ITストラテジスト試験(IT Strategist examination)とは、情報処理関係の国家試験であり、企業の経営戦略に基づくIT導入の計画・推進に関する高度な専門知識を持っていることを認定する試験といわれている。
経済産業省の指定試験機関である独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の情報処理技術者試験センター(JITEC)によって年に1回、秋に行われている。
本試験は、省庁・官庁での階級評価試験として認知されており、公認会計士試験、税理士試験、国家公務員I種採用試験などとともに試験で計ることのできる最難関の試験として評価することが多く、難易度は国家試験の中でも非常に高く、公認会計士試験や税理士試験と同程度か、それ以上とも言われている。
IPAは対象者を「高度IT人材として確立した専門分野をもち、企業の経営戦略に基づいて、ビジネスモデルや企業活動における特定のプロセスについて、情報技術を活用して改革・高度化・最適化するための基本戦略を提案・策定・推進する者としている。
このITストラテジスト試験は旧制度のシステムアナリスト試験と上級システムアドミニストレータ試験を統合・発展させたもので、2009年度の制度改正で新たに導入された試験である。
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