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第23回:学校英語と実用英語

最近の学校英語は、実用英語を取り入れた形に相当なってきたようですが、私が英語をならった40年くらい前の頃は、学校英語(受験英語)と実用英語には相当な格差がありました。

今でも覚えているのは、40年前に私の通っていた中学校に外人の英語教師が1週間ほど滞在したことがあったのです。

その時は、学校の英語の担任の先生が、この外人の相手をしたのですが、担任の先生の英語が外人教師に全く通じないのです。担任の先生は、大汗をかきながら相手を務めていましたが、まわりの生徒たちは、それを見て大笑いしていました。

このように、昔は英語の先生でも、読み書きはできても、聞くと話すは実際にはできなかったのです。

そして、その後、日本の英語教育は、次第に実用英語にシフトしてきており、私は基本的にはこれは良いことだと考えています。会話が全くできないのでは、英語能力としては片手落ちだと感じます。

特に、日本が、もう一段の国際化を進めるためには、英会話を中心とした英語教育を重視するべきだと考えます。

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