トップページ > 翻訳会社の社長ブログ > 第8回:翻訳者への道 ~専門知識~
IT・技術翻訳の翔訳会社【斉藤翻訳事務所】
プロの翻訳者として自立するためには、何か一つ専門分野がないと難しいと思います。よく、何でもできますという翻訳者の方が、当社の翻訳者に応募してきますが、何でもできますという人は、実は何もできない人が多いです。
すなわち、専門分野を持っておらず、浅く広く翻訳ができるということですが、このような方に専門性の高い技術翻訳をまかせるわけにはいかないのです。
私の専門は、コンピュータ、電気、電子、機械、自動車などの技術一般の翻訳です。それ故に、STO(当社)も技術全般を取り扱っていますが、それでも医学/薬学の分野だけは扱っておりません。
専門が違いすぎて、わからない単語が一杯でてくるからです。
そして、できたら専門分野は、自分の好きな分野であることが良いでしょう。
良質の翻訳物を出すためには、原文で分からないところや疑問点を徹底的に調べる忍耐強さが必要ですが、好きな分野であるならば、好奇心を持って調べることができますから、それほど苦にならないものです。
自分の好奇心のわく分野が専門分野であることは、翻訳者となるための必須条件ではないかと思う次第です。
IT・技術翻訳の翻訳会社【斉藤翻訳事務所】
英語・中国語・韓国語、多言語翻訳からホームページ制作、印刷物制作まで幅広く対応いたします。