2008年02月02日
2008年02月29日

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適当RPG【3rd edition】リプレイ




【第4部】 迷宮組曲


第5話 VSマサカド

  アリス 攻撃を止める





 迷宮組曲11層。
 そこに待ち受けるボスはマサカド

『奴らは皆、取り込まれた。次は、俺たち。そして……お前らだ』

 今、特別編で起きた忍者テロの理由が明らかになる――かもしれない。
 そしてサムライの怨霊と思われたマサカドの肉体の正体とは――――?

カイマ : 「……いい加減に、なんとかしろ!『師匠』!
ニイ : 「カイマ? ……今、師匠と、言った?」

GM : 後に残されたのは……空気が読めなさそうな少年(爆)
カイマ : 少年!?(爆)

 正体、とは――――???


今回の参加メンバー


ゼファー
聖騎士/レベル8
HP53 MP37 TP9

アリス
狂戦士/レベル7
HP53 MP0 TP8

ナギ
妖騎士/レベル8
HP47 MP33 TP9


クレース
空間術師/レベル6
HP45 MP52 TP7

ニイ
忍者/レベル8
HP43 MP32 TP9

カイマ
魔導師/レベル8
HP32 MP46 TP9






ポンペイ
カイマの使い魔
   



◆Scene01◆ ダンジョン学園天国

クレース : マサカドだっけ。
アリス : マサカドですか……


ニイ : 「11層。ずいぶん深いところに来たものね……」
カイマ : 「今まで、長かったような…あっという間だったような」
ゼファー : 「なにしんみりしてんだよ。まだまだ先は長いんだぜ?」

 これくらいの深さともなると気は抜けません。入念な準備が必要になってきます。


カイマ : 今日は使い魔どうする?
クレース : TPの方が欲しいかもしれない。
カイマ : よし、今回はフェアリーで。
ゼファー : 折角作ったので、守りの盾を装備していくぜ。
ニイ : 基本はスティングで奇襲を防ぎ、ボス前に手裏剣に持ち替えることに。
カイマ : うおー、手裏剣だー。

 そしてダンジョンアタックを開始する一行。最初に現われたのは……



クレース : ヒーか(笑)
カイマ : ヒーだよ(笑)



 そんな物体でした。


ヒー・ヘイト・ミー@GM : 「へ〜いへいへいへ〜いへいっ! へ〜いへいへいへ〜いへいっ! へいっ! へいっ! へいっ!」
ヒー・ヘイト・ミー@GM : 「どいつもこいつもあの席を狙っているんだぜへいっ!」

アリス : ……いえ、何その学園天国。
ニイ : 商人が歌って踊ってる……聖剣伝説……
カイマ : やれやれ…


ヒー・ヘイト・ミー@GM : 「……(シュボッと葉巻に火をつけ)用件を聞こうか……へいっ」
アリス : 「砂糖菓子で弾丸を作ってもらいたい」 いや、そうではなくて。
アリス : ミスリルプレートを目指すということで。ミスリル銀を寄越しなさい。
ヒー・ヘイト・ミー@GM : 「……錬金術の基本は等価交換だ……へいっ」

 と、言いながら、ダイスの結果5倍の値段でふっかけられました。


GM : 30,000Gもふっかけられる(笑)
ヒー・ヘイト・ミー@GM : 「信じる者は……足元をすくわれる……へいっ」
カイマ : 割に合わんな、それは。5倍で買うことはないだろう。
GM : 買えないことはないけど……もったいなくね(笑)
アリス : まあ、納得しておきましょう。
ヒー・ヘイト・ミー@GM : 「俺の後ろに立つな……へいっ」 ヒーは去っていった。
ゼファー : あ、逃げた(笑)
アリス : それなんてゴルゴ。
カイマ : 《爆裂究極》うちてぇなぁ、あの背中(笑)



◆Scene02◆ 本日のボーナス

ニイ : カイマそろそろ部屋を(笑)
GM : KYKY
カイマ : すまんだ。←分岐
GM : KYKY!(笑)



 なんてことがありつつも、いずれは部屋に到達します。




 トラップ、ドルイドの呪いに見舞われますが、ニイが難なく解除していつものオチをつけました。つまり……。


アリス : さすがね、ニイ。
GM : ボーナスどうぞ。
ニイ : しかしここが問題……
クレース : そう、アリスのセリフが、オチにつながる流れになりそうで…(笑)
ニイ : (コロコロ)5−2−(笑)
クレース : オチたーーー!!
GM : あーの野伏のボーナスダイスいつも1〜♪
GM : 一瞬組曲に流れているBGMがエアーマン風に変化したが……(笑)
ニイ : 最強の短剣でした。さすが1でもいいものが出るねorz

 ニイのボーナスダイス判定は何を振ってもネタになるのはもはや常識?
 次の部屋で魅惑の宝のトラップを解除した時には、ボーナスダイスの結果が1でなかったにもかかわらず、


GM : BGMが先んじてエアーマン風に……(笑)
カイマ : 1じゃねえ、1じゃねえよ! いいものだ! いいものだぞ! やったなっ!
クレース : な、なぐさめすぎ…(笑)
GM : カイマ必死すぎ(笑)
ニイ : 逆にへこみそうな勢いでフォローされた(笑)

 こんな体たらくでした。


アリス : そう言うときは、無言でこう(ニイをなでなで)
ニイ : アリス様になでられるがままなの(涙)
GM : 余計に傷ついてるというか……もはや哀願動物レベル(笑)
アリス : 哀願違う(笑)
GM : 愛玩だ(笑)
ニイ : 哀願でも悲惨な(爆)
カイマ : おれにはとてもできない。
クレース : このままではニイがニムになってしまう!(笑)
GM : ダメっ子になれば人気が出ますよ?(笑)
ゼファー : ドジっこ忍者?(笑)



◆Scene03◆ 禁付与付与

 その後出現した3匹のアイスドラゴンを軽くいなして、彼らはボス部屋の前に到達しました。


GM : 瘴気がいっぱいっつーか禍々しいっつーか、とにかくヤバそうな扉です。表面にびっしりと、複雑な古代文字が書かれたお札が貼り付けてある。
ニイ : 御札。何かが封印されている……?
クレース : 明らかにヤバイものを封印した扉じゃねーか!!by銀魂
ゼファー : 何だコレ……? 誰か読めるか?
アリス : んー、こういうときは東方出の人がいればいいんですが……
クレース : 二人もいるが。
カイマ : 読めりゃいいけど……
GM : 「悪霊退散」「悪霊退散」「怨霊物怪困時」「道満晴明道満晴明」
GM : 「即座召喚陰陽師」「行進」

カイマ : ぷよぷよするな…
GM : 「禁付与付与」
シオン : 「ふよふよできないら!?」


カイマ : 「……えーと、封印……だよな」
ニイ : 「……(こくり)やばいものがいるっぽいことは、わかった」
カイマ : 「しかしなんだ…、この嫌な予感は」
ゼファー : 「けど、ここを通らなきゃ先に進めねえんだろ……?」
アリス : 「どちらにせよ、前に進むしかないわけですからね」
ニイ : 「うん。やっぱり開けるしかないのよね」

 ここでボス戦前の準備の確認が入ります。


ニイ : すでに装備は手裏剣に変わっている。
ゼファー : じゃあ、エクスカリバーをシャキーンと(笑)
クレース : 退魔の虹水晶、アリスに装備して欲しいんだが。吸精のダイスを減らす効果がある。白兵だけが心配なんだ、貫通ダメージだから。
ゼファー : じゃあ、アリスが虹水晶装備したら、準備完了だな。
アリス : まあ、こっちにやれることは斬る切る伐る、ですし。

 後にこの判断が大きくものを言うことになろうとは。


GM : ぎい……開けた途端、すさまじいまでの腐臭が漂ってくる。
GM : おびただしい数の死体……もはや原形もとどめていない、無数の腐乱死体がそこかしこに、転がっている。
ゼファー : うぇ……、こりゃきついな……
カイマ : これは…
ニイ : 表情ひとつ変えずに部屋の内部を注視する。
GM : よく見ると……中には明らかに、ボロボロになった忍装束をまとった人間が結構な数いる。もちろん死んでるが。
ニイ : 「これは、ジュレイ。の…」
クレース : 「どうしてこんなところまで…?」
ニイ : 「わからない。けど、この前にあった忍軍襲撃事件。あれが妙に引っかかる……」

 『奴らは皆、取り込まれた。次は、俺たち。そして……お前らだ』


ニイ : 「…………」
???@GM : “……ワレハ……マサカド……”
ゼファー : 「ん? なんか言ったか?」
カイマ : 「俺じゃない、奥だっ」
カイマ : 「誰だっ!」
マサカド@GM : “……ワレハ、マサカド……新たなる……帝(ミカド)なり……”
GM : 不気味な鎧武者と、それに付き従う、血走った眼の屈強の戦士が6人。
カイマ : 「侍…?」
アリス : 「生者の世界に留まりたる、無様な死者……」
ニイ : 「……彼等が、やったのね」
マサカド@GM : “……我が飢え、我が恨み未だ尽くる事ナシ……新たなる贄を……我に捧げよ……!”
ゼファー : 「恨みだなんだと、暗い奴だな……。いつまでも過去に囚われてんじゃねえよ!」
GM : すさまじい焦燥感と、泥にのしかかられたような重圧が、キミたちを襲う!
ニイ : 「……くぅっ」
カイマ : 「ぐっ…(膝をつく)」
ニイ : 「このプレッシャー、は……でも。負けない」(ぐっとこらえる)
ゼファー : 「こんな陰気臭いところにいるから、そんなになるんだ。きっちり明るいところへ出てきやがれ!」(重圧を弾き飛ばすように)
カイマ : 「やる…しかねぇっ(立ち上がって)」
アリス : (重圧をものともせず、斧を担ぎ上げ)「その妄執、叩き斬る!」

カイマ : アリス様が頼もしすぎる。





◆Scene04◆ 第1ターン マサカドこける
GM : 敵はマサカド、ベルセルク×6! 当然ながら、マサカドたちは全員白兵の構え。

マサカド BL15 BP15 MR100 HP150
【不死の力】アンデッド。白兵戦で与えた実ダメージ分、HPを回復する。
【凶暴化】バーサークする。白兵戦の間に限り、MRを2倍で計算する。
【吸精4】ドレイン能力。白兵戦の間に限り、4D6だけ戦闘判定の達成値を奪い、自分のMRに加える事ができる。またこの白兵戦でのダメージは貫通ダメージとして扱う。
【親衛隊】常にベルセルクを(パーティの人数)体連れている。

ベルセルク ZL13 MR39 【凶暴化】【再生】



カイマ : 鎧武者って、仮面とかしてる?
GM : 確かに、仮面はつけているが……

 ここでカイマが確認しているのは、この鎧武者マサカドの正体についてプレイヤーはある情報を事前に聞かされているためです。そう。それはカイマが探し求めている――――


クレース : 「忍たちがいる理由については後で考えるか…今は、こいつらと同じにならないよう、やるだけやるしかない」
クレース : ナギは当然、《光の鎧》で(笑)
ナギ@GM : 了解。ではターン開始で《光の鎧》をかける(笑)
アリス : 一ターン目の魔法でどれだけ削れるか……結構これ重要。
クレース : ニイの狙撃で一つつぶれるとして……39は無理そうか…
ニイ : 【再生】持ちは難しいね。
カイマ : よし、《爆裂究極》いってくる、TP4消費。(コロコロ)49、2匹は潰した。ずっがぁん!
GM : ベルセルク6体のうち、2体が焼き尽くされた。
カイマ : 「後、頼むぞ!」
クレース : これで…ゼファーは《聖なる刃》、ニイは《超高揚》、ということになるのか?
クレース : 今だとMR約260が、2倍になる計算なんだよな…

アリス : 有り得ない数値……
カイマ : 凶悪すぎる……


マサカド@GM : “……新たなる贄……食らう……喰らう……!”
アリス : ベルセルクが全部吹っ飛んでようやくまともに勝負できるか、と言うところ……?
ゼファー : んー、クレースがテリトリーで《弱体化》を使いまくるとか……(笑)
カイマ : それが良さそうだな。MP足りれば。
アリス : ソーマはまだ残ってますよー。
クレース : よし、やろう。テリトリーで《弱体化》。アリスの回復に頼る。マサカドにだけTPを入れよう。ファミリア:フェアリーの3点だけ。
クレース : (コロコロ)マサカド、25。ベルセルクが、それぞれ13・18・15・17弱体化。
GM : マサカドのMRが25減って75になった。あと26・21・24・22かな?
ニイ : 劇的に減ったには減ったけど…厳しいのには変わりないね。
アリス : 実質336か……

ゼファー : 味方に掛ける魔法ー。ナギに《聖なる刃》だな。
ニイ : 《超高揚》! 全員の戦闘判定ダイスを1個追加。
アリス : ソーマをクレースに使用! (コロコロ)14回復。見事に平均値(苦笑)
クレース : 助かった。


アリス : それでも敵のMR合計336は抜けらんない気が。
クレース : ニイ、ゼファー、アリス、ナギで…全員強打。なら…
ニイ : 1ターン目は耐えてダメージを抑える。そうすれば次にはきっと…
クレース : …ニイの言うとおりに、次にザコを消すほうがいいな。
GM : ふと思ったが、《眠りの雲》のが【凶暴化】を無効にできるだけでも違った気がする(笑)
クレース : …眠りで【凶暴化】無効できるのか!
GM : 【眠り】……眠っている。1ターンの間、魔法や特殊能力が使えない。また、眠っているキャラクター1体につき、相手方のMRあるいは戦闘判定ダイスに1個のボーナスが追加される(任意に割り振ること)。
カイマ : 眠りって手がぁぁl!
ニイ : ねぼけたら凶暴になれないらしい。
カイマ : 過ぎたことはしょうがあるまいっ

 そんなこんなで敵の膨大なMRを目指し最初からTPをフルに突っ込んだ白兵戦です。


アリス : TP4点使用、勿論バーサーク!
ゼファー : 白兵行くぜ! TP4点と《不意打ち》使う
ニイ : TP4点投入。もちろん《不意打ち》。「……後ろよ」
ナギ@GM : ナギもこのターンは全力で当たりましょう。

ゼファー : (コロコロ)っしゃ! 106だ!!
カイマ : ゼファーが爆発したぞおい。「あの侍と互角に斬り合ってやがる…っ」
アリス : (コロコロ)115。ゼファーすごい……私とそんなに変わらない(笑)
ニイ : (コロコロ)67で止まっちゃった。霞切りしてればー。
アリス : でもこれで288。いける……!



 そして最後にナギが……!


ナギ@GM : (コロコロ)
カイマ : ナギが!
カイマ : 887ダメージを(爆)
アリス : 最後バグってるバグってる(笑)
ナギ@GM : 「あ、887……じゃなくて87であります」(笑)

 ダイスチャットの入力ミスなのでした(笑)


アリス : これで、375……!

 目標、敵のMR336は超えました。しかし。


ニイ : でも。向こうにもBPがある。吸精もある。しかも投入BP分も倍になる。これは……敵のダイス目次第。
カイマ : 波よされー
マサカド@GM : “……無駄だ。我にはいかなる気の流れをも読む侍の極義がある!”

 そしてマサカドのダイスが振られます。


クレース : BP分、しょぼ(笑)
ニイ : BPがこっちに味方してる(笑)
カイマ : いけるかっ!?
ニイ : 吸精は私とアリス様でダイス2個分防げる。
GM : 吸精含めて364。そちらを8吸うから……そちらは367。うげ、敵が3点負けてる……(笑)
ニイ : アリス様に虹水晶を装備してもらったクレースさんの判断が生きた……!
カイマ : あの侍……最後、コケたぞ。
マサカド@GM : “……馬鹿な。我にはいかなる敵の動きも、気の流れを読むことによって防ぐ能力が……”
マサカド@GM : “……よ、読めぬ! どういう事だ! この、この肉体……! 空気読めないにも限度があるぞ……!!!!
クレース : ひどいwwwwww
ゼファー : ってことは、ベルセルクは全滅か!?
GM : 君たちの渾身の一撃で、狂戦士たちが叩き潰される!
ニイ : 「……もう、貴方だけよ」
アリス : 「どのような能力があろうと……ここは生者の世界、死者に理はない!」

カイマ : 「……あの転び方、どっかで…」
ニイ : 「……? まだ油断していては駄目よカイマ」





◆Scene05◆ 第2ターン マサカド言い訳する
GM : ベルセルクが全滅したところで2ターン目に突入。
マサカド@GM : “……なんだ! この肉体は! 空気とか気配とか読めない! ありえんマジありえん!
カイマ : 「……オイ、てめぇ! それって…自分の身体じゃねぇのか!?」
マサカド@GM : “……ディドロの奴、この肉体は、某世界では屈指の実力を持つ侍だと言っていたのに……まさか、我をハメるためにたばかりおったか……!?”
クレース : 「力不足を身体のせいにするのは勝手だが……」
ニイ : 「これはもしかして……チャンス?」
マサカド@GM : “うぬれぇぇぇぇ! 我が恨み未だ尽くる事なし! ただでは、ただでは死なんぞ! うぬらの魂を出来うる限り道連れにしてくれる!”
クレース : 「そこでなんで道連れになるんだ」
ニイ : ……ただでは死なんとか道連れとか、もう負けを悟ってる台詞を(笑)

カイマ : 「……あの、コケ方…」



 コケ方で師匠を見分ける男、カイマ(何)


カイマ : 「……ニイ、ゼファー、アリス様。頼みがある」
アリス : 「……はい?」
ニイ : 「何?」
カイマ : 「アイツの仮面。どうにかして引っぺがせないか?」
カイマ : 「……俺の、気のせいかもしれないんだが」
アリス : 「仮面ごと斬り飛ばすなら楽ですが」
クレース : 「それは違うと思う」
ニイ : 「《戦姫の槍》で顔面をぶち抜けば……」
クレース : 「貫通しそうだが

アリス : 「CriticalHitの和訳は『首をはねられた!』なんですが」(何)
GM : くびをはねられた! でおじゃる(笑)
カイマ : 「…できれば首は飛ばさない方向で」
ゼファー : 「今日だけは《仮面が撥ねられた》でいこうぜ」


カイマ : 「頼む…っ」
ニイ : 「命の懸かった戦いに手を抜くことはできない。けど……努力は、する」
アリス : 「まあ、殺さずに出来れば……なんとかなるでしょうが」
ゼファー : 「思いっきり顔面殴ったら、外れんじゃねえの?」
カイマ : 「……ありがとう」
アリス : 「……ただ。手を抜いて勝てる相手ではないですけれどね」
ゼファー : 「なーに、なんとかなるって。」
アリス : 「ゼファーほど楽観は出来ませんね……あと、次の一手で勝てなければジリ貧ですよ」
ニイ : ……私、闇討つ?
アリス : ニイが抜けて凌げるかどうか……
クレース : こっちが《魔力付与》でカイマが《弱体化》すれば何とかいけると思う。
ナギ@GM : ナギも《戦姫の槍》使う?
クレース : あ、ナギも撃てた。心強いな(笑)

 戦闘、再開です。


カイマ : 「意識をもて、言霊をもて、汝を縛る楔となるべし――《弱体化》!」
カイマ : (コロコロ)達成値32。あとは頼んだ。
クレース : これで白兵時は64も減るんだな。
ナギ@GM : ナギは《戦姫の槍》。今回はTP使いません。
ナギ@GM : 「何者か知らぬでありますが、その肉体からさっさと退散するであります! みんなのヒーロー陰陽師ッ!」(笑)
ナギ@GM : (コロコロ)「ふっふっふ。達成値26という、非常に素晴らしい数値が出たであります!」
マサカド@GM : “うっわ、むっちゃ、ちょこざいなァ!?”
ナギ@GM : 「抵抗したければするがいいであります! BP1点でも使わせれば御の字ッ!」
ニイ : 使わざるを得ないね(笑)
GM : マサカドは考えた末、BP1点を使用して抵抗。ダメージは26点。
クレース : さて。ニイが隠れる前に、テリトリーで《魔力付与》を使う。
クレース : アリス、ゼファー、ナギ、ニイだろうな。4人にかけて…16消費。まだいける(笑)
ニイ : そこで私の隠れるターン。
ニイ : や・み・に・かーくれて、生きる……(しゅばっ)
カイマ : 妖怪人間!?
マサカド@GM : “……業界人間ベムの歌か……”
ニイ : ギョーカイ!?

ニイ : 闇に隠れて夜食にチョココロネ食べてる……(何)



 《闇討ち》で1ターン隠れてチョココロネ食べてるニイ(というか中の人)は置いといて、このターンの白兵戦はアリス、ゼファー、ナギの3人で切り抜けなければなりません。


アリス : バーサークのみで……行きます……!
ゼファー : 自分に《聖なる刃》使う。TPなしでそのまま白兵ー。
ナギ@GM : ナギも普通に。6D6+12の……強打もあったっけ(笑)
GM : 今のマサカドのMRは68かぁ……

ナギ@GM : (コロコロ)むー微妙。46ー。
アリス : (コロコロ)うわ、ダイス目悪い……76
ゼファー : (コロコロ)30……、もうトゥルーワードくれ……(笑)


クレース : ゼファー……げんきだせ。
アリス : 合計で152……むう。
GM : マサカドはBP4点を使用。(コロコロ)80しかないな。合計でマサカドは160。
GM : (コロコロ)吸精で6吸って166と相成りました。こちらの20アップ。《光の鎧》はあったっけ?(笑)
ゼファー : あるぜー
カイマ : 貫通ダメージはない。
GM : 白兵参加者が、4人か。5ダメージずつしか行かない、しかも物理(笑)
ゼファー : ん? 3人だから、7、7、6じゃ?
GM : ああ、クレースまで入れてた(笑)
クレース : そうか味方にかける魔法だけだから白兵出れたんだ。たまに忘れる(笑)
GM : ダメージ通らないよねーそれじゃあー(笑)
ゼファー : アリスの分は俺がカバーリングすれば、ノーダメージ(笑)



◆Scene06◆ 第3ターン マサカド卑怯な手を使う
GM : 3ターン目。マサカドの受けたダメージは現在29点。
クレース : フルで残ってしまったか…
ゼファー : よし、ギアあげるぞー(苦笑)
カイマ : 俺、《爆裂究極》っ
カイマ : 「やるしか、ねぇのかっ!」 TP4点ぶちこんでいく。後はないぞ!
カイマ : (コロコロ)まわらねぇぇ!(大汗) 36発。抵抗するか?
GM : ……しない。72ダメージが行く。
ナギ@GM : んで、ナギの《戦姫の槍》。(コロコロ)「よしっ、29!
マサカド@GM : “……ええい、なんつーうっとおしい魔法攻撃しやがるかなこのアマはぁぁぁぁ!”
ニイ : その力加減が素晴らしい(笑)
GM : マサカドは涙を飲んで抵抗せず。ダメージはすでに130いってるので、もう残りHPは1だ(笑)
ゼファー : むむ、白兵でダメージ受けない気だ(笑)
アリス : やめて、マサカドのHPはもう1よ!(何)
GM : まあ、これ以上は魔法じゃ削れないから(笑)
クレース : なら、こっちは《弱体化》を。TP3しか入れられないが。(コロコロ)よし、31減少。
GM : うぬぬぬ……MR69に下がった。
カイマ : そしてニイが現れるっ
マサカド@GM : “ははは、はは。我を殺すか。殺しすぎるか。ならばこの肉体も共に滅びるのみよ”
カイマ : 「……っ」
カイマ : ころしすぎるって…
ニイ : 18D+9って言いながらすばーんと現われると、明らかに止め刺しに行ってない?
クレース : 「《復活》とか寺院と言う手もあるがな(ぼそ)」
GM : 肉体が破壊されると戻れないかもよ?(笑)
ゼファー : なんか攻撃しにくくなったー(笑)
GM : まあ、どうなるかは今回の白兵次第! マサカドは残ったBPを振り絞って攻撃。
カイマ : …今悩んでもしょうがない、ここで手加減してやられたら元も子もない。
ニイ : 記録に挑戦したい欲求とオーバーキルを防ぐ欲求がせめぎあってます(笑)
ナギ@GM : 「手加減するでありますー?」
ゼファー : 「ああ、作戦名『いのちをだいじに』だ」(笑)
ゼファー : さっきのでちょっとだけ負けてるからなあ……、TPなしでもいけるんじゃねえ?
ニイ : 私が加わるだけでも達成値は増えるものね。全部入れてミストスラッシュしたら確かにすごいことになるけど……
GM : 今までの経験則からして、ニイは100も行かない可能性が高い(笑)
クレース : それはニイのミストスラッシュについての考察…?(笑)
GM : うん(笑)
ニイ : orz それを言わないでーーー
ニイ : ミスト最弱伝説を思い出したorz
カイマ : くそ、アコギな敵め。
GM : マサカド(にぃぃぃぃ)

ニイ : 呼んだ?>にぃぃぃ
GM : 顔が歪んでるんだよ(笑)
アリス : 我々は、ニッ! の騎士だ(何)
GM : そっちかい(笑)


ゼファー : 「あれは、やらしいこと考えてる顔だなー」
カイマ : 「やらしいのかよ…」
GM : とまれ、白兵開始。
ニイ : TPなしにする。ミストスラッシュは入れる。
ナギ@GM : ナギもTP入れずに参加。(コロコロ)ごめん……71も逝ったorz
クレース : いきなり計算が(笑)
GM : 振りなおすべきであります?(笑)
クレース : あ、そういうのもありか。
GM : この達成値、普段からすると捨てるのは勿体無いけど(笑)
ニイ : (コロコロ)(コロコロ)(コロコロ)
ゼファー : って、ニイが大変なことになってる(笑)
アリス : ニイが……壁を越えて……
ニイ : えーと。TP入れなかったんだけど……
ニイ : 115(爆)
GM : お。100越えおめでとー(笑)
ニイ : だけど微妙なタイミング(苦笑)
ゼファー : (コロコロ)こっちは43だ。
GM : マサカドは最後の意地を見せ……101。これに吸精2が加わる。(コロコロ)202から6吸って208と出た。
クレース : 229から6吸われて、223。一応、白兵はこっちがオーバーはしている、が…
クレース : アリス、止めたほうがいいかもしれない…
アリス : やめておきましょうか(笑)
GM : しかし、白兵参加者が途中でやめるっつーのはできたのかなぁ(笑)
アリス : どうでしょうね?
ニイ : アリス様が攻撃を止められるか止められないか?
GM : ではアリス様にチャンスをあげましょう。
GM : 白兵を振っていただいて。
GM : オーバーキルになりそうだ、と思う分の達成値だけ、自分のHPを減らす。
GM : この選択は他の方にはできません。スリルがないからね(笑)
ゼファー : ん? それならカバーリングできるな(笑)
GM : カバーも不可だ(笑)
GM : 自分の身体を張って自分の攻撃を押し留めるような行為に、ゼファーが割り込む余地はない(笑)
ゼファー : がーん(笑)
アリス : ふむ……素でも10D6+15ありますが(笑) ま、しょうがないですね。
カイマ : いろんな意味で腹が据わってきたぞ……
クレース : 50、または80〜100ぐらいでオーバーキルな気がするな。
アリス : (コロコロ)75……(笑)
アリス : さて、どうしますか。
GM : 何点、自分の身体で受け止めるか宣言をば(笑)
アリス : 52点。←HP53点。
クレース : 言い切った。
GM : 防具も計算に入れていいですよ(笑)
アリス : なら、58までOKですね。
クレース : これ、絵的にかっこいい。
カイマ : 雄雄しいな…
アリス : 振った斧の威力を自分の腕で押し止める……そのまま腕で刃を止めるか、無理矢理慣性を力で止めるか……絵的に好きな方でどうぞ(笑)
GM : という事は、オーバーキル値は17+15で、32か。これにマサカドの残りHP1が加わり、最終的には31。
クレース : これぐらいなら、多分セーフだ。
カイマ : ……ジンの生前のHPは44。
クレース : そういうこと? そういう!?
アリス : 「消えなさい、亡霊。ここはあなたたちの世界ではない……これまでもこれからも!」
マサカド@GM : “う……お……の……れぇぇぇ・・え…え……えええええ……えっ!? こ、こやつの肉体すら……滅ぼせずに……消えるだとぉぉぉぉ!?”
カイマ : 「……いい加減に、なんとかしろ!『師匠』!

ニイ : 「カイマの、師匠……?」


GM : マサカドは、地獄の死霊もかくやという怨嗟の絶叫を上げ……消えた。



◆Scene07◆ ジンらしきもの
アリス : 「……敵方を助けるためにこれですか。ふう……二度はしませんよ、こんなの」
ゼファー : 「いくら回復呪文があるからって、危なすぎだろう。俺でもあんなムチャしねえぞ?」
クレース : アリスに《快癒》。
カイマ : 「スマン…」
クレース : 「カイマ…?」
GM : 仮面が砕け散り、後に残されたのは……ボロボロに傷ついてはいるが、かすかに息のある、空気が読めなさそうな少年(爆)
ニイ : 「?? カイマ、今……師匠と、言った?」
カイマ : 「……俺の捜していた男だ」 そして蹴るが。
GM : ちなみに、蹴っても目覚めません(笑)
ニイ : 「……待って」 ……え? 少年!?
カイマ : 少年?(爆)
GM : ん? 青年だっけ?(笑)
カイマ : 俺の知ってるヤツは27歳だし。アレが少年時代だと、俺5歳。
GM : なるほど……「少年」だ(笑)
GM : ……目の前にいる、ジンは「少年」だ。具体的に言うとセカンドの、竜のキャンペーン終了直後くらいの年齢(笑)
カイマ : は?(汗)
ニイ : えー、じゃあ気づかないよう(笑)
ナギ@GM : 「お知り合い?」
ニイ : 「(あの男、『黒竜』ジンの面影がある……けど、年齢が違う)」
ニイ : 「(カイマの師匠? ジンの血縁なの?)」
カイマ : 「……いったい何がどうしたんだ(大汗)」
ナギ@GM : 「ともあれ……せっかくアリス様が身体を張って助けたのでありますし。まずは手当てのために城塞に連れ帰るべきでありましょうな」
クレース : 「この部屋に長居はしたくないしな」

 時間が押しているので、宝物判定も後回しにして帰還です。


GM : すると……
GM : 使者が君たちに来ている。何でも「錬金術師の館」の主、ティアが君たちを呼んでいるそうだ。
ゼファー : 「ディドロ滅殺弾とか出来たのかもしんねえな。早いとこ行ってみようぜ」

 と、いったところで。続きます。









 そして今回のオチは後で振られた宝物判定ダイスの一場面。


ニイ : (コロコロ)マサカドの宝物ダイスあぶなっ!!(爆)
ニイ : 5Dであやうくファンブるとこだった。1、4、1、1、1て(苦笑)
クレース : あああーーーあぶなーーー!!
ニイ : 20でぴったり村正(笑)セーフ。
ゼファー : だんだんとドジッ娘忍者が板についてきた気がする(笑)
ニイ : もともと影のあるキャラクターは打ち解けると弱くなるものだったりするのです(遠い目)

 やっぱり最後はニイの宝物判定がらみなのでした。






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