祖父が学校の先生だったので
屋根裏に沢山の古いノートが積まれています
少し前に興味本位で覗いたら
生徒さんが交代で書き込む学級日記でした
あめりかといぎりすは
にほんをおそれているとおもいます
わたなべ つねさく
そんなカキコでいっぱい
どうも戦争中の学校の様子
田舎の小人数学級らしく
かなり早いサイクルで
生徒さんのコメントがローテーションしています
読み進むと
わたなべ つねさく 君 は
お兄さんみたいに
はやく立派な兵隊サンになりたい
いそや ふみ さん は
おとうさんが兵隊に行って
おかあさんが大変そうなので
私も頑張る みたいです
そんな中
やまもと かつまる 君 は
食べ物の記述ばかりです
山で 生のままかじった栗の美味しさ とか
「じいちゃんがしかけたわなに
ひさしぶりにキジがかかった うまかった」
とか
みんなで 山に入ってアケビの実を
腹いっぱい食べた
うまかった とか
食いしん坊の俺は
かつまる君に 親近感を覚えてしまいます
軍国少年少女&食いしん坊
大変そう・・・
いいかげん戦争なんか無くなればいいのに。
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