工場にいらしたお客様のいろんなお話を伺いながら
お待ちいただいてる間に修理する
俺の工場では よく見られる光景かもしれません
とてもためになる話から
俺の守備範囲外のスポーツやギャンブルの話まで
話題も様々です
話ばかりに気をとられて
テモトがオロソカになってはいけないので
「適当に相槌をうちながら 手だけ動かしている」
のがほとんどですが。
パチンコ屋の店長さんは
「俺の夢はいつか無人島を買って・・・」
の話が
いつの間にか今朝早くに見た夢の話になってます
店長
「でさぁ・・デビ夫人に 地の果てまで追いかけられてさぁ・・」
俺
「大変っすねぇ」
店長
「サーベル持ってどこまでも追っかけてくるサ！」
俺
「サーベルっすか・・・まあ 日本刀より
サーベルって感じですよね アノ人は。」
店長
「やっぱそう思う？ で やっと隠れて安心してたら
今度は野村幸代に見つかって
ヤラレる瞬間に目が覚めたサ・・・」
俺
「なんか怒らせるような事言ったんじゃないですか？」
店長
「そうかなぁ・・・・・・」
今この瞬間に
これ以上アホらしい会話が交わされている自動車修理工場は
地球上のどこにも存在しないナ と思いながら
どうして新車なのにワイパー壊れるのねん と
組み立てたイタリア人に心の中で悪態をつきます
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