2008年09月26日
2008年10月04日

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【第5部】 古代帝国


第2話(後編) VSクイズバトル

  スーパーへいっ人形 吼える





 ただ今盛り上がっているのは城塞陥落前にスクウィーの前に現われたバイゼンのこと。


ジューク : バイゼンMPなかったんすね(笑)
GM : あったら回復してるな(笑)
シオン : MPP渡せばよかったんじゃ?
スクウィー : HPPだって結局渡す暇なかったんだぜ。
GM : というか、バイゼンはあそこであーなるんだから無理(笑)
ゴウザ : 次にもし出てきたら、仮面を被ってるか、顔を包帯でぐるぐる巻きにして出てくるんですね(笑)
ジューク : いいなあ、そのパターン(笑)
スクウィー : 顔を包帯でぐるぐる巻きなのがいいでーす(笑)
シオン : 息苦しそう(笑)
GM : で、顔のところに……巨大な目玉マークがついてるんだね(笑)
スクウィー : ともだちー?!
GM : ともだち! ともだち!(笑)
ゴウザ : 絶交されると、ステータス異常『やばい病気』になりますが(笑)
GM : むしろ死ぬ(笑)
ジューク : 私はもはやモンゴルの人しか思い浮かばないー
ゴウザ : 顔を包帯で巻いてくると……、漢塾の助っ人翔鶴?
シーラ : ……えーっと、ゲッターロボ漫画版の流竜馬……?
スクウィー : ジャイアントロボの全身ピンクの不死身の人の再登場(何)

 いっぱいいるものですね。顔包帯ぐるぐる巻きキャラって。
 さて、バイゼンの生死やいかに。そして包帯ぐるぐる巻きでの再登場は有り得るのか!?

 しかしそれよりも今回は、バイゼンの託した歴史書を読み解くことの方が急務なのでありました。






今回の参加メンバー


ゴウザ

シオン(メシスト)
賢者

ジューク
戦士


シーラ
司教

スクウィー
盗賊






カザン
シオンの使い魔

シーマ
怪盗

ジン
 



◆Scene06◆ その腹を押せ

 白竜神によれば、タイムスリップは1回したらおしまいではなく、何度でもできるということです。
 あちこちの時代に行っては歴史を修正する、ということになるのでしょう。


白竜神@GM : 『汝らが確かな歴史の変更を行えた、と思ったならば……我は幻視の力を授けよう』
シオン : 「げんし?」
白竜神@GM : 『修正された歴史がどんな感じか、ダイジェストで語ってくれる機能だ』(笑)
シオン : 「それはべんりら」
ジューク : 「答えあわせしつつ直してくのか…」
ジン@GM : 「ええと……ところですっごく疑問なんですけど」
ジン@GM : 「バイゼンさんの本で変わった歴史を認識できるって、それはいいんですが」
ジン@GM : 「そーなると、バイゼンさんの本って、過去に持ってけないんですよね?」
白竜神@GM : 『そーだね』
ジン@GM : 「歴史を直そうにも、どういう歴史なのか、それを知るためのガイドブックが手元にない状況じゃあ……厳しすぎるのでは」
ジューク : 「ああ、今の時間にないと内容かわんねーんだな」
シオン : 「こぴーしちゃらめ?」
スクウィー : 「コピー機は壊れた城塞の事務室の中だな」(笑)
白竜神@GM : 『伝説の超人ジェバンニがいれば、一晩でやってくれるやもしれぬが』
白竜神@GM : 『なので、一日一回の定時交信を有効に使ってください』(笑)
白竜神@GM : 『一日に一回だけ、城塞との無線機の役目を果たせるからそれで情報交換してくりゃれ、だそうだ』
白竜神@GM : 『まーでも。今思ったけど、カンペもなしでいきなり行くと色々戸惑うと思うのだ』
シーラ : ですよねー
白竜神@GM : 『なのでちょっと、レシャティーアに協力してもらってムービーを作ってみた』(爆)
シーラ : ムービー?(笑)
白竜神@GM : 『サルでも分かる・古代帝国15年戦争の栄光とかそのへんの軌跡』(笑)
スクウィー : タイトルがもう、すごいやっつけ仕事だ(笑)
白竜神@GM : 『なお退屈しないよう、ムービー中ではレシャティーアが●ステリーハンターとして、色々解説や出題をしてくる』
白竜神@GM : 『汝らにはそれぞれ、ヒーちゃん人形を3体、そしてスーパーヒーヘイト人形を1体授ける』
ゴウザ : 「これはまた、珍妙な物体ですな」
白竜神@GM : 『クイズに正解するとポイントが手に入る。間違えるとボッシュートだ』(笑)
ジューク : 「ボッシュートされてもいいような造形の人形なんだが」

 こうして、歴史のお勉強会の名を借りたクイズ大会が始まったのです。


白竜神@GM : 『ヒーちゃん人形は腹を押すと、押した回数に応じて、へいっ、へいっ! と叫ぶ機能つき』(何)
シオン : 「わーい」(へいへいへいへい)
スクウィー : へーボタンならぬへいっボタン
シオン : (へへへへへへへへ)
シーラ : 押し過ぎっ(笑)
スクウィー : 「まだまだ甘いなっ! 見よ高橋名人ばりの16連射!」(hhhhhhhhhhhhhhhh)
シオン : 「うおおおお」
白竜神@GM : 『あそぶな』(笑)
ジューク : 「せんせー馬鹿がいます」
白竜神@GM : 『先生悲しいけどナイフ投げるぞ』
ゴウザ : 「刃物は今のご時世洒落になりませんぞ?」(笑)
シーラ : 「バカばっか……」
スクウィー : 「はっ。しまったオレっちとしたことがなんでガキんちょと一緒にアツくなってんだ」(ずーん)
メシスト(シオン) : 「……早くしてくれ」



◆Scene07◆ 第1問 帝国の誕生と増毛

《 白竜騎士団心得 》

「兵士たる者、死地を恐れることなかれ。
 騎士たる者、人を欺くことなかれ。
 城兵たる者、自ら死を選ぶなかれ。
 僧正たる者、要らざるものを捨てるべし。

 女王たる者、主の言葉に背くなかれ。
 王者たる者、しもべを選び統べるべし」



白竜神@GM : 『んじゃムービースタート』



GM : ちろちろちろちろ……背景には糸で吊った星やら、下から棒で支えられた流れ星などが映っている。

ゴウザ : 「ははは、これはなんとも風情がありますなあ」
スクウィー : 安っぽ……ああいや何でもございません続けてくださいでごぜーます。


GM : とある地下にて。
GM : 「……ここか! ここで間違いないのだな」 一人の男が虚空に向かって呼びかける。
男@GM : 「我らが神よ! 我が一族を代表して申し上げる! 何卒お力をお貸し下さい!」

スクウィー : なんとなくゴウザの髪を見てる。


男@GM : 「長年虐げられし我が一族はもはや、これ以上王命に従うは生きながら滅ぶも同じ! 砂漠の中に孤独に生え、今にも枯れる寸前の一本の草も同然なのです!」

スクウィー : 「枯れる寸前……」(何)
ジューク : スクウィーのせいでシリアスに見えなくなったー(笑)


男@GM : 「いかなる代償もお支払いしましょう! 我が一族に勝利と栄光を!」
GM : 男が叫び終わると、厳かな声が響き、虚空に一本のけ……

シオン : 毛?


GM : 剣が出現した。

ゴウザ : 「約束された勝利の剣ですな」(何)
シオン : 「やくそくされたしょうりのけ、らね」
スクウィー : 「いかなる代償を払っても殖やしたいものなんだな……」



『兵士たる者、死地を恐れることなかれ……
 騎士たる者、人を欺くことなかれ……
 城兵たる者、自ら死を選ぶなかれ……
 僧正たる者、要らざるものを捨てるべし……』

『女王たる者、主の言葉に背くなかれ……
 王者たる者、しもべを選び統べるべし!』



GM : その言葉が終わると、剣は男を袈裟懸けに切り裂く!
GM : しかし! 男は死なないッ! 大量に血を噴出しつつも、その場に笑みすら浮かべて立ち上がるッ!
男@GM : 「我はついに手に入れたぞ! 永遠の命……じゃなかった、勝利と栄光の力を!!」



レシャティーア@GM : 「そう。これが古代帝国の誕生の瞬間なんですよ」
シオン : 変な誕生(笑)
スクウィー : 「じゃあ、この毛の人が皇帝か。ああ毛は関係ないか」(笑)
スクウィー : 「んー?おー、あったあった。白騎士団だかの心得ってやつがさっきの言葉と同じこと言ってんナー」
メシスト(シオン) : 「なぜ、得体の知れぬ剣の言葉がそのまま騎士団の心得になるのか。第一、騎士団の心得ならなぜ王や女王の心得まで…」
レシャティーア@GM : 「この男が、後の古代帝国の創始者として皇帝となる人物。名前伝わってないんですけどねー。別に作者が名前かんがえるのめんどくせー。どんだけめんどくせーんだよって事じゃないそうです」(笑)
レシャティーア@GM : 「彼の一族は、もともとその地方の王国につき従っていた奴隷同然の身分だったそうです」
レシャティーア@GM : 「この日を境に、彼は一族をまとめ上げ……どこから来たのかも分からない、異民族の人物を登用して、王国に反旗を翻しました。15年戦争のはじまりです」
スクウィー : 「最下層から皇帝かよ。しかもいかにもまがまがしい剣と……。誕生の瞬間からいわくありげだな」
ジューク : 「…そこからなんとかしないといけなくね?」
メシスト(シオン) : 「まぁ、全て聞こうじゃないか」
レシャティーア@GM : 「さて、ここでクエスチョンです!」
スクウィー : キター
シオン : 「へいへい」
レシャティーア@GM : 「この当時はまだ、帝国とか名乗ってなかったわけですが、実は国旗がすでにデザインされていました。さて、そのデザインとは一体、どんなのだったでしょう?」
GM : てろてろてろてろて〜ろっ♪
シオン : 「毛かな剣かな?
スクウィー : 「毛と剣だな」(ふふん)
白竜神@GM : 『まあ、回答考えるのめんどいと思うから、4択問題にしといたぞ』(笑)
白竜神@GM : 1.親方日の丸 2.太陽を串刺しにした剣 3.月を飲む白竜 4.三つ葉のクローバー
シオン : 「毛が…無い!」
ゴウザ : 「ここは2か3ですかなあ……、大穴狙いで1という可能性もありますか」(笑)
スクウィー : 「大穴すぎるだろ」(笑)
白竜神@GM : 『回答の際にはヒーちゃん人形を提示するようにな。ちなみにスーパーで正解するとポイント3倍だ』(笑)
スクウィー : ま、妥当なところで俺はこのを選ぶぜ。(スーパーへいっ)
シーラ : で。
シオン : にー
ゴウザ : 一応拙者はで(笑)
ジューク : まあいいや、で。
白竜神@GM : 『果たして正解は? 答えはCMのあと』(笑)
スクウィー : CMタイムが(笑)

GM : テンサイ印の古龍の血入り・強力育毛剤のCMが終わって再びVTR。
スクウィー : 毛ばっか印象づけようとしてるのは何故だこのムービー(笑)
シオン : へいっへいっへい


レシャティーア@GM : 「さて、ここに居並ぶのは王国への反乱軍の皆さん。つまり後の古代帝国の軍隊さんですね」
レシャティーア@GM : 「おや? この旗は……4枚の……葉っぱ? いえ、下の部分だけ1枚ない?」
シオン : クローバー? 4番みたい。でもなんでかな?
スクウィー : 葵の紋所だ。
ゴウザ : 皇帝の名前がミトだったんでしょう(何)
兵隊@GM : 「おう、これがウチの軍の旗さ。我らが陛下が、来るべき時が来たら、最後の一葉を収めるに相応しい人物になるってさ。幸運の象徴だっていうし」
レシャティーア@GM : 「という訳で正解は、なんと4の3つ葉のクローバーでした!
白竜神@GM : 『ジューク以外の4人は残念ながらボッシュート!』(笑)
ゴウザ : へへっへへっへ〜い(没収音)
スクウィー : え? え? オレっちのスーパーへいっ はー!?
スクウィー : ずがーん。うごお。orz
白竜神@GM : 『ま、問題はあと3つくらいあるかもしれない、がんがれ』(笑)
シオン : 「えぐえぐえぐ」



◆Scene08◆ 第2問 俺はJアーン

《 徴税官の執政 》
 賢明にして偉大なる皇帝陛下は、ショカの進言を退け、戦費調達のための徴税の任を、宰相セシロ=ゼに与えられた。
 セシロは兵や民に徹底的な選民思想を施し、戦におけるありとあらゆる略奪を是とした。侵略された国々は後々まで重税を課せられ、戦争終結後もそれは変わらなかった。
 帝国のあらゆる領土から財が集まり、帝都は空前絶後の繁栄を迎え、この世の楽園が出現した。しかし辺境はこの後不遇の時代を迎え、反乱の芽が乱立する礎となった。


GM : 反乱軍は破竹の勢いで王国を打ち破り、確固たる勢力圏を築き上げるまでになった。重臣ショカの進言により、自分たちの反乱に正当性を得るべく、これまでになかった身分を名乗ることになった。すなわち……史上初の『皇帝』が誕生したのだ。

スクウィー : カール・ハインツ・シュナイダー……
ゴウザ : ボ帝ビル(笑)
GM : なつい(笑)


GM : しかし、戦争もすぐに終わった訳ではなく、名前の通り15年間も続いた。ていうか5年目に突入した時点で、帝国軍は深刻な財源不足に悩まされるようになった……
ショカ@GM : 「なにとぞ、なにとぞお考え直し下さい、陛下!」
GM : 重臣ショカの言葉に、皇帝は答えなかった。その代わり、彼の傍にはべる、横柄な態度の男が言った。
セシロ=ゼ@GM : 「すでに決まったことだ。ショカ。貴様は皇帝の意思に背くというのか?」
セシロ=ゼ@GM : 「我らは勝たねばならぬ。そして討ち果たさねばならぬ敵はまだまだ大勢いる。今は戦時なのだ。増税なくして戦は続けられん」
セシロ=ゼ@GM : 「それに。征服された民族というのはたいがい、奴隷にされ売り払われるのが関の山。多少の食い扶持が残るだけでも、涙を流してありがたがるべきなのだ。違うかね?」
ショカ@GM : 「こんな事を続けていれば……いずれ我が一族が疎まれ、恨みを残すことになる……! そうなれば、今の王国の運命を……我らもまたたどる事に……」
セシロ=ゼ@GM : 「貴様の発言権を今日限り剥奪する。地下牢にブチ込まれる前にさっさと、失せろ」
GM : ショカがうなだれて去る。皇帝は苦りきった顔でセシロに呟いた。
皇帝@GM : 「……ショカよ。お主の言い分ももっともだ。だが……余には時間がない
皇帝@GM : 「恐らくこれこそが……白竜神に助力を求めた事の報い……」
GM : 皇帝は、自らの不自然なまでに震える手を見つめ、言う。

シオン : 「……かざん?
スクウィー : 最初のアレか……ええ?
ジューク : なんだー? なにがどうなってんだ。


皇帝@GM : 「セシロ。例の薬をまた取り寄せてくれ。あれがあれば、後5年程度は……余の身体も持つであろう」
セシロ=ゼ@GM : 「……かしこまりましてございます、陛下」

ジューク : エリクシルかも。
シーラ : 力には犠牲がつきもの……?
シオン : 5年。不死の軍団と関係ありそう。


ジューク : 「つーかソレが白竜神なら俺たちもやばくねえ?」
シオン : 「カザン、シオンたちにひどいことするのら?」
ジューク : 「もうされてるやつもいるがな」
スクウィー : 「うるせ」
白竜神@GM : 『…………』
シオン : カザンを、ぎゅーっ


GM : 戦争5年目の転機となる、最初の一大決戦がクレッポスの野にて行われる。不利な地形に誘い込まれた帝国軍はあわや崩壊の憂き目にあったが……それを救ったのは、背後から忍び寄ってきた正体不明の軍勢だった。
GM : 「おんどりゃあああ」「王国のボンクラがなんぼのもんじゃい」「いてこましたるでー」
GM : 王国の軍勢は背後を突かれて浮き足立ち、散り散りになった。この時現れた軍勢は、霞にのように消え去ったという。ついでに言うとメチャクチャ強かった。
シオン : ついでなのか(笑)
GM : この時の戦勝を祝い、宮廷の詩人たちの腕前を競うパーティが5年おきに開催されるようになったと言われる。



レシャティーア@GM : 「ここでまたまたクエスチョンです!」
ジューク : 「どーでもいいけどレシャティーア、キャラ変わったな……」
レシャティーア@GM : 「この最初の宮廷詩人パーティでトップの座を飾ったのが、かの有名なJアーン
シオン : 「おーれーはJアーン」(笑)
レシャティーア@GM : 「では彼の作った代表曲といえば、次のうちどれ?」
レシャティーア@GM : 1.なくした小銭への怒り 2.俺の尻をなめろ 3.黒ウーロン茶のうた 4.ボンボエリカ虫のサンバ
ゴウザ : 「むむむ、なにか変な名前の曲ばかりですなあ」
スクウィー : Jアーンはドラムが得意だったっけな。
ジューク : シチューも得意だったよな。
シーラ : 4かなあ?(何)
シーマ@GM : 「4は引っ掛けね」(笑)

 ボンボエリカ虫のサンバがディドロの曲というのはもやは常識!(笑)


シーラ : じゃあ、改めてで。
ジューク : じゃね?
メシスト(シオン) : 「1番にとても共感を感ずる!!」(スーパーどんっ!)
ゴウザ : 拙者はにノーマルで
スクウィー : ふふふ。だな。オレにはわかる。
GM : では正解VTR。
レシャティーア@GM : 「いや、はや……パーティ会場すごいです。行く先々で、Jアーンの美声に失神する紳士淑女の嵐ですよ!」

ジューク : 絶 対 違 う。


GM : レシャティーア:発動スキル「高級耳栓」(爆)
レシャティーア@GM : 「と、会場の壇上では、ちょっと太めの大男がバリバリ歌ってますね。どうやら彼がJアーンのようです。おや……?」
Jアーン@GM : 「♪さぁ脂っこい料理を楽しもう 恋も脂もない人生なんて そんなのはもうまっぴらさ」
シーラ : ですねえ。
GM : Jアーンは当時、肥満に悩まされる上流階級の要請で、太りすぎに良く効くという飲み物の宣伝係を任されることになった。その時作られたのが、この曲である……
スクウィー : 「どうだ。太った奴には黒ウーロン茶って決まってんだろ」(笑)
白竜神@GM : 『すくいー以外はボッシュートかね?』(笑)
シオン : 「ふにゅー、めしすとのばかー」(へいっへいっへー)
スクウィー : 人形で帽子をなぐんな(笑)
シオン : ぽこぽこ
スクウィー : やっと1ポイントか。優勝したらルパンダイバーくれ。
白竜神@GM : 『唐突だな』(笑)



◆Scene09◆ エン・コーの叙勲

《 将軍の武勲比べ 》
 ついに敵国を討ち果たす時。敵国の王都に進軍するは二人の将、エン・コーリーフォンである。
 二人はいずれが先に王都に到着し、占領できるかを競い合った。
 エン・コーは「暴将」と呼ばれ、万夫不当の武勇と残忍な性格でもって、歯向かう者はおろか降伏した者まで、女子供であろうと皆殺しにした。
 逆にリーフォンは思慮深く、敵であれ恭順する者は手厚く遇した。しかしながら無類の戦下手で、エン・コーとの競争には勝てず、第一の武勲を奪われてしまう。半年後には何者かに襲われ、失意の内に息を引き取ったと言われる。


シオン : 「ういで、どーなったら?」
GM : 戦争が5年を過ぎて後……帝国軍では二人の将軍が頭角を現すことになる。
 名門にして一騎当千と謳われた『暴将』エン・コー。
 貧しい農民出だが、持ち前の性格と人脈で地位を築き上げたリーフォン将軍。
 当初の目的であった、今まで虐げてきた「王国」打倒が、戦争7年目にして叶うところまで来た。二人の将軍は、皇帝より直々に騎士叙勲を受け、「白竜騎士団」のそれぞれ半数を率いる権限を与えられた。
GM : ちなみにエン・コーの騎士叙勲のシーン。皇帝陛下自ら、剣を持って、ひざまずくエン・コーの肩を剣で叩くという……お決まりのシーン。
皇帝@GM : 「兵士たる者、死地を恐れることなかれ。
 騎士たる者、人を欺くことなかれ。
 城兵たる者、自ら死を選ぶなかれ。
 僧正たる者、要らざるものを捨てるべし」

皇帝@GM : 「女王たる者、主の言葉に背くなかれ」
GM : ここで剣が叩かれる。見守っていた騎士たちが少しざわつく。
GM : エン・コーとリーフォンは、旧王都に向けてそれぞれ違うルートで侵攻し、どちらが早く王都を攻略できるかを競った。
エン・コー@GM : 「もう少しでこの戦も終わるな! 終わったら、またリーフォンの奴と酒を酌み交わしたいものじゃわい!」
参謀@GM : 「将軍。何をのん気な事を……リーフォンめは油断なりませぬ。それに、戦の間は陛下より酒を控えるよう、厳重に注意されておるはずですぞ!」
エン・コー@GM : 「分かっておる、分かっておる。まったく……口やかましい」(ブツブツ)
GM : そんな中、伝令が入る。
伝令@GM : 「リーフォン将軍、苦戦の様子! 突然の奇襲に合い、従軍していたショカ殿が討ち死になされた模様!」
参謀@GM : 「何と……ショカが! 死んだと!?
エン・コー@GM : 「え? 誰それ」
参謀@GM : 「って、元陛下の重鎮にして、今はすっかり出世コース外れちゃった人ですぞ! お忘れですか!」 
エン・コー@GM : 「いや、だから忘れたんじゃね?」(笑)
エン・コー@GM : 「そうか……リーフォンも気の毒にな。後で見舞いの品を届けさせよ」
参謀@GM : 「うはははは……うはははははっ! これぞ天の采配! 将軍! もはやリーフォンはこれまでですな!」
エン・コー@GM : 「え、何言ってんのお前。そんな、たかだかオッサン一人死んだくらいで……」
シオン : 馬鹿がおる……
参謀@GM : 「何をおっしゃいますやら! 今まであのポヤポヤの負け将軍だったリーフォンが、何故今まで貴方さまと肩を並べて戦ってこれたのか! あのショカめが、兵站管理から軍隊慰撫まで取り仕切っておったからですぞ!」
参謀@GM : 「いずれはワシが片をつけるつもりでおったが……まさかこんな戦でおっ死ぬとは! あはははは……人の命とは、儚いものですなぁ!」
エン・コー@GM : 「……」
GM : リーフォンは、ショカを襲った賊を捕まえようと執拗な捜索を行ったが、ついに去就はつかめず、そのショックと兵站が一時期ストップしたことで、行軍が大幅に遅れてしまった。
GM : 王都に先んじたのはエン・コーであった。王都に眠る書物を焼き払い、財宝をさんざんに奪いつくしたと、歴史には記されている。
シーラ : 何となく、この参謀が曲者臭い……
ゴウザ : 少し怪しいところが見えてきだしたのかなあ。ってところですね(笑)

 はい。ここでCMが入り、前半終了となりました。


GM : やっぱり歴史の説明では吟遊詩人GMにならざるを得ないよ!(笑)

 ※吟遊詩人GM プレイヤーの介入の余地がほとんどなくNPCの会話だけで物語を進行させるGMのこと。





◆Scene10◆ ディドロと城兵の力
白竜神@GM : 『今のところジュークが1ヒー。そしてすくいーが1ヒー獲得しておるな』

ジューク : イヤな単位だ「ヒー」
スクウィー : ふっふっふ。1ヒーゲットだぜー


白竜神@GM : 『引き続き後半戦もレシャティーアにリポートしてもらう予定であったが……』
GM : (プロモビデオが映る)
シーマ@GM : 「なにこれすっげウマイ! 砂糖漬けウマー」
ジン@GM : 「ちょ、ちょっとシーマさん、予算限られてるんですから当時の高級品を片っ端から胃袋におさめるのはーっ」

シーラ : ……
ゴウザ : ……
ジューク : ……
スクウィー : ……(ウマソー)
シオン : 「じゅる」


白竜神@GM : 『……15年戦争が終結し、帝国、とりわけ帝都は大いなる繁栄の時期を迎えた』
ジューク : 何事もなかったかのように始めたー!?
白竜神@GM : 『宰相セシロ=ゼによる統制と、絶大なる権力を誇る皇帝の統治のもと、大陸のほぼ半数を支配する、強大なる中央集権国家が誕生したのである』
白竜神@GM : 『しかし戦争で地方は疲弊し、重税を課せられ決して豊かとは言えなかった。5年前、Jアーンとの対決に勝利し、宮廷詩人となったディドロは、各地を慰問と称して歌を披露して回ったという』
シオン : 財源は大丈夫だったのか…?
白竜神@GM : 『財源に関しては征服地からごっそりもってったからね』(笑)
スクウィー : まーそーゆーもんだろナー
白竜神@GM : 『しかしディドロには……別なる目的があった』
スクウィー : おお。こっからがメインっぽい?

《 宮廷詩人の選出 》
 帝国においては5年に一度、宮廷に仕える第一の詩人を選出する催しがあった。
 詩人といっても常に帝都にいる訳ではなく、戦時には戦場を渡り歩き間者の任を行う者もあった。戦争が始まって10年目の宮廷詩人として選ばれたのはディドロという名の男で、前任のJアーンを破りいたく皇帝陛下に気に入られたという。しかし任期2年半ばにして、極秘の任を受けて後、二度と戻らなかった。ディドロの恋人もそれをひどく悲しみ、瞳となって夜空に消えたという。


ディドロ@GM : 「……どこもひどい有様だな。陰の気がひどい。果たしてこれだけ広大な土地から、見つけられるのか……?」
スクウィー : ♪さがしもんは何ダスか 見つけにくいモンダスか
ファラ@GM : 「急ぎましょう、ディドロ。セシロ様の話では……陛下はもう、長くはないそうよ」
ディドロ@GM : 「分かっている……何としても、『破滅』の居場所を探し当て、封印を施さなければ……!

シーラ : ……ああ、なるほど、ここで既に破滅が。
スクウィー : ディドロ、いーもんじゃん。
ゴウザ : 新キャラ?も出てきてますね。
ジューク : 最初からここまでの間になにがあったんだろーなー。


白竜神@GM : 『彼らの旅は、戦争終結直後の密命に端を発する』
GM : (帝都謁見の間にて)
セシロ=ゼ@GM : 「……お主を類まれなる吟遊詩人にして、卓越した魔術の使い手と見込んで頼みたい事があるのじゃ。宮廷詩人ディドロよ」
ディドロ@GM : 「……な、何なりと!」
セシロ=ゼ@GM : 「この帝国はな。偉大なる皇帝陛下が『神』のお力を借りて打ち立てたのじゃ。陛下が民を支配する力も、権利も、文字通り『神』より授けられたのじゃよ」
GM : (補足:セシロ=ゼは典型的な民族差別主義者で、後に帝権神授説の大家としても知られている)
ディドロ@GM : 「神に……?」
セシロ=ゼ@GM : 「然様。陛下は神のお力により、類まれなる人材を招き入れる力を得て、さらにこれと見込んだ者に、その神の力を分け与える術さえも持っておられる。かの大将軍エン・コーのようにな……」

スクウィー : 神……って、あの剣か?
シーラ : でも、多分力は表裏一体……


セシロ=ゼ@GM : 「しかし……この力の代償もまた、陛下は神より聞き及びであった。力を行使し、我が帝国が繁栄すればするほど……虐げられ、征服された民族の憎悪が大地に宿る」
セシロ=ゼ@GM : 「それは必ずや、我らに……ひいては帝国そのものに災いを招き寄せるであろう。何としてもその、憂いを除かねばならぬのじゃ」
ディドロ@GM : 「して……わたしにできる事、というのは……?」
セシロ=ゼ@GM : 「頭を下げよ。陛下の御前である」
ディドロ@GM : 「は、はッ!」(平伏)
GM : 謁見の間の奥に、薄紫のケープ越しに、枯れ枝のように疲れた声が響く。
皇帝@GM : 「……宮廷詩人ディドロよ。大地に宿りし憎悪を糧に、必ずや『破滅』が、この地に顕現せん。汝に『城兵』の力を授けよう。それを以って、破滅の復活の地を探り、しかるべき封を施すべし
GM : 平伏したままのディドロに対し、皇帝が進み出る。顔は影になってよく見えないが……右手には光り輝く『剣』を持っている。

スクウィー : 顔が影になってるキャラの登場は基本だな(笑)
ジューク : スクリーントーンで(笑)


皇帝@GM : 「兵士たる者、死地を恐れることなかれ。
 騎士たる者、人を欺くことなかれ。
 城兵たる者、自ら死を選ぶなかれ……!」

GM : 『剣』がディドロの頭を貫く。が……血が流れ出すも、ディドロは死なない。
シーラ : ……力を分け与えてる?
皇帝@GM : 「汝に授けし力、必ずや汝の使命に役立つであろう。但しゆめゆめ忘れるなかれ。神の力は『制約』により授けられしもの。禁を破ればその力は失われ、必ずやむごたらしい災いがその身に降りかかると知れ」
ゴウザ : 「なるほど、自殺するな。ということなんですね
スクウィー : 「おお!ゴウザするどいな! おれっちサパーリだった」
白竜神@GM : 『……かくして、特別な力を授かったディドロは、恋人ファラを伴って帝国全土を巡る旅に出たのであった』

ジューク : 一個ずつ減ってね? 白騎士団心得。
シオン : これで使って、のこりふたつ?
ジューク : あと、ディドロの前にもう一人これ受けてる奴がいる。
シーラ : エン・コーでしょうね。
ジューク : そいつの後だよ。エン・コーの時は「女王たる者、主の言葉に背くなかれ」で終わっていた。
シオン :  なるへど。「僧正たる者、要らざるものを捨てるべしー」を与えられた人が?
ゴウザ : セシロ?
シオン : 非情に見えた政策が、この制約だったとしたら。
シーラ : 要らざるものを……ですか。





◆Scene11◆ 第3問 闘技場バトル
シーマ@GM : 「さて、ここからがクエスチョンよ! ジン、起きなさい!」
ジン@GM : 「っていうか、足をどけてくれないとそれ無理っす」
シオン : 踏まれている(笑)
シーマ@GM : 「なんていうかミもフタもない言い方になるけど、古代中国やローマの帝国をごっちゃにしたよーなこの帝国! とーぜんながら闘技場なんてブルジョワな娯楽も流行っていたわ!」
シーマ@GM : 「この闘技場で組まれた数々の対戦カード! その中でも最もお客を呼べたのは次のうちどれでしょう?」
ジン@GM : 「1.曙vsサップ 2.ハッスル軍団vsモンスター軍団 3.エルフの剣士vsミノタウロス 4.拳闘暗黒伝セスタスみたいなカンジのやつ

ゴウザ : うわー、また微妙な組み合わせですなあ(笑)


シーラ : 3か4のよーな……(笑)
ジューク : がいいなあ。スーパー使おう。
ヒー人形@GM : 「へいっ」
シオン : へいへい(笑)
シオン : しおんもがいいなー(笑)
スクウィー : ハッスルに1へいっ
ゴウザ : 拙者も2番に1へいです
シーラ : 無難にに(笑)
スクウィー : ……4は無難なのか? よーわからん(笑)
シーラ : ぶっちゃけ、ファンタジー世界的に1と2はどうか、と(笑)
スクウィー : 集団戦闘は盛り上がるだろ(笑)
GM : 特に2は……こないだ動画みたけどひどかった……ある意味すごかった(笑)
シーラ : ハッスルはすごいんだろうなあ、と。見たことないけど(笑)
スクウィー : 元ネタあるのか。知らんかった(笑) ある意味すごくひどいのか。興味わくな。
GM : では正解はCMの後で!
スクウィー : 
    _  ∩
  ( ゚∀゚)彡 はっする!はっする!
  (  ⊂彡
   |   | 
   し ⌒J
シオン : はっしゅるはっしゅる
白竜神@GM : 『では正解VTR』
シーマ@GM : 「うわーすっごい人だかり! 満員御礼ってやつぅー?」
ジン@GM : 「あ、今日の呼び物みたいですね。……あ、あれ!」
GM : 闘技場の中央では、巨大な斧を振るうミノタウロス相手に、余裕の表情で華麗に戦い続ける、エルフの女剣士の姿があった……
エルフの剣士@GM : 「つまらんな。おい、ミノタウロス。次の攻撃、わたしは避けない。渾身の一撃を繰り出すがいい。その一撃を以って地獄へ逝け!」
仲間@GM : 「どんだけ男前なんだよエルフ!?」
シーラ : 3かー
ジューク : 3だった(笑)
シオン : 「かこいいらー(笑)」
GM : 註:実際にソードワールドのリプレイにあった光景です(笑)
GM : ん、よく見ると得物斧かよこのエルフ!(笑)
ジューク : 邪魔な木を切り倒せるように斧装備なんすよ。
GM : エルフの発想じゃねえええええ(笑)
シオン : かこいいらーらー(笑)
ゴウザ : 「いやいや、拙者エルフというのを、初めて見ましたよ」
GM : ちゃっちゃっちゃらー♪
ジン@GM : 「というわけで正解は、3番でしたねー。今回はサービス問題?」(笑)
スクウィー : サービスだったのか……チクショー!orz
GM : では、ジューク3ヒー、シオン1ヒー獲得かな?(笑)
白竜神@GM : 『残りの方はボッシュートDEATH♪』
シオン : わはい
ゴウザ : 仲良く拙者とシーラ殿がまだ、正解数0ですな(笑)
シーラ : 仲良く、と言うか……ねえ。
スクウィー : 俺1!俺1!だがスーパーへいっがねーからジュークにゃ勝てねー。
スクウィー : 次の問題も、サービスサービスぅ!(わくわく)

 それはない。





◆Scene12◆ 第4問 セシロ伝説
GM : さて、いよいよ次がラストミステリー!



ファラ@GM : 「あーあ。時々思うのよね。これが●●埋蔵金探しとかだったら……」
ディドロ@GM : 「見つけても多分俺たちのモノにはなんないと思うのな」
白竜神@GM : 『長旅の末……ディドロはついに破滅の居所を割り出すことに成功した。もっとも憎悪と怨恨を刻まれた大地。エン・コーの苛烈な侵略により、一族郎党を根絶やしにされたというその地は、後に死者の沼地として知られるおぞましい土地であった……』
ディドロ@GM : 「……こんなものが地上に解き放たれれば、帝国はマジでひっくり返るな……」
ファラ@GM : 「でも、見つけたはいいけど、どうするの?」
ディドロ@GM : 「皇帝陛下に授かりし『城兵』の力とやら、使うしかあるまい。時間もないし」
GM : ディドロはセシロに教わったやり方で、力を解放する。解放状態にある彼は精神が一時的にトランス状態となる……
GM : 巨大な空間が張り巡らされる。そして……沼地から出現したのは、無数の触手と、不気味な肉塊の群れであった。
スクウィー : なんじゃあこりゃあ!!
シーラ : 例の触手……?
ジューク : キモ…
ファラ@GM : 「い……いやっ……!? ディドロ。助けて……!」
GM : ディドロの空間にそれは次々と飲み込まれ、ファラには届かない。だが……急速に空間の力が衰える!

(帝都にて)
側近@GM : 「……陛下が、お隠れになりました」
セシロ=ゼ@GM : 「そうか」
セシロ=ゼ@GM : 「心配いらん。ディドロは間に合ったのであろう? 安全策はすでに施してある」

(死者の沼地)
ディドロ@GM : 「な、なんだこれは……! 周囲の景色が……揺らいで……ファラ! どこだ! ファラ……!?」
白竜神@GM : 『ディドロと、無数の怪物は、一瞬にして消えた』

シオン : 一体何が…
スクウィー : さすがにボー然としてる。


白竜神@GM : 『後に取り残されたファラは……待てども待てども、思い人が帰ってくる様子はなく、やがて涙すら枯れ果てたかに見えた……』
白竜神@GM : 『その後ファラを見た者は誰もいない。嘆きの余り、その瞳は天に昇ったとも伝えられている』

シーラ : 妖精ファではなく、ファラだった……?
スクウィー : つまり、複数形だな! ファ達(ら) ……ってここでボケてどうする。


白竜神@GM : 『初代皇帝が崩御した後、宰相セシロは己の権力欲をむき出しにし、帝国の実権を握ろうとしたが、臣下によって暗殺され……国は混乱の極みを迎えた。絶大なる繁栄は、徐々に衰退の道を歩んでいったのである』
シオン : 悲惨だなぁ。
シーマ@GM : 「んじゃ、ラストクエスチョンの時間ね」
シーマ@GM : 「皇帝の財布すらも握り、実質影の支配者であったセシロ=ゼ。彼の隠し財産とかは今でも伝説で、どっかに埋まってるってウワサよ♪ 是非とも欲しいわよね〜」(笑)

スクウィー : おお! ほしいぜ!
シオン : 埋蔵金だね


ジン@GM : 「そんなセシロさんですが、人には言えないある秘密がありました。それは次のうちどれでしょう?」
ジン@GM : 「1.実はホモだった 2.実はマゾだった 3.実はドジだった 4.実はロリだった」
シオン : …最後に酷いのが来たね。
スクウィー : 特徴チャートを振ったら足がクサイになったとかだな……ってねーな(笑)
ジューク : いや、名前しか出てない登場人物だったらがありえる!(笑)
スクウィー : ま、オレはっと……じゃね? 為政者ガチホモ伝説はまいきょにいとまがねーし。
シオン : (ジンをじーっと見て)じゃあシオンはなんとなく2にするら
シーラ : んー、ではなんとなくで。
ゴウザ : 最後に残ったスーパーを
スクウィー : 誰も3はえらばねーのな(笑)
シーラ : 3の可能性もアリだとは思ったんですが(笑)
スクウィー : 実は全ての台詞の後ろに「〜メガネメガネ」がついているとか。
GM : ではラストクエスチョン、正解はこちら!
シーマ@GM : 「ん、見つけた! 戦争当時のセシロとエン・コー将軍の手紙のやり取り」

ゴウザ : なにか嫌な雰囲気ですなあ。


セシロ『お前、お抱えの近衛兵野放しにしすぎじゃないか? 苦情絶えないじゃないか』
エン・コー『やかましいハゲ。お前こそホモのクセをなんとかしろ。一国の宰相がホモだなんて話聞いたことがねーぞ』
セシロやかましい俺は両刀だ


シーマ@GM : 「……」
シーラ : 「……」
シオン : ほみょ?
ジン@GM : 「……見なきゃ、よかったっすね……」
シーマ@GM : 「……」(遠すぎる目)


GM : というわけで正解は1でした(笑)
GM : セシロ=ゼのモデルは大英帝国の帝国主義者セシル・ローズ。奴も女性との関係が極端に少なく、ホモだったんじゃね? という憶測がなされている(笑)
スクウィー : ヤツにはぜってー近づかねーと心に決めた。だが正解だ!(血涙)
シオン : ふう、シオンは安心ら(笑)

ゴウザ : 全部外しましたー!?(笑)
シーラ : 同じく、全部外れ。
スクウィー : それもある意味才能だナー>ロボコン0点





◆Scene13◆ 優勝賞品の半分はやさしさで出来ています
白竜神@GM : 『いかがでしたでしょうか。来週(?)もこの時間、不思議の世界にてお会いしましょう!』(笑)
GM : ちゃらららちゃららららー♪ 『完』

スクウィー : あんのか来週。
GM : ない(笑)


白竜神@GM : 『……というわけで、終わったぞ』
スクウィー : 優勝者に賞品は?
白竜神@GM : 『あ、忘れてたな。4ヒー獲得のジュークがトップだね(笑)』
GM : ちなみに、獲得したヒーたちは正解者の後ろで、へいへい踊っている(笑)
シオン : へいへいへいへい(笑)
白竜神@GM : 『なんか欲しいのある?』(笑)
スクウィー : なんか欲しがってみたらどーだ? ♪おねだり!おねだり!
ジューク : 「お前を消す方法」
GM : 右クリックして「アシスタントを消す」でおk
スクウィー : いや、そんなんで消されてたまるかー!
ジューク : 賞品か……ルーレット再利用で一回挑戦とかいい?

 以前番外編としてカジノイベントをやったことがありました(リプレイ未掲載)。その時に、あやしいアイテムが当たるルーレットを使用したのです。


白竜神@GM : 『たやすい事だ。テンサイ』
テンサイ@GM : 「ルーレット・スイッチ・オンなのであーる」(笑)
GM : ダイスをどうぞー(笑)
ジューク : 10コインその2バージョンで。(コロコロ)3だとやさしさのマントか。
GM : 「やさしさのマント」 装身具。最大HPが+10、戦闘修正が−5される。
ジューク : ジュークには微妙に役にたたねえ(笑)
ゴウザ : 後衛装備ですね(笑)
白竜神@GM : 『願いは叶えてやった。ではさらばだ』(何)

GM : わたしは「ヒーの最高マント」でも授けようかと思ってたけど(笑)
シオン : どんなマント?
スイフリー@GM : 「神様。僕は6ゾロが出ます。ここで6ゾロが出たら、後のサイコロは1ゾロでいいです」……そんな効果らしい(笑)



 何故スイフリーか(笑)


スクウィー : 最低マントの間違いじゃ。
シオン : 次確定してる(笑)
ジューク : 最後の最後に使うべきアイテム。しかしそれのために、アクセサリ欄を使いたいだろうか。
シオン : ほしい!
ゴウザ : 確かに賢者が使うと、最高ですね(笑)
シオン : ほしかったのら。
スクウィー : ておくれら(笑)
GM : しかし……多分きっと恥ずかしい。羞恥心と常に戦わなければならない。
ジューク : どんな副作用が!
GM : 「最高」と書いてあって色は微妙にラメが入ってるし、気配スキルがマイナス入ってて、敵を「挑発」してしまうだろう(笑)

スクウィー : しゅーちしん!しゅーちしん!と歌い叫び続けなければならないらしい。
ジューク : 緊張感台無し。


白竜神@GM : 『とりあえず事前学習はこれでおしまい。参考になったか?』
ゴウザ : そうですね。かなりなりました。
シオン : どこを直すのか、かんがえないとらね。
ジューク : もとから絶つにはまずエン・コーじゃね?とおもったな。
ゴウザ : 皇帝が死んだ後、力を分けられた者たちの力はどうなったんでしょうねえ。
ジューク : ともかく、どっかの時代に行ってまず色々現地で聞いてみるのがいいんじゃねーかなー
シオン : じゃあ、疑問に思ったことを納得いくまで直すのがいいのかもらね。カザンにふたんかけないようにだけど。



◆Scene14◆ エクストラガーデンの完成

 新兵パーティが旅立ちの準備を着々としている間に、違う準備を進めている者もいました。


テンサイ@GM : 「さて、もはや安全な場所はここぐらいしかない。第二のリゾートとして改造および居住させてもらうのであーる
スパークのアヒル@GM : 「なんですってガァー!?(笑)
クレース : 「…こうなったらどうしようもない。あきらめろ」
シオン : 温泉観光地化計画ですね。分かります。
テンサイ@GM : 「心配には及ばんのであーる。待ってる間退屈しないよう、各種アトラクションも充実、そして今なら豪華特典つきなのであーる。ゆっくりしていってね! であーる」(笑)
GM : この3週間後、エクストラガーデンが完成するのであった(笑)

エクストラガーデン。
 ストーリーの進行そっちのけでいつでも入場可能な特殊ダンジョンです。特殊な制約があったり特殊なアイテムが手に入ったりします。
 エクストラガーデンの最大の特徴は、さまざまな時代のさまざまなキャラクターを使えるところ。つまり、ファースト&セカンドのキャラクター達でも参加が可能なのです。



シオン : 城砦のシステムがー!?(笑)
ゴウザ : それで各時代のキャラが……(笑)
ニイ : そういうことだったのね(笑)
GM : ちなみに一部の人間には体験版をプレイしてもらってます(笑)

 この会話でも想像がつくとおり、実はすでに実際にプレイもされています。現在リプレイには未収録となっています。いつか機会があれば番外として掲載されるかもしれません。


シオン : 「ずーくと一緒に、テストプレイのバイトをしたら」
ジューク : 体験済みだけど理解してないぜ!
シーラ : 体験版だからか、色々……!(笑)
GM : もちろん新兵が帝国の時代に行っても、エクストラをプレイする際には戻ってこれるよ(笑)
ニイ : 新兵はこれから過去に遡るわけですが、サードの方はこれからどう動くんでしょうか。
シオン : カイマは、修行するだろうな。エクストラで(笑)
GM : エクストラガーデンには最奥部ダンジョンがある。コレは要するに、触手で覆われた現在の城塞を表現している。
GM : 最奥部のデータはまだ完成してないけど、ボスの中にはユーゴやジャドといった、積年の敵役も混じってる、かもね(笑)
シオン : ユーゴのクエストには、イザベリー参戦させたいすね(笑)
シーラ : アリスでぶった切る……(ぼそ<ユーゴ
GM : で、ストーリーのほうは新兵が帝国に行き……まだ明るい好青年だった頃のディドロと遭遇することになる(笑)
シーラ : ……GMの出す好青年って、何処か胡散臭い気が……(ぼそ)
GM : 人をきくたけみたいに言わないで下さい(笑)
ニイ : あまいあまーい♪とか歌ってそう(何)
GM : 裏では「サツガイせよ」とかシャウトしてんのか。デスボイスで(笑)
GM : ……ああ、そうか。こっちに来てからクラウザーになったのか(笑)
ニイ : そうそう(笑)
ゴウザ : 監視者を監視してるものが、鬼社長なんですね(笑)
GM : DMCになってしまうのだけはカンベンな(笑)

次回、過去に飛んだ新兵パーティは、明るい好青年だった頃のディドロと遭遇する……のか?



つづく






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