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【ダンジョン日報2’】 第3号 07年01月08日

『今回予告!』

 かつて流布した謎の速報があった。
 それは、我々ダンジョン日報取材班には決して入りえない領域での出来事。

 そこで何が起こったのかは、謎に包まれている。

 その真実が、今明らかに?


今回のトピック  『戦場の作戦会議』


 ついにこの戦いを語る時が来たようだ。
 危地に踏み込むはファーストパーティ。 相対するはエアージャイアント
 【魔法障壁】で魔法の威力を減殺され、【巨体】でMR3倍。 【鎧砕き】で食らうダメージは2倍に。恐るべき打撃戦が予測されるこの戦いに、 ファーストパーティが取った作戦は?

イスト : とりあえずコブシで語り合う(笑)

 そして敵を眼前にした長い作戦会議を終え、後がない渾身の一発勝負がぶちかまされた!






今回の参加メンバー


テオ
騎士/レベル10

ジーナ
侍/レベル8

セニア
忍者/レベル10


ヒー
賢者/レベル7

イスト
魔法剣士/レベル7

マリア
司教/レベル6



◆プレイ前の風景◆ エアージャイアント戦の傾向と対策
ケトルックルー@GM : 「とりあえず前回のあらすじ。ジン様をお救い下さい! このままだと死にます!」(笑)
ケトルックルー@GM : 「そして、今『キルケの世界』は、主によって閉じられてしまいました。何人たりとも立ち入ることはかないません」

 さて、セカンドパーティの危機を救うべく集まったメンバーは6人。 その中に今回《願いの精霊》を使う気満々だったブレイズはいなかった。



イスト : 「どこに旅に出たんだ? あの爆弾魔は……」(笑)


テオ : ジャイアント対策を考えてきた人ー
イスト : とりあえずコブシで語り合う(笑)
ジーナ : 最初のターンにサイクロプスを消せるかどうかが肝。
テオ : 《灰燼化》をお願いする? 《恐怖》でもいい。
ジーナ : 失敗したら目もあてられないけれど、賭ける価値はあるかしら。
ヒー : ジャイアント系は《灰燼化》が基本だと思うけど。
イスト : 《灰燼化》で目標値、MR30は厳しいだろう。
GM : サイクロプスに《灰燼化》はきついね。その代わりあいつらは【魔法障壁】を持っていない。
ジーナ : とすると、《恐怖》で数を減らすか、もしくは…とにかく魔法を叩き込む。
イスト : 《爆裂》と《狙撃》、後は《恐怖》で数を減らすくらいか?



◆表ダンジョン入口◆ 結界を突破せよ!
テオ : そして戦いの前に、TPで30出すという、でかい壁が。
ケトルックルー@GM : 「閉ざされた結界を突破するためには ……皆さんの力添えも必要です。具体的にはTPを供出していただき、その分だけダイスを振って30以上出しておくんなまし」(笑)
ジーナ : 「さすがに結界を強引に開けるのは、簡単にはいかないってことね」
セニア : 魔法打つ人はなるたけ出さないほうがええやね。
テオ : 俺がなるたけ出します(笑)
ジーナ : 私も供出多めでいいでしょうね。
ジーナ : 整理しましょう。まず、期待値では合計何個出せばいい計算かしら。30を出すために。
ヒー : 9こ。
GM : 9×3.5=31.5ですな。
ジーナ : で、失敗したら振り直しだから、もう少し多めに振りたいところよね。
ヒー : 6人いるなら一人2点の計算で12点出せばいいと思うが。
GM : とりあえず、全員2点ずつ供出でいいですか?
ヒー : 魔法系の点数減らして他に回すんだろ?
ジーナ : テオと私が多めに振るから、魔法使いは少なめにしたい。
GM : んじゃ、皆様、供出するTPを申告してチャットで振ってきてね(笑)
ジーナ : まずはここで整理がてら申告しましょう。私は4点出すわ。
テオ : ジーナが出すぐらいならこっちで4点出す。ジーナのほうがTPないんだし、3点でいいと思う。
ジーナ : わかったわ。
イスト : んー、俺はそこまで一気に突っ込めないから、2点でいいか。
ヒー : セニア、イスト、ヒー、マリア各1、ジーナ3、テオ4でどうか?
マリア : では、1点にしますわ。
GM : 決まったかな? いざうなれ、運命のダイス!(笑)
ジーナ : じゃあ、皮切りに早速振ってくる。3個。
ジーナ : (コロコロ)11。期待値分の仕事はしたわ。
テオ : こっちも4個、振ってくる。
テオ : (コロコロ)19。
テオ : ん、30いってない?
セニア : いってる(笑)
ヒー : いってるね(笑)
GM : 2人でクリアしてる(笑)
イスト : 早かったな(笑)
セニア : テオすげぇ(笑)
テオ : 今日の分の運を使い切ったと思うから後はよろしく!
GM : しかし、一旦宣言すると言ったTPは減らしてちょーだい(笑)
イスト : まあ、しょうがないな(笑)
ケトルックルー@GM : 「皆様……ご武運をお祈りいたします……!」
セニア : 「ああ、しっかりぶっ殺してくるさ!」
ジーナ : 「今倒す相手を間違えないことね」>セニア
ヒー : 「はーっはっは! この大賢者ヒー・ヘイト・ミー様が同行するからにはタイタニックに乗った気でいるがいい真鍮野郎!」
セニア : それ沈む(げし)>ヒー
ヒー : 「狽ヨいっ!?」

 こうしてファーストパーティは、セカンドパーティのいるキルケの裏ダンジョンに突入した。その先に待つは、裏9層のボス、エアージャイアント……。





◆裏9層◆ 青色マッチョとご対面
GM : では、キミたちは裏B9のボス部屋にテレポートした。
GM : 現れたのは、威風堂々たる太ましい体格の、サディスティックな皮肉屋……(爆)
マリア : ゲヘナですか。
GM : じゃないけど、筋骨隆々の青白い巨人、そんでもって単眼の巨人が6体だ。
セニア : 「なんか青色マッチョメンがいるー!?」
イスト : 「これはまた……、ご大層な奴がお出迎えだな」
ジーナ : 「いきなり特等席に連れて来られたようね」
エアージャイアント@GM : 「何だ貴様らは……どうやってここに入ってきた?」
ヒー : 「ふ。世界中より賢者が集う白い剣の塔にその人ありと知られたこの大賢者ヒー・ヘイト・ミー、そのような俗世の塵にまみれた問いに答える舌は持たぬわ!」
エアージャイアント@GM : 「くくっ。まあいい……いかな主の命令とはいえ、今日の作戦はあまり気が進まなかった…… お前たちが、単なる足止め要員などではなく、骨のある冒険者どもであることを、切に願うばかりだよ」
セニア : 「作戦?」
テオ : 「足止め?」
エアージャイアント@GM : 「上の階に閉じ込められた冒険者どもを、挟み撃ちにして確実に殺せ、という命令を受けたのだ」
イスト : 「では、ここを通すわけにはいかんな」
エアージャイアント@GM : 「くはは! そう来なくては! 武人として、存分に戦おうぞ!」
ジーナ : 「ふん。望むところよ」
セニア : 「……複雑」
ジーナ : 「ここまで来ておいて今更何を言っているのよ。入る前の決意を忘れたのかしら」
セニア : 「あーもう、分かったよう」
ヒー : 「ふはははは! キサマなどランプに閉じ込められて1000年呼び出しを待ちぼうけるがいいこのファッキンランプの精!」



◆第1ターン◆ 究極の《爆裂究極》
GM : 敵はエアージャイアントサイクロプス×6です。
GM : もともとエアージャイアントは雑魚がいなくなっても単独で戦いうる外道なバランスで組んである。覚悟せよ(笑)
ジーナ : なのにサイクロプスが6匹って、鬼ね(笑)
GM : ターン開始時はなにもなし?
マリア : ターン開始に《光の鎧》といっておくべきかしら?
イスト : 《絶対零度》してもらったほうが良いかもしれない>マリア
マリア : いえ、私は6レベルですから。使えませんわ。
イスト : おっと、そうだったな。
イスト : ヒーの《爆裂》、セニアが《狙撃》……
イスト : 俺とマリアが、《爆裂》と《狙撃》を抜けた奴を、恐怖で追い返すのはどうだ?  一人あたり、1〜2体は十分いけると思うが。
セニア : それがよさそうだね。
ジーナ : マリアが使わないのなら、私が《光の鎧》を使おうかしら。
テオ : 《聖なる刃》を誰かにかけたいところだ。ジーナ村正だっけ? で、《精神高揚》しないのならジーナに刃を。
ジーナ : ここまでの整理をすると。私 《光の鎧》 ヒー 《爆裂》 セニア 《狙撃》 イスト&マリア 《恐怖》 で、テオが私に《聖なる刃》。
GM : あんまり《恐怖》で追い返してるともらえる経験点へりますよ(笑)
ジーナ : 確かにね(笑)
マリア : 「むやみに傷つけるのはかわいそうですわ」
イスト : 「降りかかる火の粉を払うだけだ」

 そして戦闘は開始された。


ジーナ : じゃあ、私の《光の鎧》!発動。
GM : 《光の鎧》。今回はダメージ軽減が1プラスのみの恩恵。
ジーナ : それで十分。
GM : 敵にかける魔法タイミングに移行。
ヒー : ああ、エア巨人が【魔法障壁】か……どうしようかな。
GM : エアージャイアントにダメージを割り振らなければ関係ないっすよ。
ヒー : そか。なら心置きなく最強呪文だな。
ヒー : 「はーっはっは! この大賢者ヒー・ヘイト・ミーさまの出番のようだな!」
ヒー : 「では行くぞ食らいやがれ!  【眠りをもたらす安らかな空気よ……】」といいつつ《爆裂究極》+TP4+トゥルーワード+使い魔。
ジーナ : 何故か呪文の詠唱内容とは関係なく《爆裂》が(笑)
ヒー : 全力攻撃ーっ! (コロコロ)……はーっはっは! 8つ振って7つリロールだわ!(笑)
GM : ……この時点で全滅してるぞサイクロプス(笑)
イスト : さて、どこまで回るかな?
ヒー : (コロコロ)103の2倍。206点!(爆笑)
セニア : …ヒーちゃん、すご。
テオ : …お前今日おかしいぞ。
GM : 相変わらず、トゥルーワードが世界一似合う男だね(笑)
ヒー : 26点オーバーキルですがなにか?(笑)
GM : エアージャイアントにも13ダメージ通った。
ジーナ : 少しは加減ってものを知りなさい。ダンジョンを壊す気?

ジーナ : (同じ頃、向こうでもタックがものすごい爆裂をしているはず(笑))
セニア : あれ、なんか上のほうでも轟音が…





◆第1ターン◆ キモく正しく美しく
エアージャイアント@GM : 「ほう……口だけではないようだな!」
ヒー : 「はーつはっは! このヒー・ヘイト・ミー様がいる以上、戦艦大和に乗った気でいるがいい!」(ちょっと修正した)(笑)
イスト : 「今だ!セニア、奴を撃て!」(笑)
セニア : エア巨人を撃つよ。《狙撃》。シルヴァンボウ+TP5。
GM : TP入れてきたか……(汗)
ジーナ : 「セニア。私の斬る分を少しは残しておきなさいよ」
セニア : (コロコロ)「汝貫かれるべし! 37発」
GM : がしす。合計50ダメージ当たりました。
エアージャイアント@GM : 「伝説の生けるキモい弓の……使い手だと!」
ヒー : 「はーっはっは! キモい弓を使いこなせるほどのキモい使い手をとっくりと見るがいい主に双眼鏡で!」
セニア : 「キモいゆーな!?」
テオ : すみません生きてるんですかシルヴァンボウって。
ジーナ : 生きてたのその弓……しかもキモく生きてるの…
マリア : キモくてもくじけてはいけませんわ!
GM : シルヴァンボウのinfoを読んでみてください(笑)

シルヴァンボウ info:伝説のエルフが使ったとされる生きた弓。キモい


セニア : 「イヤー!なんであたしの周りはキモいのばっかなんだ! まともなの空き瓶だけ!?」
ジーナ : 「……へー。そう。その『キモいの』には私達も含まれているのかしら」(ゴゴゴゴg)
セニア : 「ち、ちが、ちがうよ、皆はマトモ…ダヨ」(汗)
セニア : 「ヒーちゃん以外は」
ジーナ : 「そこ同意」(笑)
マリア : セニアさん、こんな言葉がありますわ。「類は友を呼ぶ」



◆第1ターン◆ マッスルパワー228

 ヒーの馬鹿げた威力の《爆裂究極》により、当初の作戦はいきなり意味をなさなくなった。


イスト : さてと……、俺たちはなにするかなあ(笑)
イスト : 《弱体化》か……10点落とせば、奴の最終MRが30点落ちるが(笑)
セニア : なんていう弱体化(笑)
GM : 倍化系スキル持ってる敵には有効なんだよなー(笑)
ヒー : そこにTPつぎ込むべきだな(笑)
GM : 思ったよりも楽勝ムードっぽくね?(笑)
ヒー : 予想に反してサイクロプスが片付いたので(笑)
イスト : まあ、経験の差だな(笑)
ヒー : イストはTP3つぎ込んで《弱体化》でどうだ? 4D6+7なら期待値で21だが(笑)
イスト : 21下がれば、【巨体】の白兵では63落ちるのか(笑)
ヒー : それでMR60落とせば、白兵でも勝てる見込みは高い(笑)
テオ : …このターンで落とせたりしてな。
イスト : よし。TP3点使って《弱体化》だ(笑)
イスト : (コロコロ)「体が大きいだけあって、効きが悪いな」 MRが17点ダウン(笑)
GM : 敵の元MR、43まで減りました。味方にかける魔法タイミング。
マリア : では、テオさんに《聖なる刃》をかけますわ。
テオ : おっけー久しぶりの『強打』。こっちは《聖なる刃》をジーナに。
ジーナ : ん。ありがとう。
GM : さあどーする。ここはフツーにいくのか、全力ではったおすのか?(笑)
ヒー : 全力でしょ。モメンタムがあるうちに、一気呵成に張り倒すのは勝負の定跡。
GM : 白兵戦。敵はエアージャイアントのみ。エアージャイアントはBPを5点つぎ込みます。(コロコロ)おや? 結構回った。76×3=228だわ(笑)
イスト : HP100の、328はちょっと無理っぽいな(笑)
ジーナ : となると、止めを刺す用にTPを少し残しておいた方がいいのかしら。
テオ : 俺も次に全力でやったほうがいいと思う。
GM : 先に振るんじゃなかったなぁ。でも……【鎧砕き】あるの忘れんように(笑) では皆様、判定をどうぞ。
ジーナ : じゃあ、今回は上回ることだけを目標に、ちまっとTP2点くらい。それでも8D6+18の強打。

ジーナ : (コロコロ)ちっ。61止まり。
マリア : TP2点入れて攻撃。(コロコロ)低いですわね。22発。
テオ : (コロコロ)はぁぁぁああああぁああああ……32。
イスト : (コロコロ)うわ、今日はダメな日だ。26orz
セニア : (コロコロ)ごめん38(笑)


ヒー : 気を抜きすぎだおまいら。
ヒー : 「おまいら弱すぎだぜっヒーホーッ!」
セニア : 「ヒーちゃんに反論できねぇ」(笑)
ジーナ : 「くう。言い返せないのが辛すぎる」
マリア : 「これも神の試練ですわ」
GM : 179対228ね。
ジーナ : 意外と遠いわね。あの点数。
GM : 敵の49アップ。これが【鎧砕き】で倍になって98アップ。一人あたま25、25、24、24の物理ダメージプレゼント。ち。しかし全然大した事ないな(笑)
エアージャイアント@GM : 「素晴らしい。我が超絶打撃を受けても倒れぬとはなぁ。ははははははははは」
テオ : 《光の鎧》があるし、ついでに鎧でもガードできるんだからそうそう絶望的でもないぞ。
ジーナ : 25はいただいたわ。
セニア : 24にさせてぇ。
マリア : では私は24で。
イスト : 24か、鎧と盾で3点引いて、全部で14ダメージだな。
テオ : 25もらってカバー、な。HP一番低いの誰だ? カバーリングする。
セニア : 一番低いのはじつはあたし。生きてるけど。アーマー6だから、15ダメくらうよ。
テオ : その15を引き受ける。
セニア : うおあ、テオに守られた。

 まとめている今になって気がついた。4人分のダメージの割り振りで、5人がダメージを受けていることに。1人分、24点余分に食らってますよ皆さん(笑)





◆作戦会議その1◆ 戦場の作戦会議

 戦いは第2ターンに移行した。
 先のエアージャイアントの攻撃力に、楽勝ムードは一瞬で霧散している。
 《弱体化》でMRを減らしたものの、BP使用による増強で、結局ダメージを通すどころか手痛いダメージを受けてしまったためだ。
 しかもここは裏ダンジョン。最後の止めは白兵戦でつけなければならないのである。
 どうすればエアージャイアントを屠れるのか、作戦会議が始まった。


ジーナ : 相手のMR上回ることを考えていると、楽勝ムードと思っていたら案外そうでもなさそうね。
イスト : ヒーに《弱体化》使ってもらった方が良いもな。
ヒー : 《弱体化》か。それもありかなー。ただ《弱体化》だと「トゥルーワード」は使えないから無駄と言えば無駄だけどな。
テオ : ヒーが《弱体化》で、イストは?
イスト : じゃあ、ノーマル《爆裂》撃っとくか。
テオ : あ、マリア《戦姫の槍》撃てない?
マリア : うてますが。
GM : 適当RPG、女性でも撃てるしなぁ。
テオ : マリアが《戦姫の槍》、イストが誰かに《魔力付与》、ヒーが《弱体化》、っていうのはどうだろう?
テオ : 槍の達成値によっては、ヒーも《爆裂》を。でも《弱体化》がないと白兵は結局越えないかもなあ…。
ヒー : 《弱体化》はイストに任せて、ダメージ出すのに専念した方がいいという気もするのだが。《爆裂》撃つならこっちのほうがいい。TPあるし、トゥルーワード分こっちのほうが回る。
ジーナ : じゃあ、ヒーには《爆裂》をお願いした方がよさそうね。相手を、あと1ダメージで倒れる状態にまでもっていきたい。
イスト : こっちはTPないから、ノーマル《弱体化》になるが。どっちにしても、このターンに勝負をつけにいくことになるか……
テオ : ここで決めるとなると、《魔力付与》つけたセニアがミストスラッシュ、他はTP全力…だけど、180出せるかどうかだよな。もう1ターンかけて《魔力付与》や《聖なる刃》で強化していくか?
ジーナ : これは…このターンで決着は厳しくないかしら。
イスト : このターンを耐えるんなら、《魔力付与》掛けてセニアに《闇討ち》させるって手もあるが。
セニア : うー、そうする?
ジーナ : とにかくHPを減らしていって、最後の白兵に勝てるようにしないと。持久戦を考えた方がいいのかもしれないわ。TP使いきって倒しきれなかったら目もあてられないわ。
セニア : 今回でHPをできるだけ減らして、減らしきったら弱体化+強化で決着ってこと?
ジーナ : そういうつもりで言ってたわ。相手のBPも使わせてしまいたいし。
ヒー : TP使い切りつつあるのに余裕じゃないか。TPが残ってるうちに勝負掛ける方がいいと思うが……持久戦ならこのターンこっちは回復か防御に回るぞ?
ヒー : HP減らしても白兵戦の勝敗には影響でないからな。
セニア : 今回でHP減らさなくていいの?
テオ : 減らしたいな。マリアが槍とプロテクション、なら白兵ダメージも減らしつつ削れるんだけど。
テオ : 今回しのぐだけならプロテクションとカバーがあるからまだ余裕なんだ。
ヒー : 白兵戦には負けること前提で、戦闘力を強化して次のターンに臨むなら、ここでHP減らす意味はないぞ。
ヒー : 減らしても白兵戦楽にならんだろう? 戦略が分裂しているよ。  無論、戦力強化に影響なくHP減らせるならそうすべきだが。
イスト : 俺もそう思う。
GM : 攻撃魔法は勝負を決めるターンに撃ちたいってことかねえ。
セニア : 今回と次回で爆裂打たないと、HP減らしきれないと思ってたもんで(苦笑)
イスト : 回復と《弱体化》と《闇討ち》、で次につなぐか。セニアに《闇討ち》させると白兵人数がきつくなるな……
GM : ますますこのターンの《弱体化》は外せん気もするけどね(笑)
セニア : 《弱体化》しないと今回しのげないってことか。
イスト : 次ターンに持ち越すのなら、ヒーに《弱体化》してもらって、俺がセニアに《魔力付与》。

エアージャイアント@GM : 「で、マダー?」(退屈そうにしている)
マリア : 「もうちょっと待ってください」
ジーナ : 「マリア、説法で時間稼ぎよろしく」(爆)
マリア : 「わかりましたわ」
マリア : 「いいですか、エアージャイアントさん。我が父の教えというものは……」 以後延々語りますわ。





◆作戦会議その2◆ 戦場のだるまさんがころんだ
テオ : …次もHP100持越しってのが不安だけど。
ヒー : HP減らすのは強化しきってから、という方針に決めたなら、それで押そうよ。中途半端にあちこち手を出すのは「戦力の逐次投入」で最悪だよ。
ジーナ : セニア抜きの白兵に耐えられるか、がネックなのよね。次のターンに延ばすとなると、TP投入もできないし。
ヒー : 《弱体化》に期待してもらうしかないな。
GM : カバーリングやプロテクション、あるいは回復でどうにかしのげ……るかな?(笑)
イスト : セニアの基本が5Dだから、これが倍になって10D、《魔力付与》もつければ12Dからいけるか。
GM : ミストスラッシュつけたらすごいことになりそうだな(笑)
セニア : つけるにきまってっぺー。
テオ : 回復、カバー、プロテクションでなんとかなるだろ。マリアに今回回復を頑張ってもらうしかないなー。
ジーナ : 治癒してもらった方がいいわね。
GM : マリアは僧侶あがりなので《全治療》は使用可能。
テオ : 《闇討ち》する場合はヒーが《弱体化》でマリアが回復でイストが《魔力付与》、…隠れるセニアにかけられる?
イスト : 隠れる前にかける(笑)
GM : 《闇討ち》の発動するタイミングは「味方にかけるタイミング」なので、一応間に合う(笑)
セニア : か、隠れるからっ、はやくぅ(笑)
テオ : ならやってみるのもいいな(笑)
イスト : 賭けてみる価値はあると思うが?
テオ : 《闇討ち》。えーと、最初のやりかたに戻ったけど、それでいく?
イスト : ヒーが《弱体化》、味方タイミングで俺がセニアに《魔力付与》、セニアが《闇討ち》、テオが自分に《快癒》、ジーナが自分にポーション、マリアが《全治療》でOK?
ジーナ : OK!


エアージャイアント@GM : 「だ・る・ま・さ・ん・が……こけた!」
マリア : 「きゃ、うごいてしまいましたわ」
エアージャイアント@GM : 「お、方針決まったみたいだぞ。向こうのチームに加わった方がいい」(笑)
マリア : 「あ、そうですわね。戻りますわ」
マリア : 「すっかりくつろいでしまいましたわ」
セニア : 「ジャイアンが、いいやつなんだが」(笑)
ヒー : 「そんなに暇かこのアラジンの下僕」
エアージャイアント@GM : 「だってなぁ。今の状況を見れば分かるだろ?」(笑)
ヒー : 「まあ俺様もあんまり暇で思わずリリアンなど編んでしまったわけだが。
エアージャイアント@GM : 「ほほう。俺も三つ編みにしようかな……と、よっしゃ、仕事に戻るぞ」



◆第2ターン◆ エアージャイアント、吼える
テオ : 「大変長らくお待たせいたしました」
ジーナ : 「さあ、覚悟なさいアクション大魔王。あら? フィクション大魔王だったかしら」
エアージャイアント@GM : 「アクション・ビィィィィム!!」(声:玄田哲章)
テオ : こっちはヒーの《弱体化》から、だな。
ヒー : でば弱体化。「さて、ここにあるランプを擦るとどうなるか試してやろう」
ヒー : (コロコロ)期待値どおり17。
イスト : TP突っ込んだ俺の《弱体化》と、まったく同じ数字なのが悲哀を誘うな(笑)
ヒー : 魔法に専門化してる賢者を舐めてはいけない(笑)
GM : 43に減った。
ジーナ : いい感じね。
イスト : 次は味方に掛ける魔法タイミングだな。俺はセニアに《魔力付与》
テオ : 自分に《快癒》。
ジーナ : 私はハイHPPを使う。(コロコロ)7点回復。
セニア : おっしゃー。じゃあ暗幕持ってきて《闇討ち》。
マリア : 《全治療》を宣言。「主よ、人の望みの喜びよ、我が心を慰め潤す生命の君、主は諸々の禍いを防ぎ、我が命の力、我が目の喜びたる太陽、我が魂の宝また嬉しき宿りとなり 給う」
マリア : (コロコロ)20がでましたわ。
GM : また無駄に長い詠唱を(笑) 20点を誰にどう割り振るか?
イスト : マリアの回復を優先してくれ。
マリア : 私は16点で全快できますわ。
ジーナ : じゃあ残りをイストでいいでしょう。私はいらない。
イスト : わかった。4点回復で残りは30だな。
GM : では白兵戦。ち、今回はあまりいかなかったな。62×3=186。
エアージャイアント@GM : 「ムァァァッスルァァァァ!! はじける筋肉ゥゥゥゥァァァァ!!」
イスト : 次ターンの《弱体化》のために今回俺はTPなしでの白兵参加だ。
ジーナ : さて、今度はTP投入が薄い分、さっきより厳しいかもしれない、けど、それなら何とかいけるかしら。
ジーナ : とにかく、斬る!というより防ぐ。6D6+18(強打)で。

マリア : (コロコロ)20発ですわ。
テオ : (コロコロ)31か………空が青いな…
イスト : (コロコロ)TPいれてなくても27。TPってなんなんだろうなあ?(笑)
テオ : なんだろーな。少し人生を考えたいよ>イスト
ジーナ : (コロコロ)42……修羅の力も打ち破れないわ…(遠い目)
セニア(隠) : (なんでだろう。見えないはずなのに涙がとまらないの……)


GM : 120かね(笑)
ジーナ : でも、予定どおり、ではあるのよねこれがまた(爆)
GM : 120対186で、敵の66アップ。倍になって132! ひとりあたま33の物理ダメージをプレゼントだ!
セニア(隠) : (たえろー、たえろー)
テオ : これはきつい!  えーと、DF一番低い人が一番高いの引き受けてくれ! そして《プロテクション》を!
ジーナ : 残り30。私はわりと平気よ。
マリア : プロテクションと宣言しますわ。私で。
GM : マリアへの実ダメージが半減した。
マリア : 17ダメージで、残りHP29。
テオ : 13引いて23ダメージ、一人引き受ける!
イスト : 23ダメージ。大丈夫まだ立ってるぞ(笑)
テオ : ん、イストは23ダメージか引き受ける。
イスト : 助かる。「おいおい。女性から助けるのが騎士の務めじゃないのか?」(笑)
テオ : ジーナは30あるんだよ(笑) なにげに一番固い気がする(笑)
イスト : 母は強しだな(笑)
GM : イストをかばうのが一番戦術的に理に叶ってるな(笑)



◆第3ターン◆ ヒー、闇に隠れて生きる
GM : じゃ、どうにか凌ぎきったところで3ターン目。
テオ : 全力で!
ヒー : では全力で。
エアージャイアント@GM : 「ほう……今までは本気じゃなかったとでも?」
テオ : さっきまで溜めてたんだ(笑) しゃがみガードで!

ジーナ : テオって溜め系のキャラだったのね(笑)
テオ : (画面の隅っこで(笑) うわあ、似合う)
ジーナ : 私は……右下の怒りゲージが大きくなってる感じ?(何)


イスト : 「お前のその青い顔を、さらに青くしてやるから覚悟しておけよ」(笑)
エアージャイアント@GM : 「面白い。ならば示すがいい! 貴様らの全力とやらを!」
ヒー : 「はーっはっは。貴様の前にイーフリートを出現させてやるから心ゆくまでデートするがよいファッキン砂漠精霊!」
エアージャイアント@GM : 「イーフリート……炎の魔神、だと!? 吠えよるわ!」
ヒー : とはいえ初撃で最大攻撃は撃ってしまったからな。現在の全力で。

 * ヒー・ヘイト・ミーが会話から退席しました。 *



エアージャイアント@GM : 「……おんや?」(笑)
テオ : 今日最初のメッセンジャーエラーはヒーのようだ。
イスト : 異次元ドアをあけてしまったか?(笑)
ジーナ : ヒー! 爆裂は闇討ちしなくていいから!(何)
エアージャイアント@GM : 「馬鹿な……消えた!?」(何)
セニア(隠) : (ちょ、入ってこないでよヒーちゃん!(爆))



 * ヒー・ヘイト・ミーが会話に参加しました。 *


GM : ソコルディの呪文を使い、ヒーを異次元から召喚しました!(爆)
ヒー : では行くぜ最大火力! では+《爆裂究極》+トゥルーワード+TP3!(コロコロ)
ヒー : がーん! ウサギが、ウサギがいれば! 5が4つも出てる!
テオ : ウサギ! ウサギほしいいいー!!!!!!!
ジーナ : ウサギはさっき食べちゃったでしょうに(笑)
セニア(隠) : (食べたのー!!??)
GM : もったいなす(笑)
ヒー : 達成値で45。
GM : 爆裂究極はダメージ倍だから、そのまんま45ダメージだよ。向こうは抵抗にBPは使わない。
イスト : 使えばいいのに(ボソ)(笑)
ジーナ : く。使ってくれれば。
エアージャイアント@GM : 「おおおお……おのれ! おのれえええええ」

ヒー : 「く、イフリートまでは呼べなかったぜ、うさぎおいしかのやまー(謎)」
GM : ヒーちゃんの場合「うさぎ美味し」に聞こえてしょーがない(笑)(笑)(笑)
セニア(隠) : (やはり食ったのか!?)





◆第3ターン◆ 全力VS全力
テオ : 白兵で……
テオ : (今回決められなかったら、もしかして詰むか)
ジーナ : 何気に厳しい状況よ。残りHP55。55オーバーで勝つには……。
マリア : 槍、いっていいですか?
テオ : どーんと頼む(笑)
ジーナ : そうね。マリアは白兵より、槍でダメージ通した方がいいでしょうね。
マリア : TP3点使います。《戦姫の槍》を宣言。「神の敵は散り失せよ! 神を憎む者共は御前から逃げ去れ! 煙が追い払われるように! 神の御前から滅び失せよ!」(コロコロ)
エアージャイアント@GM : 「そういう台詞はなぁ。数出すとどれかは必ずカットされるもんなんだよコノヤロー!」(爆笑)
ジーナ : これは……行った!!?
マリア : 三回回って、58ですわ。これで倍ですから、116。
GM : ぶ……残りHPは1(笑)
セニア(隠) : (キター!)
テオ : 「これが全力だどーだ! 俺のじゃないけどな!」
ヒー : 魔法じゃこれ以上削れないんなら、あとは白兵だね(笑)
エアージャイアント@GM : 「くくく、くはははは!  これで最後だ。これを耐え凌げば、俺の勝利よ!」
ジーナ : アレを上回れば……そこが一番のネックなんだけど。
テオ : うん、上回らないと詰むんだよなー(苦笑)
イスト : TP2点使って、《弱体化》いくぞ。(コロコロ)くそ、なんとか21点ダウン。
エアージャイアント@GM : 「ぐぐぐ……小賢しいわぁぁぁぁ」 残りMR39也。
ジーナ : じゃあ、私は味方ターン、HHPPで回復。9点回復したわ。
テオ : 自分に《快癒》で。
GM : そして、セニアは《闇討ち》すべく出現か!
セニア : 「背後になぁ!」
イスト : 「さあ、花道は用意してやったぞ。決めてくれよ、セニア」(ボソ)
エアージャイアント@GM : 「我が全力を以って……応えよう!」 BP最後の5点を使用だ!
エアージャイアント@GM : (コロコロ)ふふ、ははは、70いったぞ! MR210!!
テオ : 70って鬼かお前はああああっ!!!!
エアージャイアント@GM : 「俺を怒らせた貴様らが悪いのだぁぁぁぁっ!」
テオ : TP5点! 入れるぞ! どうせここで決めないと全滅なんだ!
ジーナ : しのごの言ってられない。こっちも残りTP4点全部ぶちこむ!
ジーナ : 10D6+18の強打で、侍ジーナ、参る!
セニア : 《闇討ち》で10D+付与2D+TP5点入れて《ミストスラッシュ》!

イスト : (コロコロ)TPはもうないんで、普通に白兵くあー、24で終わり!
テオ : (コロコロ)すっげえ! 71!
ジーナ : (コロコロ)私は、まあ、70で。
テオ : ジーナにとっては「まあ」なのかー(笑)
セニア : (コロコロ)「だらっしゃあ!」122発。


GM : 287対220……そちらの67アップ。倒した!!! おめでとう!
イスト : 「流石。3人とも決めるところは決めてくれるな」(笑)
ジーナ : 「ふう」(刀を鞘に納めつつ)
テオ : 「やった、勝ったー!」
セニア : 「……これで、アイツらは大丈夫ダネ」
エアージャイアント@GM : 「ふふ、はは……俺は全力で戦った。 貴様らも全力でぶつかってきた……素晴らしい、素晴らしい戦いだったぞ……悔いは……ない……」(消滅)
テオ : 「…普通に潜ったときに戦いたかったよ。こんな足止めじゃなしにさ」
マリア : 「土は土に、灰は灰に、塵は塵に」 エアージャイアントに向かって祈ります。
ヒー : 「……相手は風だ。それは――無駄な祈りだ」
マリア : 「それでも、私は祈りたいのですわ。去るものを見送るもののために……」



◆戦闘終了後◆ 再会へ……

 と、そこに遅れてブレイズが登場した。


ブレイズ : さて、一応来たが。
GM : こんばんは。ブレイズ、今日は遅かったね。エアージャイアント戦はすでに決着ついた(笑)
ジーナ : 結界が閉じきる前に入れたようね。

 宝物判定が終了し、経験値120点が与えられる。これでレベルアップしたらTPが回復するのだ。
 結果、マリア、イスト、セニアが順調にレベルアップした。ジーナとテオは惜しくもレベルアップならず。


GM : お、結構みんな回復してるな(笑)
イスト : HPとかMPは回復するのか?
GM : しないのですよこれが(笑)
イスト : そうか、ポーション類を大量に買い込んできて正解だったな(笑)
セニア : MPポーションがぶのみしなきゃあ。


ケトルックルー@GM : 「おお、おおお……素晴らしい。わたくしが見込んだ通りのお方でございました……」
ケトルックルー@GM : 「あの恐ろしい魔神を打ち負かすとは!」
ジーナ : 「まあ、あの程度ならね」
ジーナ : 「…そしてあんたの旦那はこの先に?」
ケトルックルー@GM : 「とりあえずは……我が夫ク・リトル・ケトルの下へ参りましょう」
セニア : 「アイツらも、そこかぁ」
テオ : 「そうだ、上の階層にいるんだっけか」
ケトルックルー@GM : 「ジン様も、あなた方に礼を言いたいハズでございます」 そう言って、ケトルックルーは上に上がる階段を見つけてのぼっていく。
テオ : 「さて、行くか」
マリア : 「そうですわね」
セニア : 「…お礼参りにいくわ」
セニア : 「トドメをさしにね」
ジーナ : 「違うでしょう」
イスト : 「やれやれ、休む暇もなしか」(笑)

GM : で、どーするー? 再会シーンは次回に持ち越すかい?
イスト : 時間も時間ですから、次回にしておきましょう。ちょうど『つづく』のタイミングですし(笑)
GM : じゃ、ついにとうとう、ファースト、セカンド総当たりで邂逅の時が訪れようとしていた……で、引き(笑) おつかれさまー。
ジーナ : いろんなことが一度に起きそうな予感(笑)



ブレイズ : ふ、俺来た意味ナッシン(笑)





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