トップページ > 翻訳会社の社長ブログ > 第6回:翻訳者への道 ~単語力~
IT・技術翻訳の翔訳会社【斉藤翻訳事務所】
日本人は英語が苦手、へただとよく言われますが、端的に言えば、単語数が不足しているからだともいえます。
英語圏で普通の生活をするためには、最低で3,000語くらいを持っていれば、何とかやっていけると言われます。そして、10,000語持っていれば、英語で運営される会社での勤務(外資系など)も問題なくこなせるようになるようです。
日本人の場合、大学受験で、5,000語~8,000語くらいを覚えるようです。
私が見た感じでの、通常のプロの翻訳者で20,000語~30,000語くらいは持っているかなという感じです。そして、ネイティブチェックのできるネイティブ翻訳者の場合、60,000語~100,000語くらいを持っているという感じなのです。
結構、この差は大きいのではないでしょうか。
確かに、やみくもに単語数を増やす必要はないと思います。知らない単語が出てきたら、そのつど辞書を引けばよいとも思います。
しかし、少なくとも、自分の専門分野に関しては、ネイティブに負けない単語力がないと、この業界では、仕事を続けていくことはできないでしょう。
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