トップページ > 翻訳会社の社長ブログ > 第20回:見直しの習慣 ~その2~
IT・技術翻訳の翔訳会社【斉藤翻訳事務所】
ブログ-11で、見直しの習慣をつけることが大切だと話しましたが、今回は見直しの方法について話してみたいと思います。
翻訳物を見直しする際には、翻訳物をプリントアウトして、紙面のうえに赤書きで訂正を入れていくことをお勧めします。プリントアウトせずに、パソコンの画面上でスクロールしながら見直しを行っても、なかなか全てのミスを見つけることはできません。
スクロールで見つけることのできるミスは、プリントアウトによる方法に比べると、半分以下ではないかと感じています。
以前、ある優秀な翻訳者(この方は、常にミスのない翻訳物を納品される頼りになる翻訳者です)と見直しの方法について話をしたところ、この方は、翻訳後の文章を、声を出して読み上げると言っていました。プリントアウトした上で、背筋を伸ばし姿勢を正して、その翻訳物を音読すると、よりしっかりと見直しができて、ミスのない提出物が作成できるとのことです。
私の場合は音読までは行っていないのですが、この方の言われていることは正しいと思います。是非、いろいろと工夫されながら見直しの習慣を身につけてしまってください。
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