2008年01月05日
2008年01月11日

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適当RPG【3rd edition】リプレイ




【第4部】 迷宮組曲


第4話 VSフラック&フレイク

  カイマ 絶妙な沈黙





GM : なんだか、もう1ヶ月は迷宮に潜ってない気がします(笑)
ゼファー : 言われてみれば……(笑)
ニイ : こないだは森だったし、その前は特別編。
カイマ : ブリス大丈夫か?
ティア@GM : 「女王陛下はうわごとで『電脳世界で百人のスミスと初音ミクが戦う……』とかほざいてました。危険な状態ですね」(何)
クレース : 大丈夫過ぎる。
ゼファー : 意外に余裕があるのか、もう末期なのか判断に困るな(笑)
カイマ : 「おなかすいたうた」を歌い始めたら危険だな(笑)
ニイ : 「それなら安心ね」 バーゲンバトルにも来てたし(笑)
GM : バーゲンバトルが終わった途端また寝込んだ(笑)
ニイ : あれが最後の輝きでした……
カイマ : い、急ごう!?


今回の参加メンバー


ゼファー
聖騎士/レベル8
HP53 MP37 TP9

アリス
狂戦士/レベル7
HP53 MP0 TP8

ナギ
妖騎士/レベル8
HP47 MP33 TP9


クレース
空間術師/レベル5
HP44 MP51 TP6

ニイ
忍者/レベル8
HP43 MP32 TP9

カイマ
魔導師/レベル8
HP32 MP46 TP9






ポンペイ
カイマの使い魔
   



◆Scene01◆ ブリーブに奇襲させてみる
クレース : あ、やっと使役の純魔石購入。カイマ、今回の使い魔は?
カイマ : 俺、今日はエアージャイアント。

使役の純魔石 セッション中、他者の使い魔の恩恵を得られる。12000G也。

 使い魔を持てない空間術師が強くなるための手段のひとつです。



ナギ@GM : 「では早速、迷宮組曲の10層目でありますなー」



GM : 相変わらず、不自然なまでにきらびやかな壁面が続く。
ゼファー : (コロコロ)右に行って2。イベントは3でモンスターだ。
GM : さっそく玄室か。ブリーブが5体。【奇襲】(笑)

ブリーブ ZL11 MR25 【魔法障壁】【奇襲】【仲間を呼ぶ】


カイマ : どうするスティング。
ニイ : 1回目の【奇襲】は防げるけど。
ゼファー : コイツは白兵だけだから、いらないんじゃねえ? 《囮の達人》で数を減らせば十分持つだろう。
ニイ : うん。同感。
クレース : 仲間を呼ばれたらシャレにならないが…【奇襲】の間こっちを強化するか?

 この時、すっかり忘れていたのです。
 ブリーブが【奇襲】ターンにも仲間を呼ぶということを。


GM : ブリーブらは奇襲ターンに全員【仲間を呼ぶ】を使用
ニイ : あ。
アリス : うわー
GM : 10体に増えますが……(笑)
ニイ : 《囮の達人》で【奇襲】を減らす作戦で。(コロコロ)25でした。
GM : 2体、引きつけられた。
ニイ : 「残念ね。それは私の幻影にすぎない…」
カイマ : ニイの動きが日に日に鋭さを増していく。
GM : 残った3体は【仲間を呼ぶ】けど?
カイマ : ゼファー、ゼファー、働け(笑)
ゼファー : TP使わないと1体すらままならんのに……。TP1点使って《囮の達人》する。
ゼファー : (コロコロ)あぶねっ。13で一体防いだ。
GM : むむ。では都合3体が囮に気を取られ……2体が仲間を呼ぶ。都合4体が白兵してくる。防いでおくれ(笑)
ナギ@GM : 「100程度なら、普通の白兵でどうにかなるでありますが……」 あ、ニイもゼファーも白兵できないのかこのターン。ちょっときつい?(笑)
アリス : 白兵参加者は何人?
ゼファー : カイマも入れれば4人?
カイマ : 俺も?
ゼファー : お前今回攻撃魔法使えねえじゃん(笑)
クレース : 味方にかける魔法で、テリトリー宣言。アリス、ナギ、ゼファー、ニイに《魔力付与》。自分とカイマは頭数程度として考えるのでかけない方向で。
カイマ : 悔しいので自分に《魔力付与》。
GM : ま、ともかく【奇襲】ターンの白兵。敵はブリーブ×4。MR合計100!

ナギ@GM : (コロコロ)「とりあえず38でありますー」
アリス : (コロコロ)61しかない(何)
カイマ : (コロコロ)杖で突いて25発。
クレース : (コロコロ)、一桁。


GM : 100は余裕で越えてるからノーダメージだね。
クレース : 行動が増殖だけって、すごいよな…(笑)
カイマ : 増えるのか問題なんだよな。たぶん次も全員増えるだろ。
ゼファー : がっつり稼げるとポジティブに考えろ(笑)



◆Scene02◆ ブリーブ無限増殖

 5体いたブリーブは……、7体に増えていました(笑)


GM : 次のターン。ブリーブらは当然ながら、7体とも【仲間を呼ぶ】を使用予定。
ニイ : ここからが本番。
カイマ : 増える前に焼くぞ。《爆裂究極》撃つ予定。
ゼファー : こいつ【魔法障壁】もってやがる(笑)
カイマ : なにー!? 変更、《大地震》だ《大地震》。

 【魔法障壁】は全ての魔法ダメージの威力を半減してしまいますが、《大地震》は物理ダメージを与える呪文のため、影響を受けないのです。


GM : ブリーブは、表面がヌルヌルしていてそれが魔法力を半減させているらしいです。
ニイ : 魔法をはじくヌメリって…
クレース : どこまでイヤな生き物なんだ(笑)
カイマ : 《大地震》。(コロコロ)出目が悪いな、29発。
GM : 1体吹っ飛んだ。残り6体。
ナギ@GM : 「小官もダメもとで《大地震》するでありますかー?」
クレース : ナギ、助かる。なるほど、ドラグニルって便利なんだな。
ナギ@GM : (コロコロ)う……17しかないんでは撃墜できない(汗)
GM : 残ったブリーブは6体。
カイマ : テリトリーの出番かね。
クレース : 1グループ相手では、普通の魔法使いと変わらんのだ。
ゼファー : 《混乱》使うとか……
GM : 《混乱》ではMR下げられても、【仲間を呼ぶ】は防げないよ。
ゼファー : 眠りなら増えないな。
クレース : ……傷ついてないのに、眠りをかけてみる。(コロコロ)使役の純魔石の力でカイマのファミリア「エアージャイアント」を使って2を6に。最終的に25。2体寝たな。
カイマ : ポンペイがイリスに張り付いて援護してる(笑)
ニイ : このまま白兵だと仲間を呼ばれて10体分。MR250。私が1つ落とせば8体に減るから……私1人で白兵で50出したと思えば、攻撃魔法の方がいい。
ニイ : 《疾風の刃》にします。(コロコロ)そして16でした。
GM : 8ダメージ。1体だけ潰した。つまり……残る3体が【仲間を呼ぶ】。ブリーブ×8。うち2体は寝てる。
ゼファー : さて、こっちも頑張るか。ナギに《聖なる刃》。んで、自分は《不意打ち》使う。
ナギ@GM : 「感謝でありますよ、ゼファー殿!」
GM : 2個のダイスボーナスはやっぱりアリス様?
クレース : そう(笑) それと、白兵全員に1ターン目にかけた《魔力付与》が。
アリス : 総計で向こうのMRは……200ですか。
GM : 3人で200というのが無茶な数値だよ(笑)
カイマ : 出し惜しみ出来なくなってきたな。

 この状態で白兵戦に移行です。


ナギ@GM : (コロコロ)うーん、ちょっと低い。41
アリス : とりあえずバーサーク、TPも2点入れます。(コロコロ)うわー、ダイス目悪い。88しかでない。
ゼファー : んー、《フェイク》使う。TPも2点入れる。(コロコロ)うあー、62までしか行かなかった。
ニイ : 9点足りない。
GM : 191対200。敵の9アップ。3点ずつのダメージはカチンと防げる。
ニイ : そこに《死毒の刃》。(コロコロ)15で1体落とした。
ゼファー : ん、俺もだめもとで《死毒の刃》使う。2以上が出れば倒せる、高いハードルだ(笑)
ゼファー : (コロコロ)11(笑)
ニイ : ぴったり。無駄のない一撃(笑)
カイマ : 暗殺騎士ゼファー(笑)



◆Scene03◆ 対ブリーブ戦法 完成

 ブリーブの残りは6体。まったく減る様子を見せません。


クレース : テリトリーを使用。ニイとゼファーに《加速》。それぞれ《大地震》と《眠り》を頼んだ。
ニイ : 加速して、忍者が超忍者になった。
クレース : 一戦目でMPがもう9点に(笑)
ゼファー : 勝った。俺なんか残り4点だぜ(何)
カイマ : 背に腹は代えられない。TP2点入れて眠らせる。
GM : リソースごりごり削ってるね(笑)
カイマ : (コロコロ)96。全部寝ただろ。
クレース : カイマ…なんだそれは…(笑)
GM : 確かに全部寝たが……(笑)
ニイ : いくらなんでも寝すぎ。
カイマ : ……《大地震》のがよかったかもわかんね(笑)
GM : 空気嫁(爆)
カイマ : 俺に言うな! サイコロに言えー!(涙)
クレース : ……あれ、眠りって、強打する?
カイマ : ……あ、すまん、判定を間違えた。(コロコロ)34。うん、普通。

 結局寝たのは3体でした。ぬかよろこびだった!


ナギ@GM : 《大地震》。TP2点ほど。(コロコロ)36点なので1体だけ沈没。
ニイ : TP2点入れた《大地震》を。(コロコロ)19でダメージ負っていた1体落としたはず。
ニイ : とりあえず。これでMPが0になった私は《死毒の刃》とか、もう使えないから(笑)
ゼファー : あれ? 俺加速掛かったけどやることない?(笑)
GM : 残る1体は【仲間を呼ぶ】が……
ゼファー : もう1体いるのか。なら《眠りの雲》使う。(コロコロ)16で最後の一体も眠らせたっと。
GM : では、このターン仲間は呼ばれない。4体の寝たブリーブがいるだけ。
ニイ : さすがにこれで決められるでしょ。
カイマ : いくぞ さいごの たたかいだ!(ブリーブとの)

 白兵です。



ナギ@GM : (コロコロ)32であります。
ニイ : (コロコロ)私は43で。
ゼファー : (コロコロ)46だ。


アリス : バーサークしましょう。
ニイ : 敵は4体。MR100だから問題ない。アリス様が力をためている間に倒しておきました(笑)

 ちなみにこんな時に限ってアリス様のダイス目も……


アリス : (コロコロ)105……
ニイ : 1人で倒してる……
アリス : こんなところでっ(笑)

GM : ブリーブ10体……エライ長引いたな(笑)
ナギ@GM : 「オレたちの戦いはこれからだ! であります。マヂで」(笑)





◆Scene04◆ 恐れず怯まず退かず

 厳しくなるのは本当にこれからだったのかもしれません。
 ニイの振ったダイスがモンスター&モンスターを呼び出したのです。


GM : アイスドラゴンが6体、ポイズンジャイアントが4体出た。

アイスドラゴン ZL12 MR36 【竜の力】【氷に強い】【氷の息】
ポイズンジャイアント ZL12 MR20 【巨体】【魔法障壁】【猛毒の息】【猛毒】



ゼファー : ポイズンジャイアントは灰にしてしまえ(笑)
GM : 問題はアイスドラゴンだね(笑)
ゼファー : こっちは数減らさない事にはどうしようもない……
ニイ : とにかく【氷の息】を減らすということで、眠らせれば良いと思う。数を減らすのは後でいいでしょう。増えないし(笑)
カイマ : 増えないな、安心だ(笑)
GM : ブリーブよりドラゴンの方が気が楽とは……(笑)

 カイマが《灰燼化》を飛ばします。TPを使って振り直しをしたものの、ポイズンジャイアントを一掃。【巨体】には《灰燼化》の攻略法は、ファーストの頃から生きています。
 さらにクレースが《眠りの雲》でアイスドラゴンを2体眠らせ、ナギが《静寂》で1体の特殊攻撃を封じます。そこにゼファーとニイの《狙撃》。1体を仕留めました。


GM : では、残った2体が【氷の息】! 抵抗の目標値は19。ダメージは氷属性魔法ダメージで2D6+12です。各自で振ってね。
クレース : きた!

 それぞれ抵抗とダメージのダイスを振って受けるダメージを算出していきます。



ナギ@GM : (コロコロ)ナギは2発目だけ抵抗。合計28ダメージを受けた。き、きっつー(汗)
ニイ : (コロコロ)1回目失敗。2回目抵抗。最終的には26点。
ゼファー : (コロコロ)2回とも抵抗失敗。《魔法の盾》分引いて30点っと。
アリス : (コロコロ)あひゃ、どっちも足りない。35点になる……痛いなあ。
クレース : (コロコロ)29ダメージ。
カイマ : (コロコロ)虹色のローブで防いで14ダメージ。



 HPの半分以上を削られるような大ダメージのはずですが。


クレース : これならまだ。
カイマ : くぅ、こないだに比べれば全然。

 特別編でのギリギリの戦いの経験はプレイヤーを強くしたようでした(笑)


GM : アイスドラゴンは5体。うち2体が寝てる。アリス様に眠り分のダイスボーナス2個ね。
ゼファー : 5体でもMR180か……。

ナギ@GM : (コロコロ)ナギは38
ニイ : (コロコロ)38
ゼファー : (コロコロ)よし頑張った。59
GM : 現在135
ニイ : アリス様が45出せば。出るね、きっと(笑)
アリス : 135ですか……では、バーサークなしで。
GM : なしでも余裕なんだ(笑)



 余裕でした。


GM : ぶちのめした。圧倒的ではないか、我が軍は!(笑)

 なんと、脅威のはずのモンスター&モンスター戦を、1ターンで倒してしまいました。
 ところでGM、それは負ける方の台詞です(笑)



ニイ : 2−2−…………で、身かわしのローブ(4000G)
GM : なんというニイ(笑)



 そして相変わらず、ボーナスダイスは1でした(遠い目)





◆Scene05◆ 手際良いブリーブ退治

 たっぷり体制を整え、傷を癒したら出発です。出発早々次の敵が出現。それは、なんと、またしても――――


GM : ごめん、また、ブリーブが5体。じゃないな。6体だ(笑)
カイマ : 増えるワカメには気をつけろ! うっかり指定のグラムで計ったらえらいことになるぞ!
ニイ : 奇襲じゃない?
GM : こいつら普通にしてても【奇襲】がある。よって【奇襲】(笑)

ブリーブ ZL11 MR25 【魔法障壁】【奇襲】【仲間を呼ぶ】


カイマ : すてぃんぐうううう!
ニイ : スティングを。
GM : 青く光って連中がひるんだので、奇襲ターンはなくなった。
ニイ : んー。ここの6体を思えば、最初の5体に使わなかったのは結果的には正解(笑)
カイマ : 大局を見ればそうだな。
ニイ : ものは言いよう(苦笑)
クレース : さっきの5体で学習したので…(笑)
ナギ@GM : 「全力で眠らせるべきでありますなー」(笑)
カイマ : よし、寝かせるぞ。寝かせるぞ。《眠りの雲》。(コロコロ)23
クレース : こちらも。(コロコロ)ファミリア:エアージャイアント使ってしまおう。最終的に24に。
エアージャイアント@GM : 「Hail 2 U !!」(君に幸あれ)
GM : これで4体寝た。残るは2体だが……
ニイ : では《狙撃》を。(コロコロ)23で。惜しい。
ナギ@GM : そこにナギが《大地震》。(コロコロ)おや、29ダメージと出た。2体沈没したであります(笑)
カイマ : おお。
ニイ : さすが。
GM : では、残ったのは寝てるブリーブが4体のみ。
ニイ : これであとはぬめぬめと寝るブリーブだけ。
クレース : 眠りボーナスは4個。
ゼファー : 目標100だな。
GM : では、普通に白兵ー(笑)

ナギ@GM : (コロコロ)気が抜けちゃった。23(笑)
ニイ : (コロコロ)気が抜けたように27
ゼファー : (コロコロ)強打があれば……、31(笑)
アリス : (コロコロ)46〜しかもボーナス忘れてた(笑)



GM : ぐしゃっ。



 で。


ニイ : 宝物判定、1人1体ずつね。

アリス : (コロコロ)スカ。
ナギ@GM : (コロコロ)同じくスカ(笑)
クレース : (コロコロ)同じく。
カイマ : (コロコロ)同じく(笑)


GM : 気が抜けすぎwww

ニイ : (コロコロ)ボーナス、4−3−……で、希望の胸あて(笑)



GM : 気抜けにもほどがあるwwwwwww
ニイ : なんでこう1に恵まれるのかな。



 恵まれるとは言いません(笑)
 さて、苦戦の道中だったため、今回はここで時間切れ。
 ボス戦は次回持ち越しとなりました。


シオン : 「セーブするら?」 →はい いいえ
ニイ : それもバイト?
GM : データ消されそう。うっかりコケてアダブタ引き抜いたとか……毎日のようにやってそう(笑)
クレース : メシストに頑張ってもらおう(笑)
メシスト : 「データが破損しています」
ニイ : むしろ本体がはそn
シオン : メシスト「てめぇ本体落としたな!」 シオン「落ちてしまったものは仕方ないら!」
クレース : ダメかもしれない。



◆Scene06◆ 道化師入場

 そして迎えた次回です。


ゼファー : ざんねんですが あなたのぼうけんのしょは うっかりけされてしまいました(笑)
クレース : 「…何故、また迷宮の入り口に戻されているのか聞いてもいいだろうか」

 なんてことは、ありませんでした。前回の続き、ボス戦からの開始です。
 敵は氷と炎を操る道化、フラック&フレイク!


カイマ : よし、ロード完了だぜ。

ゼファー   聖騎士   LV8 HP53/53 MP23/37 TP6/9
アリス    狂戦士   LV7 HP53/53 MP0/0 TP4/8
ナギ     妖騎士   LV8 HP47/47 MP27/33 TP7/9
クレース   空間術師 LV5 HP44/44 MP51/51 TP5/6
ニイ     忍者    LV8 HP43/43 MP32/32 TP7/9
カイマ    魔導師   LV8 HP32/32 MP40/46 TP4/9




 HPやMPはアイテムで回復させたものの、TPの減少は仕方ありません。


クレース : ゼファーは今回もソウルイーター?
ゼファー : うん。MPが減ってきてるのと、固定値が大きいのが魅力だぜ(笑)
ニイ : え? 回復させとかないの?
ゼファー : 白兵で勝てば、MPが8点回収できる。前回の白兵を見るに、聖剣が力を貸してくれるレベルにまだ俺が達していないとみた(何)

ソウルイーター 1D+8 白兵戦でダメージを与えると、CL分MPが回復



 準備を整えて、いざ、挑みます!


GM : 薄暗い大広間に……シャン、シャン、シャン……と錫杖の音が鳴り響く。
GM : 耳を澄ますと……錫杖の鈴の音が、微かに2振りあることに、気づく。
カイマ : 「2体、か?」
ニイ : 「(こくり)気配は……2つ」
???@GM : 「素晴らしい。この音の違いを聞き分けるとは!」
???@GM : 「くだらん。お前達の恐怖が倍になるだけだ」
???@GM : 「ようこそようこそ。この次元に来てはじめての訪問客。心より歓迎致しますぞ」
???@GM : 「ここに来るべきではなかったな……生まれてきた事すらお前達は後悔することになる」
ゼファー : 「歓迎されてるのか、そうでないのか……」
カイマ : 「いやお前ら、喋る前に話し合え」(笑)
フラック@GM : 「申し遅れました。我は氷の道化師フラック」
フレイク@GM : 「我は炎の道化師フレイク」
ニイ : 「氷と炎。話が合わないわけね」
アリス : 「二人合わせてフレイザード?」
クレース : 「それは言ってはいけないと思う」
フラック@GM : 「あなた方の生き延びようとする力を」
フレイク@GM : 「お前たちの死に引き寄せられる力と」
フラック@GM : 「特とご覧じましょう。最高のエンターテイメントを!」
フレイク@GM : 「身も凍るような恐怖と絶望とを、とくと味わえ」
カイマ : 「……混乱してきた」(こめかみを押さえながら)
アリス : 「むしろ生を嘲笑うものと死を嘲笑うもの、と言ったところでしょうか。悪趣味なカリカチュアですこと」
クレース : 炎の息を吐く方が、身も凍るようなと言っていいのか…(笑)
ゼファー : 「恐怖も絶望も俺たちが風穴開けて、希望の風が通るようにしてやる!」
GM : では戦闘開始! 敵はフラック&フレイク!

フラック&フレイク
BL14 BP14×2 MR80×2 HP120×2
【妖魔の力】 妖族。1ターンの間に敵にかける魔法と白兵戦を行える。但し、魔法に成功したターンは白兵戦の間に限り、MRを半分にして計算する。
【氷の息】(フラック) 敵にかける魔法扱い。2D6+BLの魔法ダメージ(氷属性)をパーティ全員に与える。目標値21の抵抗判定ダイスに成功すればダメージは半減(端数切り上げ)する。
【炎の息】(フレイク) 敵にかける魔法扱い。2D6+BLの魔法ダメージ(火属性)をパーティ全員に与える。目標値21の抵抗判定ダイスに成功すればダメージは半減(端数切り上げ)する。
【石化】 白兵戦でHPダメージを与えると【石化】を与える。






◆Scene07◆ 第1ターン 沈黙は金
フラック@GM : 「さてもかくも、まずは我が言葉により歓迎の意を表しましょう」
フレイク@GM : 「……」
フラック@GM : 「隣の家に囲いができたってねー。カッコイ〜」
フレイク@GM : 「…………」
フラック@GM : 「……」
フレイク@GM : 「………………」
GM : という訳で、1ターン目はフラックが【氷の息】、フレイクが白兵の構えだ(笑)
アリス : …………。
アリス : ああ、なるほど。これが「サムイ」ということなんですね。
ニイ : とても寒い【氷の息】をもう食らったのですが!(爆)
クレース : 「ニイ、あれは向こうも寒かったと思う…」
ニイ : 「全員凍りついていたから痛み分け、ね…」
カイマ : 「なんて恐ろしい息だ…」
ゼファー : んー、まあ最初のターンは自分に加護かな? それか《沈黙》かけるか。
クレース : 《沈黙》、いいな。
GM : ブレスを封じられたら、MRは80のまま白兵になります。
ニイ : 10層。BPは5ずつ投入できるから、最高で160から+10D6される。
GM : ブレスを封じられたら遠慮しないよ(笑)
クレース : 片方のブレスは喰らう方向の方がいいかもしれない。というか、両方を封じるのは無理だ(笑)
クレース : 《沈黙》が成功すれば、ニイが《目くらまし》の必要がないから白兵の心配は減るし。
ニイ : けど《沈黙》に対する抵抗も24+5D6までされるから、よっぽど高い達成値でないと厳しいよ。
ゼファー : BP使わせればその分減るからOKだ(笑)
クレース : カイマはジャイアントがあるから…期待できる。
カイマ : ちなみに、TP4点しかないから一発勝負だ。皆、俺信じて大丈夫か?(大汗)
ニイ : 「いざと言う時には私が敵を引きつけるから。カイマは信じて。自分の魔力を」
ゼファー : 「ま、気楽に行け」(笑)
カイマ : 「…分かった、ありがとう」
ナギ@GM : ではナギはターン開始で《光の鎧》。
クレース : ターン最初にテリトリーで《抗魔》。全員に!
ゼファー : 自分に《加護》を使っておく。
GM : 完全にブレス迎撃体制だな(笑)
カイマ : ……今回は、フレイクのほうに《沈黙》ってのはどうだ? どうせ撃たないんだから、白兵にも影響しない。次回の牽制になる。
GM : むむむ。
ゼファー : でもアイツだまったままだから、効いたかどうか分からねえぞ(笑)
フレイク@GM : 「……ほう。こちらに矛先を向けてくるとはな」
ニイ : 「大丈夫。また喋り始めたから、沈黙すれば分かる」(何)
カイマ : 「自分の判断信じる」 フレイクに《沈黙》。TP3点入れて。
フラック@GM : 「我が氷点下の言葉を敢えて受け、我が同胞の炎を封じる選択をなさいましたか! 素晴らしい覚悟です!」
フレイク@GM : 「貴様のような青二才のへなちょこ臭い魔法が、古より数次元もの永きに渡って生き続けてきた妖魔の長に通用するか否か……試してみるがいい!」
カイマ : (コロコロ)ファミリア:エアージャイアント使用。出目1を6に変更。(コロコロ)いちぞろおお!? しかし、達成値は50!
クレース : せつない…
アリス : せつなさみだれうち。
カイマ : 切なくない!(汗)
ニイ : ちょうど良い。がんばれば抵抗できる範囲内。これなら敵はBPをたくさん投入せざるを得ない。
GM : いちおう、フレイクはBP5点使用で抵抗を試みるか。
GM : (コロコロ)だめだな。クリティカルしない。36でフレイクの息は封じられた。
カイマ : 「黙せよ!」
ニイ : あんまり高いとBP入れてこない恐れもあったから。
カイマ : なるほど。「俺の青臭さが勝ったようだな…」
フラック@GM : 「素晴らしい英知です!」
GM : フレイクは【沈黙】状態になった。
クレース : 「沈黙すれば…片方しか話せなくなるのか、この相手で」
ニイ : 「もう片方は道化師らしく、動きで表現してもらいましょう」



◆Scene08◆ 第1ターン 雄弁はバナナ
GM : フラックは【氷の息】発射。妨害しないのならBPを5点投入してくる。
ニイ : BP5点の【氷の息】っていうと7D+14ダメージか…
GM : 抵抗の目標値は21です。
カイマ : くるなぁ…
クレース : 全員、《抗魔》で抵抗ダイスが+2されてる、なんとか。
GM : ダメージは各自で振っておくれ。
GM : ナギは33で抵抗。ダメージは……43が半減して22。さらに《魔法の盾》《光の鎧》で3点引いて19ダメージ。

 これを皮切りに次々と抵抗判定、ダメージを決定していきます。



カイマ : (コロコロ)14ダメージか。…固いな俺。
ゼファー : (コロコロ)13点か。まだまだ大丈夫。
クレース : (コロコロ)よし、12点だ。
ニイ : ダメージはミストスラッシュしたい出目で……20点かぁ(苦笑)
クレース : ミストだったら全部回ってた(笑)



 つまり、全部のダイスが4以上だったってことですね。痛い痛い。
 しかしもっと痛かったのはアリス様です。唯一抵抗に失敗したアリス様は、ダメージが半減されずにそのまま受けてしまうのです。


アリス : (コロコロ)……えーっと、43ダメージかな。
GM : アリス様がいきなり瀕死にってかダイス目たか(笑)
フラック@GM : 「これこそが我が絶対零度に匹敵する、氷の言霊の恐ろしさ。ちなみに成分は液体窒素です」
フレイク@GM : 「うそこけ」

カイマ : 沈黙してるのに喋った(汗)
ニイ : 紙に書いてる?
クレース : 「突っ込みは、するんだな…」


GM : では、味方にかける魔法……ある?(笑)
アリス : ハイHPポーション使っていいかな? かな?
GM : むしろ使ってください(笑)
クレース : 使わないと死ぬ!
アリス : いっぺんに三本とか飲めるのかな(何)
フラック@GM : 「だめですぞ。ポーションは1ターンに一ビンまで。おやつは300Gまでと法律で定められております」
フレイク@GM : 「つっこむ気も失せるっつーか」
クレース : 「バナナはおやつに入るのか?」
フラック@GM : 「その台詞を言う時は『バナナはおやつに入るんだスか?』と聞かなければなりません。ちなみに書類提出が義務付けられております」
フレイク@GM : 「……」
カイマ : 「クレースが乗せられている」(ガーン)
クレース : 礼儀だ(笑)
ニイ : ボス×ボスだと、単体魔法でないと分散する。白兵ダメージも分散だよね……
GM : そうだよん(笑)

 ニイが《超高揚》を使い白兵参加者全員のダイスボーナスが+1され、白兵戦に突入です。白兵戦に参加するのはアリス、ゼファー、ナギ、ニイの4人。


GM : フラックはBPなし。フレイクはBP4点を使用。(コロコロ)敵のMR合計は132。ちょっと残念な値に終わった。

ゼファー : 《不意打ち》とTP2点で白兵参加。(コロコロ)55点ー。
アリス : TP2点とバーサークで留めるか。(コロコロ)116、っと。
ナギ@GM : ナギはTP3点使用で8Dくらい行きましょう。強打ないから効率が微妙に悪いが(笑)(コロコロ)
ナギ@GM : ひくっ。ナギは36
ニイ : 《不意打ち》。いや。ここはミストスラッシュ決めてみる。TPも3点。(コロコロ)残念。69で止まった。


GM : 276対132で、そちらの144アップ。
カイマ : 1匹仕留めてね?(笑)
クレース : 分散されるからな…
GM : フラック、フレイクにそれぞれ72ダメージが当たった。
カイマ : くうー
クレース : だが次の行動は決まったな、《戦姫の槍》、2発も飛べば片方落ちるだろう。

ゼファー   聖騎士   LV8 HP40/53 MP21/37 TP6/9
アリス    狂戦士   LV7 HP18/53 MP0/0 TP2/8
ナギ     妖騎士   LV8 HP28/47 MP21/33 TP4/9
クレース   空間術師 LV5 HP32/44 MP27/51 TP5/6
ニイ     忍者    LV8 HP23/43 MP22/32 TP3/9
カイマ    魔導師   LV8 HP18/32 MP34/46 TP1/9






◆Scene09◆ 第2ターン 勝利の裏にGMの涙

ニイ : どちらも残りHP48。沈黙してない方を魔法連打で仕留められれば、もう怖くない。
アリス : フラックの方を魔法で沈めれば……
ニイ : 仕留めきれなければ、今度こそ《目くらまし》使うまで。
GM : ちなみにフラックはそう来るだろうと思ってBP9点温存している(笑)


ナギ@GM : ではナギの《戦姫の槍》。「俺の鏃が光って唸る! でありましたっけ?」(笑)
カイマ : 違う。たぶんぞれは違うぞ(笑)
ナギ@GM : (コロコロ)「あ、めっちゃ高い。達成値52の104ダメージ」(笑)
フラック@GM : 「ちょwww おまwwwww」(死亡)
フレイク@GM : 「……断末魔がそれかい」(ボソ)
カイマ : ……合掌。
ニイ : カイマが余った。
カイマ : 余ってしまった。フレイクを削ろう(汗)(コロコロ)23(爆)
GM : 残りHPは25点。
クレース : ならもう一発《戦姫の槍》を……
ゼファー : これは久しぶりに、爆裂を使う時か?(笑)
クレース : ゼファーが爆裂を先に撃ちたいだろうか(笑)
ゼファー : おっしゃ。任せろ。残りのTP4点全部使って《爆裂究極》(笑)

 ゼファーの出した達成値は30でした。


GM : あー。それは抵抗しても死んでる。おめでとう(笑)
GM : という訳で、フラック&フレイクを見事撃退。くー。やっぱり【魔法障壁】がないボスは地味にモロイ(笑)
カイマ : ゼファーがもってった(笑)
GM : カイマ、またしても男を下げる、の巻(笑)
ニイ : 大丈夫。この展開は、カイマの中途半端に抵抗したくなる高さの《沈黙》のおかげだから。
GM : それは本当にホメているのかニイー!?(笑)
ニイ : 褒めてるつもり(何)
カイマ : 俺、中途半端…(しょぼ)
GM : ……しまった。重大なのを見落としていた。
アリス : ん?
GM : 
15.最終マップ・迷宮組曲
 「迷宮組曲」で戦うモンスターたちのデータを掲載している。
 特徴
・迷宮は全部で4層(DL10〜13)。
・このダンジョンでは《瞬間移動》やアイテム「転移の指輪」を使用すると、強制的に「城塞」に戻される。
・このダンジョンのボス敵は、白兵戦で倒されない限り死なない。
 魔法によってHPが0以下になった場合、HP1として扱うこと。
・その他のルールはすべて、「8.ランダムダンジョン」に準ずる。

ニイ : 白兵戦で倒されない限り死なない……。
カイマ : なんだってー!?www
GM : うおう!? ごめん、すっかり忘れてた(笑)
ニイ : 重要すぐる(笑)
クレース : 巻き戻す…?(笑)
GM : やめとこう。今回は……なんか特別な加護か何か働いたんでしょ(笑)
GM : なんでディドロ以外のボスに【魔法障壁】が設定されてないのか、今やっと理解した……orz

 意外な事態で、なんとなく楽勝っぽくなってしまったのでした。


GM : あーちくしょー。自分で設定した迷宮の設定を忘れるなんて……(笑)



◆Scene10◆ 恒例のオチ

 さて、最後の宝物判定の時間です。ニイはフラックから念願の手裏剣をゲット。これで忍者は戦力がかなりの強化なのです。



ニイ : ボーナスは6−−2って……(遠い目)
カイマ : 手裏剣が手に入ればいいんだ!
GM : ボーナスは?
ニイ : だからっ! はいえむぴーぽーしょん!!(爆)
GM : これはひどい(笑)
カイマ : ……帰るか。



 すっかりお馴染みとなったいつものオチがついたところで、今回の冒険は終わりました。






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