一般的に、重水(じゅうすい、heavy water)とは、質量数の大きい同位体の水分子を多く含み、通常の水より比重の大きい水のことであり、水の分子を構成する水素原子が重水素(D)に置き替わったもので、D2O、DHOの2種類があり、中性子を減速する能力が優れ、中性子の吸収が少ないので原子炉の減速材として使われる。
重力探査は、地下を構成する土や岩の密度差を利用して地下構造を調査する方法。
広域的な地下深部の構造調査においては、反射法地震探査、深部ボーリングなどの補完データとして重力探査結果を利用することにより、3次元的な地下構造モデルを作成することが出来る。重水自体は高価で、高速中性子の減速能力は軽水に劣るが、中性子吸収量が小さく(軽水の300分の1)減速材として優れており、燃料として安価な天然ウランを使用できるというメリットがあるため、天然ウラン資源が豊富なカナダが開発に取り組み、1960年代に重水減速重水冷却圧力管型炉(CANDU炉)を実用化した。重水炉では、減速材である重水の濃度は効率に直結するため、濃度管理が必要不可欠となる。
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