トップページ > 翻訳会社の社長ブログ > 第32回:なぜ、日本人は英語が下手なのか
IT・技術翻訳の翔訳会社【斉藤翻訳事務所】
日本人の多くは、英語に苦手意識を持ち、「英語は難しくて、ものにならない」と思っているのではないでしょうか。「日本人は英語が下手だ」という劣等感を持っている方も多いと思います。
そこで、この問題について、私の感じていることを、何回かにわたって述べてみたいと思います。
実は、日本人が英語が下手な一番の理由は、日本は、自国語で十分に学問ができる先進大国であるからなのです。これは間違いありません。
日本では、日本語だけで、ほとんどの用が足りてしまいます。日本語で、学問ができ、仕事ができるため、それで、ほとんど完結しているのです。
実は、母国語では十分に勉強のできない発展途上国の人たちは、よく英語ができます。
アフリカやインドの人たちは、留学すると、非常に英語がよくできるようになりますが、これは、必要に迫られて、上手にならざるを得なかったという面が大きいと感じます。
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