その2へ    その3へ

《適当RPG 【神々の力】》目次に戻る
【ダンジョン日報】閲覧室に戻る


【ダンジョン日報2’】 第2-2号 06年12月23日

『閉じた世界』

 ザトン打倒の報告の後、ダンジョンに異変が相次いでいる。
 深層に住むはずのモンスターの外部への出現。
 そして謎の女性キルケに導かれる『裏』のダンジョンへの入口は消え、キルケの姿も消えた。
 そしてザトンを倒したパーティは2組とも行方が知れない。
 ダンジョンで一体何が起きているのだろうか。


今回のトピック  『閉じた世界の中で』


 閉ざされたダンジョンに囚われたセカンドパーティは、今、最大の危機に直面しようとしていた。

フィーンド : 「もうお前らは逃げられない。この『空間』は、お前らが入った瞬間閉じられた! キルケ様を倒さぬ限り、一生出られんのだ!」
フィーンド : 「さらーに、チェックメイトとして…たった今、裏B9のエアージャイアント様にも助力を仰いだ! 間もなくこちらに来るだろう! サイクロプスを引き連れてなぁ!」

ジン : 「万事休す。ですか」

 前門には凶暴化した笑うヤカン、後門にはエアージャイアント。セカンドパーティ絶対絶命?!
 ……おや? エアージャイアントが来ませんよ?







今回の参加メンバー


ジン
侍/レベル9


リコル
魔法剣士/レベル8

タック
魔導師/レベル8

フレイム
戦士/レベル8

トリガ
怪盗/レベル8

ジル
戦士/レベル7

チャック
ファミリア/バニー
 
 
 
 



◆玄室D◆ 罠

 さて、場面は再びセカンドパーティから始まる。


GM : 再びセカンドです。
GM : 目の前にわんさか魔物がいて、巨大な扉が奥にある。何かがガシン、ガシンとぶつかっていて、すさまじい轟音がする。
ジル : なにか、いるようだな。
GM : とりあえずタック君はイベントダイスを振って(笑)
タック : はーい。(コロコロ)イベントも、1。罠の。はずだけど??
GM : 魅惑の宝の罠だけか。ちぇ(笑)
ジン : なんか、凄く嫌な予感がします…
GM : 君たちの目の前には、とりあえず フィーンドが6体立っていて、ニヤニヤと笑っている。
フレイム : え、何ですかこの状況は(笑)
リコル : どうしよう、モンスターハウス。
トリガ : 罠の解除は必要なんですか?(笑)
GM : 今回の罠は戦闘と同時に発生します。もし無視して戦闘する場合、1ターン目の最後にトラップが自動的に発動するんで、よろしく(笑)
フレイム : このターン《狙撃》他には期待できないということですね。
フィーンド@GM : 「来たか。ひゃっははは。ここが貴様らの墓場とも知らずに」
フィーンド@GM : 「キルケ様は言われた。『遠慮は無用』だと。つまり、お前らをブッ殺すためには何やってもいいってことだ!」
タック : 「えええ? あのキルケさんが?! 何でそんなことを!?」
リコル : 「この前から、キルケが出てこないし…」
タック : 「キルケさんに何かが起きた……?」
フレイム : 「それを考えるのは後です! 今は目の前を粉砕しますよ!」
タック : 「う、うん!」
フィーンド@GM : 「聞けばお前ら、ヤカンから情報仕入れたがってるんだってな? 今、笑うヤカンはものすごく、飢えている! 何しろ一週間、金貨一枚与えていないんだからな! 扉を開けた瞬間、お前らに有無を言わさず襲い掛かるぞ!」
ジン : 「な、なんて酷い仕打ちを!」
フィーンド@GM : 「それだけじゃない。急激なショックを与えれば、ヤカンは記憶のすべてを失う! 下手な魔法は使うなよ〜うけけけけ」
タック : 「《壊呪》はダメってことかぁ……」
フィーンド@GM : 「どーだ! 逃げたいだろう?  だが、ムダだぜ? もうお前らは逃げられない。 この『空間』は、お前らが入った瞬間閉じられた! キルケ様を倒さぬ限り、一生出られんのだ!」
タック : 「ダンジョンそのものが、全力で僕らを倒そうとしている……」(ぶるぶる)
ジン : 「万事休す。ですか」
フィーンド@GM : 「さらーに、チェックメイトとして… たった今、裏B9のエアージャイアント様にも助力を仰いだ! 間もなくこちらに来るだろう! サイクロプスを引き連れてなぁ!」
フレイム : 「……ということはこのターンで君達をぶっ飛ばせば、少なくとも参戦を遅らせることはできますね? ははは、情報ありがとう」
トリガ : 「私たちが出られないからと言って、あなたが強くなるわけじゃあないでしょう?」
ジル : 「ふ、この私が死を恐れるとでも? 幾百、幾千の死の山脈を乗り越えてきたこの私に、今更怖い ものなどあるものか」
フィーンド@GM : 「フン、エアージャイアント様たちを見てもそんな口が利けるかぁ? 挟み撃ちにされて死ねええ!」
GM : …と、フィーンドが指をさした先…には、誰も、現れない。
フィーンド@GM : 「…おりょ?」
リコル : 「……」
タック : 「……なーんにも、いなーいよ?」(すぼめた首をひょこっとだしつつ)
ジル : 「どうやら、人望がないようだな、魔族」
フィーンド@GM : 「バカな。おかしいぞ。俺たちと同時に襲うように合図したぞ!」「報告です。エアージャイアント様は、冒険者のパーティに現在阻まれ、交戦中!」「な、なにぃ!?」
ジル : 「どうした、愉快な報告でもあったかね?」
フレイム : 「閉じた世界ということでしたが……?」
フィーンド@GM : 「どういう事だ! この空間は閉じられ、どんな人間ももう入れない! それに万一、何者かが手引きしたとて、エアージャイアントに対抗できるような強い連中がそんないるハズが…!」
フレイム : 「居ますよ」
トリガ : 「ええ、いますとも」(笑)
フレイム : 「私たちに匹敵する、パーティーがもう一組」
タック : 「え、それって、もしかして……!」(嬉々)
フレイム : 「私たちに倍する経験を積んだ、『期待はずれ』なパーティーが」(笑)
リコル : 「じゃあ、とりあえず援軍が足止めされてる間に、死ね♪」
フィーンド@GM : 「く…おのれ! くそ!」
GM : と同時に、扉が破壊され…血走った目つきとヨダレをたらした…不気味な笑うヤカンが出現した。



◆玄室D◆ バブリー大作戦
GM : そんな訳で戦闘開始ー。敵は笑うヤカンフィーンド×6!
GM : フィーンドらは3体が《戦姫の槍》、3体が【仲間を呼ぶ】を使用予定。
リコル : 4D6+12の槍が来る。衣か爆裂か……ダメ、抵抗は無理だと思ったほうがいい、衣があっても。
タック : 今日のチャックのバニーの力は、フィーンドを爆裂で全力で潰すためにあったんだ。僕の爆裂は4D+11にTP4点のっけて、バニーの力で8D+11【強打】にできる。
フレイム : あまりTPたくさん消費するのは先行きがどうだか分からない。のでお薦めしないんだが……
フレイム : おまけに、今回はトリガが居ない。
タック : あう、罠解除だった。
トリガ : このターン、私は罠解除ですね。
GM : 《狙撃》封じ(笑)
フレイム : この状態で魅惑の宝で呪い食らうの厳しすぎるから、これは仕方ない。
リコル : うわ、ヤバイ、ヤカン白兵ダメージで石化だ。
フレイム : げ(笑)
フレイム : ちょっと考えよう。……金貨を投げる、とかは?
タック : ヤカン、そっちに飛んでいきそう(笑)
GM : 金貨を投げる際、100Gにつき、ヤカンのMRを1点減らせます。白兵参加不能になるですが(笑)
フレイム : 金貨は「敵に掛ける魔法」扱いですか?
GM : そうですね(笑)
タック : 10000G投げれば、ヤカンのMRは0になる…?
GM : 10000Gもの金貨を一度にバラまくのは大変ですがね(笑)
タック : 全財産をぶちまけるなら数えて投げるより早いかな(笑)
フレイム : ……よろしい。抜けた分は私が支えるとして、誰か金貨投げてください。
タック : 僕は魔法を撃つしかない。
ジン : 私は白兵しか選択が無いです。お金あんまないですし。
ジル : 私は白兵だな。あいにく、金をあまり持っていないしな。
フレイム : この場合、リコルさんですかねー。
タック : あ。魔法剣士だと…敵にかける魔法と白兵は……両立できる!!
GM : ええ。リコルなら可能です。ドラグニルがあるから(笑)
フレイム : あ。そうか、それがあった。
タック : すごいドラグニルの力(笑)
フレイム : じゃ、私が味方にかける魔法タイミングでリコルに全財産投げるので(笑) リコルさんの所持金と合わせて次のターンにはMR0になりますね?
フレイム : じゃ、まとめます。
フレイム : ターン開始時はなし。敵に掛ける魔法タイミングでタックが爆裂、リコルが金貨投げ。
フレイム : 味方に掛ける魔法タイミングで、私がリコルさんに全財産渡し(15000あります)、その他支援魔法は、その時の状況で。

GM : (うわー。ロクでもないシチュエーションになってしまった・爆)
ジン : (まさにバブリーですねぇ)
GM : (うにゅう。「金を与えて追い払う」がここまで有効な敵も珍しい(笑))





◆玄室D◆ 大爆裂
GM : 作戦がまとまったなら…敵にかける魔法タイミングに移行。
タック : うん。最初からとばしてくよ!
タック : じゃあ、僕の爆裂。やっぱり全力で行く。TP4とチャックも使う。
GM : さて…全力の《爆裂究極》の威力は?
タック : (コロコロ)達成値で96!!倍にしたら…えーっと、192!!!???
フレイム : ぶ(笑)
タック : ナニコレ!!
ジン : 今世紀最大の爆裂が出ました!?
タック : 途中で振るダイスが増えた! 増えた!! すごいスペルエキスパート!!
GM : 全滅だ(笑)
フレイム : つーか、笑うヤカンにまで通ってないか(笑)
GM : フィーンドは有無を言わさず、一瞬にして消し炭と化し …笑うヤカンには2倍ダメージが入るので残りHPは1(爆)
ジル : 調子に乗ってると倒されるのはお約束(何)
フレイム : 「……あれ、強い衝撃を与えると記憶が無くなるとか言ってませんでしたっけ?」(笑)
トリガ : 「記憶飛んでませんかね?」(笑)
タック : 「うーーーーわーーーーー」
タック : 「僕のせい? 僕のせいなのーー??」
GM : 記憶が飛ぶのは…《壊呪》で倒した場合のみのシチュですよ(笑)
タック : 「記憶飛んでませんように、記憶飛んでませんようにー」
ジル : 「この場合、記憶ではなく、身体が吹き飛んでないか?」
タック : 「うわーん」
GM : 裏面仕様なので、HPは1点で残ってるよ(笑)
トリガ : ほっ(笑)
トリガ : えーと、じゃあ私は《七つ道具》とTP1点で罠を解除してきますね(笑)
トリガ : (コロコロ)26で解除しました。
トリガ : ちなみに罠のボーナスは6−1−3でハイMPポーションでしたけど(何)


タック : お金を投げて、おとなしくさせるのが一番??? みんなで満足するまでお金をあげる(笑)
フレイム : あ、さよーけ。じゃ、敵に掛ける魔法タイミングの間に、私が1万枚の金貨を与えて無力化しますね。
フレイム : これで笑うヤカンはMR:0、HP:1の無害なヤカンです(何)
GM : じゃ、白兵戦でいちおう戦っておくれ(笑)
ジル : ……無害なヤカンと戦うのか?
ジン : 「ヤカンさーん。落ち着いてー」
GM : MRが0とはいえ、こっちはまだBPが14点まるまる残ってる。魔法に弱いモンスターはBPの使用制限がない(笑)
笑うヤカン@GM : 14点全部つぎ込んで、タマとったるァァァァ!!(笑)
ジル : GMがやけになっているな。
フレイム : 奇襲攻撃のときと同じで「ダメージを与えず防ぐだけ」ってのはOK?
GM : 宣言するなら、構いませんが…んじゃ、白兵できる人はダイス振ってね。

ジン : (コロコロ)普通に40です。
ジル : おっと、悪のサーベルに持ちかえるぞ。(コロコロ)一回回って30発。
リコル : (コロコロ)タックに吸われてる気がするー17だよー。
タック : みんな、手加減しすぎ(笑)


GM : 宣言通りBP14点使用して…くそ、52しかないとは。【凶暴化】で倍になって104。87対104で、敵の17アップね。6、6、5の物理ダメージ。かちーん(笑)
タック : なんて展開(笑)



◆玄室D◆ ヤカン情報局

笑うヤカン@GM : 「おや? 満腹、満腹」(笑)



 MR0、BPも0、HPは1。
 攻撃手段がなくなり、お金を食べて満足したヤカンは、元に戻った(笑)


ジン : 「お腹一杯みたいですね」(笑)
リコル : 「戦闘、終了?」
笑うヤカン@GM : 「危うく記憶がなくなるところでしたが、いやあ、スッキリして気分がいいですな…侵入者はいちおう、戦わないといけないんですがねえ」(笑)
ジン : 「ヤカン一族にはお世話になってるんで、できればあんまり…」
タック : 「もうじゅうぶん戦ったと思うよ?」
タック : 「それに僕ら、戦いに来たんじゃないし…うーーーあーーー」(がく)
タック : 僕のダイス目が、すごすぎた、今回は(笑)
フレイム : 「ダンジョンが崩れるかと思いましたね。はい」
ジル : 「生き埋めになるかと思ったぞ」
タック : 「うう…ごめんよう」
ジン : 「今回は、情報を頂きにきたんですよね、確か」
笑うヤカン@GM : 「情報…ですか」
タック : 「そう、僕ら、お話を聞こうと思ってきたの」
タック : 「キルケさんの、こと」
笑うヤカン@GM : 「キルケ様がどうかしたのですか?」
ジル : 「どうしたもこうしたもない。なんだ、このダンジョンは?」
リコル : 「まずは、この異変のことから、かな。私たちザトンの護符を手に入れたんだけどね」
フレイム : 「フィーンドが言うには世界を閉じたとかなんとか」
笑うヤカン@GM : 「ふむ。言われて見れば…本来なら開かれているはずの扉がすべて閉じられていますな…」
フレイム : 「全てキルケの指示らしいですね。まぁフィーンドが言うには、ですが」
トリガ : 「キルケさんかどうかは別にして、誰かの思惑が働いているのは、確かですね」
タック : 「どうしてキルケさんがダンジョンを開いてて、どうして閉じちゃったのか、知りたい」
笑うヤカン@GM : 「どうやら、ザトン様が倒され【神々の力】の影響が強まった結果…キルケ様のもうひとつの人格が強く出てきてしまったようです」
ジン : 「もう一つの人格?」
リコル : 「ダンジョンを閉じたり、なりふりかまわず敵を出したりするのが?」
笑うヤカン@GM : 「キルケ様は、迷宮に魂を縛られる際、 もうひとつの人格と融合せざるを得なくなりました。その人格の名は…チャム・ホリン。妖精の世界の主です」
ジン : 「では、最近感じるようになった……ダンジョンからの強い悪意は…」
タック : 「そのチャムなんとかってのの…?」
フレイム : 「ザトン討伐が結局鍵、だったわけですね。……人に踊らされる人生は好きではないんですが……(ぼそ)」
笑うヤカン@GM : 「妖精の世界は、妖精あるいはそれに順ずる眷属によってのみ招き入れられ、その許可なしには決して逃れえぬ幻想の世界です。人はいつしか世界の、妖精の虜となり…いずれ同化してしまいます。妖精の一員として」
ジン : 「幻想の世界。まるで、今のダンジョンみたいですね…」<許可なしに逃れえぬ
タック : 「【神々の力】が強くなったから、キルケさんに、妖精の力が勝っちゃった…んだ。じゃあ……じゃあ、今までのキルケさんは……」
笑うヤカン@GM : 「チャム・ホリンは過去に幾度となく、自分の仲間である妖精の眷属を滅ぼされ…人間を、とりわけ魔術師に対し、身も凍るような憎悪を抱き続けています」
笑うヤカン@GM : 「この世界が閉じられ、あなた方も恐らく、死ぬような目に遭ったと推察されますが?」
リコル : 「……さっきはそんなでも」(笑)
リコル : 「援軍が来てたら、危なかったけどね」
タック : 「そういえば、来なかったね」
フレイム : 「そっちを抑えてるのは、おそらく……」
フレイム : 「……まぁ、会った時のお楽しみにしておきますか」(何)
笑うヤカン@GM : 「ともあれ、依然として空間は閉じられたままです。裏B10の主である、背徳の魔女キルケを倒さない限り、あなた方はここを脱出できません。もちろん《瞬間移動》とかもダメです」(笑)
笑うヤカン@GM : 「我々は思惑はどうあれ、キルケ様に仕えております。あなた方の利になるような行動は本来ならば取れないのです」
タック : 「そ……っか」
ジン : 「なぜ戦わなくてはならないかは少し分かりましたね。……理不尽、ですが」
タック : 「キルケさんを倒しちゃったら、アブドゥールさん、怒るかな。。怒るよね……」
タック : 「やだなー」
リコル : 「ヤカンみたいに正気に戻せたらいいんだけど」
タック : 「そういう方法って、ないのかな。探せないのかな」
トリガ : 「もうひとつの方の人格だけを倒せれば良いんですけど…」
フレイム : 「……ザトンの例からして、縛られるというのは『倒せば終わり』という簡単なものではないと思いますよ」
フレイム : 「ザトンなら兄が居たパーティーが一度倒してるそうですが、私たちも遭遇しましたしね」


笑うヤカン@GM : 「…そうですねえ。もし我が妻ケトルックルーがいれば…アブドゥールの研究室から持ち出した神秘の霊薬を持っているハズですが」
タック : 「それがあったら、どうなるの?」
笑うヤカン@GM : 「妖精の瞳から抽出した涙を成分とし、人間の未知の力をわずかながら取り戻させます。具体的には1D3だけTPが回復します(笑)
リコル : 「ジン…そのヤカンと知り合いじゃなかったっけ」
ジン : 「あ、ケトルさん。お世話になってます」
タック : 「あのヤカンって、女の人だったんだ」
タック : 「人じゃないと性別ってわかりにくいんだね、トリガさん」
ジン : 「ケトルさん。無事ならいいんですが」
ジル : 「もし、このダンジョンのどこかにいるというのなら、私達が探してくるが」
笑うヤカン@GM : 「妻がどこにいるかは、さすがのわたしにも…」
リコル : 「いつもはダンジョン出たら会えるんだけど、今回は出られないんだもんね」
GM : …といった所で、ファーストパーティがエアージャイアントを倒せてるかどうかがまだ、分からないので(笑)

リコル : 絶対すごい苦戦してるよ(笑) 【巨体】に【魔法障壁】、【鎧砕き】!
ジン : 倒せるでしょうか(笑)





◆冒険後の風景◆ セーブします
GM : 今回はこの時点で経験点を差し上げますが、街に戻れないので回復はできません(笑)
タック : じゃあ、今日はここまでだね。
フレイム : 宝物判定まだしてないぞ。
GM : ああ、してね(笑) 笑うヤカンは今回、倒してないので判定できません(笑)
GM : あと、魅惑の宝のトラップ解除したんでそのボーナスも振ってくださいね。
タック : なんか愉快なのが出てたよ、さっき。
トリガ : 罠の方は、ハイMPポーションでした(笑)
GM : まじか(笑) しょぼ(笑)
タック : あはは(笑)
フレイム : だからGM、トリガに何を期待してるんだ(笑)
GM : いや、モノには限度ってものがあるような…そんなはかない夢を見た(笑)
ジル : 夢かい。
フレイム : 底があると思うから失望するんだよ。

 そして全員でその他の宝物判定も終え、全員が140点の経験値を得たのだった。


GM : うーん、今回は敵が弱かったなぁ。演出はさんざん長かった割には(笑)
トリガ : まあ、今回は…
フレイム : 敵が弱かったというか……出目がおかしかったという話が(笑)
リコル : 事故…っていうのかな……
タック : 僕の爆裂がおかしかっただけだと思うの(爆)
ジン : 魔法の記録更新したんでは?
タック : 通常あの半分ちょっと程度だし…
フレイム : 俺の94発も、9個振って6個回るという通常俺としては考えられない確率で回ったからだし。
ジル : 今回の結果を基準にすると、ジルの中の人が自分のダイスを基準値にしてシナリオを組むようなものだぞ(何)
フレイム : そこらへんはもう「事故」というレベルなので、考慮に入れるのが間違ってる気がするな(笑)
ジル : 犬にかまれたと思ってあきらめてください。
GM : なので、キルケとはちゃんと最後まで戦ってもらいますからね?(笑)
ジン : GMが本気です(笑)
タック : いやだけど、覚悟するー。

GM : なお。回復こそできませんが、次回やる際には「別のセッション」として扱いますので、《不意打ち》等は使用回数が元に戻ります(笑)
タック : ファミリアは?
GM : ファミリアは、金を費やして呼び戻してね(笑)
タック : わかった。よかったねチャック。
ジン : ヤカンにお金を入れると、ペロンと出てくるんですね。
ジル : また忘れるなよ。





その2へ    その3へ

《適当RPG 【神々の力】》目次に戻る
【ダンジョン日報】閲覧室に戻る