2007年08月31日

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適当RPG【3rd edition】リプレイ




【第3部】 クルセイド・ウォー・ダンジョン


第2話 VSディー&ダム

  カイマ 世界の中心で槍に悶える






 さて、前回クルセイド・ウォー・ダンジョンに挑戦したものの、転職したばかりのアリスとニイのレベルがまだ低く、やや心許ないと考えたサードパーティ、一旦心優しき迷宮に戻って鍛えなおすことに。

ニイ : 「もう少し勘を取り戻さないと……」

 一度通過した迷宮に、何があるとも思っていなかったのだが……

ディドロ : 「おやおやおや。どなたかと思えば……このような所で油を売っていてよろしいのですか?」
クレース : 「……っ…こいつは…」
ディドロ : 「今回は……ちょっとした悪戯をしてさしあげようと思いましてね」

 ディドロが戯れに送り込んだモンスター、ディー&ダムとの死闘が!
 いや、たぶんおそらく死闘……のはずだったが?






今回の参加メンバー


ナギ
妖騎士/レベル6
HP45 MP28 TP7


アリス
狂戦士/レベル2
HP38 MP0 TP3

クレース
魔導師/レベル5
HP37 MP29 TP6

ニイ
忍者/レベル2BR>HP29 MP20 TP3

ゼファー
聖騎士/レベル5
HP27 MP34 TP6

カイマ
魔導師/レベル5
HP22 MP37 TP6






ポンペイ
カイマの使い魔
   



◆玄室A◆ カイマ 転ばぬ先の杖

 潜る迷宮は「心優しき迷宮」6層。目的はいわゆる「経験値稼ぎ」です。
 今回は、カイマがダンジョンに潜る時間に間に合いませんでした。



ゼファー : これは、ナギを連れて行くしか(笑)


GM : ファの迷宮はすでにクリアしたので、ファズボールは出現しません。
クレース : ファズボールがいないだけでだいぶ楽になると思う。
アリス : ようやく思う存分斧が振るえる(笑)

 しばらく分岐のない通路を進みます。分岐するまでは行きどまって下の階層に行くことになる可能性があるため、気が抜けません。


クレース : (コロコロ)お、2で玄室。イベントは1、トラップ。
GM : (コロコロ)にゃにい! スパイクピットかよ(笑)
ゼファー : ラッキー(笑)

 《飛行》さえ覚えていれば自動回避の罠、スパイクピット。問題なく回避です。……と、そこへ。



クレース : あ(笑)
GM : ちっ(笑)
ゼファー : ギリギリ間に合ったか(笑)



 最初の部屋に入ったところで遅れてきたカイマ、到着です。


ニイ : そしてカイマがスパイクピットに(何)
GM : カイマがスパイクピットに落ちた!(笑)
カイマ : フッ! 俺は《飛行》標準装備だからOKなんだぜ!
アリス : 飛んでいるものって、無性に叩き落としたくなりますよね(何)

 危ういところで危険を回避できたカイマでありました。
 そう、この時は……ね(笑)



クレース : 罠回避ボーナスが飛行石×2(笑)
GM : あいかわらず低い(笑)






◆通路B◆ 迷宮商人 死す

 前回に引き続き、今回も迷宮商人に遭遇しました。ダイス目が偏っているメンバーだけに、よく出会います(笑)


迷宮商人ヒー@GM : 「へいっ! へいっ! また会ったなボンクラども!」
ゼファー : 「お、カカシのオッサンだ」
ニイ : 「別い会いたくて会ってるわけじゃない…」
ナギ@GM : 「……物体だと、色んなところを行き来できるんでありますかなぁ……」
クレース : 「目を合わせないで通り過ぎていいか?」
ゼファー : 「火竜の牙の2本目を買うんだろう? 通り過ぎてどうするんだよ?」
ゼファー : そしたら、スケイルベインが作れるはず。
アリス : 「スケイルベイン……」(うっとり)
迷宮商人ヒー@GM : 「スケベでうっとりなんて、好き者にも程があるぜへいっ!」
クレース : 「命知らずだな『これ』も…」
ニイ : 「南無」


アリス : 
       無       瞬




       音       殺



迷宮商人ヒー@GM : 「ひでぶっ!?」
ゼファー : 「殺したらダメだー」(笑)
アリス : 「あ、ついつい」
ニイ : 「手遅れ……?」
GM : * へんじがない ただのデコイのようだ *
カイマ : 「フ、流石アリス様だぜ……」
迷宮商人ヒー@GM : (ぴょこん)「忍法変わり身の早さの術だぜへいっ!」(笑)
ニイ : 「なっ。忍法!?」
ニイ : (ずざざざざっと距離を取り)「《狙撃》」すこーん(笑)
迷宮商人ヒー@GM : (ぱた)
ニイ : 「……あ。つい」
クレース : 「ニイ、アレのいうことを真に受けるな」
カイマ : 「なんていうか、だんだん可哀想になってきたぞ」



◆通路B◆ カイマ 呪われる

 さて、代表者を決めて迷宮商人ダイスを振ります。高い目を出すと5倍や10倍の価格で買わなければならなくなります。低い目を出すと……?


ゼファー : さあ、誰が振る?(笑)
アリス : ここはゼファーに(笑)
ゼファー : うわ、責任持てねえぞー(笑)

ゼファー : (コロコロ)さっそく1(爆)


アリス : ナイス(笑)
カイマ : やった(笑)
クレース : ゼファーMVPだ(笑)

 低い目を出すと……。1と2は余計なお世話ダイス。出目によっては迷宮商人に、ひどい「余計なお世話」をされてしまうという、愉快で怖いイベントだったり。


ゼファー : (コロコロ)そして次が6だ。
アリス : 奇妙なアイテムキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
GM : ん? 奇妙なアイテムダイスか!(笑)
クレース : ゼファー本気でMVP(笑)
アリス : いや、この結果によってはエラいことに(笑)

 奇妙なアイテム。迷宮商人から、奇妙なアイテムを押し付けられます。中には良いものもありますが、そのほとんどが呪いのアイテム(笑)


ゼファー : もういっちょ6こーい。(コロコロ)
アリス : おーい(笑)
カイマ : ……4?(笑)
アリス : ……
クレース : ……
ゼファー : 4でリコルの腕輪ー(爆)
ニイ : リコルの腕輪……装身具。装備したキャラは武器:槍しか装備できない。呪い有。
迷宮商人ヒー@GM : 「よっしゃあ! 今日の俺さまは気分がいいぜ! 今日はお前らに、伝説の英雄の力を持った装備品を差し上げるぜ! 返品不可だぜへいっ!」(笑)
カイマ : …3じゃなくて良かった、ジャマイカ
クレース : 3が一番ひどいからな(笑)
ゼファー : 俺はすごく欲しい! テオの剣!

補足 3 テオの剣……剣。装備したキャラは戦闘判定ダイスが半減(端数切り上げ)。呪い有。


アリス : 誰に装備されるのか……めっちゃ不安。これで私なら……そりゃもうエラいことに。

 はい。奇妙なアイテムで引いた物品の装備者はランダムに決定されます。


GM : カイマの装身具が「リコルの腕輪」になった!(爆)
クレース : カイマなのか!?
カイマ : 「俺ーー!!??」
アリス : あ、ならいいや(何)
GM : * のろわれている *
カイマ : 「…………」
GM : つー訳でカイマ。君は呪いが解けるまで、槍しか装備できない(笑)
カイマ : 「……ゃ、槍…萌え
ゼファー : 「うわ! 何言ってんだお前」
アリス : 「……変態?」
カイマ : 「な、ちょ、違! 槍好き、槍々大好き……ってぎゃー!?
ニイ : 今にもナギさんの槍を奪いそうな勢い。
ナギ@GM : 「小官、予備の槍は持ってないんでありますよ」
アリス : 「安い槍でも買っておく?」
迷宮商人ヒー@GM : 「感謝の言葉はいらねえぜ! それじゃあサラバだぜへいっ!」
GM : ヒーは音もなく消え去った。
アリス : ……あ。
クレース : 行ってしまった…
ニイ : ここで槍を買うこともできなかった(笑)
カイマ : 「やり……」(しょぼ)
クレース : こういう場合は、素手だろうなあ。

アリス : 竹を一本切ってきて……(何)
クレース : 「いっき」
GM : なつかしす(笑)





◆玄室C・D◆ ニイと呪いのダンジョン
ゼファー : さっき買った火竜の牙を「ほい。アリス姉ちゃんプレゼント」
アリス : 「ありがとう、ゼファー」(頬にキスでもしてみる)
ゼファー : 「お、おぉおぉ……」(フラフラしてる)(笑)
カイマ : 「うう、ドラグニルは何処……あたしのドラグニル…
ニイ : 「………」
カイマ : 「ち、違うんだぁぁぁ!?(涙)」
クレース : (ちらりとカイマを横目で見てから、おもむろに目をそらす)
クレース : 呪いを解くアイテム「クレンジングオイル」なんか持ってない。

 そんな愉快なやりとりをしているうちにも次の玄室へ。経験値稼ぎに来ているのですから、そろそろモンスターと対戦したいところです。ところが。


GM : イカサマ師の呪いの罠です。
ニイ : 《七つ道具》使って罠解除に。(コロコロ)14でぴったり解除。楽勝楽勝(違)
ゼファー : 「さすがニイ。無駄のない動きだぜ……」(笑)

 ……そろそろモンスターと対戦したいところです。ところが。


GM : ドルイドの呪いの罠です。
ニイ : 《七つ道具》で。さっきと同じく普通に振って。(コロコロ)はい。15で解除。
ゼファー : なんでこうも雑魚にあえないんだろうな(笑)
GM : 今回も儲かりそうにないなぁ(笑)

 結局、罠しか出ないでボス部屋前に辿りついてしまいましたとさ。


ゼファー : 「あ、そういえば。俺、訓練用にロングスピア持ってたんだ」(笑)
カイマ : 「
ゼファー : 「ほら、これ貸してやるから、大人しくしてろ。」と微妙にボロっちい槍をカイマに(笑)
カイマ : 「……あ、ありがと」(熱っぽい目)
ゼファー : 「俺にはそんな趣味はねえー!」
カイマ : 「俺だって無ぇぇー!!!(涙)」
カイマ : 「……ううう、畜生、畜生(槍を抱えて泣いている)」
クレース : 「カイマが後生大事に槍抱えて泣いてる……」
ニイ : 「カイマの回りにピンクのオーラが見える…」
カイマ : 男の俺がまとってもただの変態じゃないかー(涙)
アリス : ……変態だなあ(何)
ゼファー : 「なんだっけ?『テオ語録』の中にあんな人が載ってたような……。思い出せねえから、まあ良いか」(笑)
カイマ : 「俺に何の恨みがあるんだリコ姉……(ボソ)」

槍萌えの人(クレースのPL) : 「照れるからよ! もっと! 胸を張って言うの『槍萌え』と!」
カイマ : (ぐったり…)





◆玄室E◆ アリス 伝説を語る
GM : ではついに、最後の部屋ですが……
ナギ@GM : 「今回は全然消耗しなかったでありますな」(笑)
GM : 扉を開けると。
ディドロ@GM : 「おやおやおや。どなたかと思えば……このような所で油を売っていてよろしいのですか?」
クレース : 「……っ…こいつは…」
アリス : 「……誰?」(何)
ディドロ@GM : 「わたしの名はディドロ。『迷いを奏でる者』ディドロと申します。美しいお嬢さん」
ゼファー : 「俺たちの……敵だ」
ニイ : 「……何故こんなところに」
ディドロ@GM : 「今回は……ちょっとした悪戯をしてさしあげようと思いましてね」
ディドロ@GM : 「見せてもらいましょう。あなた方の『命の輝き』を。果たして……生き残ることができますかな?
GM : ディドロの姿は消え……暗闇の中から、不気味な太った影が2体、出現した!
アリス : 「……!?」
???@GM : 「げっへっへー」
??@GM : 「げっへへへへー」
???@GM : 「お前達はもう終わりだよー」
??@GM : 「みーんな、死んじゃうんだよー。この……」
ディー@GM : 「ディー様と」
ダム@GM : 「ダム様の前になぁ!」
ニイ : 「……でぶ?」
カイマ : 「でぶだ」
ナギ@GM : 「くっ……何者でありますかあの百貫デブは!」
GM : 太った不気味な双子、ディー&ダム、サードになって再登場です。ちなみに連れてる雑魚はヴァルキュリアが6体。
ゼファー : 「不気味な奴らだな……」
カイマ : 「く、てめえらなぞにやられてたまるかよ…」

アリス : Alice in wonderland……(苦笑)
クレース : ああ、なるほど(笑) もともとディーダムの元ネタはそこからだったんだよな。


アリス : 「あれは伝説に聞くどすこい姉妹……!」
アリス : 「ちなみに掛け声は『ハァ〜、どすこいどすこい』」(何出鱈目)
ゼファー : 「姉妹……? 俺には思いっきり男に見えるんだけど?」
アリス : 「デブに性別はないわ!」
ゼファー : 「……なるほど、そうだったのか!」(笑)
クレース : 「お前も信じるな」
ディー@GM : 「ひでえ」
ダム@GM : 「お前らの血は何色だ?」
アリス : 「血の色? 見せてあげても、いいですよ……ふふふふ……」(斧を手に笑顔を見せる)



◆第1ターン◆ カイマと6体のヴァルキュリア
GM : 敵はディーダム、ヴァルキュリア×6! 戦闘開始です。槍を構えた精悍な顔つきの女性たちが、隊列を組んで迫ってくる!

クレース : カイマ…頼みがあるんだが。
カイマ : なんでしょう?
クレース(リコルPLモード) : ヴァルキュリアに、思いっきり萌えてくれないか(爆)
アリス : ………
ゼファー : なんてキラーパス(笑)


カイマ : 「俺達は負けない。俺達は……ヴァルキュリア、萌ええぇぇぇ!!! 槍投げてー!!
カイマ : 「………」orz
アリス : 「……」(とても可哀想なモノを見る目で(何)
ゼファー : 「気合入れろよ、カイマ。奇声上げてる場合じゃねえぞ」
カイマ : 「……奇声っつーか、俺、喋らないほうがよさげ…もう俺黙る。何も言わああ! ヴァルキュリアぁん!
GM : ヴァルキュリアは2体が《戦姫の槍》を使用予定。残りは白兵の構えです。
カイマ : 2体なら《眠りの雲》より《爆裂究極》のがいいんじゃないか?
ニイ : まず《爆裂究極》で潰す。とりこぼしたのは《狙撃》する。
カイマ : じゃあ《爆裂究極》する。萌えヴァルキュリアに「《戦姫の槍》だよもおおおお!!
カイマ : 「此処に刻みし最後の、黄昏に染まりし汝が。永劫の炎を眼に!――爆裂槍もえ!
ニイ : カイマの眼の色が……どピンクに……
カイマ : (コロコロ)すげえ達成値40キタコレ。80ダメージ?
クレース : 「…よく発動したな」
ニイ : 「……槍が欲しい一心でしょ」
ゼファー : いや、ひょっとしたら好きな子いじめるタイプなのかも(笑)
カイマ : 「……もう弁解の余地が槍もえ
ニイ : ぴったり4体落ちた。
カイマ : ゼファーが《爆裂究極》打てば残り全部落ちるんじゃとか思った。
ゼファー : 《爆裂究極》ってお前。俺が使うと14点もMPいるんだぞ(笑)
カイマ : 「俺が萌えてる分、今回はお前しか居ない…(汗)」
ゼファー : 「だが、それも面白そうだ」(何)
ニイ : 「……まさかゼファー、やる気?」
ゼファー : 「今回白兵抜けるけど、大丈夫だよな?」(笑)
クレース : 「こちらが白兵に出るから気にするな」
ゼファー : らじゃー。TP3点使って《爆裂究極》。「此処に刻んでドーン! 喰らえメテオザッパー!」(笑)
カイマ : 「詠唱短縮しすぎ!?」
ゼファー : (コロコロ)達成値は27。倍にして54ダメージ。
GM : ヴァルキュリアは全て吹っ飛ばしたか。ディーダムにも14ダメージが当たった。
ゼファー : 「良し。みたか不気味ーズ」
カイマ : 「ああっヴァルキュリアがっ! 槍がー!
ナギ@GM : 「カイマ殿……」(ほろり)
ナギ@GM : 「どんどん駄目なキャラに成り下がっているでありますな」(笑)



◆第1ターン◆ アリスパワー 加護に阻まれる
ディー@GM : 「ちぇー。あちちち」
ダム@GM : 「ころしちゃうぜー」

 魔法戦が終り、白兵戦の時間に移ります。


GM : 味方にかける魔法タイミング。
ニイ : 《超高揚》をかけました。白兵戦参加者のダイス+1個。
ナギ@GM : ではアリス様に《精神高揚》。アリス様の《超高揚》が打ち消されてダイスは2個です。
クレース : 誰か《聖なる刃》が欲しいか?
ゼファー : アリス姉ちゃんを強化しまくる……、基本戦術ってやつだな(笑)
アリス : グレートアックスが聖なる光で輝いて……シャイニングアックスに(何)
カイマ : 「斧は…萌えない
アリス : (ギロ)
カイマ : 「(首ぶんぶん)」
アリス : ふふ、これで7D+8……。では、そろそろ初の……バーサーク!
カイマ : アリス様が暴走状態に入られたぞ。
クレース : 「さっきから暴走してるのは誰だ?」
カイマ : 「……暴走してるのは俺じゃないもえ、呪いなんだもえ
GM : 敵はディーダムのみ。2体ですがデータ的には一人分。
アリス : 前屈みになって獣みたいな動きになるの「■■■■■■■■!!」と吠えるの、どっちがいい?(何)
ゼファー : 後者かなあ(笑)
アリス : では「さあ死ねすぐ死ねとっととおっ死ね■■■野郎!」と吠えましょう(何)
カイマ : 「暴走モード、突入☆

 そして白兵ダイスが――――振られます。



GM : (コロコロ)ナギは32
クレース : (コロコロ)こちらは22
ニイ : (コロコロ)私は26……。
アリス : (コロコロ)57しかない……むー。



カイマ : ありすさまこえー
アリス : バーサークですから☆


GM : ディーダムはBPを3点使用。(コロコロ)しかし低い。ディーダム側は76
アリス : こちらの合計は137
GM : 【虚数解の加護】が発動。アリス様の達成値だけ0にされた(笑)
アリス : (しくしく)
ゼファー : 「アリス姉ちゃんの打撃を受け止めた!?」
GM : じゃないな。合計が137だから、ゼロだ(笑)
クレース : 合計が!?
ゼファー : げ、今回は合計なのか。
カイマ : なんだってー!?
アリス : うあ……
ニイ : 「私の忍法が通用しない…?」
ディー@GM : 「にひ。にひひひひ!」
ダム@GM : 「お前らに勝ち目はないっつーのー」
アリス : 「ぶっ殺」(何)
GM : 0対76。一人あたま19点の物理ダメージ+【病気】をプレゼントだ。
GM : 【病気】になったキャラは、あらゆる判定ダイスが1個減り、ラウンドの最後に3ダメージを受けます。なお病気のダメージは「HP減少」なので軽減不能。
クレース : 厳しい。《魔法の盾》と鎧の防御力で引いても15来る……!
ゼファー : オッサンのダメージをカバーリング! 15から防御と《魔法の盾》分引いて、4点ダメージ。
ナギ@GM : えーと、11点減らして8ダメージ+病気であります。
ナギ@GM : 「ぐっ……!? なんか……力が一瞬にして抜けたであります……!?」
ニイ : くっ。13ダメージもらった。
アリス : 「まだ立ってはいますが……なんですか今のは」15食らいましたね。
ニイ : アリス様、《魔法の盾》があるからもう2点防いでる。
アリス : あ、そうか。

クレース : 多分機械的に「アリス様」って言ってそうなニイ。
ニイ : みんながそう呼ぶから。
カイマ : そして伝染するアリス様
アリス : 普通に受け入れるアリス(笑)
ゼファー : 俺は絶対呼ばねー(笑)
アリス : そんなゼファーに「きゅん☆」と来ちゃったりなんかして(笑)





◆第2ターン◆ カイマ 最大の萌えを放つ
ディー@GM : 「しーぬ、しーぬ、みーんなしーぬ」
ダム@GM : 「げっへへへへー」
カイマ : 「……諦めるな、皆!」
カイマ : 「聞いたことがある。あれは【虚数解の加護】といってターンごとに奇数偶数のダメージを槍萌ええええ!
アリス : 「誰が諦めてるんですか? あんなファッツでファックな肉塊に膝をつくなど……天地がひっくり返っても有り得ない!」
GM : 次のラウンドです。敵はディーダムのみ。
ナギ@GM : 「《光の鎧》使うでありますか?」
ゼファー : 頼む。
GM : では、《光の鎧》で皆さんのダメージ軽減がさらに+1点追加。
クレース : それからゼファー、自分に《加護》を! やーっと《加護》とカバーリングのコンボが使えるときが来た!

ゼファー : 《加護》って、見たことあるっけ……?(笑)
クレース : ……あ。
GM : 《加護》なんてふつー、使わないしな(笑)



 ゼファーは、見たことない技はレベルが達していても使えません。そんな設定(笑)


ゼファー : もう病気に掛かっちゃってるから、いっそのこと俺の病気は無視しよう(笑)
GM : ディーダムは相変わらず白兵の構え。「せーんしゅ」「こうたーい」
カイマ : 「ターン毎に奇数偶数でダメージを受けるのは、変わって無さそうだ…」
ニイ : 「今度は偶数が…無効に……?」
クレース : カイマ、なんでもいいから攻撃魔法飛ばしてみてくれ。
カイマ : 了解。奇数狙いだな。…仕方ない。やるだけやるか。
カイマ : 今回連れてきたファミリアはエアージャイアントだから、多少の調整はきく。
GM : そうか……役に立つかもね(笑)

ファミリア エアージャイアント
 あなたの判定のダイス目1つを6に変更できる。1セッションに3回まで。



カイマ : 「《戦姫の槍》ぃ!
ニイ : …そこまで槍。
カイマ : (コロコロ)ぐ、偶数。14。出目3にエアージャイアント発動!
GM : 6に変更するとクリティカルで、しかもスペルエキスパートが発動しますよ?
カイマ : (コロコロ)……22ぃ!?
カイマ : もう一度。2にジャイアン発動。(コロコロ)
ニイ : なんかまた偶数で止まってるように見えるんだけど…
カイマ : ここまできて42。最後の1回、使うか……?
アリス : 何故にそんなに偶数(笑)
GM : 3回エアージャイアント使ってダメージ0はきついな(笑)
カイマ : 最後の1回。今度こそ頼むぞジャイアンー(涙)
ニイ : 無駄にならないと、いいね…
カイマ : (コロコロ)きたああ!!! 達成値59!
カイマ : 「……灰と消えよ」
アリス : さて、これでどう出るか……
GM : ……死んだ(爆)

アリス : ……
ニイ : あ。
クレース : ああ、やったのか…
GM : あーあ。やっちゃった(笑)


アリス : よっきゅうふまーん。
GM : 抵抗できるわけがない。残りHPは104しかなかったし。59の倍の118ダメージ食らったら死ぬしかない(笑)
GM : さて今回も、カイマが空気を読めず消化不良のままセッションが終わったのでした。まる(笑)
アリス : エアジャイアント連れてる癖に、エアリーディング能力ないのね(何)
アリス : 槍萌えのくせに生意気だぞ(何)

ゼファー : うわー。エアージャイアント強えー(笑)
カイマ : スペルエキスパートと相性いいのな…
クレース : 魔導師と相性よすぎるな(笑)
タック(ニイのPL) : 「ぼくそれ使いたいよー! 使いたいよーー!」
GM : またデバッグで微調整されるな、こりゃ(笑)
ゼファー : 予想通りの破壊力だったけど、予想外にやりすぎだったなあ(笑)
クレース : 使用は1回の判定に1回、ぐらいかな。



 はい。直後にそうなりました(笑)



ファミリア エアージャイアント
 あなたの判定のダイス目1つを6に変更できる。1つの判定に1回までで、1セッションに3回まで。




クレース : 今回はつくづく、カイマがひどい目にあう回だった(笑)
カイマ : 「は、早く呪い解かないと萌え!





◆オマケ◆ GM アイディアを語ってみる
GM : ちょっと今日考えたのは……過去のニイを知る手練のニンジャがバイゼンのパーティ入りするという話。しかも、ものすっごく嫌らしい奴(笑)
ゼファー : 名前はゲムマキ(笑)

 いや、誰ですか(笑)


GM : ウィザードリィでいうと、漫画版のジャドや、小説版のハ・キムのようなタイプですかね(笑)
アリス : ジャド……ああ、なんか刺身のつまだったイメージが(笑)
ゼファー : イヤラシイ忍者と書くと、すごくダメな感じに見えてきますねえ(何)
ニイ : いきなりバイゼンのパーティがさわやかじゃなく(笑)
クレース : すごく燃えます。サイコーです。
GM : ちなみに、そいつの話から、実はジンのせいでニイの生存と所在がバレたという事実が発覚します(笑)
ニイ : うわーい(笑)
GM : ほんとーにジンは、何の役にも立ってないですね今回は(笑)
クレース : ジンのせいー、ジンのせいなんですか!
GM : ジンが、いつまでもカイマが消えた場所でオロオロしていたせいで、テレポーターの所在がジュレイの連中にバレた(爆)
ゼファー : ジンですからねえ、そのくらいの事はやってのけますよねえ(笑)
ニイ : それでジンさんも敵の手に……(笑)
ニイ : 「やはり。あの時に殺っておくべきだったのに……」(笑)

 この時の話が、まさか後日実現してしまおうとは……(笑)






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