用語集・アプライアンスサーバ（単機能サーバ） | IT・技術翻訳の専門会社【斉藤翻訳事務所】

一般的に、アプライアンスサーバ「appliance server」とは、汎用のサーバ機やOS、サーバソフトを組み合わせて利用する場合と比較して、特化したその用途に関しては価格性能比に優れ、導入や管理が容易という特徴があり、特定の機能や用途に特化したサーバ製品のことをいう。
代表的なものだけでもキャッシュサーバ、ファイルサーバ、プロキシサーバ、ゲートウェイサーバ、Webサーバ、ストレージサーバ(NAS)やメールサーバ、DNSサーバ、認証サーバ、ロードバランサ（負荷分散サーバー）、ファイアウォール専用機など多種多様で、小規模なシステムでは少数の汎用サーバに複数の役割を持たせた方が有利な場合も多いともいえる。
これ以外に、大規模システムではアプライアンスサーバの組み合わせが適している場面が多く存在する。ちなみに、「アプライアンス」とは、「特定の用途のために使用されるよう最適化された機械や器具」を指す。