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【ダンジョン日報2’】 第2号 06年12月23日

『金剛の戦斧デビュー!!』

金剛の戦斧。
 合成アイテム。
  材料:巨人の斧×2 不死王のダイヤモンド
  8レベル以上の戦士専用。常に「強打」。戦闘修正4D+4。
  info:ダイヤモンドは永遠の輝き。結婚十年目のお祝いに


 そして前回のこと。
 取り残してあった巨人の斧を、リコルがアブドゥールから購入した。

GM : ついに、金剛の戦斧の材料が揃った! フレイムもコーフンしてたよ。
リコル : ふふふ…ドラグニルのときの借りは完全に返した(笑) 今度会うときが楽しみだ。

 そして今回、戦士最強の武器を手に入れたフレイム。
 何かが、起こる……!?


今回のトピック  『ヤカン劇場』


 近頃ダンジョンの入口付近で頻繁に目撃情報が寄せられている「笑うヤカン」。
 接触した者の話によると、現金と引き換えに力(具体的には経験値)を与えてくれるという。
 しかし、たった今入った情報によると、そのヤカンが人をさらってダンジョンに逃げ込んだらしい。 居合わせた冒険者がそれを追ってダンジョンに踏み込んだらしいが……。






今回の参加メンバー


ジン
侍/レベル9


リコル
魔法剣士/レベル8

タック
魔導師/レベル8

フレイム
戦士/レベル8

トリガ
怪盗/レベル8

ジル
戦士/レベル7

セニア
忍者


テオ
騎士

ジーナ

ブレイズ
司教

イスト
魔法剣士

マリア
司教

チャック
ファミリア/バニー
 
 
 
 



◆ドルアーガの酒場◆ 金剛の戦斧
GM : はい、こんばんは。今回は豪華ですね。NPC入れなくてもPLが6人(爆)
リコル : よかった、盗賊がいる(笑)
フレイム : とりあえず今回からフレイムは金剛の戦斧所持です。 7D6+12で常に【強打】
ジン : めちゃめちゃ強いですね(笑)
GM : シルヴァンボウと並んで、入手難度が最高クラスの武器だからして(笑)
フレイム : 所持してるもろもろの武器が必要なくなったんで売ろうかな。真っ二つの剣、ゴーストバスター、ルナスレイヤー、 ギガスマッシャー、カシナートの剣、で金剛の戦斧……なんだこの武器庫(何)
フレイム : 背中にウェポンコンテナが(笑) 陸戦型ガンダムのごとく。聖闘士星矢のクロスの箱でも可(笑)
トリガ : ジンさん共々、ベンケイみたいな状態ですね(笑)
ジル : いらないならくれ。
フレイム : 欲しいならあげますがね。
ジル : それはありがたい。私は悪のサーベル以外持っていないからね。



◆ドルアーガの酒場◆ 今、ヤカンに会いに行く
GM : さて、皆さんはヴァレスからヤバイ話を色々聞いています。
GM : 前回の冒険ではアブドゥールに宣戦布告し。で、シルヴァンボウの材料アイテム、魔王の瞳の入手にも失敗しました(笑)
タック : うん。失敗した(笑)
ジン : ごめんなさいごめんなさいごめんなさい(エンドレス)

GM : ちなみに魔王の瞳、B14ボスのデーモンロードも持ってるよ(笑)
リコル : しかしそれもまた宝物判定で10〜12(笑)
トリガ : シルヴァンボウはレベルが上がるほど、入手しにくくなるのです(笑)


GM : そんでもって、タックの提案で、魔女キルケの情報を入手するために…膨大な知識を持つといわれる、裏B8ボスの「笑うヤカン」に会いに行こう、という話になった…ですよね?(笑)
タック : 「だって気になるじゃん。ザトンさんのはわかったけど、キルケさんはなんでダンジョンを開いてるのかわかんないし」
タック : 「キルケさんに会いに行ったら、いきなり戦闘になってもつまんないでしょ?」
リコル : 「うん、そうだよねその心配はあった」
タック : 「だから、先にいろいろ知っといた方がいいかなって」
ジン : 「さすがタック君。そもそもが、キルケさんと戦う理由もよくわからないですしね…」
タック : 「で、ダンジョン日報見たら、ママたちのパーティはヤカンに会ってお金でいろいろ聞いてたし」
ジン : 「『笑うヤカン』。ケットルさんの親戚の方ですよね、たぶん。やはりあんなテンションのボスなのでしょうか」(笑)

 解説しよう。
 ジンの言うケットルさん=ケトルックルーは、ダンジョンを出る時に出現する笑うヤカンである。お金を渡すと、相応の経験値に変換してくれるのだ。
 ダンジョン脱出後のためこれまでずっと省略され続けてきたが、主にジンが大量のお金を投入し、経験値の世話になっている。
 ザトン戦での《願いの精霊》によるレベルダウンが早くも元のレベルに戻っているのも、ケトルックルーのおかげでもあるのだ。





◆玄室C◆ 出ました最大脅威
GM : 魔法剣士リコル、侍ジン、戦士ジル、魔導師タック、 戦士フレイム、怪盗トリガの6人は…裏B8に入りました。ちなみに今回も、 キルケの言葉を聞くこともなくすんなり入りました(笑)
リコル : 「今回もやっぱりいないー」
ジル : 「あっさりしてるな」
トリガ : 「あれ? またキルケさんがいませんでしたね」
ジン : 「何か変化があったのは間違いないみたいです」
タック : 「ザトンさん倒してから、何かが変わったって思わない? ダンジョンの雰囲気っていうかさー」
GM : 今回はゲーム的には、裏B8の探索です。ボス戦前になったらあるイベントが発生しますので、その時は皆さん、ファーストパーティのゲスト出演の準備をお願いします(笑)

イスト : 「ちょっと待て、髪を整えてくる」(笑)


タック : 「そういえばリコルさん、あれから弟の人と連絡って取れてないんだっけ?」
リコル : うーん。ファーストどうなってるのだろう?
タック : 「もしかしたら、ママたちのパーティもこの変化を感じてるのかな」
ジン : 「おそらくは、そうでしょうね」

 そこでジルの振ったダイスが、トラップ&モンスターを出現させた。


GM : 猛毒ガス爆弾の罠と… ウィルオーウィスプが8体出た(笑)
ジル : 「これがキルケの仕掛けた罠か……恐ろしい」
フレイム : ウィスプ(笑)
タック : 「すごいね最大脅威」(笑)
ジン : 序盤にしてものすごい(笑)
ジル : 「たしかにタックの言うとおりだな。このダンジョンはどこかおかしい」
タック : 「うん。前と何か違う……」
GM : ジルの言うコトにも一理ある。ザトン打倒前と後とでは、ダンジョンから感じる悪意が比べ物にならない…気がするね。
ジン : 悪意、ですか。
リコル : 「キルケがこっちと敵対する理由はない…と思うのにな」
タック : 「なんでだろう。キルケさん、あんなにやさしそうなお姉さんなのに」
ジン : 「知らないことが多すぎますね、やはり」
フレイム : 「まぁ、情報が少なすぎますよ。今は目の前の問題に傾注しましょう」
フレイム : 「戦士のお仕事は目の前の敵を粉砕することですが……8体は少し、厳しいかと」
ジル : 「そうだな」
トリガ : えーと、罠は《七つ道具》で解除してきますね。(コロコロ)21で解除しました。(コロコロ)ボーナスは4−2−4で身かわしのローブです。



◆玄室C◆ 金剛の戦斧の本領
GM : では戦闘開始。ターン開始時に何もなければ、敵にかける魔法。
リコル : さて、ウィスプが8かあ…《壊呪》よりか《爆裂究極》かな。
トリガ : 《壊呪》使えば、確実に一体は倒せますけどね。
タック : 僕は《爆裂究極》にする。しとめそこなったのは《狙撃》お願い。
トリガ : 分かりました。
タック : (コロコロ)出目がよくない。達成値で23だった。
GM : 1体潰した。残り7体。
トリガ : 3点ダメージを受けている個体に、《狙撃》します。19でした。なんとか撃破です。
リコル : 《壊呪》を。(コロコロ)よし、18!
GM : さて残り5体…味方にかける魔法ありますか?
フレイム : あとは白兵で押し負けなければいいだけですね。大丈夫でしょう。
GM : 白兵戦開始。敵はウィスプ×5!


ジル : では、ゴーストバスターに装備をかえる。
ジン : 自分に《精神高揚》行きます。
トリガ : フレイムさんに掛けてみませんか?
ジン : あ、それいいですね。じゃあフレイムさんに《精神高揚》です。
フレイム : 2個追加ということは、9Dですか。
ジン : 大盤振る舞いですね(笑)
GM : うーん、金剛の戦斧デビュー戦か。恐ろしや(笑)

リコル : (コロコロ)…白兵でも18だった…orz
ジン : (コロコロ)私はイマイチ。48です。
ジル : (コロコロ)一回強打、22発。
トリガ : (コロコロ)わたしは33でした。



 そして《精神高揚》がかかった状態で華々しくデビューを飾る金剛の戦斧。その戦果は……



フレイム : (コロコロ)94発。


トリガ : (コロコロ)うわ。すごいですね、フレイムさん。
ジン : 戦士の本領発揮ですね、斧(笑)
フレイム : やはりこの「3分の1で回る」という状況は凄いですな。はまれば(笑)
フレイム : 9個振って6個回るという通常考えられない確率で回った。
GM : 合計215か…勝ってる(爆死)
フレイム : うわ(笑)
トリガ : ウィスプ5体に、白兵で勝ちましたよ(笑)
フレイム : ははは。力に溺れてしまいそうです(何)
GM : おめっとさんです。ウィスプ×8の宝物判定どうぞ(笑)
     ・
     ・
     ・


GM : やっぱ、トリガが盗賊な限り、いいアイテム出ないのは宿命なんだらうか(笑)
トリガ : わ、わたしはアーチャーですから、しょうがないじゃないですか//(笑)
フレイム : ははははは(←過去を思い出して笑うしかないらしい中の人)





◆玄室C◆ フラグが立った
GM : じゃ、次のダンジョンダイスはタックね。
タック : お願い、1だけは出ないでー。ヤカンに会いたいから。
ジン : フラグ立てちゃだめですよーっ
タック : (コロコロ)1(爆)
GM : あーあ。どこぞのアイル君みたいなことを(笑)
タック : TP使って振りなおしてもいいですか?(笑)
フレイム : 出来るのか(笑)
トリガ : 判定じゃないからだめでしょうねえ(笑)

  できなかった。


GM : えー。じゃあ、もう、やってしまいましょう。 これより、「悪意イベント」に突入ディス(笑)
タック : うああー。
ジル : 来たな。
GM : では皆様。ファーストパーティの準備を(笑)
タック : 何? 何が起きるの?
GM : なお、データは必要ありません。今回は会話だけなので。
ジン : 了解です。



◆ダンジョン入口◆ ヤカンの誘い
ブレイズ : 「クックック!」
GM : はい。最近あんまり出番がなくなったファーストパーティの皆様(笑)

セニア : 「ひど(笑)」
ジーナ : 「そこ、出番ないとか言わない」(どっか虚空に向かって)
テオ : 「ダンジョンで最後に登場したのはいつだろう」
ブレイズ : 「セニアは除外だな。よく出てる」


GM : ある日、ダンジョンに潜ろうとしていると…ダンジョンの見張りの番兵が血相を変えてビクついてるのに気づきます。
イスト : 「どうした?」
セニア : 「てか。見張りいたんだ」
ブレイズ : 「見張りが居なきゃ、モンスターが外に溢れるかもしれんだろうが。まぁ、それで街がどうかなっても俺の知ったことではないが」
ジーナ : 「何か様子が変ね」
番兵@GM : 「た、助けて…化け物に襲われそうになった …金ピカの…ツボみたいなやつが!
セニア : 「ツボ!?」
マリア : 「まあ、最近は壷も襲うようになったんですのね」
ジーナ : 「私達の知っている壷って言ったら……」
GM : 番兵が指さす方向には…どっかで見たようなアレが、物陰からこっそりこちらを伺っているのが、見える。
ブレイズ : 「おいあれ(と指差す)」
イスト : 「……ヤカン、だな…」
ジーナ : 「ヤカン……」
セニア : 「……ヤカンだ」
テオ : 「なんか一瞬で緊張感が霧散したぞ」
GM : 君たちが気づくと…サッと迷宮の壁に消える。
ジーナ : 「いいこと。あれは壷じゃなくってヤカンよヤカン」とどうでもいいことで番兵に訂正を促す。
番兵@GM : 「ひ、ひい。分かった…でもあいつは確か、かなり深い層じゃないと出てこないハズなのに…」
セニア : 「なんでヤカンちゃんが出てきたのかしら?」
ジーナ : 「お金に餓えてるとか?」
GM : で、皆さんはどうしますか?
ブレイズ : 「まぁ、話を聞くのが先決だろうな」
マリア : 「そうですわね」
テオ : 「気になるし…嫌でも追いかけるしかないんじゃないか」
ジーナ : 「確かにここ最近。確実にダンジョンの雰囲気が変わったのを感じない?」
番兵@GM : 「あ、あとハンスがさらわれた…助けてやってくれないか」
ジーナ : 「それを先に言いなさい」
マリア : 「まあ、それは大変!」
セニア : 「人さらい、ヤカンが!?」
番兵@GM : 「こ、恐くてよう。相方が襲われて正直ラッキー、みたいな」(笑)
ジーナ : 「ああもう。当然ここは行くべきね」
イスト : 「任務ご苦労。お前は十分に番兵の役目を果たした。後ろで休んでいろ」
GM : じゃ、みんなはヤカンとハンスの後を追う、と。よろしいですか?
ブレイズ : だな。
セニア : そだね。
ジーナ : 「じゃあ、後は私達に任せておきなさい」

セニア : 「うー、なんか今日はダンジョンから寒気がするんだけどな…」
ジーナ : 「その寒気は、ダンジョンから感じるこの悪意のことかしら。それとも別のアレ(ジンのこと)…とかの気配?」
セニア : 「そこまではー」(笑)
ジーナ : このダンジョンは表?裏?念のため。
GM : 今のところ、実は表です。





◆ダンジョン入口◆ ヤカン誘拐事件
GM : ではほどなくして…最初の玄室で、笑うヤカンとハンスを発見する(笑)
セニア : 「はええよ」
ジーナ : 「っておいヤカン」
笑うヤカン@GM : 「ようこそ、お越し下さいました…わたしの名前はケトルックルー。見ての通り笑うヤカンの一族です」
ジーナ : 「そりゃ、見ればわかるけど。今日はいくら欲しいのよ」
ブレイズ : 「そのヤカンがヒラの番兵さらって何してる」
ケトルックルー@GM : 「人質を取ったことは詫びます。彼には傷ひとつつけていません」
GM : ヤカンの言う通り、ハンスは無傷ですね。

セニア : 「どーやってさらったのか非常に気になるところだけれど…」
ジーナ : 「…確かに」(笑)
テオ : 「気にしたら負けな気がする」


マリア : 「何か理由がありますのね?」
ケトルックルー@GM : 「あなた方から見れば魔物のわたくしに、こんな事を言う資格はないと思いますが…こうでもしないと話ができないと思いまして。お願いです…ジン様を、どうかお救い下さいませ!」
セニア : 「は?」
ジーナ : 「その名前は確か…」(とセニアを見る)
イスト : 「テオが時々介抱したって奴じゃなかったか?」
テオ : 「行き先によく落ちてたから…」
ブレイズ : 「そこのセニアの同郷だか許婚だかストーカーだか、だったな」
セニア : 「さぁ、帰るか☆」
ジーナ : 「…(無言で去ろうとするセニアの背中をつかんで離さない)」
セニア : 「急に寒気が! 悪寒が! 腹痛が!」(じたじた)
ジーナ : 「まずは、黙って聞く」
ケトルックルー@GM : 「背徳の魔女キルケは、突然変わられてしまいました…あの迷宮は今、恐るべき罠の巣窟です。このままではジン様のパーティは、全滅します」
テオ : 「ジンの、パーティって…」
ジーナ : 「確か、テオのお姉さんもいるのよね」
ケトルックルー@GM : 「ジン様は、飢餓に苦しむ我が故郷ケトールに多大な寄付をなさった傑物。なんとしても、ご恩返しをしたいのでございます」
マリア : 「立派な方なんですのね、ジンさんは」

テオ : (ジンになついているのですか、Gをいっぱいくれた)
ジーナ : (いっぱい寄付してたものね(笑))
ジン : (「は、なんかこのシリーズで初めて良く思われている気が。死亡フラグですかこれは」)


セニア : 「……その、やばいの?」(ボソ)
ケトルックルー@GM : 「はい。キルケは…『世界』を閉じてしまいました。もはやあの裏の世界と呼ばれる空間は、キルケを倒さない限り、二度と脱出できない状態になっています」
セニア : 「………え」
ジーナ : 「世界を…閉じた」
ケトルックルー@GM : 「なぜ突然、そのような事態に陥ったのか…もしかしたら、キルケに仕える我が夫、ク・リトル・ケトルなら真相を知っているかもしれません」
ジーナ : 「それは裏8層にいるっていう噂を聞いたことのあるヤカンのことね」 っていうかヤカンの夫婦…(笑)
ブレイズ : 「で、どうやって貴様はその『閉じた』世界から出てきた? 救出の算段は整ってるんだろうな?」
ケトルックルー@GM : 「我々魔物は、閉じられた世界でも行き来が可能なのです。そして…かなりの魔力を消耗しますが、あなた方を『世界』へと送ることも、可能です」
セニア : 「……けど、帰りはキルケを倒さないと、無理?」
ケトルックルー@GM : 「はい。しかもキルケは、ジン様たちを確実に抹殺すべく、二重三重の卑劣な罠を仕掛けています。あなた方しか、頼れる冒険者はいません…」
テオ : 「行ったら戻れないか…」
ジーナ : 「それは夫が仕える者を倒すことになるけれど、それでいいのかしら、貴女は」
ケトルックルー@GM : 「夫も…このような手段に利用されることは望んではいないはず…本来のわたくし供の役目は、あなた方を鍛え上げ、『天使』を滅ぼすことなのですから…」
イスト : 「……やはりな」<鍛え上げる


イスト : 「……」(コツコツと石突で地面突いてる)
ブレイズ : 「まぁ、話は分かった。ようするに、俺に愚弟を助けに行けと、そういう事と同義ってわけだな」
イスト : 「言い換えるとそうなるな」
ブレイズ : 「(即答で)奴に貸しを作るチャンスというわけだ。俺は行くが?」
セニア : 「……行く」
セニア : 「行きたい人だけで行こう。戻ってこれるか、分からないし」
テオ : 「途中下車はできないんだぜ、って言うところだな、そこは」
セニア : 「テオ……」
セニア : 「てめぇオトメに『だぜ』とか言わせる気かぁぁー!!」

      ヽ○ノ <セニア  
        )    

  ・∵.<\    
      /\     
 テオ>  .>\   



ジーナ : 「最近の流行り?」(何)
イスト : 「どうもテオの、はっちゃけた姉が流行らせているらしい。」(笑)
テオ : 「どうせ俺は食らうほうだよ…」(床に転がっている)


ブレイズ : 「まったく面倒なことだが、袖すり合うも他生の縁と言う。行くだけの縁はあろうよ」
ジーナ : 「ふ。しばらく出番がないので腕がなまっていたところよ」
ジーナ : 「村正も何かを斬りたくてうずうずしているわ」
マリア : 「これも我が父の試練ですわ」
イスト : 「やれやれ、面倒な話だな」
ブレイズ : 「テオは姉が居る。ジーナは子供が居る。イストには部下が居る。セニアにとってはアレが居る。俺には……まぁいいとして、マリアは言わずもがな、だな。行かない理由がまぁ、見事に無い」
ジーナ : (ブレイズが「ジーナの子供」と言ったところは思いきり聞き逃している)
セニア : 「決まったらとっと行くわよ!」
ケトルックルー@GM : 「ありがとうございます。では、閉じられた結界を開きましょう…」
GM : それでは…この後のファーストパーティの活躍は、また後日語る、ということで…(笑)

 こうして、ファーストパーティは『閉じた世界』に向かうこととなった。
 その頃まさに、セカンドパーティは危機に直面していたのだ……!





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