2007年09月21日

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適当RPG【3rd edition】リプレイ




【第3部】 クルセイド・ウォー・ダンジョン


第6話 VSデルフ

  アリス 伝説を打ち破る






 「第3部 クルセイド・ウォー・ダンジョン」というのに、他のエピソードの挿入でなかなか本攻略にかからなかったサードパーティ。いよいよ今回からダンジョンの本格的な攻略の再開である。
 今回の相手はファースト&セカンドシリーズではかわいそうな役をたくさんこなしてきたデルフ。さて、サードでの彼の出番は?


ゼファー : さてと……、今日はフラックしばきに行く日でしたっけ?(笑)
クレース : それ深すぎる!
ゼファー : あれ? クルセイドダンジョンの最初のボスって、フラックじゃなかったっけ?
GM : デルフ(笑)
ゼファー : ああ、そんな名前だったなあ。今の今まで忘れてた(笑)

 ……こんな忘れられ方をされている時点で、扱いは決まったようなものかもしれない。






今回の参加メンバー


ナギ
妖騎士/レベル6
HP45 MP28 TP7


アリス
狂戦士/レベル5
HP43 MP0 TP6

クレース
魔導師/レベル6
HP38 MP35 TP7

ゼファー
聖騎士/レベル6
HP33 MP35 TP7

ニイ
忍者/レベル6
HP33 MP24 TP7

カイマ
魔導師/レベル6
HP25 MP38 TP7






ポンペイ
カイマの使い魔
   



◆玄室A・B、通路C◆ ダンジョン快進撃

ニイ : デルフって、一度はバイゼンさんに倒されているんだろうか…(笑)
カイマ : 倒されてるんじゃないかな(笑)
GM : 間違いなく倒されてる(笑)



 前回までのシリアスな流れを何事もなくぶった切り、ごくごく普通にセッション開始です。今回から本格的にクルセイド・ウォー・ダンジョンの攻略開始です。まずは7層。ボスはデルフ。
 適当RPGでデルフと言えば、何度も出てきてはかわいそうな役まわりになったかわいそうなボスという印象がついて回ります。



ゼファー : 「そういやあ、バイゼンのオッサンがここで、ダンジョンの中のこと教えてくれたんだよな……」
カイマ : 「いまごろどこで何をしているやら」
クレース : 「中で遭遇したりしてな」
ニイ : 「いろいろ、あったから…」


GM : 魅惑の宝の罠。
ニイ : (コロコロ)15ちょうどで解除(笑)
ゼファー : 無駄のない動きだ(笑)

 一瞬ひやっとしますが順調な滑り出しです。次の部屋ではモンスター、デルフの層だけに――。


GM : デルフズミニオンが6体出た。
ゼファー : ついに不死軍団側が来たな(笑)
クレース : ああ、ゼファーは遭遇初めてか。
カイマ : こっちはそもそも会話不能なんだよな。
GM : 元々は冒険者だったであろう、石化した人型の連中が、ゆっくりとぎこちない動きで、こちらに向かって襲い掛かってくる……
クレース : 《治癒》の魔法も効かんのだろうな、もう。
GM : デルフの下僕と化した時点で、もうアンデッド化している。助けるのは無理だ。
アリス : 叩きつぶすのが何よりの供養でしょうね。

デルフズミニオン ZL8 MR19 【不死の力】【魔法障壁】【石化】


カイマ : 大地震の出番だな。(コロコロ)振るわん。35だ。
GM : 1体が地割れに飲み込まれ、破壊された。
ゼファー : んじゃ、久々の《狙撃》(コロコロ)11で撃破。
クレース : 大地震もう一発。(コロコロ)60で止まった。3体落ちたな?
カイマ : 無茶しやがって(笑)
ゼファー : 「クレースの魔力って、こんなに高かったのか……」 残り1体になった(笑)
GM : うわ、さびしい(笑)
GM : 残り1体になっても、デルフズミニオンはひるまない。全く動じる様子もないまま、君たちに向かってくる……
ニイ : 狙撃……しない(笑)
カイマ : 潰せるな、ぷちっと。

ニイ : (コロコロ)33くらいで。
ナギ@GM : (コロコロ)28でありまーす(笑)
アリス : (コロコロ)56(笑)
ゼファー : (コロコロ)30(笑)



GM : 木っ端微塵(笑)
アリス : 何というか、いとあわれ。


GM : 小官、極上の鎧が出たでありまっす。
アリス : もらいましょう(何)
カイマ : 極上アリス様になったな(笑)
GM : 胸が心持ちきつい(笑)
アリス : 超弩級戦士ですね。胸がキツいのはお約束(何)

 そして今回久しぶりに……



クレース : 商人フラグ立ちました。



 迷宮商人ヒー・ヘイト・ミーの登場です。


迷宮商人ヒー@GM : 「ヘイ! へい! 兵! 塀っ!!」
迷宮商人ヒー@GM : 「呼ばれて飛び出てランドプロテクトだぜへいっ!」(意味不明)
GM : で、まず何を要求する? 一度に注文できるのは3品までだ。
カイマ : 天使の羽売ってくれ。エンジェルの触媒。
アリス : 巨人の斧〜
ゼファー : じゃあ、俺は吸魂の黄玉(笑)
GM : 天使の羽は、15000Gで売ってくれるそうだ(笑)
カイマ : 天使の羽、10倍!? だめだ持ってない。諦める。
GM : 巨人の斧は、2500Gで売ってくれるそうだ。
アリス : 買った(笑)
GM : 吸魂の黄玉も15000Gだってさ(笑)
ゼファー : 無理だ(笑)
アリス : うふふ……あとはトロールの牙があれば完璧……

 アリス様、金剛の戦斧への道を順調に歩んでおります。






◆玄室D◆ 数の暴力VS『力』の暴虐

GM : またデルフズミニオンが6体なんだけど orz
ニイ : さすがデルフのフロア……
GM : 《和平交渉》するかい?(笑)
ニイ : する。話通じないのにどうやって?(笑)
GM : では、クルセイダーロードが8体出た(笑)


クルセイダーロード@GM : 「戦は数である! 人海戦術ドクトリンさえあれば、ソ連革命軍は無敵だ!」(意味不明)
ニイ : 「デルフズミニオンが去ったのは、こいつらが来たせいね」
ゼファー : 「またあいつらか……」
カイマ : 「言葉、通じないものなぁ…」
アリス : 「ふふ……圧倒的な『力』が数の暴力を討ち滅ぼすのをお見せします……」(ゆら〜りゆらゆら)
ゼファー : 「さすがアリス姉ちゃん。頼もし〜」(笑)
カイマ : 俺は爆裂。(コロコロ)まわらねぇー! 24。倍にして48発だ。
ゼファー : 2体倒せるな。
クレース : ここは大地震で。(コロコロ)あ、波が去った、18。
GM : さっき食らってた奴に当たって3体目が潰れる。
ニイ : じゃあ《狙撃》にTP1点入れてみる。(コロコロ)17で。これで1体倒せてる。
GM : では……いいかな? クルセイダーロードが《破邪の光》×2を……後衛は今何人だ。カイマとクレースかね?(笑)
カイマ : だなあ。
クレース : 少人数に来るから怖い(笑)
GM : (コロコロ)達成値19と、達成値26と出ました。ダメージ割り振りはそれぞれ、10と9、13と13!
クレース : 両方抵抗失敗。8と11ダメージ通った。
ゼファー : カイマの13点の方をカバーリングする。
カイマ : カバーリングしてもらった。くぅ、今日の俺かっこわりー(笑)

ニイ : このまま白兵で。



GM : (コロコロ)ナギは22。
アリス : (コロコロ)普通に35。
ニイ : (コロコロ)23。
ゼファー : (コロコロ)こいつら気にいらねー。41点。


クルセイダーロード@GM : 「くわっぱ!」(死亡)



◆玄室E◆ 生ける伝説
GM : ではいよいよ、ボス部屋です。

クレース : 土下座レベルに達してるんだろうか。
ゼファー : 達してないな(笑)



 今回のデルフの設定。パーティキャラクターの平均レベルが7以上だと、土下座します(笑) 正確には「交渉可能」なのですが。
 設定からしてかわいそうなデルフなのでした。


GM : 扉を開けると……石像がいっぱい並んでいる不気味な部屋の中央に、悪魔をかたどった陶器の像が宙に浮かんでいる。
クレース : 「……この石像って」
ニイ : 「……有田焼?」
ゼファー : 「陶器の像っていうと、信楽焼きだな」(笑)
カイマ : 「たぬきかよっ」(ビシ)
デルフ@GM : 「お初にお目にかかる……我が名はデルフ。人は『生ける伝説』と呼ぶようですね」
ゼファー : 「へっ! お前の伝説なんて、テオの伝説に比べれば小さいもんだ
デルフ@GM : 「あなた方も、我が石像コレクションの仲間入りをすることになるでしょう。彼らもまた……我に挑んで敗れ去った者たちの末路」
カイマ : 「そのコレクション、自分も含んでないか…?」

ゼファー : バイゼンパーティのメンバーはいないよな?
カイマ : さすがにこんな所で倒れていて欲しくないなぁ。
ニイ : むしろ、ところどころ壊れたり荒らされたりしてませんか? バイゼンさんのパーティにやられて(何)


デルフ@GM : 「……くっくっく、なんかすげー! 俺ってかっこよくね!?」
クレース : 待て――っ!! シリアスシリアスシリアス!!(爆笑)
デルフ@GM : 「ていうか、昔はあり合わせのライフスティーラーとかの雑魚しか連れてなかったのに、今はなんかこう、いかにも俺の部下ってカンジの連中だし! 名前だってデルフズミニオンだよ? どういう意味か知ってる? ミニオンって『下僕』って意味なんだよ? つまり俺様専用の配下だよ! くー! 夢にまで見たいかにもな大ボスっぽくね俺!」
アリス : 「……バカ?」(指差して)
ゼファー : 「バカだな」(頷いて)
カイマ : 「馬鹿にちがいなし」
クレース : 「とても頭悪いな、お前…」
ニイ : 「デルフズミニオンならさっき散々倒してきた」
アリス : 「ぶちのめされて粉々に割られてもまだ言えれば大したものですが」(ちゃき)
カイマ : 「まかせろ。こう見えても皿を割るのは得意だ、中の人が

GM : だめだろそれ料理人(笑)
アリス : それでいいのかー中の人〜(笑)


デルフ@GM : 「俺を馬鹿にする奴ぁ、みーんな石にして、靴とかなめさせてやるァ! 足ないけどな俺!!」(笑)
ニイ : 「靴もないね」
カイマ : 「そもそも石になったらどこも舐められない」
クレース : 「もうしゃべらないほうがいい…」
GM : という訳で戦闘開始。敵はデルフ、デルフズミニオン×6!



◆玄室E◆ 生ける伝説 1ターンで死す

デルフ BL11 BP11 MR60 HP90
【闇の力】 魔族。1ターンの間に敵にかける魔法と白兵戦を行える。また、魔術判定は4D6+BLで計算する
【石化の視線】 敵にかける魔法扱い。パーティ全員、目標値18の抵抗判定ダイスを行い、失敗した場合は【石化】する
【石化】 白兵戦でHPダメージを与えると【石化】を与える
【親衛隊】 常にデルフズミニオンを(パーティの人数)体連れている。

デルフズミニオン ZL8 MR19 【不死の力】【魔法障壁】【石化】



クレース : 「……しもべは【魔法障壁】あるのに」
ゼファー : 「ひとまずお前を倒しゃあ、石化された人も浮かばれるだろ」
ゼファー : 【石化の視線】が恐いなあ……、俺とアリス姉ちゃんだけ白兵参加して、負けた場合でも、《加護》使った俺がカバーリングか?
ニイ : 白兵参加2人の線で行くなら私は余るから《目眩まし》で。
クレース : 他がすべて攻撃魔法で雑魚を潰せば、いけなくもないか。

ニイ : ゼファーは、ここでまともな《目眩まし》を覚えなおした方がいい……(何)
ゼファー : あれがまともな《目眩まし》じゃなかったのか(笑)



 あれは目クックック眩ましです(何)


ゼファー : じゃあ、ターン開始時に自分に《加護》だ。
カイマ : 全力で潰そう。3点入れて《大地震》行くぜ!(笑)
カイマ : (コロコロ)いまいちだ! 36。
GM : 1体消えた。
クレース : 3点入れて《大地震》。(コロコロ)73で止まった。
カイマ : …すっげえ
GM : 4体消えたか?
アリス : 白兵出番ないかもなあ……(笑)
クレース : デルフが沈むことはないから大丈夫だ(笑)
GM : ではナギもTP3点入れよう。エルブンフォースで《大地震》(コロコロ)58もいった(笑)
ゼファー : デルフにも結構ダメージが入ったんじゃないか?
GM : うぐ。抵抗できんな。デルフは53ダメージを受けた。デルフズミニオンは全滅だ。
デルフ@GM : 「……あれえ!?」(笑)
カイマ : 「ざこーい」
アリス : 「雑魚雑魚」
クレース : 「はーー…」(横向いてため息)(笑)
GM : デルフは【石化の視線】を撃つが……
ニイ : もちろん《目眩まし》。何故か木の葉が舞ってデルフの視界を塞ぐ(何)
デルフ@GM : 「目がぁ。目がぁー」
カイマ : 「ここまで来ると哀れだな…」
ゼファー : 「あれ? ニイ……。《目くっくっく眩まし》って言わないのか?」

 言いませんってば(笑)


ニイ : デルフの残りHP、……37。
ゼファー : 120くらいいければ、倒せるかな……
GM : デルフはBP4点を入れよう、いちおう。
GM : (コロコロ)ゲェー!?(笑) なんだこの出目は。67しかねえ(笑)

 つまり、MR60にダイス4個振って合計7だったと(笑)
 嗚呼、ダイスにまで見放される哀れなデルフ……




アリス : TP点とバーサーク。(コロコロ)81。私だけでぶちのめせるんですが(笑)
GM : いや、一応HPが37点のこってるから……
ナギ@GM : (コロコロ)「エルブンフォースで半減して10であります」(笑)
ゼファー : TP3点と《不意打ち》使う。(コロコロ)《フェイク》しても38だった。


GM : 吹っ飛んだな(笑)
デルフ@GM : 「……こうなる事はわかっていたさ……」 満面の笑みを浮かべて木っ端微塵(笑)
カイマ : がしゃーんぱきーん。
アリス : 「……Amen」
GM : デルフを倒したため、不死の秘薬(非売品)が手に入ります。
GM : 1セッションの間だけ、パーティ全員が【不死の力】を得ることができます。
クレース : 【不死の力】……?
カイマ : 少し怖いなそれ(笑)
クレース : 何に必要になるんだろうな?
ゼファー : 《快癒》で一発死するとか(笑)
カイマ : あ、不死の軍団としゃべれるようになったりして。
ゼファー : 捨てちまうか(笑)
カイマ : 捨てんな(汗)

ゼファー : 「うー、剣の練習もっとしなきゃな……」
アリス : 「もう少し頑張れば背中を預けられるんですが」(笑)






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