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【ダンジョン日報2’】 第9号 07年04月13日

『《願いの精霊》』


 精霊魔法《願いの精霊》を使いこなす精霊使いたちも、その精霊が何なのか、実はよくわかっていない。
 ただ、レベルと引き換えに願いを聞き届けてくれる精霊の姿は、神々しくも美しい女神の如き姿だという。
 いつか精霊の正体がわかる日が来るのだろうか。




今回のトピック  『  【神々の力】  』


 ……6枚の翼を持ったミスリル像の輝きが頂点に達し、そこには……神々しいまでの姿をした『天使』の姿が映った。

セラフィム : 「……恐れてはいけません。わたしは最初であり……最後である」

 天使の背後には、アークエンジェルの姿が6体、見える。
 どこからともなくパイプオルガンの演奏が聞こえてきそうな雰囲気の中、人類の命運を賭けた最後の戦いが人知れず始まった――――。






今回の参加メンバー


フレイム
戦士/レベル10

トリガ
怪盗/レベル8

タック
魔導師/レベル10

リコル
魔法剣士/レベル9

マリア
司教/レベル7

ジン
侍/レベル10


チャック
ファミリア/バニー
 
 
 
 



◆儀式の間◆ アブドゥールの眼鏡

 アブドゥールとの決着はついた。
 《爆裂究極》を使ってこないアブドゥールは、今やただのMR50。白兵戦で残りのHP79を削りきるのは難しいことではなかった。



トリガ : 「殴り倒してでも、目を覚まさせますよ」←ものすごいクリティカルを出した人


GM : 奥のミスリル像の輝きが増す。そしてアブドゥールは血を吐きながらも、憑き物の取れたような表情になり、血走った瞳に知性の輝きが戻った。
アブドゥール@GM : 「……思念体からの情報がすべて入った。そういう、事だったのか……」
ジン : 「アブさん…」
タック : 「思いっきり戦うしかなかったんだ。そうじゃないと、止められなくて…」
アブドゥール@GM : 「く、くっくっくく……だが。俺は一切後悔はしていない。このような結果になった事すらな。砂粒ひとかけらすらの後悔もない」
タック : 「……ええ?!」
アブドゥール@GM : 「天使は俺を利用したのだろう。だが俺の望みはキルケの呪縛の解放、それ一点のみだ。それさえ達成できれば、この命にすらもはや、用はあるまい。そうだろう?」
アブドゥール@GM : 「まあ、貴様らとてムザムザ世界を滅ぼされたくはなかろう。 最低限の協力くらいはしてやる。お互いに『公平』になるようにな」
リコル : 「……『公平』?」
GM : アブドゥールは、自分のかけていた緋色の眼鏡を外す。さっきの戦闘でところどころひび割れているけれど。
アブドゥール@GM : 「こいつは『ウルザの色眼鏡』だ。味方の魔法をかけるタイミングで使用することで、敵一体のデータや特殊能力を見ることができる。まあ、壊れかかっているから、あと1回くらいしか使えぬだろうがな」
アブドゥール@GM : 「それから……」
GM : アブドゥールは《願いの精霊》を使った。
アブドゥール@GM : 「……お前たちの『時間』をわずかだが、戻してやった」
GM : TP復活や、アイテム、スキルの使用回数がリセットされました。
マリア : 「ありがとうございますわ。あなたに我が父の祝福があるよう祈ります」
タック : 「…ありがとう」
アブドゥール@GM : 「……(ニヤリと笑って)勘違いするな。お前たちを助けた訳では断じてない。礼を言うのは筋違いだ」
タック : 「それでも」
タック : 「ありがとう。キルケさんの言葉が、アブドゥールさんに届きますように」
アブドゥール@GM : 「そして最後にひとつ。『天使』は凶悪だ。奴の正体を見極めねば、奴との戦いはかつてないほどの熾烈なものになるだろう。だが……」
ジン : 「だが?」
アブドゥール@GM : 「お前たちが真に強ければ、全力で以ってすれば……活路が見出せる、かもしれん
アブドゥール@GM : 「せいぜい……必死になるがいい……」
リコル : 「アレに勝てってことね、親切すぎて気持ち悪いぐらいだったけど、それぐらいのほうが『らしい』よ(笑)」
ジン : 「『…死者は生き返らない。先立った者は、残された者の幸福のみを願うものだから…』」(ボソ)
アブドゥール@GM : 「…………」
GM : アブドゥールは言葉を切らし、そして……その肉体は消失した。
ジン : 「――それが、貴方の『愛』の形ですか」
フレイム : 「……最後までなんというか、もったいぶった人でしたね」
リコル : 「伝わった、のかなあ……」
ジン : 「……きっと」
マリア : 黙祷していますわ。



◆儀式の間◆ 6翼の天使
GM : ……6枚の翼を持ったミスリル像の輝きが頂点に達し、そこには……神々しいまでの姿をした『天使』の姿が映った。
セラフィム@GM : 「……恐れてはいけません。わたしは最初であり……最後である」
GM : 天使の背後には、アークエンジェルの姿が6体、見える。
フレイム : 「アルファにしてオメガ。原初にして終末……天使と称する高位存在」 拝蛇教(オフィート)か(笑)
タック : 「……天使……」(心を奪われたように見とれている)
GM : さて、ここで……ジン。トリガ。
ジン : はい?
GM : 君たちは、この『天使』の姿に……何故か見覚えがあるような気がした。
トリガ : 私とジンさんですか?
ジン : いつだ!?
GM : 今までの戦いだね。この謎が解けないままだと、マジでやばい事になる可能性があるぞ(笑)
セラフィム@GM : 「この世のすべての生きとし生けるものはすべて、我にその魂を捧げ、我とひとつとなるのです。それこそが唯一の幸福であり、安息なのです」
GM : そんな訳で戦闘開始! 敵はセラフィム、アークエンジェル×6!

 そして、それに気づいたのはジンだった。


ジン : ……《願いの精霊》?
ジン : 《願いの精霊》に似てるとかは無いですよね?
GM : ……ビンゴ(笑)
GM : 間違いない。こいつは《願いの精霊》だ。
トリガ : あぁ、やっぱりですか(笑)

 ジンとトリガは《願いの精霊》を呼び出したことがあるのである。


ジン : 「ああああ、思い出した!」
タック : 「じゃあ、《願いの精霊》っていうのは…まさか…?」
セラフィム@GM : 「ほう……わたしの正体に勘付く者がいるとは。汝らの『魂』、格別に美味であったと言っておこう」

フレイム : ……ここにブレイズが居たら面白かったろうなあ(ぁ)


リコル : …あ、そうだ。まさに今ここで「願う」人、いる?
トリガ : かなえてくれるんでしょうか?
ジン : …無理でしょうねえ(笑)
GM : はっきり言っておこう。それはシャブラニグドゥ相手にドラグスレイブ撃つようなもんだ(笑)
マリア : あなたを殺すのを手伝ってくれ、といっているようなものですね。
ジン : 「『これで公平』とは、そういう意味ですか…」
トリガ : 「なるほど。アブドゥールさんは遠まわしに教えてくれていたんですね」
トリガ : 「“お前たちが真に強ければ〜〜”というのは、願いを掛けずに戦い抜ける。と言うことですから」
ジン : 「あ、なるほど…」
リコル : 「つ…使ってこないよね!《願い》の効果使ってこないよねあれ!!」
GM : うひひ(笑)
リコル : い、今GMの背後に邪悪なオーラが見えましたよっ!?
ジン : 使える可能性も視野に入れておかないと(汗)
フレイム : 「まぁ要するにこれは、あれですか」
フレイム : 「“死ぬ気で頑張れ”と?」
トリガ : 「何を言ってるんですかフレイムさん。そんなのはいつもの事です。緊張したって始まりませんよ」
タック : 「負けるもんか」



◆第1ターン◆ 【魂喰らい】

 セラフィムの能力が見えないまま、戦いが始まった。


フレイム : まず、ターン開始時からか。ターン開始時に《光の鎧》。
ジン : 了解です。「光の加護を!」
GM : セラフィムはターン開始時に【魂喰らい】を使用。
ジン : ナンスカソレ!?
セラフィム@GM : 「汝らの魂を……我に、我が物に!」
ジン : レベルが減るとかはイヤですよう。
GM : 全員、目標値27の抵抗判定ダイスをどうぞ(笑)
GM : なお「ターン開始時」に発動するため《目眩まし》で打ち消すことは不可能(笑)
タック : もくひょうち、にじうなな!
ジン : むりだ。

 この抵抗には、誰1人として成功しなかった。


GM : えーでは、抵抗に失敗した人は……
GM : 1D6+25のMPダメージを受けて下さい。クリティカルなし。
トリガ : MPダメージ!
リコル : orz もう何も見えない、明日も見えない。
フレイム : ……あ、私自動的にノーダメージです。MPないもん(笑)
GM : うん、フレイムが抵抗にTP無駄使いしてくれるかなと少し期待したが(笑)

【魂喰らい】(ターン開始時に宣言。パーティ全員、目標値27の抵抗判定ダイスを行う。 失敗したメンバーはそのターン、1D6+BLのMPダメージを受ける。抵抗すればダメージは半減(端数切り上げ)する)



 この攻撃がこれから続く激戦の皮切りだった。





◆第1ターン◆ 【鋼の加護】
GM : で、敵にかける魔法タイミング。アークエンジェルズ×6は、【神々の力】を使って《戦姫の槍》を使用予定。
フレイム : もはや猶予がありません。タック君とリコルさんで爆裂GO
タック : 全力で行くよ。短期決戦のつもりで。TP5点&チャックの力で《爆裂究極》をアークエンジェルズに。
リコル : 私もTP5点で《爆裂究極》を。
タック : (コロコロ)こんな時に!(爆) 9個振って、チャック使って、クリティカルなし!!
_| ̄|○
GM : ……おいおい(笑)
タック : 普通より弱いよこれ。
マリア : 落ち着いてください! こういうときこそ、神に祈るのです。
リコル : マリアー、今神に祈る類はやめてー(笑)
セラフィム@GM : 「運にも見放されたか。未熟なる人間ども」(ニヤァ)
リコル : (コロコロ)わ。私は44! ダメージは倍で88!
トリガ : タック君、この際、振りなおしますか?
ジン : ふりなおしがいいんじゃないかと。
フレイム : だねえ。
タック : う、うん。振りなおす。振り直しにTP1点、あと2点加えて、3点のTP消費で。
タック : (コロコロ)ふう。達成値で58。倍にして116だよ。
GM : この目がさっき出てればねえ……(笑) 2人の爆裂で4体吹き飛んだ。
セラフィム@GM : 「我には届かずか。ふふふ……はははは」
タック : ギリギリ4体。けど、一気に全力使っちゃった。
ジン : でも、だいぶリスクは減った気が。


トリガ : セラフィムに《アットピンホール》+《狙撃》を飛ばしましょうか?
フレイム : 雑魚を放置してセラフィムに飛ばして、何かいいことあるのか?
トリガ : 【魔法障壁】があったとしても、そのままダメージが入ります。
ジン : 一番大きいダメージは行きますよね。
トリガ : 《狙撃》は最初のターンだけなので、このターンしか使えませんから。
フレイム : 《狙撃》で1体のアークエンジェル吹っ飛ばすか、ボスに入れるか。
トリガ : アークエンジェルの《戦姫の槍》なら単体攻撃ですから、被害は二人で済みます。ボスに叩き込みたいのですが?
タック : ボスに大きなダメージを当てられる可能性があるなら、今ボス狙うのも手だと思う。攻撃が分散しちゃうけど、しょうがない。
フレイム : 次への布石として、ボスに叩き込んでおいた方がよいと思う人手ぇ上げて ノ

タック : ノ
リコル : ノ
ジン : ノ
マリア : うーん、じゃノ


GM : 満場一致か(笑)
フレイム : 多数決で決定。じゃ、これが死への布石でも恨みっこなしな。よろしく。
トリガ : 分かりました。《狙撃》+《アットピンホール》+TP3点でいきます!
トリガ : くっ、あんまり回りませんでした。33の倍で66点ダメージです。
セラフィム@GM : 「汝らに……勝ち目などない」
GM : セラフィムの【鋼の加護】が発動した。
リコル : 何それ!?

【鋼の加護】(このモンスターに与えられるすべてのダメージが半減する)


GM : セラフィムに33点のダメージが当たった。
フレイム : 絶対防御ですか。
タック : ダメージは通ってる。
リコル : 白兵、やっぱいなあ。



◆第1ターン◆ 明かされたデータ
GM : では、《戦姫の槍》が2本飛ぶ。目標はトリガ、フレイムだ!
リコル : なんかよく死ぬね二人とも…
タック : まだ死んでないって。
GM : トリガへは目標値32の、64ダメージ
トリガ : し、真剣白羽取りー!(何)(コロコロ)よりにもよって1ゾロですし…
トリガ : こう、おもいっきりタイミングのずれた真剣白羽取りだったんですね……。TP使って復活です。
GM : フレイムには目標値29の、58ダメージだね。
フレイム : (コロコロ)だめ。
マリア : では、フレイムさんに《プロテクション》。そしてこのターンでフレイムさんに《快癒》
フレイム : 私はウルザの色眼鏡をセラフィムに使用。
GM : はい、ではこんなデータが判明します。

 セラフィム BL:20 BP:20 MR:60 HP:150

 特殊能力
【神々の力】(神族。1ターンの間に敵にかける魔法と白兵戦を行える。魔術判定は3D6+BLで計算する。また、すべての判定ダイスが「強打」扱いとなる)
【鋼の加護】(このモンスターに与えられるすべてのダメージが半減する。但し……?)
【魂喰らい】(ターン開始時に宣言。パーティ全員、目標値27の抵抗判定ダイスを行う。失敗したメンバーはそのターン、1D6+BLのMPダメージを受ける。抵抗すればダメージは半減(端数切り上げ)する)
【傀儡の技】(ターン終了時、倒された雑魚敵を1D3体蘇らせる。1セッションに3回まで)
【親衛隊】(常にアークエンジェル(深雑魚No.14)を(パーティの人数)体連れている)



タック : 雑魚復活!!
トリガ : むむむ、白兵戦の時に、だめもとで《死毒の刃》を使ってみましょう。
フレイム : ……但しの後が気になる。
GM : ついでに、セラフィムの正体を見抜いたので、追加情報。

※セラフィムの正体は《願いの精霊》である。
 これまでのセッションで使われた《願いの精霊》の使用回数ぶん、以下のように変化する。
 BL及びBP=+(使用回数)×1(【魂喰らい】の目標値は変化しない)
 MR    =+(使用回数)×5
 HP    =+(使用回数)×10



トリガ : えっと…、ゴメンなさいっ!
フレイム : ……これってファーストから累積か?(笑)
GM : うん(笑)
ジン : ブレイズさん何回使いましたけ(汗)
GM : ちなみにさっき、アブドゥールが使ったのも1回に数えるぞ(笑)
リコル : そうだろうねー(笑) 何回使ったかな(汗)
フレイム : えーと。……4回は使ったと思う。下手すると5回かも。
ジン : 私も使いましたし…最低で6回ですか。ブレイズさんに殺される。なんてそれっぽいラスト…
GM : まあ、何回使ったかは、今までのデータから、何回使ったかは正確に分かるよ。今回のログだけでね(笑)
トリガ : あ、羽の枚数…
GM : 羽根の枚数は関係ないっつーか、セラフィムはもともと6枚の翼がある(笑)
タック : あ、さっきのMPダメージだ。1D6+(BL)25。+5されてる。
タック : つまり、こうだね。

 セラフィム BL:25 BP:25 MR:85 HP:200


フレイム : で、HPは33点減ってると。



◆第1ターン◆ 【傀儡の技】

 セラフィムの能力はわかったものの、具体的な活路が見出せないまま、戦闘は続く。


GM : んじゃ、白兵に移りますがよいですかね? 敵はセラフィム、アークエンジェル×2
GM : セラフィムはBP8点使用するか(笑)
フレイム : TP2点でいいよね? 先、長そうだし。
トリガ : TPはもうないので、《不意打ち》だけで。
リコル : こっちは白兵にTP、使わないからね。アークエンジェルの【石化】が嫌だなー…
マリア : TPは回復に使うので、普通に殴りますわ。
リコル : 【石化】したら《爆裂》撃てないか…どうしよう? 私かマリア、どっちか白兵から外れることも考えたほうがいいかもよ。
マリア : 私は攻撃しないほうがいいかしら?
リコル : …じゃ、マリアに引っ込んでもらう!
GM : 敵は合計で214と出たね。

ジン : (コロコロ)TP2点で63ザックシです。
フレイム : (コロコロ)75発。
リコル : (コロコロ)22。
トリガ : (コロコロ)4Dでオール4でした。25点でした(笑)


GM : 185か。29アップのみか。8、7、7、7点の物理ダメージが来るよ。
リコル : 通っちゃう…わけじゃないか。鎧でかちんだ。
フレイム : 《魔法の盾》も《光の鎧》もあるな。
ジン : 同じくカチンですね。
トリガ : 防具と《魔法の盾》と、《光の鎧》で丁度はじけます。
GM : つまり、誰も【石化】しない(笑)
GM : んではターン終了時。セラフィムは【傀儡の技】を使用。アークエンジェルが2体復活した。
トリガ : ターン終了時にだめもと《死毒の刃》いきますね。2D+9で目標値20という大冒険ですね(笑)
トリガ : (コロコロ)うー、18で足りませんでした。でも、これでMPがちょうど0です。もうMP攻撃は怖くないですよ〜(笑)

GM : さて。タック君にだけヒントあげやう。
GM : セラフィムは、さっきタックの魔法が失敗しかかった時、嘲笑ったけれども……何か少しだけ安心したようなニュアンスがあった。
タック : 達成値38だったら何かが危なかったのかな。
GM : 達成値は関係ない(笑)
フレイム : ……クリティカルしないと加護が発生しないとか。
トリガ : あー、それは嫌な感じですね。
GM : それもあんまり関係ないが(笑)
GM : 気づくのが遅いと、手遅れになるかもしれんけどね(笑)



セラフィム@GM : 「ははは。そこな魔術師。貴様が何をしようが、今となってはもはや無駄なことよ」



 しかしこのヒントの謎は解けないまま、戦闘は継続される……





◆第2ターン◆ MPがたりない!
GM : じゃあ、敵はセラフィム、アークエンジェル×4で次のターン。
セラフィム@GM : 「くははは。我が勝利はもはや揺るがぬ。貴様らの力はもはや潰える。終わりだ!  そしてこの世は我が支配し、すべてを飲み込んでくれよう」
GM : セラフィムはターン開始時に【魂喰らい】を使用。
タック : これ食らったらMPがなくなっちゃう!
GM : 最低でも26は来るからなー(笑)
タック : 27ダメージの、3点防いで24点ダメージ。残りMP2点(爆)
リコル : あ、ダメだorz フレイム、タックにエリクシルでー
フレイム : タックにエリクシル。TP1。(コロコロ)17だ。まぁこれで許せ。
タック : ありがとー!
ジン : 食らいました。MP0です。
マリア : 抵抗に成功しましたわ。
GM : マリアの場合、抵抗に成功しようがMP0になるのに変わりないんじゃ(笑)
マリア : いえ、4点残りましたわ。


トリガ : 「我には届かずか。ふふふ……はははは」、こんなことをセラフィムが言ってたんですが、試しにセラフィムに魔法食らわしてみません?
タック : セラフィムに魔法ダメージが届いてたらやばかった…?
フレイム : 多分。
GM : まあ確かに、お供がいなくなるとMP攻撃しかできなくなるけどねえ、セラフィムは(笑)
タック : じゃあ、やってみようか。ボスに爆裂。
フレイム : 待て、正気に戻れタック君。雑魚の対策は君しか居ない。何でエリクシルをタック君に使ったと思っているんだ(笑)
ジン : リコルさんでボスへというのは?
GM : MPが足りないんだ(笑)
トリガ : 白兵組はポーション使って、ジンさんに《超高揚》使ってもらう。ですか?
ジン : 私もMPゼロなんですが(笑)
リコル : これからはトリガが《先手必勝》するのがいいなーと思います。今のターンは《目くらまし》でー。
トリガ : MPが足りません(笑)
ジン : MP攻撃の意味を今ようやく悟ったような…
フレイム : 遅い。MP0だから、今できることは何も無い(笑)
フレイム : どっちにしても、《戦姫の槍》でパーティーはガタガタになる。トリガに来るともう復活も無いぞ。
ジン : まずい…
フレイム : いや、普通に全滅コース入ってる気がするんだが(笑)
トリガ : 一回は白兵に勝たないと、どうにもなりませんね。
フレイム : 「あのですねえ。愚かな、ほんとーに愚かな戦士の提案があるのですがどうでしょう」
リコル : なんでしょー。
フレイム : 「何も考えず、アレをぶん殴ってやりませんか」
リコル : どーせここの白兵で突っ込むしかないんだもの。



◆第2ターン◆ 運命の《プロテクション》
タック : じゃあ、僕はとにかく雑魚に《爆裂》するよう。
タック : TPも2点入れる。これが入れられる最後だけど。(コロコロ)達成値42、倍で84か。惜しいなぁ。
GM : ふむ、1体吹っ飛ばした。
リコル : …残りをセラフィムに、ってやれるかな?
タック : ああと、ええとつまり、アークエンジェル1体潰して、その後のダメージをセラフィムに、ってこと?
タック : 魔法に弱い可能性は考えてたんだ。余っちゃうんだからそうしよう。
タック : 1体倒して余った分の39ダメージを、セラフィムにぶつけてみたい。
GM : 【鋼の加護】が発動。セラフィムに20ダメージ。
セラフィム@GM : 「愚かな。言ったはずである。そこな魔術師は、もはや我にとって脅威ではない、と」(ニタァ)
タック : うぅーん、ダメかぁ。
マリア : アークエンジェルに《静寂》いきます。(コロコロ)2回回って30でしたわ。
GM : 1体の魔法を封じた。んで《戦姫の槍》が2回。ジンとタック(笑)
ジン : ぐあ。
タック : 目標がさっきと違っただけマシ。
GM : ジンは達成値40で80ダメージ。タックは達成値25で50ダメージ
マリア : ではタックさんに《プロテクション》。
ジン : ぐあー、抵抗失敗。TP使います。
セラフィム@GM : 「ニヤリ」
タック : ……ええ?
リコル : ニヤリなの?
マリア : うーん、タックさんには死んでもらったほうがいいんでしょうか?
トリガ : ジンさんのTPが減れば、白兵でアークエンジェルがやられる確率も減るんじゃないですか?
タック : さすがにここはちょっと考えた方が良さそう。
GM : フレイムが言ったのが実は一番、正解に近い。
ジン : 真に強ければ。全力を持ってすれば?
タック : フレイムさんの言葉とアブさんの言葉で共通するのは「全力で叩き潰す」くらいかなぁ。
フレイム : いや、……待てよ。
フレイム : ……全力で使用されたTPによる攻撃は防げない?
ジン : は。私、今TP使っちゃうとTP5点を切ってしまいます。逆に、今なんとかすればTP5点フルで使えます。
GM : さて、どうする? 《プロテクション》はどっちに飛ばす?
フレイム : ジンに《プロテクション》を。
GM : ジンのダメージが半減された。
ジン : 護符と鎧とで36ダメージ。まだ生きてます。
タック : 僕はTP復活で。



◆第2ターン◆ 全力全力いつも全力

 そして今、全ての力をふりしぼり、攻撃の時!


GM : 味方にかける魔法……は、できないかな?(笑)
リコル : 今ジンにハイMPポーション使えば《超高揚》をかけてもらえない?
トリガ : では、ジンさんに使いましょう。
ジン : 高い目でろー……4!?
GM : よりによって1点足りない(笑)
トリガ : だめですねこれは4点回復。自分かフレイムさんに《精神高揚》してください。
リコル : 私もジンに使えばいいんだよ。ハイMPポーション。
GM : なに!(笑)
リコル : だってこのターン魔法使ってないもーん。 エレメントフォースより《超高揚》の方がずっといいもーん。
GM : し、しまった。MP0にしたせいでそんな裏技が(笑)
リコル : いつだって私は、味方の無駄のない動き(だけ)を考えてるのさ!!
リコル : (コロコロ)はい、ジン4回復ね。
GM : 二人してひくい(笑)
ジン : 回復しました。皆さんの助力を受けて《超高揚》参ります!
GM : 敵はセラフィム、アークエンジェル×3
ジン : TP5点入れますもちろんです。
リコル : TP、3点全部入れるよ! いいね!?
フレイム : 「は、はは、ははははははははは! 来たぞ来たぞ、全力を尽くすときが来たぞ! 吼えろ我が武器、我が腕! 目に物見せて――ぶち飛ばせ!」
フレイム : というわけで妙にハイになりつつTP5点消費。12D+28の強打。
トリガ : 「『抵抗の意志が折れぬ限り、道は開ける』です」 6D+9で白兵参加。
セラフィム@GM : 「無駄だ。無駄だ。諦めろ下等生物ども」
GM : セラフィムはBP8点使用(コロコロ)252。

リコル : (コロコロ)やりきった、40!
フレイム : (コロコロ)うぅむ。微妙。90発。
トリガ : (コロコロ)うーん。39点で終わりました。
ジン : (コロコロ)66発。びみょ(汗)


GM : 合計で235しかいってないが(笑)
トリガ : 届いてないですね。
ジン : 負けた…。
フレイム : これは世界が滅んだかなー。
GM : 235対252……本来なら負け……だが。
GM : TP5点つぎ込んだ人、フレイム。
フレイム : はい。
GM : 【鋼の加護】を打ち消し、敵のMRを半減させた。敵のMRは126だ。
ジン : 私もですよー。ですよー。
GM : さらにジンが5点つぎ込んでいる。さらにMRを半減させた。
フレイム : おお! ということは63!
ジン : これは、やった?
GM : 235対63で、えーといくつだ。172アップか。アークエンジェルが全滅し、セラフィムに37ダメージ。合計で……90ダメージいってるな(笑)
セラフィム@GM : 「おおおお……馬鹿な。馬鹿なッ」
セラフィム@GM : 「おのれ、この拠り代にこのような弱点が存在するなど……我の予定にはない。このような戦、断じて我が、神の戦にふさわしくなどない!」
ジン : 気合勝ち!?
トリガ : 「こ、これで、どうです?」
フレイム : 「なるほど……神は自ら助くる者を助く、というわけですか。」
GM : 今の衝撃で、セラフィムを覆っていた、 ミスリルの装甲がすべて弾け飛んだね。
GM : そしてもうひとつのボーナス。 TP5点使用が2回重なったので、敵の特殊攻撃のどれか1つ、好きなのを使用不能にしておくれ(笑)
GM : 【鋼の加護】は消え去ったので、残りの4つのどれか。
タック : 雑魚復活を使用不能にしよう! MP0でも殴り勝てばいいもん!
ジン : ですよ!
GM : むむむ……まあ、ここまで来れば普通気づくわな(笑)
GM : では【傀儡の技】が封じられ、天使の眷属が復活する気配はなくなった。
GM : ちなみに、使用された《願いの精霊》の回数と同じTPを使うと、色々とボーナスが付加されるという設定でした(笑)
タック : それで5点。それで僕が使った時に…!!
ジン : それは分からない(笑)



◆第3ターン◆ 希望を胸に、全てを終わらせる時?
GM : 3ターン目。【魂喰らい】を使用しちゃる(笑)
トリガ : MP0ですからね。もう怖くも何ともありません(笑)
タック : ダメージ食らって0になって、エリクシルで8点回復させてもらった。
フレイム : 「ははははははははは! 殴り合いだ殴り合いだ! 魔法と魔法と魔法の狭間に忘れ去られた原初の殺し合いが戻ってきたぞ! さぁ武器を取れ! 腕を振るえ! 殺して殺して殺し合おう!」(TP酔いしている)
ジン : 「……私が血沸き肉踊るをやっちゃったんで、フレイムさんが裏フレイムさんに」(汗)
セラフィム@GM : 「……おのれ、おのれ、おのれ……力が足りぬ。もっと多くの魂を喰らい、力を蓄えさえすれば……貴様らごときに負けはせぬ! まだだ、我はもう一度……!」
トリガ : 「チャンスは一度あれば十分です。もう一度なんて、貴方にはあげません」
GM : セラフィムは逃げ出そうとするが……不可思議な障壁が天使の撤退を阻んだ。
セラフィム@GM : 「……ギ、ギヤマンの……メリフィック像だとぉぉぉぉ!?」
フレイム : ああ、まだ効いてるんだ。
リコル : 効果の本命はこっちだったのかなあ。
ジン : 「セニアに救われましたよー!(二度目)」
セラフィム@GM : 「あ、あの食わせ物の闇エルフごときが……天使たる、万物の主たる我を……謀りおったなぁぁぁぁあああああ!?」
フレイム : 「ははははははははは! どうした天使! どうした天使! どうした天使を統べるモノ! 原初にして終末を騙るバケモノよ!」
フレイム : 「アルファにしてオメガ? くだらない、くだらなさすぎる。星ですら終わりを迎える。我が神ですら永遠に眠る。時に終末などあろうはずがないだろう! さぁ武器を握れ、腕を振るえ! 人間とバケモノは戦うのが運命! さぁ、理解しあおうじゃあないか!」
リコル : 「ここにきてフレイムが急にしゃべりだしたー」
トリガ : 「えっと、《精神高揚》の効果が変なところに入ってませんか…?」
ジン : 「貴方はアブドゥールに負けたのですね。そしてセニアと仲間達に負けたのです。つまりは愛に負けたのですよふははははは」
マリア : 「そう、あなたは愛に負けたのですわ」
リコル : 「ジン、同調しなくていいから…orz 言ってることは感動的なんだけども」
フレイム : 「さぁ! 爆裂の業火を上げろ! 『タック』!」
タック : よっし、いくぞー! もう、全力で《爆裂》るよー。(コロコロ)って24か。抵抗されてるから倍づけはなし。
フレイム : 「駄目だなそれでは。まだ君には『タック』は早すぎる。そうだなあタック『君』」

GM : 無理矢理格下げした!?(笑)
タック : ふいぃぃぃ(がっくり)
GM : タックは最後までへなちょこ(笑)


ジン : 次は味方魔法ターンですね。リコさんにハイMPポーションです。(コロコロ)あ、3。
リコル : 1足りない、1足りない。
GM : 何が使いたかったんだ?(笑)
ジン : 《聖なる刃》です。《聖なる刃》。
トリガ : 私もリコルさんにMPポーションで4点回復です。
GM : ああ、なるほど。強打狙いか。君らも美味しいないちいち(笑)

ジン : ありがとうトリガさん、ありがとう(ガシガシガシ)
トリガ : だ、抱きつかないでください!(何)
ジン : ……あれ、なんかやわら……?(首をかしげる)
マリア : ……最低ですわ(ぼそ)
タック : 白兵要員が一人減りそうなイベントが(何)
トリガ : 危うく、セラフィムよりさきにジンさんを倒すところでした(笑)


リコル : ジンに《聖なる刃》。
ジン : よし刃来ました。行きますよ!(シャキン)
フレイム : 「……さて、少しばかり酔いすぎていました。叩き潰しましょうかご同輩方」
GM : んじゃ、セラフィムはBP8点をつぎ込もう。これが最後になるが(笑)
GM : (コロコロ)敵の合計は133!

フレイム : 「は、はは、はははははははははは!(結局まだ酔っている)」(コロコロ)無茶苦茶低い。57点。
リコル : (コロコロ)素で、30、こんなところか。
トリガ : (コロコロ)おもしろいくらいに1が出ますね。31でした。
マリア : 我が父の使いになりすました邪神は、ボコボコにしてさしあげますわ(にっこり)(コロコロ)27ですわ。
ジン : (コロコロ)「一刀、両断!」 80です。
マリア : ジンさん、すばらしいですわ。これでセクハラさえなければ……


GM : えーと、225対133か。ダメージは92……う……
セラフィム@GM : 「……天使たる我が……すべてをひとつにすべく生まれ、すべてを飲み込み統一する我が……消えるだと……? 有り得ぬ……信じられぬ……」
フレイム : 「……そして、いつの世もバケモノは人の手で打ち倒される」
セラフィム@GM : 「貴様ら、何者だ……人間ではあるまい……」
フレイム : 「人だ! この上なく唯のタダビトだ! 貴様らのようなモノと同じにするな!」
トリガ : 「人間ですよ。弱くて、一人じゃダンジョンも踏破出来ない、弱い人間です」
セラフィム@GM : 「……人ごときによって封ぜられ、人ごときによって滅ぼされるというのかァァァァ!? この我が、この我が、この我がァァァァァッッッッッ!!!!!!!????????」
タック : 「さんざん僕の弱いっぷりを笑っといて、何わけわかんないこと言ってるんだよう」(ぶちぶち)
GM : 断末魔の叫びを残し……天使の姿は、光に飲み込まれ、消えた。
トリガ : 「これで、終わった…んですよね?」
GM : 後に残ったのは、粉みじんになったミスリルの残骸のみ。
GM : セラフィムは、《願いの精霊》は消滅し、世界は……滅びの危機を免れたのだ!
ジン : 「我々の力だけでは勝てなかったでしょう。ヴァレスさん、キルケさん……そしてアブドゥールさんの愛に、貴方は負けたのです」
タック : 「精霊の加護が、なくなっちゃった。けど……それでもよかったんだよね」
ジン : 「アブさんの愛は必ずしも間違っては無かった……」
フレイム : 「愛に間違いは無いんですよ。まぁ、方向性のズレは不幸を呼びますが」
ジン : 「精霊が消えたことにより、キルケさんは解放される……それがアブさんの願いだったのかもしれないです」

リコル : 「アブドゥールが消えたのは……《瞬間移動》じゃないんだよね…やっぱり。《瞬間移動》でどこかに行ったんだったらなって、思ったけど」
タック : 「違う、よね。《願いの精霊》も逃げられない像の力に囲まれてたんだもん」






GM : まーそれにしても。
GM : 天使強すぎた(爆死)




 そして……







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