : (リコルの腕を掴んで)「方法は、あるのですよ?」
赤い髪の女@GM : 「毒など使わず、その力を行使する方法が」
リコル : 「方法……?」
リコル : 「そんなの、どうやって」
赤い髪の女@GM : 「簡単なことです」
GM : そう言うと、女はリコルと目を合わせた。その真紅の瞳を見て、身体が動かなくなる。
GM : リコルは気づかない。女の姿が冒険者から……黒いローブの姿に変わっていることに。
ローブの女@GM : 「簡単なこと。その無念を、晴らさせてやればよいのだから」
GM : 刹那。黒いドラグニルが、リコルのわき腹に突き刺さっていた。
GM : ブラックアウト。

シーマ : リコル…おもしろい人を亡くしてしまったわ…(切なそうに)
イスト : パ〜パッパ〜、パ〜パッパ〜♪と火曜サスペンスのテーマが(笑)





◆02◆ ドルアーガの酒場の日常風景
GM : さて、そんな時。皆さんは酒場でそれぞれよろしくやっていました。
ジル : 酒場の隅で一人、本でも読みながら茶を飲んでよう。
タック : 学園に戻る話を抱えて珍しくちょっと元気なさそうにしてる。
フレイム : 無言で戦斧に磨き布をかけている。ずっと無言。たまに光に刃をかざして様子を見る。とてもあぶない。
イスト : その酒場の様子を、なんとはなしに眺めてる(笑)

GM : テオはジンに会いにいってるんですよね?
テオ : 会いに行ってますー。どこにいるのだろう。ここ(酒場)にいると思っていたのだけど。


シーマ : 「それはそうと! ついに怪盗がなんか、当局から目をつけられはじめちゃったのよねー」
シーマ : 「聞いてよもー。『魔法の使える泥棒なんて秩序を乱すから、世間様に顔向けできる職種に乗り換えなさい』とか言ってきたのよ! しくしく」
イスト : 世間に顔向けできる職業………、忍者か!(笑)
フレイム : 「まぁ私には関係ありませんが」(何)
シーマ : 「しょーがないからさァ〜、『大いなる歌声』を持つという伝説の吟遊詩人Jアーンにでも歌を習おうかなーなんてさー」(笑)
タック : おーれーはJあーン(うゎんうゎん)(何)

テオ : 大いなる歌声過ぎる。
タック : それは大いなる歌声じゃなくて、ただの馬鹿でかい歌声では!
シーマ : ファンタジーRPGクイズの「顔に星を持ちたる」とか「何者も寄せ付けぬその足」とかと同じようなノリだ(笑)


シーマ : 「あるいはさー、射撃の腕を活かせるように、伝説の野伏クック・ロビン・フッドに弟子入りするのもいーかもねェ〜」
タック : 「あはは……なんか変な伝説っぽいよシーマさんーー」
GM : と、そんなところに。ジンが飛び込んでくる。
シーマ : ジンを一発殴ってみる。
GM : ジンは吹っ飛んだ。
シーマ : 「あ…ごめん。なんかさ。いつもセニアがやってるから、どんなカンジなのかなーって思ってやったの。気にしないでね(笑)」
ジン@GM : 「ひどいです、ひどすぎます……(涙)」
ジン@GM : 「た、大変ですよ皆さん。リコさんがテオさんをボコボコにしてますよー!?」
ジル : 「珍しくも無い」
イスト : 「……? いつものことじゃないか。」(笑)
ジン@GM : 「いや、その、様子が普通じゃなかったんですよ?」
イスト : 「普通じゃない?」
フレイム : 「武器を使ってボコボコ、ならいつもとは違いますね」
タック : 「……いつもジンさんがセニアさんにやられてるみたいに? それだったら大変だ!」
テオ : タックの認識はーーー!
ジン@GM : 「なんだか街中で騒ぎになってるみたいです。と、止めに行かないと。皆さん一緒に来てもらえませんか?」
タック : 「行く、行くよもちろんー」
フレイム : 「仕方ありませんねえ。まあ、同じパーティーですし、行きますか(と戦斧を担ぐ)」
ジル : 無言で本を閉じて、カウンターに金を置いていく。「すまないな、マスター。少し騒がしいことになりそうだ」
シーマ : 「テオなら、今すぐ行けば半殺しくらいで間に合うかもしれないわ!」(笑)
イスト : 「分かった。迅速に向かうとしよう」 《飛行》を使います(笑)
シーマ : 「ジン、今度はアイスクリーム屋でおごってよねー(笑)」
ジン@GM : 「なんで私が貴方に奢らなくてはいけないんですか(苦笑)」
シーマ : 「なんで? あぁん?」(ドスの利いた笑顔)
ジン@GM : 「(無視)じゃあ、私は他の人を呼んできますので」と、ジンは酒場から姿を消した。
フレイム : 「まぁ、ジンですからね。彼に気遣いとか空気読めという貴方が無茶ですよ」
イスト : 「ほら、痴話喧嘩なら後でしろ。行くぞシーマ」
シーマ : 「あのクソガキ、後で憶えてなさいよ…」と言いつつ急行します。
タック : 「チャック、おいで!」「(てこてこぴょん)」



◆03◆ 漆黒の竜槍
GM : では現場についた。
ジル : 現場は、どういう状態になっている?
GM : 街中に人だかりができています。
タック : 「リコルさーん、テオさーん」(人ごみは嫌なので空中から様子見る)
テオ : 俺はいま一体どうなってるんだ(笑)
GM : その中心で、テオが一人の女性と戦っている。
イスト : 人だかりの回避に《飛行》を使っているんだ。上空から中心に向かうさ。
フレイム : 「タックくん、《眠りの雲》用意」
タック : 「う、うん」(あせあせ)「……リコルさんは?」
GM : テオと向き合っているのは黒い槍を手にし、赤い仮面を付けた女性。一見分かりにくいですが、よく見るとリコルさんだと分かる。
イスト : 「テオ! 無事か」と着地。
テオ : 「イスト…?」
シーマ : 「テオー。あんたの実力ならあと15回くらい短剣で刺されても大丈夫かもしれないけど、いちおう心配だから来てみたわー」(笑)
テオ : 「シーマがすごい具体的でひどいよっ!?」(笑)
GM : あともう一人。テオさんの後ろに庇われるように。『ジン』が倒れている。
シーマ : 「え? いつの間に…?」
タック : 「どういうこと?! リコルさんっ!」
フレイム : 「……謀られましたかね」
ジル : 「目的はなんだ。私達を集めることに何の意味がある?」
タック : 「……狙いはセニアさん?!」
イスト : 「テオ。状況説明を頼む。できれば20文字以内で
テオ : GM、20文字以内で頼む(笑)
GM : テオからすれば、ジンに会いに行ったところで彼がリコルに刺されている所に遭遇し、この場面に至ります。テオからしても、何がなんだか分からない。
テオ : 「ごめん、わからない、ただ…ジンに会いに来たら!」
タック : 「それよりリコルさんだよ、リコルさんっ!」 何度も呼んでみてますが。
リコル?@GM : 「………」
フレイム : 「タックくん。声掛けてどうにかなるなら、そもそも切り結んではいませんよ」
シーマ : 「酒場に来たジンはニセモノだったの…? 道理でなんか、ストーカーっぽい情熱があんまり感じられないと思ったら…!」
タック : 「確かに、ジンさんにしてはシーマさんの攻撃にあっさりやられすぎてた、ような…」←註 本物はもっと派手にやられます
シーマ : 「そ、そうよ! あたし、あのジンなーんか怪しいと思ってさ! だから一発殴ってカマかけようとしたのよ? 別に、ウサ晴らしとかムシャクシャしてたんじゃないわよ?」(爆)
フレイム : 「シーマさんもフォローしようとして墓穴掘らなくていいですから」
タック : 「それにリコルさんの、槍が、黒い…?」
タック : 「イストさん、リコルさんのドラグニルが…」
イスト : 「リコル。自分のドラグニルはどうしたんだ?」
GM : リコルから反応は無い。
タック : 黒いドラグニルに、青いリボンがついているのかどうかが気になった。
GM : ついてます。かなり形はえげつなくなっていますが……青いリボンが確かについています。

 それは紛れもなく、リコルのドラグニルの証。


イスト : 「テオ。間違いなくあれはリコルだ。色と形が変わってはいるが自分のドラグニルを手放してないのは、尊敬に値するな」
テオ : 「はは……本当、そんなところは姉さんだな…」(乾いた笑い)
イスト : 「リコル。ジンが空気を読まずにデリカシーのない質問をして、思わず刺してしまったのかもしれないが、治療くらいはしてやった方が良いぞ?」(笑)
リコル@GM : 「……くるな」

イスト : 「来るな。か……。では、その理由を20文字以内で述べてもらおうか」
シーマ : 「さっきからなんで20文字なわけ?」(笑)


テオ : 「……姉さん?」
リコル@GM : 「……くるな、こないで、嫌。全て、イヤ」
シーマ : 「確かにジンはイヤかもしれないけど、落ち着いてリコルちゃん!」
テオ : 「来るなって……どうしたんだよ!?」
リコル@GM : 「お前達、誰……? 知らない……」
リコル@GM : 「殺さなきゃ、……その男を、殺さなきゃ」

イスト : その男……。テオか?(笑)
タック : リコルさんが言うのがどの「男」なのかわからない(笑)
イスト : 一番恨みを買ってそうなのは…、フレイムか?(笑)
フレイム : 何で私なんですか。


リコル@GM : 「うああああああっ!!」
GM : リコルが襲い掛かってきます。と、同時に、周りの群集が掻き消える!
シーマ : 「なっ…何よここ?」
GM : 気づけば、全員白い霧の中に居る。
イスト : 「何かの結界の中のようだが……」
ジル : 「なるほど。これが私たちを集めた理由ということか」



◆04◆ 修羅の結界
GM : 皆さんとリコルと倒れたジン。そしてリコルの後ろに、いつの間にかもう一人ジンが居る。
タック : 「ええと、向こうのジンさんがニセモノでこっちのジンさんがホンモノで……?」 もう、ホンモノニセモノダイコンラン。
テオ : 「倒れてるほうが本物のような気はするけど」
シーマ : そういう時は…全員ブチのめすのよ!(笑)
フレイム : 「こういう場合、あの兄なら『殺ってから考えろ!』とか言うのでしょうが」
ジル : 「どんな姿であろうが、敵は斬るがね」
ジン(偽)@GM : 「このほうが戦いやすいんじゃないですか?」
タック : 「偽って言ったーー!! アンタがニセモノだっ」(びしっ)

イスト : (「そんなことは言ってないでニセ」(笑))


ジン?@GM : 「まあ姿はどうでもいいんですけどね」
タック : 「じゃあ、ややこしい格好やめてよね」
シーマ : 「どうでもいいなら本性を見せなさい! さもないと…予定してたよりひどい目に遭わせる事が確定するわよ!」(笑)

タック : と言った時にはもう確定している(笑)
シーマ : ブッ殺すと心の中で思ったならスデにッ


テオ : 「ジンみたいに、姉さんも偽者だと…いいんだけど」
ジン?@GM : 「その魔法剣士さんは間違いなく本物ですよ」
ジン?@GM : 「私は、まぁ……こうしたほうが分かりやすいかしら?」
GM : ジン?がくるりと身を翻すと、その姿がローブ姿の女に変わる。
イスト : 「久しぶりだな。弱き人」

シーマ : 「あ…あんたのせいで怪盗の職業的な立場が危うくなってんのよ! 責任とんなさいよ!」
ローブの女@GM : 「それは貴方のせいではないの?」
シーマ : 「くう…イタイところをついてくるわね…!」
フレイム : 「元から危ないというツッコミは要りますか?」


ローブの女@GM : 「今の彼女は彼女であって彼女ではない。しいて言えば、槍と同化した姿と言うべきかしら」
テオ : 「……同化するとか、いくらなんでもそこまで」
シーマ : 「くっ…! これがテオなら情け容赦なく巻き込むのに…!」(唇を噛む)
テオ : 「あとシーマさっきから俺のことをどう思ってるんだ」
シーマ : 「バリヤー」(きぱ)
ローブの女@GM : 「信じる信じないは勝手。だけれど、体は確かに本人のもの……魔法なんかに巻き込んだらどうなるかしらね」
イスト : 「で、他人のドラグニルの色を勝手に変えて、今度は何がしたいんだ?」
タック : 「意味わかんないよ! ジンさんたちを狙ってたんじゃないの!?」
ローブの女@GM : 「簡単なことよ。あたしはただ、戦って欲しいだけ」
イスト : 「ご自慢の【竜の力】が負けるのが見たいと……。やれやれそういう馬鹿な遊びは他所でやってくれ」
テオ : 「人質みたいなもん取って…戦って欲しいとか…」
ローブの女@GM : 「理解してもらう必要はない……あたしはただ、人の心が壊れる様を望むのみ」(掻き消える)
テオ : 「くそ、また消えた!」
フレイム : 「心? 壊す? ああ、無理です。私はとっくに壊れてますので」
タック : 「仲間どうしにひどいことして戦えって……なんてことするんだようっ」
ジル : 「殺し合いをやらせたいのだろう」
リコル@GM : 「殺さなきゃ、殺さなきゃ……殺さなきゃ」
ジル : 「まったく……美しくないな。私ならもっと……(ぼそ)」
GM : そんな理不尽な感じで戦闘開始です。敵はリコルさんが一人。




【バトルフェイズ】
◆第1ターン◆ 戦いのルール
シーマ : 「うー…どうしよう…!」
タック : 「赤い仮面……まさか、リコルさんも、前のあの修羅の男の人みたいになっちゃったり……しないよね? しないよね?」
シーマ : 「そうよ! この前の男の例もあるじゃない! そうしないと、勝ったとしても…リコルちゃんが…!」
GM : どこかから声がする。
ジン@GM : 「……リコさんから、槍を手放させることができれば」
ジン@GM : (倒れたまま)「…皆さん。リコさんは、まだ完璧に操られてません。 槍にダメージを与え続ければ、おそらくは」
ジン@GM : 「ただ、魔法に巻き込んでしまうとリコさんにも影響が出てしまいます。 具体的に言うと、槍へ与えた魔法ダメージの半分がリコさんにも及んでしまいます
シーマ : 「なんであんたがそんな具体的な…」
ジン@GM : 「……それにさえ、気をつければ(ガクン)」
シーマ : 「…って都合よく気絶しやがった!?」(笑)
フレイム : 「……あれ、いま、『お前は上田か』というツッコミが……上田って誰でしょう?」

シーマ : 槍を狙うのに、何かペナルティーとかは?
イスト : 槍にダメージを与えようとすると、リコルが《カバーリング》するとか(笑)
ジル : リコルならありうる(何)
GM : 無いです(笑)


イスト : 白兵戦で黒グニルにダメージは与えられるのか?
シーマ : 赤グニルに青グニル。角が一本か二本か…(笑)
フレイム : 槍のHP越えるとリコルさんにダメージ、ということでしょうかね。
GM : そうなります。あと魔法ダメージの半分がリコルさんのHPに及びますのでご注意を。
フレイム : この場合、リコルは付属物で、むしろ問題は黒ドラグニル。リコルはむしろ、我々に対する枷ですよ。
GM : 敵は
  憑依竜槍士 リコル
  BL:16 BP:16 MR:100 HP:槍200/リコル38


 ここでルールの確認。
  1 リコルのHPを0にしないよう、槍のHPを0にする。
  2 ダメージ魔法で攻撃した場合、ダメージの半分がリコルに行く。
  3 その他の魔法は槍とリコルを1体とみなして効果を発揮する。
  4 白兵戦で槍をオーバーキルした場合、超過ダメージはリコルが受ける。



シーマ : 《狙撃》ダメージは問題ないの?
GM : OKです。
シーマ : 「っていうか! しまった、セニアからシルヴァンボウ借りてない!」(笑)
テオ : 「ええっ!? ちゃんと返してたのか!?
シーマ : 「そこ驚くとこじゃないでしょ!?(笑)」
フレイム : 「この場合いつもの所業が物を言うわけですね」
シーマ : 「という訳で、ターン開始時に《狙撃》はムリぽ(笑)」
フレイム : 「問題ありません。白兵で吹き飛ばしますので」
ジル : 「さて、では始めようか」



◆第1ターン◆ 目標、沈黙しました

 敵のステイタスはわかっても特殊能力はわからない。
 ターン最初にテオが《魔法の盾》でパーティ全体の防御力を強化する。
 そして敵の出方を探りつつ、パーティが取った戦法は―――。


イスト : 《火球爆発》くらいで、黒グニルの情報を取ってみるか?(笑)
GM : ダメージの半分はリコルに行きますよ?(笑)
イスト : だから《火球爆発》なんだよ。
フレイム : 半分くらい行った所で死にはしません(どきぱ)
テオ : 抵抗にBP使わせられたらなー。
タック : リコルさん、寝るかなぁ。
フレイム : 私としては、BP削るためなら《沈黙》を。
タック : じゃあ、まずはTP5点入れて《沈黙》、行こうか(笑)
イスト : 基本目標値は26だがな(笑)
シーマ : 「弁護士をつけろ。君には黙秘権がある!」とか言いつつかけるのよ(笑)
タック : じゃあ、TP5点入れて9D+12の《沈黙》を。
イスト : 抵抗する気も起きんな(笑)
タック : (コロコロ)

GM : なんか凄いのが出てますけど(笑)(←ダイス目見てる)
テオ : なんだあの5と6の数(←ダイス目見てる)
シーマ : さすがは国際警察のエキスパート!(笑)(←ダイス目見てる)
イスト : うらやましい(笑)(←ダイス目見てる)


タック : 達成値60になったよ。「沈黙っ! キミには黙秘権があるよー!」
GM : なんだよ! なんだよそれは!?
GM : うああん!!
シーマ : ダメージ魔法を迂闊に撃てない時点で、こうなる事を予想すべきだったね(笑)
GM : 無理です。抵抗諦めました。沈黙しました!(涙)
テオ : やったー魔法は封じたーー!
GM : なんてやつだ。
タック : でもバニー使ってたらもう3個振り足せたの(笑)

テオ : 前回、10D+12振って48だったなあ(遠い目)





◆第1ターン◆ ドラグニルを壊せ!?
GM : 他にありますか?
イスト : むー、黒グニルが《魔法に弱い》を持ってるかどうか……。
テオ : 魔法生物かどうか、かな。
イスト : 持ってたら、魔法食らわすと大変なことになる(笑)
テオ : それだけじゃないだろ。《壊呪》飛ばすつもりだろ(笑)
イスト : 良く分かったな(笑)
シーマ : ひでえ(笑)
イスト : 余裕のある今のうちに、試してみるか…。
タック : わあ、イストさん容赦ないー
GM : 今酷いことをいわれた気がしました。
シーマ : ドラグニルが壊れたらどーすんのよ!(笑)
イスト : 「簡単だ。俺が責任を持って、もう一本都合をつけてくる」(笑)
タック : イストさんになら許される気がする。
GM : 皆リコさんの槍は大切にしようね!(涙)
ジル : これで槍が壊れたら、リコルが別の意味で狂うかもしれんな(何)
テオ : ホントだ…ホントだよ…(笑)
GM : みんな槍に愛は無いのか。
ジル : リコル以外はなさそうです。

テオ : でもやってみたいよな(笑)
シーマ : そして派手に失敗。おいしいな、イスト(笑)
テオ : 失敗前提なのか(笑)


シーマ : で、《壊呪》するの?
イスト : いや、《弱体化》かけよう。女性には一応やさしくがモットーだ(笑)
ジル : 一応かい。
イスト : 全部にしてたら、ヒドイ女にもやさしくする破目になるぞ(笑)
ジル : やさしい女も、逆上すると何するかわかりませんよ?(何)
イスト : TP4点入れて《弱体化》。(コロコロ)MRが25ダウン。
GM : 現在MR75ですね。



◆第1ターン◆ 憑依竜槍士リコルの白兵

 そして白兵である。《弱体化》もかかり、敵はただのMR75と思われた。


イスト : 《魔力付与》とかは?
フレイム : 要らないと思う。
GM : いらないんだね? いいんだね?
テオ : なんか念を押してきたよ!?
フレイム : この面子だとオーバーキルすらありうるが……何か気になるな。
テオ : この前も【修羅の加護】で謝られた記憶があるよ!?
フレイム : 問題ない。【中庸の加護】じゃないかぎりは(笑)
テオ : ←色々問題ある人
シーマ : 「テオ! しっかりしなさい! あなたは一人でもできる子よ!」(爆)

GM : ではここでリコルさんは万能薬飲みます。
フレイム : ……《沈黙》解除?
テオ : こんなシチュエーションで万能薬っていうのは効果的だが大変地味だ。
タック : ああー。じゃあ僕は毎ターン《沈黙》要員?!(笑)



 そしてGMの様子をいぶかしみつつ、白兵戦に突入。その謎はすぐに解けた。


リコル@GM : 「ああああっ!!」
タック : あ、リコルさんがしゃべれるようになった。(何)
リコル@GM : 「死ね、殺す、死んでしまえ……!」
GM : リコルさんは 【凶暴化】を発動。さらに、BP5点使用。
シーマ : ああ、そういう意味か。《弱体化》しないとMR200って…笑うヤカン並だな(笑)

 【凶暴化】は、MRを2倍にして計算するのである。 ちなみにここで話に出た笑うヤカンは、お金をたくさんもらって無効化されたよ。 (【神々の力】編第2回参照)



フレイム : TPなし。7D+13《強打》。《渾身》……まぁ使っておくか。(コロコロ)普通に65点。
シーマ : 《不意打ち》のみ使用。(コロコロ)38いったわね。
イスト : TP使わず参加。(コロコロ)29だ。
ジル : TPなし。《渾身》を宣言。(コロコロ)44発。



テオ : ……orz
テオ : …TP2点+カシナートの剣=35
テオ : 「……相手が相手だからきっと鈍ったんだ!」
テオ : ……orz
リコル@GM : 「……どんまい」
テオ : 「なぐさめられたよ俺!?」
シーマ : 「敵に塩を贈られるとは!」(笑)


イスト : こちらは合計176か。
GM : 211では?
イスト : うん。テオを除いた4人がってことだった(笑)
シーマ : ああ。テオの35をすっかり忘れてた(笑)
ジル : テオ、存在感ないな。
テオ : いつもの会話だ……

 そう言いながらもこのターンの白兵戦は勝利。槍にのみ61点のダメージを与えることに成功したのだった。


シーマ : ??? 白兵にBP使わなかった…? 何を考えてる?
GM : あ、振るの忘れた(笑)
シーマ : 「やったわねテオ、 あんたがしょぼいとこを見せたせいで、リコルちゃんも本気を出せなかったみたい!」(笑)

 憑依竜槍士リコル HP:槍/139 リコル/38





◆第2ターン◆ 黙秘権続行中
GM : 次のターンです。

イスト : 「俺の攻撃が通ったところを見ると、この間の能力(【修羅の加護】)はないようだな」
タック : よかった。リコルさんは『修羅』にはなっていないんだね。


イスト : 俺は今回も《弱体化》だな。
タック : 僕は爆裂マシーン改め黙秘権を行使させ続けるようにする。
テオ : タックが《沈黙》なら、回復はいらないな。
タック : 僕の《沈黙》は……今回と次ターンを考えて、TP2点、かな。びみょーかなぁ。
タック : (コロコロ)うんと。達成値が81、だよ。
GM : む、り!
テオ : タックすごすぎ。…この戦闘で攻撃魔法が来ることはないな、と悟ってみる。
シーマ : ごっついのー。おっそろしいのー(笑)
タック : 「ごめん。リコルさんの声で話されると、みんなが戦いに集中できないから……!!」
GM : リコさんまた固まりました。
シーマ : イストの声をかければ、毎ターン固まってくれるかも…(笑)
イスト : TP3点で《弱体化》。「聞こえるか? リコル。辛いだろうが、もう少し我慢しろ。すぐに何とかしてやる」(笑)
イスト : (コロコロ)MR28ダウンして72か……
ジル : イストさんがもう万能薬は飲むなといっております(何)
リコル@GM : 「……っ!!」
テオ : 「ね、姉さんが心で泣いている気がする! いろんな意味で!」(笑)

シーマ : 「…悶えてるわね」(ぼそ)
フレイム : 「……貴方が言うと退廃的ですね(ぉ」
シーマ : 「どーゆー意味よ!?」
フレイム : 「胸に手を当ててじっくりと考えたらどうでしょうか、怪盗さん」






◆第2ターン◆ ちからおし
GM : リコルさんは再び万能薬。
ジル : 混乱しているわりには万能薬を飲む余裕はあるリコルさん(何)
シーマ : 「残り8本。先は長いわね」(笑)

イスト : リコルの万能薬に、《灰燼化》かけるか(何)
GM : かけられんの!?
フレイム : 《灰燼化》って無機物にかからんと思う。


シーマ : フレイムに《魔力付与》! 戦闘ダイス2個追加。
テオ : 《聖なる刃》。ちなみにシーマにだな。
シーマ : 「え。《不意打ち》あるからいらないわよ?(笑)」
イスト : シーマに掛けずに自分に掛けろ。
テオ : わかった(笑)
リコル@GM : 「(テオを見守っている)」
テオ : 「…ごめんなさい」となんとなく。

シーマ : 「…ごめんで済んだらガンダム要らない。ってリコルちゃんは言ってるわ」
テオ : (これじゃないロボぐらいしかおもいつかない)


GM : では白兵です。リコルはBP8点使うよ。
シーマ : うわ、つっこんできた(笑)
テオ : やばい(笑)
リコル@GM : 「……るな。来るな! 来るなあっ!」

 危険を感じてTPを最大限に投入する。 GMの出目が奮わないこともあり、危惧された展開にはならなかった。 パーティ合計267の攻撃力は、黒いドラグニルに深刻なダメージを与えるに十分だった。


テオ : GMのダイス目が今日は芳しくない気がするのは扱うキャラのせいだろうか。
イスト : リコルの意志が戦ってるんだ(笑)
シーマ : リコルちゃんの不幸が奴を抑えているのね!(笑)
ジル : むしろ、リコルの意志が出てるせいでダイス目が下がり(略)
リコル@GM : 「イヤ…イヤ……」

 憑依竜槍士リコル HP:槍/40 リコル/38





◆第3ターン◆ 《魔弾》の射手

 第3ターン。ここまで順調に削ってきたものの、ここからが難しいところである。


シーマ : さて、ちょっとここからが問題です。どうやって40点だけ削りきるか(笑)
イスト : 40点ダメージが入るまで、弱い呪文を撃ち込む(笑)
タック : 40点ぴったりなら、リコルさんのHP減少は20点ですむね。
テオ : それが一番いいような気がする。
イスト : 《雷撃》なら、抵抗もされないし、クリティカルもしない。
イスト : ついでに言うと、【魔法に弱い】が付いてても、ダメージが倍にならない(笑)
シーマ : え? まじ?(笑)

 ……ルール作ったのはシーマの中の人です(笑)


イスト : 魔法に弱いは『魔法ダメージは、達成値の2倍のダメージを受ける』だから(笑)
シーマ : 達成値っつーのは、魔術判定に限ったことではないのでは(笑)
イスト : んー、どうなんだろう。判定してないから達成値ってのも変な気はするけど……
GM : 今回は2倍にならない、としましょう。
シーマ : 「じゃあ、あたしが先にTP入れて撃っちゃうわね!」
シーマ : TP3点を加えて…(コロコロ)35点!
GM : うあ(笑)
タック : 上手だ。
リコル@GM : 「……あ、うああああっ!」

テオ : なんでそんな6が一杯出るんだろう(笑)
ジル : リコルに何か恨みでも(何)
シーマ : 「ジンにはあるけど、違うわよ!」(笑)


タック : そしてイストさんが!
イスト : TP使わずに《魔弾》。「こいつで弾き飛ばす」
イスト : 指を鳴らして、無詠唱で瞬時に《魔弾》を発射。17点ダメージ。
テオ : 「……ごめん、姉さん」
リコル@GM : 「……くあああっ!!」
シーマ : 残りHPはどうなった?(笑)
GM : 槍/0、リコル/26
テオ : 「頼む…正気に戻ってくれ!」
イスト : よし。ドラグニルですぐ動けるから、前にダッシュだ(笑)
リコル@GM : 「……これ以上」
リコル@GM : 「私の槍を好きに使わせてたまるかぁぁっ!!」(槍を投げる)


シーマ : ぐさ。



テオ : 「あー……」
ジル : あ、ささった。
イスト : 俺か、俺に刺さるのか(笑)
シーマ : イスト…天晴れな最期であった…(笑)
GM : 地面に刺さりますから、地面に。
タック : 地面……に倒れているジンさんに。
テオ : それ台無しだけどすごい面白い(笑)
GM : イストさんすれすれの地面ですね。
イスト : 「うおっと!」

ジル : 惜しかった…
シーマ : 惜しいとか言うな(笑)


リコル@GM : 「……あれ?」(崩れ落ちる)
イスト : 抱きとめる(笑)
シーマ : イストがか!
テオ : イストがか!
イスト : 折角ドラグニル効果で前に走ったんですから(笑)
ジル : らぶですよ、愛ですよ。
リコル@GM : 「…あれ? イスト…え、あれ?」
リコル@GM : 「(気絶)」
GM : リコルさんは無事のようです。灰になる気配はありません。




【シナリオフェイズ】
◆05◆ 竜に連なる者
フレイム : 「……で、とりあえず私に誰か前後の状況を教えてください」
ジル : 「私にも説明してほしいな。一体どうしてこうなった?」
タック : 「……説明は、ジンさんがした方がいいよね。こないだの事件のこと。ジンさんとセニアさんと【修羅】のこと」

 そこに都合のいいタイミングで、倒れていた本物のジンが起き上がった。


ジン@GM : 「……リコさん、大丈夫ですか?」
ジン@GM : 「槍に触れないほうがいいです。気配が消えていない」
シーマ : 「心配しなくても、あんないかにもヤバそうな槍は触んないわよ。アンタじゃあるまいし(笑)」
ジン@GM : 「説明は後でします。今はこの槍を何とかしないと」
ジン@GM : 「少し、下がっててください」
タック : 「『何とか』って、壊すの?」
イスト : 「テオ。リコルを頼む」 ジンの近くに行く。
テオ : 「あ、ああ…」 姉さんを任される。
ジン@GM : 「この槍が黒くなっているのは、あの仮面と同じように『修羅』と呼ばれる竜の遺志を伝える媒介にされているのだと思います。だから――」
テオ : 『仮面と同じ』ってところで、身を固くする。

イスト : リコルって仮面つけてたっけ?
タック : 赤い仮面をつけてるよー。
テオ : ……剥がせるんだろうか。


イスト : 「で、どうするんだ? 侍のお前さんに、どうにか出来るようには思えないんだが?」
ジン@GM : 「だから、より近い媒介があれば。遺志をそらすことが出来ると思います」
ジン@GM : 「例えば。竜の血族であるとか」(槍に手のひらを突き刺す)
テオ : 「ジン、それ!」
タック : 「って、ジンさん!」
GM : ジンが槍に触れると同時に、リコルの仮面が砕け散る。
テオ : 「え? 仮面が」
イスト : 「ほう……」
シーマ : 「なっ…ジンのくせになんかすごくない!?」(笑)
タック : 「それで、そんなことしちゃって、大丈夫なの? ジンさん」
テオ : 「…平気なのか?」
ジン@GM : 「すいません。皆さんに黙っていたことがあります」
ジン@GM : (瞳が赤く染まる)「私は、あの仮面の侍と同じ…… 修羅の媒介の一人なのです
テオ : 「……同じ?」
タック : 「だけど、仮面つけてないし、へんな力持ってないし、無理矢理戦わされてないし……」
ジン@GM : 「……詳しい説明は、改めてします」
シーマ : 「そうね。なんか疲れちゃったわ」(笑)

テオ : 槍ってどうなってるんだろ。
GM : 元の赤いドラグニルに戻ってますね。
テオ : 回収しよう。
シーマ : 黒い豚カレー→赤いきつねに戻った!(笑)


GM : 見れば、霧が晴れ始めている。町の景色が視界に戻ってくる。
GM : 時間は経過していないみたいですね。冒険者同士の痴話げんかとでも思われているでしょう。
フレイム : 「……あー疲れた。街中で痴話げんかはこれまでにしてくださいよ、イスト、リコル」(ちょっと大きめな声で)
テオ : 周りの野次馬にチョウが混ざってたりして……。
GM : かくして、リコルを救出することが出来た一同。しかし元凶の女は姿を消したまま。加えて、なにやら物騒な正体を告白するジン。
GM : てなところで今回は終了となります。
ジル : 「終わったようだな。では行くぞ」 さっさと歩いていく。
イスト : 「すまないな。後できちんと話をしておく」
シーマ : 「…まだ、話は終わりってわけじゃ…なさそうね」
タック : (……ジンさんには黙っててって言われてたけど、やっぱりママに相談しよう。こんなんじゃ、僕、心配でみんなとお別れできないから)



◆オマケ◆ 黒グニルのおとしもの
タック : おつかれさまでしたー。リコルさんの宝物判定は?(笑)
シーマ : 「ウェルチのドロップ品をくれ!」(笑)
GM : は、宝物。
ジル : むしろ、槍の宝物判定では?
GM : 黒いドラグニルからこんなものがでてきたよ!
タック : 出るんだ(笑)
ジル : 槍の中からずるずる、とドロップ品が出てくる。

 宝物判定
  7〜9 ハイMPポーション
  10〜12 黒の破片(4000G)
  13〜15 瞑想の秘薬
  16〜19 大魔導師の杖
  20〜  癒しの杖


イスト : よかった、どの目を振っても万能薬だったらどうしようかと(笑)

 ちなみに、シーマがちゃっかりと癒しの杖を手に入れたのであった。


GM : なお、今回のリコルさんのデータはこちら。

憑依竜槍士 リコル
 BL:16 BP:16 MR:100 HP:槍200/リコル38
【ドラグニル】 竜の武具を持つ。1ターンの間に敵にかける魔法と白兵戦を行える。また、魔術判定は3D6+BLで計算する。
【凶暴化】 バーサークする。白兵戦の間に限り、MRを2倍で計算する。
《爆裂究極》 パーティ全員に「魔術判定の達成値×2」の魔法ダメージ(火属性)を与える。このダメージは均等割りとする。
【憑依竜槍】 受けた魔法ダメージの半分をリコルに与える。回復魔法は含まない。


タック : 《沈黙》で《爆裂究極》回避してた(笑)




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