実践交流

 毎年年度末には,町内全校で構成している教育研究会の各部会毎にまとめがあります。そこではそれぞれが自分の実践資料を持ち寄り交流をすることになっています。
 
 拙い実践ですが,この時に何を持って行こうかと考えるのはなかなか楽しいものです。子どもが自分の宝箱の中からどれを持って遊びに行こうかと選んでいるような気分に近いものがあります。できれば少しでも人の役に立つもの,実際に使えそうなものをと,数少ない1年間の取り組みの中を引っかき回します。

 ある年には算数教具と理科の水蒸気に関する実験道具を持って行って,実際にそこでその使用方法を実演して見てもらったこともありました。

 今年は9ページほどの冊子にこのHPでも紹介した「学級懇談」「図工作品」についての取り組みをまとめたものを作りました。またそれとは別に「英語学習資料集」として今年1年間で作成した英語カードを全部印刷した冊子を作りました。
 最初は英語カードを焼き込んだCD−Rだけを配布しようかと思ったのですが,よくパソコン雑誌にあるようにCDの中身を印刷したものもあると分かりやすいと思い,雑誌を真似て厚紙を冊子の最後に付け,それに資料を収録したCD−Rを入れることにしました。このCD−Rはドライブに入れると自動的に内容を表示するように設定しています。

 この冊子の印刷の過程で初めて,A4版やB4版等で作成した何ページかの文書を他の大きさの1枚の紙面の指定した場所に自動的に割り振りし縮小して印刷させる方法を見つけることもできました。