エコキュート(ECOCUTE CO2)とは、一般的に、冷媒ヒートポンプ給湯機のことをいい、この名称は、関西電力の登録商標である。
ヒートポンプ技術を活用し、空気の熱を利用してお湯を沸かすので1の電気エネルギーで3以上の熱エネルギーが得られる省エネ性・環境性および経済性に優れた給湯機であり、割安の夜間電力を利用しお湯を沸かすため、優れた経済性を発揮することで注目されている。このエコキュートは、ファンを回転させることを除き、圧縮機駆動にのみ電力が使われ、外気の熱を汲み上げるという意味で、「ヒートポンプ」と呼ばれることもある。通常の電熱機器より発熱の効率が3倍から5倍良好だが、外気温が下がると能率が低下するのが特徴。
エコキュートは、省エネ性・環境性に優れていることから、2005年より京都議定書目標達成計画において「2010年度520万台普及」という目標が定められており、電力会社は給湯機メーカー・行政等と連携し、普及拡大に向けた取り組みを推進している。
エコキュートもメリットだけではなく、機器自体が高価であることや電気料金が全体として上がったりすれば、コストが高くつく。
もちろん、電気で動かしているので、停電時には使用できない。また、深夜に稼動するため、低周波による騒音が発生するなどのトラブルもあり、各社、静粛化を進めている。
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