トップページ > 翻訳会社の社長ブログ > 第12回:翻訳者への道 ~書斎の整備~
IT・技術翻訳の翔訳会社【斉藤翻訳事務所】
翻訳作業など、どこでもできると考えがちですが、私が経験する限り、しっかりとした書斎を自宅に構え、作業効率のよい翻訳環境を整えるということは、非常に大切だと思います。
実際、しっかりと整備された書斎で作業をされている翻訳者から納品される翻訳物は、品質のよいものが多いのです。
翻訳作業を行うにあたっては、まず必要のものはパソコンでしょう。
私の場合は、3台のパソコンを机の上に並べています。そしてその他、辞書類、TEL&FAX、プリンター、コピー機、書類入れなどは必需品だと思います。
これらの道具類を効率的に配置しなければいけません。
私が気をつけているのは、必要な辞書や参考書を見るために、そのつど立ったり座ったりしないようにするということです。
実は、昔のことですが、ある単語に対して、机から遠くのところにある辞書を手に取るのが面倒になり、適当な訳で済ませてしまったところ、後で誤訳であったことが判明し、客先から大クレームをいただいたうえ、その後その客先からは仕事が来なくなってしまったことがあったのです。
これは、書斎さえ整備しておけば防げたことだと思うと、今でも残念に思います。
書斎の整備は手を抜かないでください。
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