トップページ > 用語集 > 超電導変圧器

IT・技術翻訳の翔訳会社【斉藤翻訳事務所】

用語集

超電導変圧器

超電導変圧器(superconduting power transformers)の実用化には、Y(イットイリウム)系線材による低損失化や大電流化、タップ切替技術および冷却効率向上の技術開発が必要とされている。
超電導変圧器は、都心部を主体とした変電所やビル等の変電設備や車載用等としての実用化と、超電導による巻線損失の低減にて既存より0.5%程度の効率上昇、さらには、巻線の常電導転移による限流効果も期待されている。
超電導線材を変圧器に適用すると巻線断面積が小さくなり、アンペアターン数が大きいため鉄心断面積も小さくできることから、大幅な小型・軽量化が可能となる。
この超電導変圧器技術の開発に九州電力が取り組んでおり、世界で始めて、Y系線材を適用した機器を開発し、短絡性能の実証とともに、新たな機能である限流機能も実証した。
ちなみに、限流機能とは、短絡自己電流が最大になる前に電流を抑制する機能を指す。

お電話でのご相談の方はこちら 03-6420-0141 受付時間 平日10:00~18:00

メールでのお問い合わせはこちら 24時間365日受付

ページのTOPへ

IT・技術翻訳の翻訳会社【斉藤翻訳事務所】
英語・中国語・韓国語、多言語翻訳からホームページ制作、印刷物制作まで幅広く対応いたします。